ユヴァル・ノア・ハラリのレビュー一覧

  • NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク

    Posted by ブクログ

    昨年の参院選でポピュリズムや陰謀論が話題になったが、そのあたりの歴史や解説もあり面白かった。
    民主制は複雑でわかりにくいが、だからこそ成り立っていることを忘れず、簡単なわかりやすい答えを提示するような陰謀論やポピュリズムに流されないように気をつけなければならない。

    0
    2026年01月25日
  • NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク

    Posted by ブクログ

    歴史的観点からAIを限りなく抽象化して眺めた深い洞察に感銘を受けた。作者の生物的なストーリーに捕らわれていたって良いから、人類がAIを巡る賢い選択を行い、人間、人間以外の全てのものとの協力のストーリーを眺めていきたい。

    0
    2026年01月18日
  • サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福

    Posted by ブクログ

    ホモサピエンスだけなぜ生き残ったのか、大型動物の絶滅、残酷な家畜化、小麦や米に支配されているなど、地球誕生から農業革命の途中まではロマンに溢れた興味深い話が多かった。
    貨幣経済や帝国主義以降は読んでいて疲れる歴史の羅列。

    上巻前半だけでも学びが多かったので、評価は星5

    0
    2026年01月16日
  • ホモ・デウス 上 テクノロジーとサピエンスの未来

    Posted by ブクログ

    序盤の第0章がとてつもなく長く、面白かった。
    暴力や飢餓などよりも、現代では砂糖(糖尿病)で亡くなる人の数の方が多いのだそう。
    そして、自殺者の数が戦争などの暴力で亡くなる人の数を上回ったということにも納得してしまった。
    人類を苦しめていた飢餓の時代は終わった。

    戦争も争いもない時代に人間はどこを目指すのか。
    人間は科学の発展によって長生きが出来るようになるのだが、そのためには健康な身体が必要なので、アップグレードしなければならない。神に近づかなくてはならない。ホモ・サピエンスではなく、ホモ・デウスになるのだと。
    大まかにいうとこのような内容。

    序盤でお腹いっぱいで読み終えるまで苦痛だった

    0
    2026年01月14日
  • ホモ・デウス 下 テクノロジーとサピエンスの未来

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ・人間至上主義革命
    価値判断の基準が人間の感情になった
    浮気
    中世:相談:教会 神の教えに背くものとして、すぐに断罪された
    現在:セラピストや友人 自分自身の感情と向き合うようにアドバイスされる
    「で、あなたはどう感じるの?」

    政治:有権者が一番よく知っている
    芸術:観る人の目が決める⇒マルセルデュシャンの便器が芸術になる
    音楽:かつては、作曲家の才能ではなく神の手によるものだと考えられていた

    ・ヒューマニズムの経済への影響
    顧客が常に正しい
    ←ギルドや君主がパンなどの商品の「正しい」基準や生産量、価格を決めていた

    ⇒消費者が価格を決める=正しい価格
    それに合わせて商品を作る⇒乳房が重く

    0
    2026年01月12日
  • サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福

    Posted by ブクログ

    ふと思う。自分はこれまでの歴史に積み上げられたもののうえで何不自由なく暮らしている。あまりにも当たり前すぎて気に留めなかったが、これまでの悠久の時間のなかでたくさんの犠牲が生まれたはず。どのような犠牲のうえで今の自分が存在できているのか。知りたくなった。

    気が遠くなるような歴史を知ることは自分のたったひとときの存在を見つめなおし、内省を深めるきっかけになるとも思った。

    本書を読んでいる最中、夜空の月を眺めると自分の存在のちっぽけさが鮮明になり、日々の悩みなど霧散してしまうような、ずっとそんな感覚に満たされていた。

    しっかり内省を促すことができたので、『よし!2026年!やったるで!』と意

    0
    2026年01月07日
  • 人類の物語 Unstoppable Us ヒトはこうして地球の支配者になった

    Posted by ブクログ

    ヒトがなぜ動物や植物を支配できるようになったのか。その秘密に迫りながら、人類の物語が語られる。

    「火」、「物語」、「協力」など、ヒトがもつ「スーパーパワー」について、子どもでも理解できる言葉で具体的に伝えていて、とても分かりやすかった。

    でも決してヒトを賛美してるわけじゃなくて、ヒトの残酷さや愚かさも感じられるところがいい。

    進化や変化は、日々のほんの少しずつの積み重ねで気が遠くなるくらいの時間をかけて起こっていくことや、動物や植物は互いに影響を与え合いながら生きているという、「生命の法則」についての説明も分かりやすかった。

    0
    2026年01月07日
  • NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク

    Posted by ブクログ

    情報とは何かを人類の歴任沿って定義。「物語」としての伝達(主に口承)から「文章」主義、そして聖書やコーランの様な聖典による真実の伝達・伝承。これらを編纂し、神の教えが人や時代の変化により変えられてしまうことのない様にする事(しかし、これは不可能)。また、情報手段の進化を軸に、民主主義と全体主義の歴史展開の中で情報はどの様な役割を果たし、社会秩序の維持にどの様に影響を与えてきたのか。
    西欧における「魔女狩り」の歴史と情報との関わり(情報技術が進化した事により、「魔女狩り」が本格化した)や同じ全体主義でもファシズムのナチスドイツと共産主義のスターリニズムでは全く違う展開や結構をもたらした事など、興

    0
    2026年01月06日
  • NEXUS 情報の人類史 下 AI革命

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    AI革命がもたらす人類の未来はユートピアかディストピアか。
    AI革命が活字印刷術やラジオ・テレビなどの情報革新をもたらす技術とは決定的に違う点がある。後者はあくまで人間の意思によって成り立つ技術(人間により使われる技術)であるが、AIは人間の意図を介さず情報を処理・生成し、しかもコンピュータ同士が新たな繋がりを持ち始める。これにより、人間の意図しない思いもよらない結果をもたらす危険性があり、これを人間が制御しきれない危険性が想定される(人間の想定する目的と一致しない「アラインメント(一致)問題」)。
    AIは政治にどのような影響をもたらすのか。民主社会と全体主義の社会でそれぞれ危惧される点を述べ

    0
    2026年01月06日
  • サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ホモサピエンスの誕生から遡ることで、現在私たちが生きている世界を改めて見直す機会になった。
    難しい表現や言葉も多かったが、勉強になる。
    壮大な小説のようで、ゆっくり時間をかけながら読みました。

    印象的だったこと
    ・ホモサピエンスはそもそも他の種を滅ぼそうとする生き物である(実際ネアンデルタール人などは滅ぼされている)
    ・認知革命によって架空(虚構)を生み出せるようになったことが、他人種との違い
    ・贅沢品は必需品になり、新たな義務を生じさせる
    ・想像上の秩序は生まれてからありとあらゆる手段で叩き込まれているため、疑うことすらしないことも多い
    ・以下本文そのまま抜粋
    ーーーーー
    このような悪循環

    0
    2025年12月31日
  • NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク

    Posted by ブクログ

    人間がネットワークを構成するにあたり、情報が果たしてきた役割が解説されています。情報の影響力は、情報が正しいかではなく、より多くの人が信じるかによって決まるのだそうです。確かにそうですね。

    0
    2025年12月28日
  • NEXUS 情報の人類史 下 AI革命

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    Audible

    サピエンス全史(Audible,漫画、子供向け)以来の著者のAIに関する警告と対策の本。

    AIがもたらしうるリスクをまず、情報とは何か?という問いから始める。
    肉体的にはこれほど脆弱な人間が、他の生物を圧倒できたのは、虚構を信じることができ、そのことが多くの人間を繋げ協力することができたから。

    それゆえ、情報は真実でもないし、多くの情報が真実に結びつくこともない。

    AIは人類が不可能な量の情報を処理できるだけでなく、創り出すこともできる。アンチロヒンギャのフェイクニュースはAIによりつくられた。人間は憎悪を駆り立てる情報や陰謀論の方を好む=再生回数が伸びるので、Face

    0
    2025年12月27日
  • NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク

    Posted by ブクログ

    人類史を情報史の観点から、再構築した本書。これからのAI時代についても大きく触れ、今までの歴史を踏まえ、今後はどのような懸念が考えられるかを展開している。
    上巻では、主に今までの歴史を情報や情報ネットワークの観点から振り返る。
    情報と言っても、今のイメージされる情報(コンピュータやデジタル技術)ではなく、文書や書物、口承や物語なども含めて情報としている。
    その情報を人類はどのように扱い、歴史を構築していったのかを明らかにしている。
    情報の扱い次第では、魔女狩りやソ連のスターリンの粛正など大惨事を起こしてきており、その要因を情報の伝達や技術の部分に焦点を当てて、違う観点から歴史を考察できて面白い

    0
    2025年12月26日
  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読み始めて下巻の初めで挫折してまた再開して読み終えるまでに一年かかった!!
    ・世界を席巻するのがホモサピエンスじゃなくなる日も近いのかもと思った。
    ・幸せとはなんなのか?わたしは仏教的な考えが好きなので少しは悟りに近づけるようにいろいろインプットしていきたいと思った。
    ・直訳感?があって読みにくいと正直思った。。けど原作をリスペクトした訳し方なのかな?とも思った。

    0
    2025年12月14日
  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

    Posted by ブクログ

    達成感...
    下まで読んだ今、最高の読書体験だったと言える。

    今までにないほど先が気になるのに、新たな興味をわかせてくるから寄り道(他の本の知識が欲しくなる)したくなった。

    今まで世界史や日本史はそれほど得意ではなく、ただの暗記科目としてとらえていた。
    でも「視点」をかえて「ストーリー」として読み解くことがこんなに面白いことだとは思わなかった。

    中学生で読んでいたら世界史専攻したかもしれない。
    でも中学生の自分はこんなの読めるレベルになかった。

    いま出会うべくして出会った本。
    本当に感謝です。

    0
    2025年12月12日
  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

    Posted by ブクログ

    上巻が、認知革命から農業革命と来て科学革命に至る貨幣・帝国・宗教のうち、どうして宗教だけを下巻にしたのか?と疑問に思っていましたが、下巻は科学と言うよりも宗教に似たイデオロギーと言うテーマが多く占める事から納得しました。

    ヨーロッパ人やキリスト教徒が野蛮だから、つまり悪い事を悪いと思わなかったから、帝国主義や資本主義が拡がり、科学革命が起きたんですね。そしてもう引き返せないって言われても迷惑なんですが、と言う感想もありますが、19章の幸福の定義の部分が特に印象的でした。

    今の日本は多くの人が日々の仕事はつまらない、通勤は苦痛、家族も負担、と感じるような世の中になってしまっているように思えま

    0
    2025年12月07日
  • サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福

    Posted by ブクログ

    何万年も前のホモサピと今日のホモサピのどちらが幸せなのかを考える。何万年前の狩猟採集の社会へは戻れないだろうことは確定している。

    0
    2025年12月06日
  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

    Posted by ブクログ

    サピエンスは技術と文化を手に入れて幸せになったのだろうか…
    同じ歴史をなぞるのでと、見方を変えればこれだけ意味が変わる。
    進歩によって私たちの生活は向上したかもしれないけど、実は何も変わってないのかもしれない。
    そして後半、未来を考えると私たちサピエンスはどこに行き着くのかひたすら怖くなった。
    筆者が言うように、持て余すような技術を手に入れた私たちはこの先「どうなりたいのか」を考えて力を行使しないと、どうなってしまうのかもわからない。そしてそれはすぐこの先に起きてしまうこと、今もう起きているのかもしれない。

    0
    2025年12月02日
  • サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福

    Posted by ブクログ

    認知・農業・科学の3大革命により人類は進化した?していない?色々と考えさせられる事の多い本でした。
    歴史の一連の流れに沿って書いてあり、読みやすいと思いました。

    認知革命のあたりはあまりに古く分かっていない事の方が多いようですが、その頃の人類が何を美しいと感じ何を考えていたのかを想像するのも楽しいなと思いました。
    しかしそれこそがまさに目の前にない事を想像する人類が認知革命により手に入れた能力と思えばなかなか興味深いです。

    帝国と言う概念の部分では、グローバル化とそれに伴う境界の曖昧化とありますが、本書が書かれたのがまさに2013年の二期目のオバマ大統領の頃と考えると納得です。
    それから1

    0
    2025年11月28日
  • 21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考

    Posted by ブクログ

    現代のカントかなと思わせる程多岐にわたる論点を取り上げ、主張が展開されており、圧倒される。そこまで技術が発展するかなと感じる点もあるが、圧倒的な知識からの説明にただただ納得させられてしまう。同時に自分で考えないとダメだなあと反省させられる。今年一番の考えさせられた本。

    0
    2025年11月26日