ユヴァル・ノア・ハラリのレビュー一覧

  • ホモ・デウス 下 テクノロジーとサピエンスの未来

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    ネタバレ

    ・人間至上主義革命
    価値判断の基準が人間の感情になった
    浮気
    中世:相談:教会 神の教えに背くものとして、すぐに断罪された
    現在:セラピストや友人 自分自身の感情と向き合うようにアドバイスされる
    「で、あなたはどう感じるの?」

    政治:有権者が一番よく知っている
    芸術:観る人の目が決める⇒マルセルデュシャンの便器が芸術になる
    音楽:かつては、作曲家の才能ではなく神の手によるものだと考えられていた

    ・ヒューマニズムの経済への影響
    顧客が常に正しい
    ←ギルドや君主がパンなどの商品の「正しい」基準や生産量、価格を決めていた

    ⇒消費者が価格を決める=正しい価格
    それに合わせて商品を作る⇒乳房が重く

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    2026年01月12日
  • 人類の物語 Unstoppable Us ヒトはこうして地球の支配者になった

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    ヒトがなぜ動物や植物を支配できるようになったのか。その秘密に迫りながら、人類の物語が語られる。

    「火」、「物語」、「協力」など、ヒトがもつ「スーパーパワー」について、子どもでも理解できる言葉で具体的に伝えていて、とても分かりやすかった。

    でも決してヒトを賛美してるわけじゃなくて、ヒトの残酷さや愚かさも感じられるところがいい。

    進化や変化は、日々のほんの少しずつの積み重ねで気が遠くなるくらいの時間をかけて起こっていくことや、動物や植物は互いに影響を与え合いながら生きているという、「生命の法則」についての説明も分かりやすかった。

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    2026年01月07日
  • NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク

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    情報とは何かを人類の歴史に沿って定義。「物語」としての伝達(主に口承)から「文章」主義、そして聖書やコーランの様な聖典による真実の伝達・伝承。これらが編纂される事で神の教えが人や時代の変化により変えられてしまうことのない様にする事(しかし、これは不可能)。また、情報手段の進化を軸に、民主主義と全体主義の歴史展開の中で情報はどの様な役割を果たし、社会秩序の維持にどの様に影響を与えてきたのか。
    西欧における「魔女狩り」の歴史と情報との関わり(情報技術が進化した事により、「魔女狩り」が本格化した)や同じ全体主義でもファシズムのナチスドイツと共産主義のスターリニズムでは全く違う展開や結構をもたらした事

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    2026年01月06日
  • NEXUS 情報の人類史 下 AI革命

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    AI革命がもたらす人類の未来はユートピアかディストピアか。
    AI革命が活字印刷術やラジオ・テレビなどの情報革新をもたらす技術とは決定的に違う点がある。後者はあくまで人間の意思によって成り立つ技術(人間により使われる技術)であるが、AIは人間の意図を介さず情報を処理・生成し、しかもコンピュータ同士が新たな繋がりを持ち始める。これにより、人間の意図しない思いもよらない結果をもたらす危険性があり、これを人間が制御しきれない危険性が想定される(人間の想定する目的と一致しない「アラインメント(一致)問題」)。
    AIは政治にどのような影響をもたらすのか。民主社会と全体主義の社会でそれぞれ危惧される点を述べ

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    2026年01月06日
  • NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク

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    人間がネットワークを構成するにあたり、情報が果たしてきた役割が解説されています。情報の影響力は、情報が正しいかではなく、より多くの人が信じるかによって決まるのだそうです。確かにそうですね。

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    2025年12月28日
  • NEXUS 情報の人類史 下 AI革命

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    ネタバレ

    Audible

    サピエンス全史(Audible,漫画、子供向け)以来の著者のAIに関する警告と対策の本。

    AIがもたらしうるリスクをまず、情報とは何か?という問いから始める。
    肉体的にはこれほど脆弱な人間が、他の生物を圧倒できたのは、虚構を信じることができ、そのことが多くの人間を繋げ協力することができたから。

    それゆえ、情報は真実でもないし、多くの情報が真実に結びつくこともない。

    AIは人類が不可能な量の情報を処理できるだけでなく、創り出すこともできる。アンチロヒンギャのフェイクニュースはAIによりつくられた。人間は憎悪を駆り立てる情報や陰謀論の方を好む=再生回数が伸びるので、Face

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    2025年12月27日
  • NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク

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    人類史を情報史の観点から、再構築した本書。これからのAI時代についても大きく触れ、今までの歴史を踏まえ、今後はどのような懸念が考えられるかを展開している。
    上巻では、主に今までの歴史を情報や情報ネットワークの観点から振り返る。
    情報と言っても、今のイメージされる情報(コンピュータやデジタル技術)ではなく、文書や書物、口承や物語なども含めて情報としている。
    その情報を人類はどのように扱い、歴史を構築していったのかを明らかにしている。
    情報の扱い次第では、魔女狩りやソ連のスターリンの粛正など大惨事を起こしてきており、その要因を情報の伝達や技術の部分に焦点を当てて、違う観点から歴史を考察できて面白い

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    2025年12月26日
  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

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    ネタバレ

    読み始めて下巻の初めで挫折してまた再開して読み終えるまでに一年かかった!!
    ・世界を席巻するのがホモサピエンスじゃなくなる日も近いのかもと思った。
    ・幸せとはなんなのか?わたしは仏教的な考えが好きなので少しは悟りに近づけるようにいろいろインプットしていきたいと思った。
    ・直訳感?があって読みにくいと正直思った。。けど原作をリスペクトした訳し方なのかな?とも思った。

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    2025年12月14日
  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

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    達成感...
    下まで読んだ今、最高の読書体験だったと言える。

    今までにないほど先が気になるのに、新たな興味をわかせてくるから寄り道(他の本の知識が欲しくなる)したくなった。

    今まで世界史や日本史はそれほど得意ではなく、ただの暗記科目としてとらえていた。
    でも「視点」をかえて「ストーリー」として読み解くことがこんなに面白いことだとは思わなかった。

    中学生で読んでいたら世界史専攻したかもしれない。
    でも中学生の自分はこんなの読めるレベルになかった。

    いま出会うべくして出会った本。
    本当に感謝です。

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    2025年12月12日
  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

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    上巻が、認知革命から農業革命と来て科学革命に至る貨幣・帝国・宗教のうち、どうして宗教だけを下巻にしたのか?と疑問に思っていましたが、下巻は科学と言うよりも宗教に似たイデオロギーと言うテーマが多く占める事から納得しました。

    ヨーロッパ人やキリスト教徒が野蛮だから、つまり悪い事を悪いと思わなかったから、帝国主義や資本主義が拡がり、科学革命が起きたんですね。そしてもう引き返せないって言われても迷惑なんですが、と言う感想もありますが、19章の幸福の定義の部分が特に印象的でした。

    今の日本は多くの人が日々の仕事はつまらない、通勤は苦痛、家族も負担、と感じるような世の中になってしまっているように思えま

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    2025年12月07日
  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

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    サピエンスは技術と文化を手に入れて幸せになったのだろうか…
    同じ歴史をなぞるのでと、見方を変えればこれだけ意味が変わる。
    進歩によって私たちの生活は向上したかもしれないけど、実は何も変わってないのかもしれない。
    そして後半、未来を考えると私たちサピエンスはどこに行き着くのかひたすら怖くなった。
    筆者が言うように、持て余すような技術を手に入れた私たちはこの先「どうなりたいのか」を考えて力を行使しないと、どうなってしまうのかもわからない。そしてそれはすぐこの先に起きてしまうこと、今もう起きているのかもしれない。

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    2025年12月02日
  • 21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考

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    現代のカントかなと思わせる程多岐にわたる論点を取り上げ、主張が展開されており、圧倒される。そこまで技術が発展するかなと感じる点もあるが、圧倒的な知識からの説明にただただ納得させられてしまう。同時に自分で考えないとダメだなあと反省させられる。今年一番の考えさせられた本。

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    2025年11月26日
  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

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    ◾️サピエンス全史は大きく4部構成。認知革命、農業革命、人類の統一の前半分が上巻。人類の統一の後ろ半分と科学革命が下巻。
    ◾️科学革命は人類が意図せず始めたものであり、現代では科学を意図的に活用して何かを成し遂げようとしている。でも、誰も答えを持っていないということだった。
    ◾️科学革命が起き始めた1500年頃から、現代までの歴史を巨視的に見る本書は、内容が濃密過ぎて消化しきれない。何度も読み返してみたい1冊だ。

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    2025年11月24日
  • NEXUS 情報の人類史 下 AI革命

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    上巻は、主に歴史をたどる。ホモデウスとはまた違う切り口で、料理しなおしてまたこんなにも語れるのかと、著者の雄弁さには舌を巻く。第3章にある、著者の父親の体験が心に残る。

    下巻は、21-22年に主に執筆したらしいが、未来予測がすごすぎて25年の今読んでもまだまだフレッシュ。民主社会最大の成功の鍵であった、自己修正メカニズムをAI規制にも組み込めるのか?アルゴリズムによる人間の傀儡、シリコンカーテンによる陣営間の対立で、AIが真に活用されるべき環境保全やグローバル課題にはまったく活用されないコクーン状態、大国が無料でデータを吸い上げ利益は還元されないデータ植民地化での格差拡大、などなどディストピ

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    2025年11月14日
  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

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    非常に大きな視野で歴史を解説している。
    資本主義について考えさせられる。
    幸福とは何か、哲学的な問いについても記述されている。
    人とは何か、クローンをどう考えるか、など根源的な問いを考える機会を本書は与える。
    単なる歴史を振り返るだけでなく、深く人について、考えさせる一冊。

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    2025年11月08日
  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

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    主にマクロな視点でサピエンスの隆盛を考察した上巻とは毛色が異なるがこちらも面白い。
    下巻ではサピエンス自身が自ら生み出した虚構(帝国や資本主義、AI)に呑み込まれていく様が現在を通過点として描かれている。
    遅かれ早かれ科学は暴走すると立場には残念ながら説得力がある。

    私達は何を望みたいのか、との問いは、何を望むべきなのかに置き換えることはできないのだろうか。

    長生きして100年ごとに再読したらきっと面白い。
    そんな本に出会えた幸運を嬉しく思う。

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    2025年11月07日
  • 漫画 サピエンス全史 文明の正体編

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    本は難しいので漫画で。農耕、宗教、人種差別、女性軽視の文明が形成された様子をものすごくわかりやすく説明してくれてる。

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    2025年11月05日
  • ホモ・デウス 上 テクノロジーとサピエンスの未来

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    ダイヤモンド博士の「銃・病原菌・鉄」+「情報」にアップデートした作品

    人類史における「宗教の物語」から「情報の物語」への変容を描いている

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    2025年10月30日
  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

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    ずっとサピエンスの歴史を追ってきて、おしまいのところで幸福論と将来の人類が扱われる構成が巧み。特に最後に問われる「私たちは何を望みたいのか?」という問いが深い。「そんなの腹いっぱい食べることじゃないか」「お金持ちになりたいに決まってる」「健康と不老長寿でしょ」といった定番の回答が、これまでの議論ですべて先回りされているのだ。

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    2025年10月19日
  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

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    人類の成長と未来についてマクロ視点で語る本。
    人類がホモ・サピエンスだけではないところから始まって、近未来の予想までを順を追って説明してくれる。
    あまりにも明快に、そして言いにくいこともバッサリと述べている。
    モヤっとしていた歴史というか人間というものが非常にクリアにくっきりと見えてくる。
    孔子がこの本を読んだら死んでしまうのではないかと思うくらい人間の本質を掴んでいるように思える。
    外国の本に良くある言い回しで読みにくい部分はあるけれど、全ての人にオススメです。

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    2025年10月16日