ユヴァル・ノア・ハラリのレビュー一覧

  • ホモ・デウス 下 テクノロジーとサピエンスの未来

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    テクノロジーの進化によって手に入れた新しい力は、自分たちを至高の存在と思い込んでいる人類をどう変えるかの考察…

    ある一握りの人間が圧倒的な力を手に入れた神となり、無用階級の人間が増えていくというのは、今のプラットフォーマーが絶大なパワーを持つこの世界の果てにある世界なのかもしれない。

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    2024年08月21日
  • ホモ・デウス 上 テクノロジーとサピエンスの未来

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    ネタバレ

    人類がこれまで戦ってきた飢餓・病気・戦争は良くも悪くも危機がさっていき、新しい時代に突入しようとしている。
    人間はどこはゆくのか、著者の答えは神になること=デウスになることだと言う。あらゆる他の生き物を従えるどころか、生命を生み出し、操ることのできる能力はもはや神と呼ぶに相応しい…

    単なる歴史解説に留まらず、宗教や科学の話もとっても面白い。自分は生命についてアルゴリズムの集合体というイメージに肩入れしてしまい、神の存在など考えたこともなかったが、言われてみると自己意識ってなんだろう…とか、なるほど宗教ってこういうことなんだなぁ…と前書に続いて気付かされることが多い。

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    2024年08月16日
  • 漫画 サピエンス全史 歴史の覇者編

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    ホモサピエンスがどのように我々に変化していったのかを、描くサピエンス全史の漫画バージョン。今回は「歴史の覇者」編です。
    歴史の方向性はどのように決まったのか?なぜ対立がずーとあるのか?誰かが言うように陰謀があるのか?裏で誰かが糸をひいいているのか。
    なぜ、ホモサピエンスがその他の動物と違って今の隆盛を誇るようになったのかを色々な観点から考察していきます。なんか、堅苦しい感じがするが、漫画なので楽しいです。
    歴史上バラバラだったホモサピエンスがどのように統一されてきたのか?
    その有力な原動力として 帝国 貨幣 宗教 をあげて検証していきます。
    はたして、どの要素が世界をわりと一つにしたのでしょう

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    2024年07月28日
  • 21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考

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    今の捉え方について、納得感のある理論をもとに語られていた。問いかけの力がすごい。
    虚構のおかげで進化したが、今は虚構のせいで狭苦しい世の中だと。自己•感情というものは、確固とした実態があるのではなく生化学アルゴリズムにすぎない。そんな中でどう生きるのか。

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    2024年07月10日
  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編

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    原作と一緒に読んでもいいし、これだけでも十分優れている。

    私は並行して「サピエンス全史」を読んでいたけど、ところどころダレる章があり、ペースが落ちるところがあった。漫画にはソレがない。

    一緒に読むと理解は深まるし、これだけ読んでも十分に楽しめると思う。

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    2024年06月02日
  • 人類の物語 Unstoppable Us どうして世界は不公平なんだろう

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    この本を、すでに世を去った人々、今を生きている人々、そしてこれから生まれてくる人々、すべてに捧げる。
    私たちの祖先が、今ある世界を作りあげてきた。未来の世界がどんなものになるかを決めることができるのは私たちだ。

    もくじ
    時間のながれ
    献辞
    はじめに そんなの不公平だ
    そしてそれは、ほんとうにあった物語だ
    第1章 すべてを支配する
    ・世界を変えた植物、穀類、コムギ
    ・かわいそうな動物の金メダル、銀メダル、銅メダルを決めるを分け合うのは、ウシ、ブタ、ニワトリではないだろうか。
    ・農耕民は動物を、人間の役に立つ間だけ生かしておく。何年かは長生きさせてもらえる。でもそのために動物たちが払う代償は大き

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    2024年05月03日
  • 人類の物語 Unstoppable Us どうして世界は不公平なんだろう

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    人間が「想像力」を駆使することで他の動物たちを支配し、環境を激変させるようになったことを描いた前作に続き、今回は「格差」がなぜ生まれてきたのかを解説しています。

    それは、人間の「スーパーパワー」である想像力と、それによって作り出された「物語」を共同体のメンバーが信じてきたこと、その物語に基づいて農耕を始めたことで「意図せざる結果」が生まれそれによって格差が広がっていったことなど、人類の歴史の根本的な流れが平易な文章で書かれています。

    現代社会で、多くの人々が信じている「共通の物語」がどのように広まったのか、その点についての解説は「別の物語」とのことで、次巻も期待したいと思います。

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    2024年04月17日
  • 人類の物語 Unstoppable Us ヒトはこうして地球の支配者になった

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    私たちが歴史を学ぶ意味を改めて考えさせてくれる一冊です。1人では大した力を持っていない(野生動物と一対一で向かい合えば、たいていの場合は勝つことができないくらいひ弱な)「人間」という生物が、地球を文字通り「支配」し、多くの動物を絶滅に追いやり、地球環境を破壊するほどのパワーを持つことができたのはなぜなのか。
    人間だけがもつ、そのパワーの正体と、それがどのように他の生物を圧倒して地球環境を激変させてきたのか、人類の「発展」の歴史(と、それによってもたらされた悲劇)を、小学生高学年くらいから中学生の子どもでも分かるように丁寧に説かれています。

    考古学の発見から想像できること、たぶん「確かだろう」

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    2024年04月14日
  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編

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    「絶滅し、失われ、忘れられたものたちへ。集まって形をなしたものは、いずれかならず崩れて塵と消える。」
    ユヴァル・ノア・ハラリ

    人間は自分達を頂点だと勘違いし、戦争をし地球を破壊し続ける。もしもネアンデルタール人が生き残っていたら、人間は別格だとは考えにくかったかもしれない。ホモ・サピエンスも動物の一種であるのに。

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    2024年03月16日
  • 人類の物語 Unstoppable Us ヒトはこうして地球の支配者になった

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    ホモサピエンス全史が多くの人の心を打つのが分かる。児童図書のこの作品で十分なくらい楽しい。
    Audibleで拝聴後、子どもに読み語りしたくて即ポチ。

    しかし、届いてみて絶望。

    人間がちょっとやそっとで音読できる量ではない。そりゃそうだ。Audibleでも5時間分。2時間弱だと思っていたのは3.3倍速で聞いてるから。(プチ承認欲求)
    ガチで読んでも向こう3ヶ月はかかるぞ。毎日くちびるをカサカサにしながらだ。唯一の利点は、読んでる最中に子どもが全員撃沈することくらい(笑)

    人類を地球の支配者たらしめたスーパーパワーとは一体何だったのか。私からしたら、その絶滅の量産にどんな悪意があったのかと思

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    2024年03月08日
  • 21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考

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    村上龍の「半島を出よ」を読んで、政治や経済や国際情勢や歴史に、興味と知識を持たないことは弱点だと気づいた。
    とにかくなんでもいいから読みたくて、有名な本書を読んだ。

    現代社会が抱える諸問題についてわかりやすく、面白く書いてある。
    世界と未来に関して自分も何かしなくてはと思った。

    もう一度読み直したい。

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    2024年02月26日
  • 21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考

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    テクノロジー、宗教、戦争などの様々な切り口で、我々が無意識に(だが冷静に考えてみれば根拠なしに)抱いてしまっている思い込みや偏見を明らかにしてくれる。

    世の中で起きている事柄について、多少なりとも見方が変わるような気付きをいくつか得られた。

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    2024年02月06日
  • ホモ・デウス 上 テクノロジーとサピエンスの未来

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    サピエンス全史は全体的に過去から現在までのホモ・サピエンスの歩み、ホモ・デウスは未来にどうなっていくのかが全体のトピックとなっています。「ホモ・デウス」を直訳すると「神の人」という意味なのですが、古代エジプトやメソポタミア、宗教改革時のヨーロッパの状況等、様々な角度からの深い歴史考察に対し、何か自分も頭が良くなったと錯覚しちゃう良書です。㊦巻も楽しみだな~。

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    2024年02月04日
  • 21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考

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     単行本が出版された時に読んだのだが、途中で放り出したままになっていたのだが、サピエンス全史が文庫本化されたのを契機に、サピエンス全史、ホモデウス、21Lessonsと全て文庫で読み直しました。
    21Lessonsはあまりにも取り扱う分野が広くてどれだけ理解したのかわからないのですが、サピエンス全史から通読したのでやっと征服した感を得ることができました。この21Lessonsの中で最後のLessonは「瞑想」なのですが、ユヴァル・ノア・ハラリは2000年にヴィパッサナー瞑想のレッスンを受けて、それ以降まいにち2時間の瞑想と毎年1か月から2か月の瞑想修行を続けているそうです。この瞑想の実践が提供

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    2024年01月31日
  • ホモ・デウス 下 テクノロジーとサピエンスの未来

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     文庫本が出たので再読しました。サピエンス全史に比べると、妙に説明が長くわかり辛いと思っていたのですが、考えてみれば過去の歴史の場合の説明とまだ起こっていない未来についての説明ではその困難さが大きく違うのは当たり前です。未来のことは誰もわからないので、未来予測はほとんど当たることはありません。
     でもこの本の秀逸なところは、サピエンスの行く末についてその根源的な方向性について語っているところです。きっとハラリは、この本を書くために、「サピエンス全史」を書いたんじゃないかと思うのです。
     というのも、現在我々は自由主義という経済体制と民主主義という政治体制の下で生活をしていますが、それぞれの体制

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    2024年01月02日
  • ホモ・デウス 下 テクノロジーとサピエンスの未来

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    (上下巻まとめて)
    サピエンス全史で、ヒトは物語を創造しこれを基盤に大勢が協力することができたから他の動物の上に君臨できた、という著者の考え方のベースはだいたいつかめていたので、スムーズに読み始めた。
    「全史」の上に積み重ねるようにして展開する未来予測。知能と意識を分けて考え、生命はアルゴリズムか?と問う。私たちが普段考えている「感情」が脳の働きから来ることを考え、自由意思はあるのか?と問題提起。欲望や選択という行為は自由だ、と考えたいが、その欲望自体が遺伝子コードを反映していると解釈しないと、ダーウィン流の”自然選択”の出番がなくなる、と説明する。なるほど、だとすれば、生命はアルゴリズムだ、

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    2023年12月12日
  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編

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    何万年・何十万年前には、今の人類=ホモ・サピエンス以外にも、ホモ・エレクトス、ホモ・デニソワ、ホモ・フローレシスエンシス、ホモ・ネンデルターレンシスたちが存在して、生息していた。

    火の使用は人類と他の動物を隔てる最初の大きな溝になった。
    この力はいつどこで使うか選べるから、無数の仕事に利用することができた。
    さらに重要なのは、肉体的な限界が関係ないってことだ。
    火打ち石があれば、女性1人でも数時間で森を丸ごと焼き払うことだってできる。
    火を手なずけたのは先触れだった。これが原子爆弾に到る最初の重要な一歩だったんだ・・・

    7万年ぐらい前、サピエンスは急激に世界中に広がっていった。
    でもアフリ

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    2023年08月27日
  • 漫画 サピエンス全史 文明の正体編

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    言葉悪いが手っ取り早く原作を理解するには、マンガアプローチはありがたい。原作後に読みましたが、頭の中でイメージが沸くようになりました。

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    2023年08月17日
  • ホモ・デウス 下 テクノロジーとサピエンスの未来

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    流石のハラリ先生。
    最終章のデータ教の理解は深い。

    自由主義と社会主義で勝った理由も、どちらが素晴らしい概念とかではなく、データ処理が早かったから。
    人間が霊長なのも、動物よりもデータ処理アルゴリズムが的確で、フローが多かったから。
    理解として、分かりやすくて面白い。
    なら、AI全盛期の今、人間ってデータ処理スピード遅いし、要らないですよね?という結論になるのは至極真っ当で。

    それに対する別の見立てというかオチも良い。
    かなり面白かった。

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    2023年07月29日
  • 21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考

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    ネタバレ

    いくつかの主題ごとに作者が設定したテーマをもとに考えを述べていく本書。最初に書かれている通り、その後読者がどう考えるのか、を期待して描かれている。

    『サピエンス全史』では過去を、『ホモ・デウス』では未来を、本作では現在を描いている。
    テクノロジー面の難題。テクノロジーが発展することにより、労働がAIに取って代わられるようになる。これはグローバリゼーションに伴い国際的な問題になりかねない。また、テクノロジーの発展が種の選別に繋がるかも知れず、それのキーワードとなるのは情報である。

    労働に当てられていた時間を余暇などに当てられ、生活費などを気にしないで生きていける世の中になって欲しいと思ってし

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    2023年07月27日