ユヴァル・ノア・ハラリのレビュー一覧

  • ホモ・デウス 上 テクノロジーとサピエンスの未来

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    サピエンス全史は全体的に過去から現在までのホモ・サピエンスの歩み、ホモ・デウスは未来にどうなっていくのかが全体のトピックとなっています。「ホモ・デウス」を直訳すると「神の人」という意味なのですが、古代エジプトやメソポタミア、宗教改革時のヨーロッパの状況等、様々な角度からの深い歴史考察に対し、何か自分も頭が良くなったと錯覚しちゃう良書です。㊦巻も楽しみだな~。

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    2024年02月04日
  • 21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考

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     単行本が出版された時に読んだのだが、途中で放り出したままになっていたのだが、サピエンス全史が文庫本化されたのを契機に、サピエンス全史、ホモデウス、21Lessonsと全て文庫で読み直しました。
    21Lessonsはあまりにも取り扱う分野が広くてどれだけ理解したのかわからないのですが、サピエンス全史から通読したのでやっと征服した感を得ることができました。この21Lessonsの中で最後のLessonは「瞑想」なのですが、ユヴァル・ノア・ハラリは2000年にヴィパッサナー瞑想のレッスンを受けて、それ以降まいにち2時間の瞑想と毎年1か月から2か月の瞑想修行を続けているそうです。この瞑想の実践が提供

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    2024年01月31日
  • ホモ・デウス 下 テクノロジーとサピエンスの未来

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     文庫本が出たので再読しました。サピエンス全史に比べると、妙に説明が長くわかり辛いと思っていたのですが、考えてみれば過去の歴史の場合の説明とまだ起こっていない未来についての説明ではその困難さが大きく違うのは当たり前です。未来のことは誰もわからないので、未来予測はほとんど当たることはありません。
     でもこの本の秀逸なところは、サピエンスの行く末についてその根源的な方向性について語っているところです。きっとハラリは、この本を書くために、「サピエンス全史」を書いたんじゃないかと思うのです。
     というのも、現在我々は自由主義という経済体制と民主主義という政治体制の下で生活をしていますが、それぞれの体制

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    2024年01月02日
  • ホモ・デウス 下 テクノロジーとサピエンスの未来

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    (上下巻まとめて)
    サピエンス全史で、ヒトは物語を創造しこれを基盤に大勢が協力することができたから他の動物の上に君臨できた、という著者の考え方のベースはだいたいつかめていたので、スムーズに読み始めた。
    「全史」の上に積み重ねるようにして展開する未来予測。知能と意識を分けて考え、生命はアルゴリズムか?と問う。私たちが普段考えている「感情」が脳の働きから来ることを考え、自由意思はあるのか?と問題提起。欲望や選択という行為は自由だ、と考えたいが、その欲望自体が遺伝子コードを反映していると解釈しないと、ダーウィン流の”自然選択”の出番がなくなる、と説明する。なるほど、だとすれば、生命はアルゴリズムだ、

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    2023年12月12日
  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編

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    何万年・何十万年前には、今の人類=ホモ・サピエンス以外にも、ホモ・エレクトス、ホモ・デニソワ、ホモ・フローレシスエンシス、ホモ・ネンデルターレンシスたちが存在して、生息していた。

    火の使用は人類と他の動物を隔てる最初の大きな溝になった。
    この力はいつどこで使うか選べるから、無数の仕事に利用することができた。
    さらに重要なのは、肉体的な限界が関係ないってことだ。
    火打ち石があれば、女性1人でも数時間で森を丸ごと焼き払うことだってできる。
    火を手なずけたのは先触れだった。これが原子爆弾に到る最初の重要な一歩だったんだ・・・

    7万年ぐらい前、サピエンスは急激に世界中に広がっていった。
    でもアフリ

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    2023年08月27日
  • 漫画 サピエンス全史 文明の正体編

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    言葉悪いが手っ取り早く原作を理解するには、マンガアプローチはありがたい。原作後に読みましたが、頭の中でイメージが沸くようになりました。

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    2023年08月17日
  • ホモ・デウス 下 テクノロジーとサピエンスの未来

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    流石のハラリ先生。
    最終章のデータ教の理解は深い。

    自由主義と社会主義で勝った理由も、どちらが素晴らしい概念とかではなく、データ処理が早かったから。
    人間が霊長なのも、動物よりもデータ処理アルゴリズムが的確で、フローが多かったから。
    理解として、分かりやすくて面白い。
    なら、AI全盛期の今、人間ってデータ処理スピード遅いし、要らないですよね?という結論になるのは至極真っ当で。

    それに対する別の見立てというかオチも良い。
    かなり面白かった。

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    2023年07月29日
  • 21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考

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    ネタバレ

    いくつかの主題ごとに作者が設定したテーマをもとに考えを述べていく本書。最初に書かれている通り、その後読者がどう考えるのか、を期待して描かれている。

    『サピエンス全史』では過去を、『ホモ・デウス』では未来を、本作では現在を描いている。
    テクノロジー面の難題。テクノロジーが発展することにより、労働がAIに取って代わられるようになる。これはグローバリゼーションに伴い国際的な問題になりかねない。また、テクノロジーの発展が種の選別に繋がるかも知れず、それのキーワードとなるのは情報である。

    労働に当てられていた時間を余暇などに当てられ、生活費などを気にしないで生きていける世の中になって欲しいと思ってし

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    2023年07月27日
  • ホモ・デウス 下 テクノロジーとサピエンスの未来

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    人類に対して警告を与えているようであり、多少の恐怖も感じた。特に、生き物はアルゴリズムであり、予言ではなく可能性として論じているところに背筋を冷たくさせる。自分自身を含めた生き物をたとえ比喩でもアルゴリズムと思ったことなどなく、それが現実の可能性として描かれている点が恐怖でもあり、自分はどう生きていくべきかと本気で考えさせられる。
    以下、印象的な一文。
    「自動車が馬車に取って代わったとき、私たちは馬をアップデートしたりせず、引退させた。ホモ・サピエンスについても同じことをする時が来ているのかもしれない。」

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    2023年04月25日
  • ホモ・デウス 下 テクノロジーとサピエンスの未来

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    前著「サピエンス全史」に続き、現代最大の知性によるとてつもない想像力と構想力、思想は圧倒的。
    科学革命により人類が強大な力を得た結果、人間至上主義、自由市場資本主義が世界を支配し、人類が神となり人間の中にこそ神聖な価値の源泉があるとされるようになった。そして現在、世界はデータ至上主義に飲み込まれつつある。そこでは最終的に人間は単なるデータチップとなり、人間性の価値は溶けてなくなるという。実際自分もスマホやgoogleに頼り切きった生活を送っているのに気づいて心底ゾッとする。将来、意思のないネットワークシステムに人間が完全に支配、制御されるということは考えにくいけれども、大変気味の悪い未来になる

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    2023年04月23日
  • 21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考

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    ・自由民主主義や自由貿易は完璧な制度ではないが、最善の制度ではあるというのが21世紀の答えになっているが、果たして今後もそうだろうか。データ社会となり、頭のいいAIが理論上最適解を導ける社会が到来したとき、無知の人間に等しく投票させる自由民主主義は好ましいのか。最も納得感のある制度であることは間違いないが、正しい解を導けるかは分からない。
    ・チャンスを掴む人間というのはチャンスを掴む準備をしていた人間であり、何もしていない人間は、どんなに社会が機械化、AI化したとしても、棚ぼた的な成功はつかめない。今後の世の中というのは、より格差が生じる社会となる。

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    2023年02月04日
  • 人類の物語 Unstoppable Us ヒトはこうして地球の支配者になった

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    ネタバレ

    読みやすい本ですのでほとんどすべての世代の人たちが読むことが出来ます。

    一応は人間達は全体としては、この地球上の生命の中では大変な強者であり、それだからかこそ現在まで生き残ってきている。

    «〖私たちの祖先が、今ある世界を作り上げてきた。未来の世界がどんなものになるかを決めることが出来るのは私たちだ。
    この世界を今のようにしたのは人間です。そして人間は、この世界を変えることができます。もしも世界に何かひどいことがあると思えるなら、もしかしたらあなた自身の力で、もっと良いものに変えることが出来るかもしれません。〗»

    インドネシアフローレス島の滅びた小型の人類
    小型の人とネアンデルタール人とで

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    2023年01月23日
  • 人類の物語 Unstoppable Us ヒトはこうして地球の支配者になった

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    600万年前とも言われる人類の誕生からホモサピエンスが世界に広がっていったところまでを小学生にも分かりやすく解説したもの。
    この期間における重要で知っておくべき基本的な事項を学習することができる。
    当然ながら我々大人にとっても知っておきたいことが多い。

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    2023年01月22日
  • 漫画 サピエンス全史 文明の正体編

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    ネタバレ

    社会通念というものの一部は、集団秩序をつくるただのツールであり、一部の人たちが利益を獲得・保持するために在るもの。人類の歴史を概観しながら、解説してくれる。

    「良い秩序」をもつ社会集団とはどんな状態なんだろう?
    そのためにどんな「想像上の虚構」が必要になるのだろう?
    との課題に誘う。

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    2023年01月10日
  • 「常識」が通じない世界で日本人はどう生きるか

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    ネタバレ

    イノベーションを促する為には考え形の異種混淆が必用らしいです。

    日本人は年配者へ敬意を持つ道徳を持ちつつ高い均質性を持った民族であり、既存のパラダイムへ批判をしないが故にイノベーションが起きにくいようです。

    解決案としては、多様性のある環境下での若者の教育を実施すべきとの事です。

    私自身、海外への留学経験も無く同調圧力が働く会社で働いてますので、先ずは私自身が社内の若者へ少しでも意見や改善案を発せられる環境作りを目指していきたいと思いました。

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    2023年01月09日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    ネタバレ

    ジャレド・ダイアモンド氏、ユヴァル・ノア・ハラリ氏、リンダ・グラットン、ニック・ボストロム氏、ダニエル・コーン氏、ウィリアム・J・ペリー氏、ジョーン・C・ウィリアムズ氏、ネル・アーヴィン・ペインター氏の世界の識者8名の方への大野和基さんのインタビュー編です。

    8名の方々のインタビューからはとても思うことや共感することがありました。
    本書を制作されたPHP新書を始めとする方々、インタビューアーの大野和基さんは、観点がとても素晴らしいです。
    本書のテーマに共感せざるをえない日本人が大勢いるはずの内容です。

    ただしとても残念なことですが、日本人の問題点は、本書の内容を受け止めていくべき存在の多く

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    2022年12月18日
  • 人類の物語 Unstoppable Us ヒトはこうして地球の支配者になった

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    人類の武器は、周りの人に物語を信じさせ
    協力しあうこと。一個体では弱くとも、
    集団では強い。

    これは、是非使おうと思う。
    個人プレーから、脱却して、
    周りの力を集めて、大きなことをなしとげたい。

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    2022年12月10日
  • 21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考

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    ネタバレ

    おもしろかった。
    ニュースで気になっていたりしたとことについて、著者なりの整理をつけて解説してくれて、そうそう!そうなの!ってうなづいたり、もやもやしていた出来事への解説がすごく丁寧で気持ちが晴れた。
    すごくありがたい。この本を読んだ人たちと話したい。

    以下引用———————
    ブレグジットに関してのリチャードドーキンス)
    一般大衆は、判断に必要とされる経済学と政治学の予備知識を欠いていたからだ。「アインシュタインが代数学的な処理をきちんとこなしていたかどうかを全国的な投票を行なって決めたり、パイロットがどの滑走路に着陸するかを乗客に投票させたりするようなものだ(3)」  ところが是非はともか

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    2022年09月13日
  • クリーンミート 培養肉が世界を変える

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    畜産が環境に多大な負荷をかけていること、畜産が動物に苦痛を与えていること、畜産肉はどうしても不衛生であること等、もう少し社会に広く認知されたら良いのにと思う。コストの問題を早く解決して、社会に培養肉が広まってほしい。そのための研究にお金が集まってほしい。

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    2022年08月28日
  • 21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考

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    ー 人間は、事実や数値や方程式ではなく物語の形で物事を考える。 そして、その物語は単純であればあるほど良い。どんな人も集団も国家も、独自の物語や神話を持っている。だが二〇世紀には、ニューヨーク、ロンドン、ベルリン、モスクワのグローバルなエリート層が、過去をそっくり説明するとともに全世界の将来を予測するという触れ込みの、三つの壮大な物語を考え出した。 ファシズムの物語と、共産主義の物語と、自由主義の物語だ。

    ファシズムの物語は、異なる国家間の闘争として歴史を説明し、他のあらゆる人間の集団を力ずくで征服する一つの集団によって支配される世界を思い描いた。 共産主義の物語は、異なる階級間の闘争として

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    2022年08月14日