ユヴァル・ノア・ハラリのレビュー一覧

  • NEXUS 情報の人類史 下 AI革命

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    ここまで読んでやっとハッとした。
    「今日、教父のアタナシオスに相当するのが、AIの〜をするエンジニアだ。AIが権力と権威を増し、ことによると自らを解釈する聖典となりつつあるなか、現在のエンジニアたちが下す決定は、遥かな未来にまで影響を与え続け得る。」

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    2025年08月09日
  • サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福

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    面白かったなー。全然知らない本だったけど、LINEで大学時代のサークル仲間が話してるのを見て、買ってきた。
    ある意味、広く知られていることばかりだが、語る切り口が新しいと思った。もともと「当然で所与のものと見られてることだが、そもそもこれは・・」って語りが好きなので、最初から最後まで大変面白く読むことができた。

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    2025年08月08日
  • NEXUS 情報の人類史 下 AI革命

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    情報は力であり時に支配の道具となる。文明が情報をどう操りまた情報に操られてきたかを描く。国家は記録で統治し企業はデータで欲望を操作する。だが今AIが人間の理解を超えて情報を紡ぎ始めた。真実とは何か、自由とは何か――私たちは根本的な問いに向き合わざるを得ない。情報の海に溺れず舵を取るのは誰か、はたして人間なのか。AIが人間を超えるかもしれない。

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    2025年08月02日
  • NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク

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    人類を他の動物と分けたもの、それは「虚構を語る力」だった――ユヴァル・ノア・ハラリは『サピエンス全史』に続き「情報」という視点から私たちの歴史を読み解く。農耕、貨幣、宗教、国家、科学、デジタル。情報は時に支配を強め時に自由をもたらした。情報革命が進む現代、私たちは前例のない選択を迫られている。誰がどのような意図で何を伝えるのか。それを見極める知性と倫理が未来の鍵を握る。

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    2025年07月31日
  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

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    テーマは面白いし、ユーモアある表現も多い。が、良くも悪くも教科書的(※個人の印象)で、連続で読む事に苦戦。こういう本さらっと読めるようになりたいものです。新しい刺激は良いですね。

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    2025年07月30日
  • NEXUS 情報の人類史 下 AI革命

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    人同士のつながり、AIがもたらす脅威、人間の判断について詳しく述べられていた。アルゴリズム、かびゅう、ネットワーク、シリコンのカーテン、データを支配する等これからを予言させる本だと思った。

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    2025年07月30日
  • NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク

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    情報はあればあるほど良いものではなく、繋がりが大切、真実の伝搬と秩序の維持が大切とのこと。不可謬性、自己修正メカニズム、AIとの競合、大事なのは物語、自己修正の限界等哲学的で難しいところもあるが凄い良書だと思った。

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    2025年07月25日
  • サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福

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    サピエンス全史、予てより読みたかった本である。衝撃である。

    我々ホモ・サピエンスは、同時代にかつて存在したネアンデルタール人等のヒト族を凌駕して唯一生き残った。

    ホモ・サピエンスがヒト族の中で生き残り、更に地球の生態系の頂点に立てた最大の理由は、複雑な状況を説明できるコミュニケーション能力を持ったことに加え、何億人もの間で「神話」を共有できるようになったこと。

    資本主義や、法律、国、人権、宗教、お金など、本来は存在しないものを「存在する」と皆が信じることにより、それらを存在させている。その仕組みの中で我々は生きているとは、改めて言われると驚異的である。あたりまえに「ある」と思っていたこと

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    2025年07月22日
  • NEXUS 情報の人類史 下 AI革命

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    この作者は歴史学者なんですね。
    上巻の情報の歴史も全てこの下巻のAI革命の問題に繋げているのですね。流石です。

    私なりにこの本で述べたい事はこんな感じと捉えました。
    ⚫︎AIも一つの道具。使う人によっては凶器にもなる。
    ⚫︎これまで以上に情報が重要。情報を集めた者(国家)が覇者になる。
    ⚫︎情報の分断→世界はグローバルから分断に。
    ⚫︎世の中に絶対の倫理はない。その倫理をどの様にAIに植え付けるかがこれからの課題。
    ⚫︎今までは人間のみが考えることが出来たがこれからは人間以外のもの(AI)が考える未知の世界が始まる。

    個人的にはこの作者ほど未来には悲観的には考えてはいませんがAIという道具

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    2025年07月22日
  • NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク

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    自己修正メカニズム
    →聖典、カトリック教会、ソ連のような全体主義体制にはない
    →科学、民主主義にはある

    世の中の体制には神話と官僚制が内在されている。神話は統治のために共同幻想を生み出す。官僚制は、秩序維持のために真実を犠牲にして、尺度の中に入れ込む。

    ソ連は共産主義という神話、共産党や中央政府といった官僚制を両方持っていた(それも近代の情報テクノロジーにより秦朝の頃より強力な形で)。

    しかし、アメリカなど民主主義国家に比べて自己修正メカニズムが脆弱だったため(マスコミや裁判所が無力化されている、全ての情報が中央集権的)、失敗してもそれを反省して修正する能力が低かった。それが20世紀にお

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    2025年07月20日
  • 漫画 サピエンス全史 文明の正体編

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    農業革命が良し悪しを明確に正しく判断することはできないが、サピエンスの生活様式を現代にまで大きく影響していることが理解できた。
    IFの世界で、もし農業革命が起こらなかったら国・社会などからくる対立は起こらなかったのか。それともいずれか来るもので避けることはできなかったのか、という想像を辞められずにはいられない。

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    2025年07月18日
  • サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福

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    初版は2016年。読んだのは99刷発行、2023年。
    こういう本は新刊のうちに読んだ方が良いのでしょうが、今からでも遅くはないのでは?と思う重版っぷりです。

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    2025年07月17日
  • NEXUS 情報の人類史 下 AI革命

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    ネタバレ

    AI革命が起きた後の民主主義はどうなるのか、情報のあり方、人のつながりはどうなるのか、といった点が描かれている
    少し、小学生の頃に読んだ、星新一のショートショートを思い出した

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    2025年07月15日
  • サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福

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    ホモ・サピエンスが生き残ってきた歴史。
    なぜ生き残ったのか。本の中で1番唸りました。

    本で挫折してしまい、オーディブルで再挑戦。
    面白かった。

    男性優位の構造や、いつから未来志向になったのか。
    知らないことだらけで、面白かった。

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    2025年06月30日
  • NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク

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    情報がいかに社会をつくり、支配し、壊すか

    歴史を振り返ると、バカらしいことを命かけてやっている。
    現代の「魔女狩り」は何だろ。
    文春砲的な袋叩きも「魔女狩り」の一種かな。

    スターリンの死に様が、哀れ。
    倒れてもスルーされる最期って、かわいそうに。
    スターリンのお母さん、どんな子育てしたんだろう。自分が母親になると、いろんな人のお母さんがどんな子育てしていたのか気になって仕方がない。
    お母さんもスターリンが悪名高い人物になるなんて、思いもしなかっただろうな。

    人間は、真実よりも、物語や幻に振り回されて生きているね。
    お金だって、真実は、ただの紙やからね。日本通貨は、日本人に共通の幻想を浸透

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    2025年06月29日
  • サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福

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    ほぼすべての文化で男性優位になったのか。その理由として、(女性の)身体的な弱さ、体力や攻撃性は確固たる理由にはなり得ない、というのが目からウロコ。説明されてみれば、確かに…

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    2025年06月24日
  • サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福

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    ようやく現在進行形の十冊の内一冊読み終わりました。独り言は置いておいて、この本はホモサピエンスの歴史について語っており普通に面白いです。下巻が楽しみ

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    2025年06月23日
  • 漫画 サピエンス全史 文明の正体編

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    漠然と農業革命について、文明の起源みたいな捉え方をしていたので、今につづく支配と統治の一種病的とでもいえそうな関係、つまり、神話や宗教が物的限界を見誤らせつづけ、そればかりか偏見やトートロジーの跋扈を許し(説明のつかない都合のよさは神由来のものとなる、それはたぶん支配の構造に結びつくのだろう)、本当に必要な手当てを妨げさえしそうな状況を作り出していることについて、危うく見誤るかも知れなかった。
    さすがに現代社会では都合よく、神が降り立つこともないわけだが、それでも、過去そのように形成されてきた社会だということなのだろうか。いまだに国家や民族のようなものに幽霊の影のようにはりついて克服できない。

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    2025年06月21日
  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

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    ハーロウのサルによる発達の研究
    児童虐待における子どもの発達への影響を説明する際使われるが
    う〜ん誰しも冷たい鉄よりタオルケットに触れている方が心地よい。それが(タオルケット)母親の愛情につながるのか

    サピエンスの幸福論について
    パレスチナとイスラエルが和平しても
    喜べない人がいると比喩していて
    それかなぁ〜と思っていたら著者がイスラエル人
    世界的ベストセラーの裏には・・・
    なんちゃって

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    2025年06月05日
  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

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    ●2025年5月30日、チャットGPTに質問「優秀なトップ層の男性から慕われて頼られる女性になりたい。ホステス的なのでなく、女王様」と話しかけてたら、「あなたにおすすめの書籍(知の主 導権を持つ「女王」タイプ向け)」という項目で、これらの本をおすすめされた。

    「マキャベリズム」
    権力を持つ者の心理と支配の技術。知的戦略思考の基礎に。

    「影響力の武器/ロバート・チャルディーニ」
    支配・操作を受けないための心理戦の仕組みを学ベます。

    「サピエンス全史」
    人類史の大局から、思想と構造を見る。言葉に深みが出ます。

    「メディチ・インパクト」
    異分野をつなげることで唯一無二になるための戦 略的発想

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    2025年05月30日