柴崎友香のレビュー一覧
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映画を観て、唐田さんの、演技なのか素なのかわからない何も考えてなさそうなポカンとした表情と、だけど大胆なことをやってしまいそうな不安定さが役にすごくマッチしててやられてしまったのだけど、原作は未読のままでした。
たまたま見かけたので。柴崎友香さん初読み。
いやいやなかなか手強かったです。あらすじはシンプルなのですが、主人公の朝子が見たものをそのまま全部淡々と書き綴ったような文書で、情報量が膨大。その間に、たぶん見えてないものや、明らかに見てはいないものも描写されていて、それらの意味なんか考え出すと途端に前に進めなくなります。300ページ強の小説ですが、やたらと時間がかかりました。映画が流れる -
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作品紹介・あらすじ
1話5分でわくわくできる、本にまつわる18のストーリー。
森を飛びかう絵本をつかまえる狩人、ほしい本をすぐにそろえてくれる不思議な本屋、祖父がゆっくり本を読む理由、書店のバックヤードに隠された秘密……。
青春、恋愛、時代小説から、ミステリにファンタジーまで、「本」と「本屋」をテーマに豪華執筆陣18名が集結! 本の世界の奥深さが短いお話の中にたっぷり詰まっています。1話5分でわくわくできてどこから読んでも面白い、本にまつわるショートショート・アンソロジー。
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本にまつわるショートショート18編を集めた短編集。
僕は梨木果歩さんの作品目当てで購入。
ホロリとさ -
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どんなことをどんな風に語るかは自由なはずなのに、不思議と受ける印象が近い方も多い。圧倒されたのは、自身の自慰について複数名の方が赤裸々に書かれていたこと。もちろん秘めておくべきかどうかは個人の自由だが、同じことを目の前の男性に言われたらきっと眉間にシワを寄せてしまうと思うので、(こんな性差を感じてどうかとも思うが)そうならないのを織り込み済みの、女性性を逆手に取った表現ような気もする。私のお気に入りはセブンルールで見たことのある藤原麻里菜さん。「もし、技術が発達して、アバターを作って仮想空間で生きれるとしたら、私は女の身体を選ばず、カービィみたいなピンク色の球体を選ぶだろうと思うのだ。そうした
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ネタバレ自分の事務所へ戻る道がわからなくなってしまった探偵の物語。依頼を受けては世界各地を移動し、仕事をこなし、また別の土地へと向かう。物語は依頼ごと(国ごと)に章立てされており、あっさり終わるものもあれば、トラブルめいた状況で幕を閉じるものもある。そのたびに環境や状況の変化は感じられるが、探偵の心境は終始淡々としている。多くの国を巡りながらも、依頼の内容はどこか似通い、似たような場所が現れる。波風が立っても結局は元に戻っていくような、不思議な反復を感じる作品だった。
作品全体を通して、どことなく比喩めいたものは感じられたが、その感覚をうまく言葉にすることが難しい。 -
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高橋源一郎さんのラジオで紹介されているのを聞いて読んでみた。
同じ状況でも「気づいてしまう人」と「気づかずスルーする人」がいると思うが、
「女であること」で少なからず嫌な思いをした経験は誰にでもあると思う。
痴漢について、本筋からはずれるかもしれないが、これだけ多くの女性が被害に遭ってる、ということはそれだけ痴漢をやったヤツがたくさんいる、ということよね?
もしかしたらそこにいる善良そうなおぢさん、爽やかそうなお兄さん、しょぼくれたおじいさんだって!
それでもみんな知らんぷりして普通の生活をしているんだろう、と思うとものすごく腹立たしい。
またまた話がズレるが最近読んだ大谷晶さんが自分をすごく -
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西加奈子さん、村田紗耶香さん、千早茜さん、、他にも豪華な方々のお名前が、、
もうこれ買うしかないやんと思って購入して即読みました。
それぞれの女性作家さんたちがご自身の身体をテーマにリレー形式でエッセイをつづられていて、どのエッセイもすごく赤裸々に描かれていて同じ女性として共感するところもあれば、驚かされることもあり、、それこそ、読んでからは「私の身体は私のもの」を強く感じた。
それぞれの身体に色々な経験や傷が合ったり、コンプレックスが合ったり。
それでも一つしかない自分の身体。
こんな私でももっと堂々と生きていていいんだと思わせてくれる作品でした。 -
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