柴崎友香のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ主人公が居候?することになった家の家族たちは、皆何かちょっと歪な関係に見えるし、子供たち3人は
・たまに同じ1日がループする
・ちょっとの距離だけワープできる
・電話に出なくても相手が誰かどんな顔をしているかわかる
それぞれ、こんな感じの本当に少しの不思議な力を持っていて
しかもそのことを(家族同士でさえ)誰にも話をしたことがない。
居候先の家族の3人の子供たちは3人とも親が違ったり、主人公の親は過干渉で精神的に病んでる感じだったり、「家族」というものには外からは見えない秘密というか問題がある。
ということが淡々とした感じで書かれている。
このちょっと不思議な雰囲気に妙に惹かれて、
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Posted by ブクログ
柴崎友香さんの小説世界は、ほんとその時・その瞬間を切り取って余す所無く描かれてるのがとても好きです。
スッと同じ空間に居る気持ちになれるの凄いな。登場人物たちも自分の友だちかのよう。
かわいい女の子を愛でる気持ちはわかります、わたしもそう。解説で書かれてた、その子をすぐ近くに感じる、というより単純に可愛い人を眺めていたいです、わたしは。眺めるなら美男子やイケメンより、美しかったり可愛かったりする女性の方がいい。お友だちになりたい、はまた別の感情なので。。スカーレット・ヨハンソン、好きです。
りえちゃんの言う「ださい音楽」に全力で頷きました。同感。「女の子カフェ」楽しそうです。小田ちゃんの母、絶 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ還暦過ぎと氷河期世代とゆとり世代、三人の女性たちがひょんなことから関わり合っていく。
この小説のフィクションで割り切れない感じ、「正しい人生」の定義や見本がない現実と鏡合わせだからかな。
立場が個人を透明にしたり、人それぞれ大事にしていることが違ったり、善悪に絶対がなかったり、誰でも過ちを犯したり…。
自分の歩みを信じたいから他人にも押しつけたくなるし、異なる価値観を否定したくなるんだよなあ、と思った。もちろん自戒とともに。
語りが大阪弁ですいすいとリズムよく読まされるけれど、ふと気がついたら思考が深いところまで潜っているような、不思議な物語だった。
立ち止まって考えたいときに、また手に取るか