柴崎友香のレビュー一覧

  • 青空感傷ツアー

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    音生というとっても美人で自由なコに連れまわされる主人公のお話?でも
    十分この主人公も勝手な気がするんだが(笑)
    よんだらトルコに行きたくなりました。

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    2009年10月04日
  • 帰れない探偵

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    なんかすごかった。
    すごく斬新で、こういう小説もあるのかあと思った。

    考えてみりゃ創作の世界は限りなく自由だもんね。

    自由も不自由も塗りたくって無秩序ながら整って
    最後は物語として縁取られていきました。

    おもしろかった。

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    2026年02月03日
  • 帰れない探偵

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    「今から十年くらいあとの話」が連なる。時間も国も人物も気候も、軸がゆらいでいたり、匿名性があったりで、独特の浮遊感が生まれていた。「帰れない」ということは、心細く不安であるのと同時に、ふしぎと自由で安心なことでもあると感じた。のどかな読み心地で、おとぎ話のようでもあるけれど、起こる事件はけっこう不穏だったりもして、これまたふしぎなバランス。

    柴崎友香さんは何冊読んでも、つかめない作家さんだなと思う。

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    2026年02月03日
  • 待ち遠しい

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    年代によっての「普通」があって、でも「普通」ってなんだろうって。
    その人がその人の好きなように生きていればいい。そう思っていても「普通」にとらわれてしまう不思議。

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    2026年02月02日
  • 私の身体を生きる

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    「私の身体を生きる」というテーマのエッセイ集。
    びっくりした内容もあった。自分の性を語るのは難しい、

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    2026年02月01日
  • 帰れない探偵

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    色んな国を転々としながら探偵業をする話。
    探偵というよりはスパイに近い気もする。

    空気がゆるく、面白い、とは思わなかった。

    自分らの未来のようでもあり、ディストピア感もあるが、
    それでも人の生活はあまり変わらない。

    伏せている情報(具体的な国名など)が多くて、
    それがスパイスにもなっているけど、個人的には不要に感じた。

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    2026年01月27日
  • 千の扉

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    夫の祖父に頼まれ、千歳は広大な都営住宅で人探しを始める。同じ顔の千の扉の向こうに確かにある、「誰か」の暮らし。深く交わりはせず、他人の人生が肌近くを通り過ぎてゆく感覚が寂しくもあたたかい。いま同じ時を生きている無数の人々の存在を強く意識させてくれる作品。
    本作、時々時制も話者も不意に横すべりして、過去と現在を二重写しにしたような重なりとブレが生まれているのがいい。各々過去や事情がある他人の人生に無責任には関われないけれど、誰にでも「人生」があるのだと実感として理解していれば、尊重し合える。この距離感を大切にしたいと思った。

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    2026年01月25日
  • 続きと始まり

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    戦争も災害も疫病も「平和」な日々の続きとして始まった。皆それぞれに日々の仕事や暮らしに必死で、でも、理不尽な抑圧や小さな違和感をやり過ごす毎日の続きに、どんな日々が始まるのか。「後片付け」は誰がするのか。見て、目の前の世界を、と囁かれた気がした。
    だからといって、「正しい」ことをしすべき、行動すべき、と、そういう圧の強め方をしないのが柴崎作品。行動してもしなくても、私たちが生きるこの世界、同じ空の下に、今この時、痛み苦しみの中にいる人がいる。その事実から目を背けるなと、ただ、そう囁く。それが、心の柔らかなところに刺さる。

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    2026年01月24日
  • 帰れない探偵

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    不思議なお話。
    探偵の主人公が色々な国にいってその現地の方の話をたくさん聞くお話。どこらへんの国なのか想像するのが楽しかった。

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    2026年01月12日
  • 帰れない探偵

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    「今から10年くらいあとの話。」から始まる不思議な小説。

    探偵が主人公だが、よくある探偵ものではない。
    ミステリーっぽさもあるにはあるが、ミステリーではない。
    出てくる人たちがみんな仮名で、本当にいるのかいないのかわからない。
    どこの国の話かもわからない。

    タイトル通り、家に帰ることができない探偵が、仕事の都合でどこかの国へ行って探偵稼業を続けていく。
    謎解きや伏線回収などのエンタメ感は無い。

    帰れないことは理不尽であり、帰る場所がないということは不幸である。

    でも、探偵はそれを受け入れ、淡々と仕事をこなしていく。
    いきなり出国して別の国へ行け、という理不尽な命令についても受け入れる。

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    2026年01月12日
  • 帰れない探偵

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    ハードボイルド小説なのだろうか?
    なぜか自分の家までの道を見つけられなくなった探偵が、様々な国を飛び回り依頼をこなしていく。
    描かれる国の名前は明らかにされないが、ここはあの国、こちらはこの国だろう、という予想を立てるのも楽しい。

    私には少し文章が硬く感じ、翻訳本のような読みにくさもあったけど時を経て何度か読むとまた違った味わいが出てくるのかもしれない。

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    2026年01月12日
  • 百年と一日

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    場所と人と時間が織りなす34の物語。

    各篇のタイトルがとにかく長い。
    このような短篇は初めて。
    そして一作品は10ページほど。

    大きな何かが起きるということはない。
    淡々と物語は進む。
    読み終えるごとに少し遠くを見て余韻に浸りたくなる不思議な作品。

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    2026年01月10日
  • 私の身体を生きる

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    藤原麻里菜さんのが印象的だった。
    知らずに読んでいたけど藤原麻里菜さんって、無駄づくりの彼女だったのか!
    それに気づいてからより面白く読めたし、女とか関係なしに能力を認められたい気持ちは、理系入試女子枠アンチのわたしの気持ちを代弁してくれた。
    男性に女としてのフィルターを通して見られたくない気持ちでありながら、女である自分(の身体)が好きだというまとめ方も好きだった。

    痴漢被害にあった人が多く驚いた。私は痴漢にあったことはない。こんな言い方だめなんだけど、共感、理解のために痴漢の経験があればよかったなとか思った。

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    2026年01月14日
  • 虹色と幸運

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    ネタバレ

    柴崎友香さんの小説を読むと、いつも登場人物たちがとても身近に感じられて、本当に登場人物たちが生活していると錯覚してしまう。

    今回のお話は30代の女性3人がメインで、私にちょうどぴったりで読んでみたかった。

    物語は1ヶ月ごとに区切られていて、12ヶ月分の3人の物語が書かれている。

    全員に大きな変化はないけれど、1ヶ月ごとに嬉しいこともあれば、そうではないことも起こる。
    仕事の変化、家族の変化、恋人の変化、そうした日常の変化にいろんな感情になりながらも生活を続ける3人の物語。

    どうなるかわからない未来を、それでもいまの気持ちを大切にしながら、過ごしていきたいと思った。

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    2026年01月07日
  • 帰れない探偵

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    このままだと大変なことになってしまうよと警告するかのように、そうなってしまった大変な世界を見せてくれる小説がある。それかなと感じた。
    そして、混乱する世界でも拠り所となるものと、少しの希望も添えられていた。帰れなくなった時の、帰れなくならない為の、道しるべとなるのかも。

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    2026年01月07日
  • 帰れない探偵

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    次々とくる依頼のために様々な国を横断する旅行記のような探偵物語。主人公がいた国(おそらく日本)は主人公が発ったあと体制が変わり戻ることができなくなった。そのためどこか宙ぶらりんな感覚が続いている。
    管理体制の世の中でも自分の感情を大切にしていきたい。

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    2026年01月05日
  • 続きと始まり

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    皆様、今年も宜しくお願いいたします。
    年末年始かなりのお休みがあったから、年末にまた本を何冊か買って、さあと思いましたが、掃除をしながら立ち止まり、雪の舞う年越しにちょこっと騒ぎ、テレビを観ながら整頓整頓。
    箱根駅伝観て大騒ぎ、そしてまた、探し物。
    そんなこんなで実家にあった積ん読。
    コロナ期に買って忙殺されて読めなかったのかあと、読み始めたこの本がお休み中に読んだ本になりました。
    散歩にでる時はAudible。でのこの作品はなんだか自身の振り返りとこの先をじわっと考えた作品で。
    何処かで起こっていることに耳を傾けながら遠くでしか考えていなくなにもしていない自分。
    コロナは全世界を巻き込んで、

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    2026年01月05日
  • 帰れない探偵

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    「今から十年くらいあとの話。」
    たぶん海外に出国しようとする主人公が空港(最終章からKIXかと)で10年後の自分を想像している話なのかなと思いました。
    いろいろな国と想像をMIXした不思議な感覚を楽しむ話なのでしょう。

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    2026年01月05日
  • 帰れない探偵

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    ネタバレ

    「これは今から十年くらいあとの話」という時間軸の置き方が、この物語にピタリとはまっている。この本のベースにあるのは現実離れした世界情勢のように見えて、1つひとつは近い将来日本や、自分の身にも降りかかりそうなリアリティがある。解き明かせない巨大な陰謀があるかもしれないし、ないかもしれない…そんな不安定さの中に、日常がある。

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    2025年12月27日
  • 帰れない探偵

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     柴崎さんの新作。評判はいいのですが、ピンときません。感想が書けません(笑)。
     「帰れない」という「空間」というか、「場所」を登場人物に与えたところが、新しい柴崎さんなのですが、うーん・・・でした(笑)。

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    2025年12月10日