ユヴァル・ノア・ハラリのレビュー一覧

  • 人類の物語 Unstoppable Us ヒトはこうして地球の支配者になった

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    ネタバレ

    読みやすい本ですのでほとんどすべての世代の人たちが読むことが出来ます。

    一応は人間達は全体としては、この地球上の生命の中では大変な強者であり、それだからかこそ現在まで生き残ってきている。

    «〖私たちの祖先が、今ある世界を作り上げてきた。未来の世界がどんなものになるかを決めることが出来るのは私たちだ。
    この世界を今のようにしたのは人間です。そして人間は、この世界を変えることができます。もしも世界に何かひどいことがあると思えるなら、もしかしたらあなた自身の力で、もっと良いものに変えることが出来るかもしれません。〗»

    インドネシアフローレス島の滅びた小型の人類
    小型の人とネアンデルタール人とで

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    2023年01月23日
  • 人類の物語 Unstoppable Us ヒトはこうして地球の支配者になった

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    600万年前とも言われる人類の誕生からホモサピエンスが世界に広がっていったところまでを小学生にも分かりやすく解説したもの。
    この期間における重要で知っておくべき基本的な事項を学習することができる。
    当然ながら我々大人にとっても知っておきたいことが多い。

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    2023年01月22日
  • ホモ・デウス 上 テクノロジーとサピエンスの未来

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    人類はこれからどこへ向かっていくのであろうか。私たちが生きていく時に思う人類全体としての未来。テクノロジーの発展により不死と幸福を追求することが目的となり、神聖さも獲得しかけている人類。ただし、そのために生きている意義、といった内面的なものは無くなっていってしまう。新たな観念的な考え方であるデータ至上主義により、人類の個人としての経験はたいした意味を持たず、人類としての経験が今を有するようになるといった悲しい未来になる可能性があると筆者は主張している。
    示唆に富んでいるだけでなく、歴史からの学びを重視しておる歴史学者ならではの視点で語られており、とっても勉強になる一冊だった。
    また、文庫版の序

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    2023年01月16日
  • 漫画 サピエンス全史 文明の正体編

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    社会通念というものの一部は、集団秩序をつくるただのツールであり、一部の人たちが利益を獲得・保持するために在るもの。人類の歴史を概観しながら、解説してくれる。

    「良い秩序」をもつ社会集団とはどんな状態なんだろう?
    そのためにどんな「想像上の虚構」が必要になるのだろう?
    との課題に誘う。

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    2023年01月10日
  • 「常識」が通じない世界で日本人はどう生きるか

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    イノベーションを促する為には考え形の異種混淆が必用らしいです。

    日本人は年配者へ敬意を持つ道徳を持ちつつ高い均質性を持った民族であり、既存のパラダイムへ批判をしないが故にイノベーションが起きにくいようです。

    解決案としては、多様性のある環境下での若者の教育を実施すべきとの事です。

    私自身、海外への留学経験も無く同調圧力が働く会社で働いてますので、先ずは私自身が社内の若者へ少しでも意見や改善案を発せられる環境作りを目指していきたいと思いました。

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    2023年01月09日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    ジャレド・ダイアモンド氏、ユヴァル・ノア・ハラリ氏、リンダ・グラットン、ニック・ボストロム氏、ダニエル・コーン氏、ウィリアム・J・ペリー氏、ジョーン・C・ウィリアムズ氏、ネル・アーヴィン・ペインター氏の世界の識者8名の方への大野和基さんのインタビュー編です。

    8名の方々のインタビューからはとても思うことや共感することがありました。
    本書を制作されたPHP新書を始めとする方々、インタビューアーの大野和基さんは、観点がとても素晴らしいです。
    本書のテーマに共感せざるをえない日本人が大勢いるはずの内容です。

    ただしとても残念なことですが、日本人の問題点は、本書の内容を受け止めていくべき存在の多く

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    2022年12月18日
  • 人類の物語 Unstoppable Us ヒトはこうして地球の支配者になった

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    人類の武器は、周りの人に物語を信じさせ
    協力しあうこと。一個体では弱くとも、
    集団では強い。

    これは、是非使おうと思う。
    個人プレーから、脱却して、
    周りの力を集めて、大きなことをなしとげたい。

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    2022年12月10日
  • 21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考

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    おもしろかった。
    ニュースで気になっていたりしたとことについて、著者なりの整理をつけて解説してくれて、そうそう!そうなの!ってうなづいたり、もやもやしていた出来事への解説がすごく丁寧で気持ちが晴れた。
    すごくありがたい。この本を読んだ人たちと話したい。

    以下引用———————
    ブレグジットに関してのリチャードドーキンス)
    一般大衆は、判断に必要とされる経済学と政治学の予備知識を欠いていたからだ。「アインシュタインが代数学的な処理をきちんとこなしていたかどうかを全国的な投票を行なって決めたり、パイロットがどの滑走路に着陸するかを乗客に投票させたりするようなものだ(3)」  ところが是非はともか

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    2022年09月13日
  • クリーンミート 培養肉が世界を変える

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    畜産が環境に多大な負荷をかけていること、畜産が動物に苦痛を与えていること、畜産肉はどうしても不衛生であること等、もう少し社会に広く認知されたら良いのにと思う。コストの問題を早く解決して、社会に培養肉が広まってほしい。そのための研究にお金が集まってほしい。

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    2022年08月28日
  • 21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考

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    ー 人間は、事実や数値や方程式ではなく物語の形で物事を考える。 そして、その物語は単純であればあるほど良い。どんな人も集団も国家も、独自の物語や神話を持っている。だが二〇世紀には、ニューヨーク、ロンドン、ベルリン、モスクワのグローバルなエリート層が、過去をそっくり説明するとともに全世界の将来を予測するという触れ込みの、三つの壮大な物語を考え出した。 ファシズムの物語と、共産主義の物語と、自由主義の物語だ。

    ファシズムの物語は、異なる国家間の闘争として歴史を説明し、他のあらゆる人間の集団を力ずくで征服する一つの集団によって支配される世界を思い描いた。 共産主義の物語は、異なる階級間の闘争として

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    2022年08月14日
  • 21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考

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    怒涛の5冊買いの2冊目は、ハラリの21Lessonsです。21世紀をどういきるのか、知の巨人の未来への羅針盤です。

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    2022年06月09日
  • コロナ後の未来

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    コロナ媧が社会に与えた影響を、複数の角度から考える切っ掛けを与えてくれる、とても興味深い本だった。掲載された先生方のそれぞれの本も読んでみたい。

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    2022年05月06日
  • コロナ後の未来

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    日本の生きる道はアメリカにつくしかない。
    切なすぎます。
    自分で道が開けるようにコロナ後の未来を考えさせられる一冊でした。

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    2022年04月27日
  • 21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考

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    なんて書いてあるか本当に分からんかったです。
    ただ、辛うじて読み取れた所はいくつかあって、私一人の生活にはあまりにも多くの人が関わっているから、顔が分からない人でも遠くに住んでいる人でも倫理的な責任を負わなくちゃいけない。即ち、困っている人がいたら助けてあげなくちゃなーとは思いました。

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    2022年03月28日
  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編

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    サピエンスは、こうして世界中にはびこったのか…と理解できる作品。
    猿から進化したと言われても、猿がいきなり今のヒトになるわけでは勿論なく。
    その過程では、他の人類の淘汰や、石器時代からの環境破壊があり。。ああ、現代の気候変動の問題だって、サピエンスの進化の延長線上のものなんだ。必然的な。
    さあ、、フィクションを信じ、何万人もが協力し合えるサピエンスは、即座に行動変容が可能という特技を生かして、これからも永く繁栄できるのか。
    「賢さ」一歩及ばす、現状を見誤って自滅の道を歩むのか。。

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    2022年03月25日
  • 漫画 サピエンス全史 文明の正体編

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    イラストがオシャレで可愛い。いかにして人種差別/男女差別が作られてきたか、社会的な構造に影響してきたかという部分を理論的に説明している。なんとなく学校や本でのざっくりとした歴史的人種差別(ジム・クロウ法やアパルトヘイト撤廃のくだり)については学んできたつもり、だった。実際は何十年ものの時間と共に偏見、経済的な負の連鎖、そしてそれを正当化する人々と文言が奴隷解放後も何百年も尾を引く結果を形作っていたのだ。
    人種差別はいけない。多くの人がこれに賛同するはずだが、その"中身"をしっかり学ぶかそうでないかでその重みはずっしりとのしかかってくる。

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    2022年01月25日
  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー

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    2021年12月に読んだため、少し状況が変わってきてはいたが(こき下ろされているトランプ政権が終わっているなど)、ハラリ氏の明晰な世界分析が冴え渡る書籍だった。
    感染状況よりも、その非常事態の中で緊急的に執られる措置の多くがコロナ後も効力を発揮し続けるであろうことに警鐘を鳴らす。テクノロジーと独裁が結び付くことで、かつてなかったレベルの監視社会が実現してしまうと。
    そして、人類が種としてコロナに打ち勝つことは疑う余地がないとしつつ、これを、人類の強力と信頼の機会とするのか、グローバルな協力体制を築けず安定した未来に向けた体制を構築できなかった敗北の歴史の契機とするのかは、非常事態を生きる今の我

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    2021年12月15日
  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編

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    マンガになっているので、とっつきやすかった。書籍版は、話題になっているのは知っていたけれど、暑い&事例が多い、で読めていませんでした。
    サピエンス全史書籍版や21Leesonsの入門としていいのかもしれません。

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    2021年12月03日
  • 漫画 サピエンス全史 文明の正体編

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    『文明』とは?!
    農業革命からヒエラルキーの成立、そして人種差別やジェンダー問題まで。
    本で読んだ時よりもやはり、こういった媒体になると読みやすく理解しやすい。とは言え理解できないのが人間。
    また繰り返し読むし、次回作も読むし、前の巻からも読みたいし。
    知的好奇心を満たしてくれるだけではなく考える事を指し示してくれる。

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    2021年11月23日
  • クリーンミート 培養肉が世界を変える

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    SDGsが叫ばれている中で、工業的畜産の現状による環境破壊等は今に響く内容で面白かった。
    今後は、培養肉等がこれまでの牛肉や牛乳、卵、鶏肉にとって変わる世界になることを期待したいと思う。

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    2021年08月31日