ユヴァル・ノア・ハラリのレビュー一覧

  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー

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    大きな視点からコロナウイルスに立ち向かう読み応えのある提言です。
    世界規模で協力して早急にコロナウイルスを封じ込めることが必要。
    でないと何処かで変異した強毒なウイルスが世界中に拡散しかねない。
    印象に残った文章
    ⒈ イラン人や中国人により良い医療を提供すれば、イスラエル人やアメリカ人を感染症から守る役に立つ。
    ⒉ 重大な分岐点ー「皮下」監視
    ⒊ 緊急事態の一時的な措置は後まで続く
    ⒋ 平均寿命は過去200年間に、全世界では40年未満から72年へ、一部の先進国では80年超へと跳ね上がった。

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    2021年01月12日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    ネタバレ

    1人めの養老先生の「私の人生は「不要不急」なのか?」という問いでガツンと来る。数に限りがある人工呼吸器を若い患者、高齢の患者どちらに使うかで、現実にトロッコ問題が発生しているとは。「トライアル・アンド・エラー」ではなく「トライ・アンド・エラー」という表現は相変わらず気になる。伊藤隆敏さんのページにもあるように現金給付は一律じゃなくてもよかったんじゃないかと思う。ブレイディみかこさんのページにあるように普段質問しなかった子がオンラインだと質問するようになったみたいな予想していなかった変化は今後も起こるだろう。

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    2020年09月22日
  • クリーンミート 培養肉が世界を変える

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    細胞を培養して畜産品を作るベンチャー企業たちのお話し、医療の世界ではすでに皮膚移植等に使われている技術を、食品や装飾用レザーに使うらしい。

    細胞を培養する際に使用する酵素は、遺伝子を操作する必要があるらしいのだが、実は今でもチーズの発酵に不可欠なレンネットという物質は、遺伝子操作により作られているそうだ。

    現在の酪農には問題点が多く、畜産動物が排出するし尿や二酸化炭素による環境汚染、飼料を大量に栽培するために森林を伐採している事、生産効率重視のための劣悪な飼育環境、そして何より人間の欲望のために、日々たくさんの動物が殺されているという事だ。

    食肉培養にはコスト削減や消費者心理など、まだま

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    2020年08月09日
  • クリーンミート 培養肉が世界を変える

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    試験管で作られるクリーンミートに関して、それに関わるベンチャー起業家を何人もとりあげ、その産業の立ち上がりを描いた本。著者アメリカの動物愛護団体の代表を務める。

    感想としてはクリーンミートのメリットも分かり、近未来的なものとして食べてみたくなった。正直、平凡な日本人としてはこの本に出てくる起業家のような、家畜の動物虐待を真剣に受け止める感性を持っていない。しかし、逆を言えば、不自然な食品というものに対する抵抗もないわけで、自分自身が特に気にしない人間だということがわかった。

    最後の方のフランクリンの話やケロシン、車の発明の話にあるように、信条を変えるよりは行動を変えてしまうのが一番なのだと

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    2020年05月17日
  • クリーンミート 培養肉が世界を変える

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    米国における細胞農業のノンフィクション。人口爆発と肉食する人類増加に向けた対策をフードテックで取り組む人たちの紹介。
    試験管で作られる「肉」を非現実的と思うことなかれ。まだ普通の畜産よりは高いけど、いずれ解決されると思った。
    市場に受け入れられるイメージを作るには、畜産品には肉1kg作るのに、9倍のエネルギーが必要なこと、サルモネラ等の汚染リスクがあること(だから必ず完全に火を通さないと食べれない)、過剰な抗生物質が使われていることを訴求することが重要。それと畜産動物の扱われ方の紹介して、ショックを与えてから、クリーンミートの安全性をアピール!
    かつ、最終的には値段が下がらないとダメだが。

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    2020年05月10日
  • クリーンミート 培養肉が世界を変える

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    何かを変えたいなら、新しいモデルを築いて、既存のモデルを時代遅れにするしかない。
    バックミンスターフラー


    誰を巻き込むか、
    そのために、何を大義にするか

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    2020年04月11日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    めちゃんこ面白かった。世の中はこんな状態なのかという恐怖ばかりが目立つけど、人生100年時代ははじまったばかり。とほほ

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    2020年02月14日
  • クリーンミート 培養肉が世界を変える

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    食肉、乳製品、皮革など、本来は動物由来で作られる畜産物を、特定の細胞を人工的に培養することにより、科学的に全く同じものを作り出す「細胞農業」の最前線と、商用化に向けた課題をまとめた一冊。

    今日の多くの工業的畜産は、大量の飼料を消費する非効率性、それら飼料作物の栽培に伴う資源の浪費、「牛のげっぷ」などによる環境汚染、食肉加工における細菌汚染、家畜が強いられる劣悪な飼育環境といった深刻な問題を抱えている。世界人口が爆発的の増加する中、これらの問題に対して植物由来のフェイクミートとともに有力な解決策となり得るのが細胞農業であり、動物を飼育するのに比べて、必要な部分(肉や乳など)のみを培養して作れる

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    2020年02月06日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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     私が考える理想の研究者とは、人類がこれまで歩んできた歴史とともに、現在の社会を見つめ、少し先の未来までをも見ようとする「優しい研究者」です。
     「持続可能な開発(SDGs)」という概念が近年注目されていますが、「持続可能な開発」とは、おそらく「次世代を見ようとする努力そのもの」なのではないかと考えています。持続可能な開発とは、言い換えれば、次世代まで継続して豊かな社会を築くことです。そのため、これまでの歴史を振り返りながら、今起こる現象を読み解き、次世代まで豊かな社会を築くには何が必要かを問う姿勢が重要なのです。
     しかし、これから起こりうる未来を想像することはそう簡単なことではありません。

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    2020年01月31日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    鋭い現状分析と未来予測にただただ圧倒される。特に、著名なダイヤモンド、ハラリ、グラットンの3氏の慧眼には身震いしてしまう。

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    2018年12月15日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    これからの社会や世界の動きについて、知の巨人たちにインタビューしている。AIの普及とともに世界が大きく変わる。これは技術革新の影響といことではなく、知の格差が大きくなり、イコール貧富の格差である。世界人口が急増している中、環境資源の利用格差も問題化しており、循環型社会の構築が上手く行かなければ、世界はもっと混沌した状況に追い込まれるとか

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    2018年09月23日
  • NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク

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    情報に触れる機会が増えたのに、むしろ世界が分かりにくくなっている——そんな違和感を持つ人に、この本は強く響きます。

    『NEXUS 情報の人類史 上』でハラリは、情報は「正しさ」を伝えるものではなく、「人と人を結びつけるもの」だと捉え直します。特に印象的だったのは、人類の発展は正しい情報を得たからではなく、「同じ物語を信じて協力できた」結果だという点です。宗教や国家、通貨もまた、共有された“物語”によって成り立っていると考えると、現実の見え方が大きく変わります。

    さらに考えさせられたのは、「自分で選んでいる」という感覚すら、その物語の中で作られている可能性です。私たちは自由に判断しているつも

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    2026年04月18日
  • NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク

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    上巻は、情報という観点から、人類の歴史を俯瞰していて、新たな視点を得られた点もあり、興味深く読みました。

    官僚制がどのような経緯で発生したのか、これまで深く考えたこともなかったので、何かと批判されることが多い官僚制ですが、きちんと社会に果たしている機能を知った上で、批判をすべきであると、自分を省みた次第です。

    秦の始皇帝が目指したこと・実施したこと(漫画「キングダム」ではここまで描かれないだろうなと思いつつ)、旧ソ連の体制など、大まかな知識はあっても、知らないことも多く、諸々考えされられました。

    下巻は、仕事でも活用を検討しているAIがテーマなので、どんな視点を得られるのか、とても読むの

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    2026年04月16日
  • NEXUS 情報の人類史 下 AI革命

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    AIは人間と同じ思考パターンをしない、ということをどれだけの人間が理解しているだろう? AIは、人間が共通意識として持っているルールの中に囚われない。人間の「常識」破りの計算が可能で、まさにエイリアン・インテリジェンスという言葉が相応しい別次元の存在。

    ペーパークリップの話やFacebookのアルゴリズムがミャンマーで引き起こした問題は、AIを使う側の能力が試された出来事だと思った。人間が想像可能な範囲にとどまる曖昧な指示は、AIを通してまったく予想していなかった結果を招く危険性がある。もはやAIに指示する前に、その指示内容をAIにダブルチェックしてもらったほうがいいかもしれない。でもそのダ

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    2026年04月15日
  • サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福

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    難しい…!世界史もう一回勉強したい…!
    けど内容は(ちゃんと理解できてないけど)面白くて、ホモサピエンスがなぜ他の人類種を差し置いて広く生き残ることに成功したのか、という部分を虚構に着目して書いてあった。

    文量多いけど何回かちゃんと読みたいなぁ…

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    2026年04月14日
  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

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    読書メモには一通り書いたが、あまりにも乱雑で、ここでそれを見せるのは適切ではないと判断したため、本当に感じたことだけを書くことにする。

    上では歴史のお勉強という感じで、自分の知らなかったことが沢山記されており、胸が高鳴ると同時に大変勉強になった。
    下は今ある社会の仕組みやそうなった理由などが連ねられていて、正直、上で感じた高揚感はなかった。
    しかし、なるほど、と納得する場面は減ることなく読み進められた。特に、幸福の定義やそれを測るといった章が以前にも同じようなことを考えた自分にとって印象深かった。

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    2026年03月26日
  • NEXUS 情報の人類史 下 AI革命

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    少しずつ読み進め、3か月近くかかった。中世の魔女狩りなど得るところは多かった。全体的にはAIのリスクを歴史的文脈で語られていると理解した。若干IT業界で働く身としては内容への肯定/否定両方思うところはあった。

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    2026年03月21日
  • NEXUS 情報の人類史 下 AI革命

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    歴史学者によるAI社会についての解説や警告

    上巻が情報というものに対しての壮大な抽象的な解釈であったが、下巻はフェイスブックによるロヒンギャ問題などを例にしてAIについての具体的な性質の解説
    訳者解説が良い要約となっている

    強力な自己修正メカニズムを持つ制度や機関を構築するという、困難でかなり平凡な仕事に熱心に取り組まなければならない

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    2026年03月15日
  • NEXUS 情報の人類史 下 AI革命

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    ネタバレ

    一言要約:AIは子供。躾けるのは大人の責任。以下、主なとこ。: アルゴリズムはキュレーションを自ら行う。アルゴリズムが自らフェイクニュースや陰謀論を創作。コンピュータは情報ネットワークの新しいメンバー。注意を引くことから親密さの捏造へ。全世界で監視カメラは10億台以上。多くの都市で100台/平方キロ以上。情報は真実を発見するためでなく秩序を生み出すために使われる。エンゲージメントによるアラインメント問題=神話の問題。コンピュータ間現実は神聖さのような共同主観的現実と似ている。赤ん坊のAIは人間の新生児と同じくアクセス可能なデータの中にパターンを見出して学習。トレーニングで習ったデータはアルゴリ

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    2026年03月13日
  • NEXUS 情報の人類史 下 AI革命

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    なかなか難しい内容。上巻は高尚過ぎてお手上げだったが、下巻は自分の専門分野のコンピュータ関連の具体例多く、面白い内容が多かった。
    AIをアーティフィシャルインテリジェンス(人工知能)ではなく、エイリアンインテリジェンス(人間のものとは異質の知能)と考えた方が良いほど、AIの判断による人類の破壊の危険性に言及されており、恐ろしかった。
    特に具体的にコンピュータコミュニケーションがどの様な流れで人間の想定とは全く異なる事が起こるのか説明されており、可能性として普通にあり得る世界と分かったのが、とても恐ろしかった。

    自分や子供が生きている間にどれだけ世界が変わるか、恐れても仕方が無いが、この本の想

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    2026年02月28日