ユヴァル・ノア・ハラリのレビュー一覧

  • NEXUS 情報の人類史 下 AI革命

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    ◯ コンピューターはもし力を委ねられたら、現に惨事を招くだろう。なぜなら、コンピューターは可謬だからだ。(147p)

    ◯ 民主主義の存続にとって、ある程度の非効率性は利点であってバグではない。(161p)

    ◯ 私たちは話し合いができるかぎり、共有できる物語を見つけて互いに近しくなることができるだろう。(251p)

    ★上巻で魔女狩りやクラーク狩りの歴史を学んだのは、AIがそれを引き起こす可能性を理解するためだった。

    ★AIは偏見を持つし、間違う。目標達成のために有機体では考えられない手段を持ち得る。AIに権限を与えてはいけない。人類はグローバルに協力し、AIを規制する機関を設立しなくては

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    2026年02月21日
  • NEXUS 情報の人類史 下 AI革命

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    現代の話をしているので、読みやすくはあった。
    そして、結論、「未来のことはわからない」というのが作者の本音なように見える。
    一方で、歴史から推測できる部分はあって、AIを過信し過ぎることが、人類の生存においてはマイナスに働きうることを示唆しているように感じた。

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    2026年02月21日
  • NEXUS 情報の人類史 下 AI革命

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    上巻では、大規模な人間社会をまとめ、管理するテクノロジーとして、神話と官僚制のことが取り上げられた。
    下巻は、AIの登場によりそれがどのように変容するかが論じられる。

    歴史上の強力な独裁者も、その管理には抜け穴はできた。
    管理するコスト、技術にも限界があったからだ。
    ところが、コンピュータは24時間365日稼働することができ、こうした限界を突破できる。
    また、AI間で人間には理解できない形の新たな「神話」を形成してしまう可能性もある。
    そういえば、先週AIだけがメンバーになれるSNS「Moltbook」が話題になった。
    そこには独自言語や独自宗教を作ろうとする動きがあるという。
    もはやこの本

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    2026年02月15日
  • NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク

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    2026.02.13
    「文字を持つ、記録をする術を持つ」このことの重要さはふだんワタシたちが空気を吸っていてありがたみを感じないのといっしよ。重要であり、あまりに当たり前に存在している。今のわたしたちの周りには

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    2026年02月13日
  • サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福

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    生物学の観点から世間一般的な「人類」の歴史を振り返る作品。

    ただ、人類の脳の発展で一部不明な部分があるのであれば、生物進化の話を人間に当てはめるのはナンセンスなのでは、と思う。

    それでも新しい視点での見方を知れたので、一読の価値はあったかと。

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    2026年02月08日
  • NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク

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    「情報の人類史」。
    「情報技術の人類史」ではない。

    本書での「情報」とは何か。
    人々が「真実」を表していると思うそれを共有することで、人々を結び付けるもの、とまとめらるだろうか。
    この結びつきが、タイトルでもある「ネクサス」。

    この意味での「情報」を扱うテクノロジーの一つが「物語」。
    これは何となくイメージしやすい。
    神話がある社会を結束させることを思えば。
    負の事例も含め、大小規模のいろんな例が思い浮かぶ。
    面白いのは、この技術の中に、真実の探求という方向性と、社会秩序の維持(のために真実追究に制限をかける)のせめぎあいが生まれてくるということ。

    しかし、共同体を維持するには、現実的な

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    2026年02月08日
  • NEXUS 情報の人類史 下 AI革命

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    人間の制御を離れたAIによる世論操作は、すでに現在進行形の「歴史」となっている。
    その渦中にいる私たちが何を考え、どう向き合うべきかを、共に問いを深めていく一冊。

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    2026年02月07日
  • サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福

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    人類は、単なる知恵ではなく、作り話や虚構を信じる力を武器に、地球で圧倒的な力を手に入れた。でも、その力は決して私たちを豊かにするだけのものではない。戦争も差別も搾取も、人間の力の影の部分を如実に示している。文明の発展は必ずしも幸福をもたらさない、という現実を前に、力をどう使うかが人間に問われているのだと感じた。

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    2026年01月25日
  • NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク

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    難しくて何度も寝落ちしてしまった…宗教の話は避けては通れないのだろうけど、なかなかなじみがなく理解が難しいところもあった。どちらかといえば下巻の方がAIなどの話があって読み進めやすかったかもしれないが、情報を語る上で理解が必要な事柄ばかりであったので、もう少し勉強して挑みたい書だなと思った。

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    2026年01月24日
  • NEXUS 情報の人類史 下 AI革命

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    ネタバレ

    私にとっては難しくて何度も読んでいる途中寝てしまったのだけど(苦笑)
    情報の主な仕事は真実を表すことではなく、人々をつなげることであり、情報ネットワークは歴史を通じてしばしば真実よりも秩序を優先してきたことや、AIの台頭により危惧される未来のことなどを具体的な事例とともに教えてもらった本ではある。宗教の話は避けては通れないのだろうけど、私にとっては理解が難しく何度も寝落ちしてしまった…読み応えがあった書。

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    2026年01月24日
  • サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福

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    体系的、網羅的に人類史に触れることができてとても興味深い本でした。
    上巻にあたる本書は3部構成(認知革命・農業革命・人類の統一)となっており、章が進むにつれて現代に近づいていくような構成で読み進めやすかったです。
    少し寝かせてから下巻に手をつけようと思います。

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    2026年01月21日
  • サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福

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    ネタバレ

    サピエンスがなぜ世界中を支配することができたのかということについて学べた。人間は権力やお金に執着してしまう生き物であるが、この本を読んでその理由が少しだけわかった気がする。侵略した人間のために犠牲になったものがたくさんあるが、その人間のおかげで生まれた文化や芸術があると知ったため、無下にはできないと思ったが、やはり人間は侵略を繰り返してしまう生き物なのだと思い、悲しくなった。

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    2026年01月16日
  • 21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考

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    ネタバレ

    本作を読むにあたって前2作を改めて読み直したので、彼の作品を通しで5冊読んだことになる。
    ホモ・サピエンスが覇権を握った理由の一つに虚構を信じる認知革命の影響があると言われるが、故にフェイクと真実を切り分けるのも苦手だったりする。
    本作は、これまでの歴史を踏まえながら我々の思い込みを暴き、今をどう生きるか?を考えさせる一冊だ。
    相対的にキリスト教文化圏にシンパシーを感じる反面、そのキリスト教の歴史を知る人はこの国には少ない。イスラム教やユダヤ教も同様に、変な思い込みが陰謀論を生み、フェイクニュースに騙される。
    科学が暴いた真実によれば、人間の意識や心なんて崇高なものはなく、単なる電気アルゴリズ

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    2026年01月10日
  • サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福

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    人間が農業を始めたり家畜を育てて、暮らしが豊かになった結果、どうなったのかを、わかりやすく説明してあります。
    農業革命の結果、富が蓄積されて人口が増え定住することになり戦が増えたというのはわかりやすかった。
    また家畜を飼って食事や栄養面で困らなくなったものの家畜由来の伝染病が流行するなど、別の困難に苦しめられた。
    豊かさや便利になるのは良いことだけど、想像もつかないような困難に苦しめられることになった。
    今の世の中もAI革命が起きている最中だからAIという便利な物を手に入れたサピエンスは今後どんな困難に立ち向かうのだろうかと考えるきっかけになった。どんな想像もつかないことが起こるのかをみていき

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    2026年01月03日
  • NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク

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    ソ連とナチスドイツの全体主義を例に取り上げていたので、あまり馴染みのなかった地球上の組織についてもイメージすることができた。
    重要なのは宗教と科学。それらはどちらが正解ではなく、互いに作用し合いながら歴史を紡いでいる。
    そこに関与するネットワークの効用に触れつつ、過去について、考察する本である。

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    2026年01月02日
  • NEXUS 情報の人類史 下 AI革命

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    下巻では、これまでの情報の人類史とは決定的に異なり、「AI」についての話となる。
    ハラリ氏は、AIを単なる「道具」とは考えていない。
    今世間を騒がせているAIは、情報を自ら消費し、分析し、人間が理解できない論理で自ら決定を下す「独立したエージェント(行為主体)」であると定義しているのだ。
    AIの「A」はArtificial(人工)ではなく、Alien(異質な、エイリアン)だと説いたのは、なるほどと思った。
    AIと人間は、動く目的が全く異なっている。
    人間には当然感情があるし、そもそも意思がある。
    AIには、まったくそれらがない。
    その代わりに、AIが備える、人間には全く理解できない動きがあるの

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    2025年12月28日
  • サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福

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    色々と面白い視点でした。ただ背景知識が無い、知識不足のせいでもあるが、後半が難しかった。
    他の歴史書も読んでもう少し理解したい。

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    2025年12月28日
  • NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク

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    我々人類にとって、情報とは何なのか。
    確かに改めて考えてみると、様々な解釈があって面白い。
    情報には実態が無いし、それを何かと説明することは意外と難しい。
    上巻はまさに情報の歴史について。
    下巻は現在から未来に向けた、AIについての内容となっている。
    出だしから予想もしない方向に話を展開させるのは、著者の得意なパターンだ。
    「情報の正体は、真実を伝えるものではない」と、堂々と喝破したのには、舌を巻いた。
    見たまま、ありのままが真実であり、それが情報として単純に伝わるものだと思っていたが、人類にとっての情報はそうではない。
    一歩進んで本来の役割は、「大勢の人を繋ぎ、秩序を創り出すこと」にあると説

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    2025年12月27日
  • NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク

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    だいぶ面白い。AI脅威論を聞くたびに、ゆうたってAIはデータ食って統計的判断してるだけで言語理解はできてない、自律的判断なんてもってのほか、まったく別の技術革新でも起きない限りこのままディープラーニングがいくら進んでも質的変化は起きない、そう思っていました。しかし、これ読んで納得しました。AIはヤバいと。人間の知性とは違う種類だからどんな思考をしているかわからないから、特定の目的を与えても予想外の手段をとって目的を達成したりする。人間にはそれをあらかじめ想定することは不可能。
    こりゃヤバい。

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    2025年12月26日
  • ホモ・デウス 下 テクノロジーとサピエンスの未来

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    以下のあたりの記載が印象にのこった

    現代の契約を一文にまとめると、人間は力と引き換えに意味を放棄することに同意する
    現代の生活は実際的なレベルでは、意味を持たない世界の中での力の追求からなる
    現代文化は絶え間なく成長を続けているが大きな実存的不安に苛まれている
    個人は巨大システムの中の一つのチップになってきている

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    2025年12月21日