ユヴァル・ノア・ハラリのレビュー一覧

  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

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    宗教観的な話の時には、文化の違いなのか理解しきれない時もありましたが、人類の歴史をダイジェストで見る、といった感じで興味深いことがたくさんありました。

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    2025年11月20日
  • 人類の物語 Unstoppable Us 世界はちがう人どうしでできている

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    小学生向けを謳っているものの、大人が読んでも面白い。
    ビッグヒストリー系でいちばん分かりやすい。
    自分のような歴史に疎い人は、本シリーズを『NEXUS 情報の人類史』などのハラリの他著への助走として使えば良さそう。
    2時間あれば読み終わる量なのもありがたい。
    ただ、子ども向けのせいか、少し説教くさい。

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    2025年11月18日
  • NEXUS 情報の人類史 下 AI革命

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    レベルの低い集合知はただの衆愚制。専門知の学習機能や修正機能は既にアカデミアが果たしている。そう考えると、“AIによる侵襲余地“は専門知間の横断と結晶化、個人に対するピンポイントの監視や統制にあるのだろう。危ぶまれるのは、最終的には個体の身体性だ。AIが「人間により悪用される場合」と「自発的に人間に不利益を齎す場合」の、受動的か能動的かという観点でも考えておく必要がある。

    ・・といきなり持論を展開しているが、上巻の続きでハラリの‟AI脅威論“である。この手の脅威論は出尽くしている感もあり、ハラリの独自性に期待したのだが、それを飛び越えるような論点は含まれていただろうか。

    一つの警鐘として、

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    2025年11月17日
  • NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク

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    歴史を情報と言う観点から見つめ直し、今後のAIの発展の影響について予想する著者得意の壮大な議論。これはその前半。
    面白かった点:
    ・社会は、物語の共有によって成立する。
    ・文書は、物語の影響力を強化するが、良い方向とは限らない。中世の魔女狩は、魔女を非難する本の出版がきっかけとなった。
    ・情報の伝達速度と伝達距離の向上が、国家単位での民主主義と全体主義の双方を可能にした。
    ・近年の歴史では、民主主義が勝利したが、それは必然ではない。

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    2025年11月11日
  • NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク

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    序盤はハラリの主張を再確認する内容で、『サピエンス全史』や『ホモ・デウス』を読んでいない読者にも、ハラリの思考を理解しやすい構成になっている。定常運転のような出だしだ。だが、上巻の終盤に突如現れる「エイリアン・インテリジェンス」というパワーワード!ここで一気に空気が変わる。恐らく下巻にかけて、ハラリの論説は一段と加速していくに違いない。

    正直、上巻の大半は既知の言説の再構成に思えていた。人類史・宗教・情報社会論など、ハラリらしい俯瞰的な視座は健在だが、新鮮味は抑えられている。終盤で提示されるこの「予感」 ——

    それは恐らく助走としての発言
    ・AIは分析し、意思決定する知能を持つ
    ・AIは単

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    2025年11月12日
  • NEXUS 情報の人類史 下 AI革命

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    アライメント問題、不可謬性、執拗さ、理解不能な多元データに基づく判断、そして自律性。そういった特徴を持つAIは経済動機や国家統制の動機で社会の混乱や対立を煽ったり、監視やスコア制に活かされたりするかもしれない。疑心暗鬼に陥った独裁者と組み合わさると破壊兵器の使用に繋がるかもしれない。

    これらを回避するには人類がAIをコントロールしないといけない。はたして人類は協調してそれができるのか、が問題。まさに技術はどう使うか。痛い目を見ないと協調できない気がするが、その痛みにたえられるのか。ラジオがナチスに繋がったようなことがもっと酷い形で起きないか。心配。

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    2025年11月06日
  • NEXUS 情報の人類史 下 AI革命

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    AIがどう発展していくか、中国やロシアで人間に取って代わっていくのか、データはグローバルに区分化されて管理、支配されていくのか、悩ましい話だが、自己修正メカニズムをきちんと機能する形で人類は発展していけるのか?そうであって欲しい。

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    2025年10月30日
  • ホモ・デウス 下 テクノロジーとサピエンスの未来

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    歴史パートに関しては、面白く読めた。ジャレドダイアモンド的な壮大なお話。

    後半、知能と意識を分けて考えるということ、テクノロジーに意識はないはずと言い切れないこと、が1番考えさせられたポイント。

    テクノロジーの波が脅威と感じていたけれど、キリスト教、資本主義、データ教と歴史が移り変わってきたので、ある意味時間の流れの中で少しずつ変わっていくことだから、流れに身を任せるしかないという気持ちになることもできた。※著者は問題提起しているので、読後そんな受け身な気持ちになってほしいとは思っていないかもしれないが…

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    2025年10月25日
  • NEXUS 情報の人類史 下 AI革命

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    “NEXUS“、本書ではAIに焦点をあて、人類の体制メカニズムにどう影響するか、功罪を鋭い視点で分析。AIを「知識はあれば意識はない」"Alien Intelligece"とし、我々が過ごしてきた時代とは根本的に質の異なる時代の到来を指摘している。
    確かにいまのAIは偏ったデータセット、特にそれらは「負の感情」が渦巻くSNSを大量に食べて育っている。そして人類の目的とAIの目的は多くの場合アラインメントしておらず(そもそも人類は自身の目的を理解出来ていない)、AIに判断を委ねる世界では彼ら彼女らのデータポイントは人間の既知を超えるものになる。結果、使う側の人間の思想が色濃く

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    2025年10月22日
  • NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク

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    民主主義と全体主義がこれまで情報面からどう体制を維持してきたか、が主にアメリカとソ連の例から説明される。下巻で直近のAIの状況を踏まえて、中国も含めた考察になると良いな。

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    2025年10月18日
  • NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク

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    前半は概念的な解説が続き、ところどころ短い事例が紹介されているが、それでも理解が難しい箇所があり、『サピエンス全史』と比べて、正直読むのに苦労した。ただし78ページの模式図を何度か見返すことで、筆者の主張が少しずつ分かってくる。情報のもたらす「真実」と「秩序」、さらにそこから生み出される「知恵」と「力」の因果関係は、魔女狩り、ヒトラー、スターリンの事例を紹介する中で徐々に頭に入ってきた。特に後半は読むスピードが上がり、引き込まれていった。
    読み進める中で、ある程度の世界史の知識は必須であり、時々ウィキペディアでおさらいした。情報ネットワークが無かったことにより、前近代において民主主義が機能しな

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    2025年10月15日
  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

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    知性の塊のハラリ氏の頭の中をのぞいている様で、刺激的な読書体験でした。
    読書後、改めて宇多田ヒカルさんとの対談を見返すと、モヤモヤが霧が晴れてクリアになって、そういう意味で2度3度楽しめる著書でした。

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    2025年10月04日
  • サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福

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    虚構。
    かたちのないもの、考えに人々は動かされ帝国が出来た。
    今でも人々はあらゆる物語に熱狂し、踊らされて生きていて、認知の重要性を痛感。

    今の私たちも力付くで統一を果たした人の子孫と思うと、国籍問わず他の人にもっと優しくなれるかもしれない。

    普段美味しく食べるお肉に刹那的に心が痛む。

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    2025年09月27日
  • NEXUS 情報の人類史 下 AI革命

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    Audibleで聴読。
    AIによって起こる革命的な変化の片鱗を知ることが出来た。
    AIにより生成されるコンテンツも学習によっては偏りや偏見を持つことを覚えておこうと思った。また、AIはairtifical intelligence(人工知能)ではなく、alian intelligence(人外知能)として、人間の知能を超越したものとして注意しようと感じた。
    AIによって仕事や働き方が変わってくるので、自分も合わせて情報を取り入れてアップデートし続けていかなければならないという危機感を覚えた。

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    2025年09月23日
  • ホモ・デウス 上 テクノロジーとサピエンスの未来

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    ネタバレ

    サピエンス全史が非常に良かったので、こちらも今更ながら読んだ。
    個人的にはサピエンス全史ほどの衝撃はないかなと。
    ホモサピエンスが世界を征服してきた歴史を振り返り、人間権威主義について考えさせ、人間はどこに向かうのかを問う。テクノロジーが発展する中で、我々は新たな人類の下等生物に成り変わり、我々が動物を支配してきたのと同様に支配されるようになるのか。我々はどこへ向かうのか、人間を人間たらしめているものは何かを考えさせる内容

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    2025年09月08日
  • NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク

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    「サピエンス全史」のユヴァル・ノア・ハラリ氏の新作。今回のテーマは情報のNEXUS(結合)。
    氏は人類史の発展を「情報」の取扱いとネットワークの進化と説く。それらを「客観的現実」「主観的現実」に加えて、「共同主観的現実」という新たな概念を導入する。前々作では「物語」を主眼に論理展開していたが、本作上巻では「文書」の観点で人類史を捉える。
    情報→真実→知恵OR力というI/Oに対して、「文書」化がもたらした情報→秩序という枠組みの功罪。自己修正メカニズムを持つか否かが情報ネットワークとしてポイントとなる。人類史の例示として聖書の正典化や中世の魔女狩り、旧ソ連の全体主義を取り上げて分析する。
    「サピ

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    2025年09月08日
  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

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    下巻を読んでいて既視感を覚えた。ああ、これって唯幻論と同じだ、と。岸田秀氏が唱えた唯幻論~社会で起きていることは全ては共同幻想(オリジナルは吉本隆明氏)で説明できる~と若い頃の自分に世の中を分かったような気にさせてもらった。その頃は時代性もあって、○○主義はどうなのか、というような議論でしか見ていなかった気がするけれど、それでも、良いも悪いも幸せも不幸せも幻想だよって言われて突き放された感があった。で、いま、何が正しいんだか今日より明日の方が良いかどうかわからないこの時代に、こうして人類史として見せられると、歴史の必然は必然として理解はできる。 
    じゃあどうしたい? 筆者も述べているこの言葉を

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    2025年09月07日
  • サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福

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    世の中をニュートラルに見たいのなら、読んでみる価値のある本。『銃・病原菌・鉄』も読むべき本の一つだと思うが、彼の本よりも人類全体の悪行が描かれている。
    「サピエンス」が特別優れている訳でもないし、農業が他の生物を含め我々を幸せにしてくれたわけでもない。何が幸せかという議論はあるけれど…
    認知革命以来背負ってしまった、想像という武器でもあり足かせでもある力。下巻では集団で想像する力が行きつく先を鮮やかに示してくれる。

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    2025年09月07日
  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編

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    単行本であの分厚さは手に取りにくいと感じていたので、マンガはありがたい。
    しかし、大判で分厚さも図鑑並み。読み応えあり。よくここまで作り上げたなと感心する。私たちがどう生きていくのか、次号も読みたい。

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    2025年08月31日
  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

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    前半部分のサピエンスの足跡について、学校でフワッと用語だけ習っていたことに重要な意味があったのかと驚かされた。
    後半部分については全サピエンスが共有していた方がいいのでは?

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    2025年08月30日