ユヴァル・ノア・ハラリのレビュー一覧

  • サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福

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    俯瞰した立場で人類を見る感覚になる。歴史的な出来事も人類の統一に向かうための出来事のひとつに過ぎないようだ。読みやすい翻訳と感じた。

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    2026年07月11日
  • NEXUS 情報の人類史 下 AI革命

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    AIに依存した社会の未来の予測というか、むしろ予報という感じの生々しさを感じられる内容になっている。
    石器時代からローマ時代、産業革命、戦争など、人類のこれまでの歴史のターニングポイントとなった節目の出来事をなぞりながら綴っているだけに、余計に現実味を帯びてくる。

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    2026年07月09日
  • サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福

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    ネタバレ

    人類と他との違いは、虚構を扱えるかどうかという考え方が面白かった。現代の人間社会において法人という、個人とは異なる存在は虚構を扱えるが故に成り立っているなど。
    進化の結果、産まれてすぐ立ち上がったり、生後まもなく自分で餌をとって食べる生き物もいる中で、人類はより未熟な状態で産まれ、大人達の庇護がなければ生きていけない状態であり、社会的な環境前提で成り立っている。
    烏滸がましくも、ホモ・サピエンス(賢い人間)という名称をつけられている、人間が滅ぼした可能性の高い絶滅種がある〜等、著者は皮肉屋なところがあり、そこが面白い。

    単純に数だけで見れば人類の次に多いのは家畜としての牛、豚、羊、鶏らしいが

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    2026年07月08日
  • 21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考

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    現代人が直面している21の重要な問いを、テクノロジー、政治、グローバル、真実、レジリエンス(適応力)の5つのテーマに分けて考察しています。
    重要なポイントを凝縮して要約します。
    本書を貫く3つの大テーマ
    本書の膨大な思考は、大きく分けると以下の3つの危機と課題に集約されます。

    1. テクノロジーの二重の脅威(AIとバイオテクノロジー)
    情報技術(AI)とバイオテクノロジー(生命工学)の融合により、人間の心や体が「ハッキング」される時代が到来します。
    「無用者階級」の出現: AIが人間の能力を上回り、単に搾取されるだけでなく、経済的・社会的に「まったく必要とされない人々」が大量に生まれる

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    2026年07月07日
  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

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    ちょっと忙しい時期が続いて読み終わるまでに時間がかかってしまったが、なんとか読み終えた。 人類の誕生から現代までをずっと読んでみて、我々の生きている時代も歴史の中の一部でしか無いことを感じた。 本書では歴史を研究する意味を、視野を広げ我々の目の前には想像しているより多くの可能性がある事を理解するためとかかれており、その通り、我々の子や孫の時代には世界やホモサピエンスがどうなっているのか、考えてみるのもおもしろい。

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    2026年07月01日
  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

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    「無知の知」が人類に与えた影響や、科学革命の与えるこれからの未来、そして幸福とはなんたるか、など、上巻に続き自分にはない観点から描かれていた。
    歴史学的知見から人類を考えた文章なので、知識としてそのまま吸収するのではなく、これをどう解釈するのかも読者にとって必要なプロセスだと思う。

    3:7くらいで人類の進化に憂いているような印象。
    未来より過去を対象にしている学者ならではの筆致かなと感じた。
    でもこのこの感受性は呑気に生きているだけではなくとても必要な知見だと感じた。

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    2026年06月30日
  • サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福

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    簡潔にまとめれば、これほどまでに人類が発達したのは「虚構(無から想像すること)」を生み出せるからだよねって話。

    言われてみれば直接五感で感じたもの以外の、「無」を想像(創造)できるのって人類しかいないのかと考えさせられた。
    「信頼」もそうだし、「政治」「価値」「国家」「貨幣」も言うなれば物理的な実態のない抽象的なもの。それを仮に生み出し、人類の間で共通認識として持たせ、維持しているからこそ、今の生活ができている。もし「虚構」が想像出来ず、見たまま聞いたままのことしか表現出来なければ、ここまで発展してないだろう。

    個人的には神話の位置付けが新しい観点だった。神話は人を統治するために「人が」生

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    2026年06月24日
  • サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福

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    やっと読むことが出来た。面白いと思えた。学生時代話題に上ってて、読んだ後輩から熱心に勧められたりもした。数年前にハードカバーで買ったものの、その後に文庫本が出てこれからあと一冊、下手をするとあと三冊買うには、ちと荷が重いと思ったので、文庫本に買い換えもしたこの一冊。

    農業革命によって狩猟採集民としての作業をすることが無くなって、いざ戻そうとしたら忘れて出来なくなってって流れで、余暇が出来たって確か『暇と退屈の倫理学』にも出てきて論の核になってた部分だと思うから、『サピエンス全史』の影響なのか元からそういう論があるのか、そこまでは知識不足だが、色々読んで来て色んな繋がりが見られたから今読んで良

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    2026年06月20日
  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

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    第19章 文明は人間を幸福にしたのか 第20章 超ホモ・サピエンスの時代へ がとても面白かった。

    上下巻通して読み、人間の時代による出来事(革命)の縦軸からなる説明を噛み砕いていたマクロ視点が、19章20章で人間そのものの未来に焦点をあてる横軸のミクロ視点まで経ていて、本書全体が人間について、人間とはなにかと根底から考えようとする試みの連続で感嘆と、頭を抱えるような作者の警鐘の音を余韻として聴く心地だ。

    わたしたちはなにになりたいのか、わたしたちはなにをのぞむのか。
    未知の海を泳ぐ不完全な頼りないいっそうの船であるわたしたちは、作者のその言葉を羅針盤のようにして大切に持ちこたえつつある限り

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    2026年06月16日
  • サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福

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    ネタバレ

    この人は冷笑しながら世界を歴史を見つめているのだろうか笑
    ちょいちょいおもしろくって。
    虚構の上にねぇ。うんうん。
    とか思って読んでたらロマン主義で刺さる。え、どうしよう反対かと思ってたのに笑

    ホモサピエンスの歴史を”認知革命““農業革命”“科学革命”の観点から独自の視点で紐解く。上巻は認知革命と農業革命。
    うる覚えだった認知革命以前のホモサピエンスとその他人類の整理がまず新しく、もはや新情報。え?そうだったっけ?とか、長年ぼんやり考えていたことを裏打ちする様な記述に心躍る。
    未だ多くの謎に包まれた狩猟採集民族の進化(?)や農耕民族への移り変わりを痕跡を元に説得力のある説で展開。
    想像上の秩

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    2026年06月17日
  • サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福

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    わたしたちの祖先、ホモ・サピエンスは果たしてわたしたちが信頼するに値する人物像だったのか。
    血生臭い人類史に、当たり前とされる現代の常識的な足もとが容易く揺れる。
    しかし、それがとても面白い。
    認知革命により虚構(神話)を信じることで見知らぬ他人と協力し大がかりになにかを成し遂げることもできるようになったホモ・サピエンス。
    宗教も貨幣も国も法律も、わたしたちはふたつの現実を生きている。
    皆が信じているから(わたしも信じているというような事柄で)ようやっと成立している物事の多さに気づかされ、気づくことで改めて考えを揺さぶられる本書。
    社会の見方が変わる本だと思う。
    哲学的な人類史という感覚。

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    2026年06月13日
  • サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福

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    ネタバレ

    人類の誕生から進化の過程を教えてくれる。
    サピエンスは虚構・会話で進化をしてきた。
    現在より狩猟採集時代の方が幸せだったのではないか?と考えさせられる。

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    2026年06月09日
  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

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    上巻を読み終えたのが今年の1月中旬頃、それから約4ヶ月余りを経てようやく下巻を読破。

    読み終えるのに1週間以上かかってしまい詳細の内容は正直もう覚えていない。

    が、読み終えた今この瞬間は高い視座を身につけたような感覚に包まれている。

    改めて、歴史上現代に生きる我々が特異点とされる時代に生きているのか、「私たちは何を望みたいのか」が問われる。

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    2026年06月05日
  • ホモ・デウス 上 テクノロジーとサピエンスの未来

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    本書で特に印象に残ったのは、人類が飢餓や疫病、戦争といったかつての脅威を克服しつつあり、科学と技術によって世界の主導権を握る存在になったという視点だ。かつては運命や神の意思と考えられていたことも、現代では人間の知識やシステムによって対処できる問題へと変わりつつある。

    また、本書は「人間は本当に自由意志で行動しているのか」という問いを投げかける。私たちは自分の意思で選択していると思っているが、その判断は遺伝子や生物学的な仕組み、さらにはアルゴリズムによって大きく左右されているのかもしれない。

    特に興味深かったのは、若い男性が危険を顧みず挑戦的な行動をとる理由を進化論的に説明していた部分だ。狩

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    2026年06月04日
  • 漫画 サピエンス全史 文明の正体編

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    名著サピエンス全史をマンガ化したもの。
    今回は、文明、農耕、物語にフォーカスした話だった。

    漫画独特の切り口と語り口があり、本とはまた違った形で面白かった。

    - 農耕って、楽になった?小麦に支配されてる?
    - 家畜は、かわいそう
    - 物語の力(都市、国家、会社、お金、自由)
    - 謎の男性社会
    - 物語は変えていける(女性革命)

    僕らが今後選んでいくべき神話はなんだろうか

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    2026年05月29日
  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

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    上下巻を読み通して、頭の中がいろんな方向に持っていかれました。評価を付けるような本では有りませんが「こういった考えを持っている人もいるんだー」のレベルで読み切れたのでokかなぁと。
    自分の中で納得していた常識に疑問を抱いたり、偶然だと思っていたものが、長い年月をかけて必然のように積み上がってきたことに妙に納得したり。
    地球上に生命体が誕生し、ホモ・サピエンスへと進化する過程から始まり、どう生きるのか、どう暮らしていくのかを、その日その日で考えていたものが、月単位、年単位へと変わっていき、知恵を持ち、個人から家族、集団、村、国へと広がっていく。暮らしが豊かになり、発展して、宗教が生まれ、統治者が

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    2026年05月26日
  • サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福

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    個人的メモ

    人類は約7万年前の「認知革命」で、架空の概念を共有できるようになった。

    “神話”や“物語”を信じられるから、大人数で協力できるようになった。

    サピエンスは狩猟採集時代のほうが、実は健康で自由だった可能性がある。

    「農業革命は人類史最大の詐欺」=種全体は増えたが、個人は楽になっていない。

    小麦や米を人間が育てたというより、人間が小麦に利用されたという視点。

    帝国・宗教・貨幣は、すべて“共通の虚構”によって成り立っている。

    お金は「最も普遍的な信頼システム」として機能している。

    ハンムラビ法典やアメリカ独立宣言なども、“客観的真実”ではなく共有された価値観。

    人類は多

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    2026年05月19日
  • サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福

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    まずは上巻まで読んだ。世界史の知識はあまりないが、一応読めた。人類の中でも唯一、生き残っているホモサピエンスがどうやって発展したのか、いま世界でおきている戦争など色々な問題がなぜ起きるのか、歴史から何かわからないかと思って読んでいるがとても興味深い内容が多い。

    贅沢品は必需品となり新たな義務を生じさせると言うが、まさにその通りで、便利になるとさことが良いことなのかと疑問に感じるが、技術や社会の発展は不可逆的なものだと感じる。

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    2026年05月19日
  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

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    ネタバレ

    「一動物」から「神になった動物」になるまでの過程が農業革命・法制度・科学と資本主義との結びつきなどから描かれる。我々は何を求めているのか?で結ばれる本作は、さまざまな領域で人の能力を凌駕するAIの台頭により、人類が物語を語り続ける時間は僅かしか残されていないと警鐘する。末尾の訳者あとがきに本作の特徴と全体像が端的にわかりやすくまとめられていて、サピエンス全史のまとめにふさわしい内容だった。

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    2026年05月15日
  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

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    上巻ほどの感動はなかったものの、世の中の事象について、点と点が繋がっていく感覚がとにかく気持ちいい本。特に、ホモ・サピエンスだからこそ貨幣の価値を「信じる」ことができたこと、その貨幣がホモ・サピエンスにもたらした力が凄まじいことが印象に残った。AIの登場は、農業革命や貨幣の登場に匹敵する出来事なんじゃないかと、新版の補足を読んで感じさせられた。

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    2026年05月10日