柴崎友香のレビュー一覧

  • 私の身体を生きる

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    こんなにも赤裸々に皆書いて良いのか!?と最初動揺したが、それぞれ考えさせられるものが多く、有意義な時間が過ごせた。

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    2025年08月29日
  • 遠くまで歩く

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    文章を書く、とりわけ物語を書くというのは、自分の経験してきた事や感じてきた事の反映であり、それを伝えんがために文字に起こす、という事なんだろう。
    前半はささっとと読み進め、最終章はじっくり、少し落ちてくるものがあったかな。

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    2025年08月22日
  • 私の身体を生きる

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    西加奈子さん、村田紗耶香さん、千早茜さん、、他にも豪華な方々のお名前が、、
    もうこれ買うしかないやんと思って購入して即読みました。
    それぞれの女性作家さんたちがご自身の身体をテーマにリレー形式でエッセイをつづられていて、どのエッセイもすごく赤裸々に描かれていて同じ女性として共感するところもあれば、驚かされることもあり、、それこそ、読んでからは「私の身体は私のもの」を強く感じた。
    それぞれの身体に色々な経験や傷が合ったり、コンプレックスが合ったり。
    それでも一つしかない自分の身体。
    こんな私でももっと堂々と生きていていいんだと思わせてくれる作品でした。

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    2025年08月15日
  • 待ち遠しい

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    先日、畑野智美さんの若葉荘の暮らし、を読んだばっかり。もう一歩心の中に踏み込んだ感じかな。女性も男性もどっちでもない人も、生きやすい社会になればいいね。

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    2025年08月09日
  • 続きと始まり

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    二つの震災と感染症に翻弄された数十年で、なにが人や社会を変えたんだろうか。自分に出来たことは何かあったんだろうかとと考える人がこういう小説を書けるのだろう。文体は軽妙だけれどこれ作者に見合わない底流の重苦しさが心に残る。

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    2025年08月01日
  • 春の庭

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    何か特別な結末が待っているわけでもないありふれた日常を書いた1冊。
    何も起こらない隣人とのごくごく普通なやり取りだからこそ没入できる。
    近所の居酒屋で2人で話すシーンが生活感を感じられてよかった。

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    2025年08月01日
  • 続きと始まり

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    わたしは小説を読んでいるとき、わりと現実逃避していることが多く、つらかった思い出などもあまり直視しないタイプなので、珍しい読書体験になった。
    二つの震災、コロナを通過してもたしかに降り積もっていく日常。社会の閉塞感。どうしても抜けない小さな棘。再会できる人/できない人。回収されない伏線。圧倒的に現実だった。
    作家という職業の、語り部としての側面を強く感じたし、当時の空気感を文学として残す貴重さも改めて感じた。

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    2025年07月30日
  • 遠くまで歩く

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    コロナ時期が舞台。オンラインでのワークショップを軸に話が展開していく。場所と人の記憶というテーマが分かりやすく前面に出ていてたと思う。
    川に沿って歩く場面も講座との対比でとても良かった。

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    2025年07月20日
  • 百年と一日

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     柴崎友香さん初読でしたが、目次で驚き! 34編もの掌篇、さらに、あらすじのような長いタイトル…実に風変わりな印象です。読みながら、時間の流れを意識せざるを得ませんでした。

     とてもレビューを書くことが難しいです。大雑把な言い方だと、大きな時間軸の流れの中で、様々な土地でいろいろな人の営みの一コマを切り取った映像を観ている感覚に似ています。「土の人」「風の人」がいるから、廃れるもの、新たにできるもの、受け継がれるものがありますね。

     些細な日常、そこに生きる普通の市井の人の一コマを、過去や今の自分とも重ね、知らず知らずに想像を膨らませます。それだけの余白こそが、著者のねらいだったのかもしれません。百年という時間を把握しやすい年配者ほど、思うところがある気がしました。

     「百年」を365mとすると、「一日」は1cm。長い線のほんの一点ですね。谷川俊太郎少年は、かつて宇宙の直径を二十億光年(今では九百億光年?)と書きました。そう考えると百年もちっぽけですね。「諸行無常」の世界観に相通じるかもしれません。

     著者が『百年と一日』と並列させているように、今を生きる私たちには、今日の一日は百年に匹敵する価値が絶対にある気がします。過去から続く今、未来へ続く今を、時間は見えないからこそ意識し、大切にしたいと思える作品でした。

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    2025年06月24日
  • 春の庭

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    写真集で見た水色屋根の家に入りたい、立ち退き時期が近いマンション住人の執着から何を思うか

    【フレーズメモ帳】
    一日だけでいいから、あの家で自由に過ごしてみたいなあ。

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    2026年01月08日
  • 春の庭

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    芥川賞がどんな基準で選ばれているのか知りませんが、自分には純文学を理解する能力がないことは分かりました。

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    2025年06月08日
  • 遠くまで歩く

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    コロナ禍で失ったものを懐かしく思い出した。
    人と会うこと、みんなで集まること
    歩きながらの感じたことを言うことを
    思いついてできることの貴重さは
    コロナ禍があったから。
    オンラインで会ってたあの時と
    遠くまで歩ける今にはやはり隔たりがあるのだと

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    2025年06月03日
  • 待ち遠しい【毎日文庫】

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    本はとても楽しかった。解説もとてもよかった。
    ただ、読んだあと、なぜか気持ちがささくれて、周りに八つ当たりしてしまった。うーん。。
    結局、血縁があってもなくても、全部を分かり合えっこないけれど、それでも仲良くやっていける、かもねってことなのかな?

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    2025年05月30日
  • わたしがいなかった街で

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    エッセイみたいに特別何かが起きる訳ではない。戦争ドキュメンタリーを観て何故私が生き残っているんだろうと思い続けながら、そこが話の本流になる訳でもない。
    東京の「わたし」と、京橋の葛井夏の視点の話が繰り返される。

    わたしのぐるぐる一人思考は共感出来て静かに読めるけど、、で続く風景描写と話の抑揚のなさに何度か眠る…

    裏表紙の「世界の希望に到達する傑作」はいくらなんでも言い過ぎだと思うが、最後の夕日の棚田の景色を夏が見てこれが幸せだ、と思うことを指しているのだろうか? もっと平和に関することだと思った。

    「これで、これで」の今ここで飛び降りれてしまう、と考えちゃうの分かる。

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    2025年05月16日
  • 続きと始まり

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    コロナ禍を生きる三人それぞれの日常。
    時折知らずに近付いたり。
    興味深くはあったけれど
    なんだか読み進めるのが苦痛にも思えた。

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    2025年05月12日
  • 走る?

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    タイトル通り「走る」に特化したオムニバス
    青春、ノスタルジー、リアリティ、SF、不条理…色々な形の「走る」ストーリーがあり、短編集だから合わなくてもすぐに終わる
    コレを読んで走りたくなるかは貴方次第

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    2025年04月18日
  • 待ち遠しい【毎日文庫】

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    一人で生きていこうと思った女性のお話し。最近こーゆーのめっちゃ多い気がする。結婚なんてしなくていいよ的な。

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    2025年04月14日
  • 遠くまで歩く

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    あくまで個人的にだけど好みじゃなかった。映像を文字にした感じの作品、全く悪くないし空気感は好きなのだけども

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    2025年04月04日
  • 続きと始まり

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    登場人物の会話で所々、共感する箇所があった。家族との関係とか、子どもを持つ持たないとか。読後は、この小説が伝えたい一番のメッセージはなんなのだろうと考えたが、すぐ答えが出す…
    自然災害•感染症•戦争のような非日常に思える出来事の中で、私たちは日常は過ごしている。世界は全て繋がっていて、全ての出来事に自分が無関係ではないと教えてくれているような気がする。

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    2025年03月16日
  • 続きと始まり

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    コロナ禍で大震災を経験した男女の日常の話。コロナ禍は数年前のことだが、振り返れた。登場人物が最後にほんのりつながるのが面白かった。

    シンボルスカの詩にそれぞれが続きや始まりを感じている。「続きと始まり」のタイトルの意味がわかった。

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    2025年03月15日