ユヴァル・ノア・ハラリのレビュー一覧

  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編

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    本の最初にこんな言葉が。
    「絶滅し、失われ、忘れられたものたちへ。
    集まって形をなしたものは、いずれかならず崩れて塵と消える。」
    ーユヴァル・ノア・ハラリ

    これは過去形で書かれているが、
    全ての存在に当てはまる普遍的なことなのでは?
    ホモ・サピエンスだけがこの法則の例外・・・
    なんていうことは考えられない。

    「本の流れ」
    600万年前
    ヒトとチンパンジーの祖先が分かれる

    250万年前
    アフリカで人が出現。最古の石器

    200万年前
    ヒトがアフリカからユーラシアへ広がる
    ヒトが複数の種に進化する

    50万年前
    ヨーロッパから中東でネアンデルタール人が出現

    30万年前
    火が日常的に使用され

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    2021年08月05日
  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー

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    コロナ禍により、私達の生活は大きな変化を経験している。
    コロナが収束した後も、もはやもとの生活に戻るとはなく、新たな生活様式が確立されるとよく言われる。
    反グローバーリズム、フェイクニュースの反乱、監視社会、気まぐれな指導者の出現・・。心配になる状況が次々に現れるが、本書を読むと未来に希望が持てる。

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    2021年05月05日
  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編

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    大判マンガで子どもと一緒に読めるかも、と思って買ったら自分がハマってしまった!虚構が人類を人類たらしめている。兼ねてからのさまざまな疑問が一つに繋がり、自分のやりたいことがまた一つ明らかになりました。

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    2021年05月07日
  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編

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    猫に色々な種類がいるように、以前は人間にも多くの種類がいた。しかし現在地球上にいるのはそのうちのサピエンスだけだ。この謎と影響を教えてくれるサピエンス全史の漫画版。やはりビジュアルが有ると理解しやすい。
    自然界は通常何万年もかけて変化に対応してきた。しかし、サピエンスは余りにも急速に世界中に進出・対応し、その為地球をがらりと変えてしまう事となった。
    人間は当初サバンナの負け組であり、その為人間は今でも不安でいっぱいであり、いつでも自分の立場を気にしている。
    こんな人間が生態系のトップに躍り出たため、人類は二倍も残酷で危険な生物になってしまった。戦争も生態系の破壊も、歴史上の大惨事は人類が急に頂

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    2021年05月02日
  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編

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    上下巻になってる本編の方も読んだけれど、
    歴史が始まって人間の経済活動の記述もあったような。対してこちらは、ホモサピエンスが地球上に広がって…の方がウエイトが大きかった気がした。先に読んだ本編の方もまた読み直したくなったし、まぁ、とにかく幅広く楽しめてアカデミックな気持ちになれるし学んだなぁという自己満足が得られる。
    あちらを読んだときにも感じたことだけれど欧米文化を中心としても描いてあり、(もちろんこちらもだけれど)違和感に気が付くかも。
    マンガ形式だけれど読みにくい(それはコミックの文化の違いもあって)のだけれど、慎重にじっくり少しずつ読み進めて堪能できた。

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    2021年04月21日
  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編

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    大好きな『サピエンス全史』のコミック版。
    今回は「人類の誕生編」ということで、単行本の上巻の前半部分(全体の1/4)に当たる内容が描かれていた。

    一度単行本を読んだ身としては要点の復習として良かった。逆に、本編を読んだことがない人も、読みやすいと思う。

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    2021年03月27日
  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編

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    サピエンスなんてやめてしまいたいと思う。

    テレビなどの「無人島探検」とか今までワクワクして見てたけど、
    無人島に人間が上陸した途端に、環境破壊して動植物の種類がガクンと減る、と知り、
    もう、未開の地開拓とか、無人島で新種の虫発見とか、深海で未確認生物探索とか、
    もうやらなくてもいいのでは無いかと思う。

    サピエンスであることが悲しい。

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    2021年03月19日
  • クリーンミート 培養肉が世界を変える

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    この本を読んで衝撃を受けたこと:
    肉牛を育てるためには大量の水と牧草が必要なため、環境負荷が高い。

    この本を読んで実行すること:
    牛肉を食べるのは2週間に1回程度にする。

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    2021年02月16日
  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー

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    コロナ後の世界をより良くするためのは、グローバルな連帯、民主的な責任の負担、科学への信用が大事、との指摘は腹落ちする。

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    2021年02月07日
  • クリーンミート 培養肉が世界を変える

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    自分の世界を広げてくれたという意味では、ここ1〜2年でもトップクラスに面白かった。

    動物の肉を食べるためには、
    ・家畜が機械のように、量産され虐待とも取れる扱いを受けなければならない
    ・そのために広大な土地が必要で、森林が伐採されている
    ・その家畜の排泄物などによる土壌、水質汚染や、温室効果ガスの増加も伴う
    ・大量の家畜のための大量飼料が必要で効率が悪い
    と言った多くの問題がある。

    そんなことほぼ考えたことなかったが、人口が増え続ける今、これらの問題は向き合わなければならない課題なんだと痛感した。
    そしてそれを解決しようと立ち上がっている人が増えてきていて、技術的にもかなり実現が近づいてい

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    2021年02月06日
  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編

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    面白かった。火の鳥をハラリさんが書いたって感じ。ハラリさんの本読んでみようと思う。
    グローバリズムっていうのかな?
    「虚構のために現実の人間を苦しめてはいかん」
    印象に残ったのは、ゴリラかな?は一夫多妻制で、ボノボだっけかな?はシングルマザーだったかレズビアンが多いってとこ。サピエンスはヒトって意味とか、全世界中の人たちがホモ・サピエンスという同じ種?であることとか。
    ヒトに近い霊長類ですらさまざまな夫婦?形態、恋愛?形態だし、
    本とは別だけど、カクレクマノミなんかは、雌雄転換するわけでしょ。
    自然界の動物みれば、同性愛もシングルマザーも性転換も何ら不自然なことではなく自然なんだなあと勉強にな

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    2021年02月08日
  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編

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    サピエンス全史は、何度読んでも良い。
    人間がどういう生き物なのか、最もコアな部分が見えてくる。
    次も出るのかな?楽しみ!

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    2021年01月31日
  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編

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    インターナショナルな高校生たちとユヴァル・ノア・ハラリさんがネットで対談している番組がすごくおもしろかった。その中で取り上げられていたのが「サピエンス全史」

    こりゃちょっと読んでみたい!
    と思って買ったらすごい分厚さで驚いた~
    でもマンガなのでわかりやすいしすい理解しやすかったのよね

    人類の誕生から進化
    少なくとも6種類はいたであろう人類の仲間たち(ネアンデルタール人やデニソワ人)はなぜ絶滅して、力の弱いホモ・サピエンスが残ったのか?
    自然淘汰?仲間割れ?サピエンスが絶滅に追い込んだ?
    そして人類は地球上の生物を絶滅に導く凶悪犯でしかないのか?

    興味深かったのは番組の対談の時にも話題にな

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    2021年01月29日
  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー

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    大きな視点からコロナウイルスに立ち向かう読み応えのある提言です。
    世界規模で協力して早急にコロナウイルスを封じ込めることが必要。
    でないと何処かで変異した強毒なウイルスが世界中に拡散しかねない。
    印象に残った文章
    ⒈ イラン人や中国人により良い医療を提供すれば、イスラエル人やアメリカ人を感染症から守る役に立つ。
    ⒉ 重大な分岐点ー「皮下」監視
    ⒊ 緊急事態の一時的な措置は後まで続く
    ⒋ 平均寿命は過去200年間に、全世界では40年未満から72年へ、一部の先進国では80年超へと跳ね上がった。

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    2021年01月12日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    ネタバレ

    1人めの養老先生の「私の人生は「不要不急」なのか?」という問いでガツンと来る。数に限りがある人工呼吸器を若い患者、高齢の患者どちらに使うかで、現実にトロッコ問題が発生しているとは。「トライアル・アンド・エラー」ではなく「トライ・アンド・エラー」という表現は相変わらず気になる。伊藤隆敏さんのページにもあるように現金給付は一律じゃなくてもよかったんじゃないかと思う。ブレイディみかこさんのページにあるように普段質問しなかった子がオンラインだと質問するようになったみたいな予想していなかった変化は今後も起こるだろう。

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    2020年09月22日
  • クリーンミート 培養肉が世界を変える

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    細胞を培養して畜産品を作るベンチャー企業たちのお話し、医療の世界ではすでに皮膚移植等に使われている技術を、食品や装飾用レザーに使うらしい。

    細胞を培養する際に使用する酵素は、遺伝子を操作する必要があるらしいのだが、実は今でもチーズの発酵に不可欠なレンネットという物質は、遺伝子操作により作られているそうだ。

    現在の酪農には問題点が多く、畜産動物が排出するし尿や二酸化炭素による環境汚染、飼料を大量に栽培するために森林を伐採している事、生産効率重視のための劣悪な飼育環境、そして何より人間の欲望のために、日々たくさんの動物が殺されているという事だ。

    食肉培養にはコスト削減や消費者心理など、まだま

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    2020年08月09日
  • クリーンミート 培養肉が世界を変える

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    試験管で作られるクリーンミートに関して、それに関わるベンチャー起業家を何人もとりあげ、その産業の立ち上がりを描いた本。著者アメリカの動物愛護団体の代表を務める。

    感想としてはクリーンミートのメリットも分かり、近未来的なものとして食べてみたくなった。正直、平凡な日本人としてはこの本に出てくる起業家のような、家畜の動物虐待を真剣に受け止める感性を持っていない。しかし、逆を言えば、不自然な食品というものに対する抵抗もないわけで、自分自身が特に気にしない人間だということがわかった。

    最後の方のフランクリンの話やケロシン、車の発明の話にあるように、信条を変えるよりは行動を変えてしまうのが一番なのだと

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    2020年05月17日
  • クリーンミート 培養肉が世界を変える

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    米国における細胞農業のノンフィクション。人口爆発と肉食する人類増加に向けた対策をフードテックで取り組む人たちの紹介。
    試験管で作られる「肉」を非現実的と思うことなかれ。まだ普通の畜産よりは高いけど、いずれ解決されると思った。
    市場に受け入れられるイメージを作るには、畜産品には肉1kg作るのに、9倍のエネルギーが必要なこと、サルモネラ等の汚染リスクがあること(だから必ず完全に火を通さないと食べれない)、過剰な抗生物質が使われていることを訴求することが重要。それと畜産動物の扱われ方の紹介して、ショックを与えてから、クリーンミートの安全性をアピール!
    かつ、最終的には値段が下がらないとダメだが。

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    2020年05月10日
  • クリーンミート 培養肉が世界を変える

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    何かを変えたいなら、新しいモデルを築いて、既存のモデルを時代遅れにするしかない。
    バックミンスターフラー


    誰を巻き込むか、
    そのために、何を大義にするか

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    2020年04月11日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    めちゃんこ面白かった。世の中はこんな状態なのかという恐怖ばかりが目立つけど、人生100年時代ははじまったばかり。とほほ

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    2020年02月14日