柴崎友香のレビュー一覧

  • ガールズ ファイル 27人のはたらく女の子たちの報告書

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    「女の子」という生き物をここまで掘り下げてる作家は他にいないんじゃなかろうか。出てくる人たちみんなキュートで、女の子っていいなぁとしみじみ思った。女子って複雑で不可解。でも優しくて愛がある。

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    2009年10月07日
  • 星のしるし

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    この作家さんの作品は、
    「こないだ友達と同じような会話したなー」みたいな感じで登場人物を身近な友人に配役しやすいんですよね。

    なんともない毎日の日常をただただ描いている、いつもの友香ワールドです。今回は、30歳目前の女性が主人公。

    物語に浮き沈みが全くないから若干退屈なんだけど、ついつい読んでしまう作家さんです。

    良いことだけしか信じないけど、占いに行きたいなーって思いました☆

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    2009年10月04日
  • 星のしるし

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    弱気なときは、占いとかそういうもんに縋りたくなる気持ちを、最近知りました。柴崎さんの大阪弁は、非常にナチュラル。

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    2009年10月04日
  • 星のしるし

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    “両方の下瞼に溜まっていた涙が、頬に落ち、膝にも落ちた。微かな重さと温度があった。
    もしかして、神さまに祈ったり願ったりするのは、こういう感じかもしれない、と思った。どこかで、自分を見ていてくれたらいいのにって思うような、そういうの。”

    こういう話も結構好き。
    若干涙目。
    息抜きに読むには丁度いい感じ。
    さらっと軽く読める。

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    2009年10月07日
  • 青空感傷ツアー

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    昨年末に衝動買いーーー読んだことはあった!
    音生かわいいよ音生
    いろいろ考えさせられるけど、読後感はすっきり!

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    2009年10月04日
  • ショートカット

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    あ、これわかる、と思うところが何箇所もあった。だけど説明しようとしすぎて文が長くなっていることが多くて、リズムが悪いのが気になりました。

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    2009年10月07日
  • 星のしるし

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    柴崎友香が「30代」&「死」を描くようになったー.
    印象に残る台詞多数.相変わらずな関西弁おっとり世界の中に,ちょっとずつ異分子が混じってる感じ.
    ラストの2ページがほんと巧い.

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    2009年10月04日
  • ガールズ ファイル 27人のはたらく女の子たちの報告書

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     へこんでた時に読んだから、
     少し元気になったかな。

     そういうときに読むといいかも。

     小説的にいいとは、あんまり思えなかった。 
     
     絵が素敵です。

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    2009年10月04日
  • 星のしるし

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    相変わらずの描き方で

    相変わらずの世界を想像させてくれる


    作者が何を伝えたいか。
    なんてことは僕にはどうでもよくって

    読んだままを素直に感じて、素直に想像したい。



    鮮やかなカラーが見えるのです。

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    2009年10月07日
  • 星のしるし

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    たしかにカツオは独特だ。
    さざえさんのイメージが強いけど。
    占いをモチーフにした小説って、中々ないよね。

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    2009年10月04日
  • 青空感傷ツアー

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    大阪トルコ四国石垣島この旅のチョイスと女子ふたりの旅とはどんなものだろうと面白そうなので読んだ。女子が女子に憧れるというところがやはりよくわからなかったのでボクは読者として失格でありつくづく男子である。石垣島は曇っている。この曇りぐあいがイイ。晴れた日もいいが低い雲が垂れてポツリ雨が降り出した浜辺がいい。海が雨で濡れて見えるのはこの島だけ。男子の感傷ツアーはいたって寡黙である。

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    2011年09月15日
  • ガールズ ファイル 27人のはたらく女の子たちの報告書

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    27人の働きガールと柴崎さんの対談、4人のOLさんを軸にしたたわいもない日常を描いた8つくらいの短編が収められた1冊。対談の方は楽しく読めました。世の中、たくさんの働き方、生き方があるもので。読書の醍醐味は自分では知り得ない、体験できない事象に触れられること。この対談がまさにそうで、同じ働き女子として興味深いものがありました。この手のモノを読むといつも思うのですが、女性が働くことがなんだか特別視されてるかのような、働く20&30代の女性をクローズアップした類の書籍や雑誌が結構多くあることに疑問を覚えます。そういった意味ではやや新鮮味に欠けますがHanakoの連載を書籍化したものと考えればターゲ

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    2009年10月07日
  • 青空感傷ツアー

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    完璧な美少女とその子に振り回される女の人の話です。
    いろいろなところに旅に出ます。
    本当に旅行に出かけると自分の知らなかった自分を知ったりします。
    これはそんな話でした。
    自分ばかりではなく、一緒に行った人の新たな部分を知ることができます。
    友だちとちょっと旅行に行きたいなぁと思う本です。

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    2009年10月04日
  • ショートカット

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    私は彼に会うために大阪から東京へショートカットする。そんな夢のような、一見訳の分からない話。でも、心の距離って現実よりも、もっともっと短いのかもしれない。ショートカットすることは出来ないけれど、「いつも近くにいる」というその距離を信じることが大切なのかも。

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    2009年10月04日
  • ショートカット

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    作者の言葉の選び方が好き。
    特にこの作品は描写がすごく美しい。
    今回はストーリーよりもその事に感動してしまった。
    3/23

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    2009年10月04日
  • ショートカット

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    ともすれば不思議世界というかファンタジーになる物語がとても身近に感じられる構成がとてもいい。巻末、高橋源一郎さんの解説までもが素敵だった一冊。「俺、わーぷしたことあんねんで、すごいやろ」

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    2009年10月07日
  • 次の町まで、きみはどんな歌をうたうの?

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    GOMES THE HITMANの山田稔明さんが柴崎友香さんを推していたので、気になって読んでみました(柴崎友香さん原作の映画「きょうのできごと」は以前観てます)。

    柴崎友香さん自身、関西の人らしく、登場人物たちが関西の人たちで、話し言葉が関西弁です。

    なんだろう。
    一言で言うと、大学生っぽい世界観て感じでしょうか。

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    2009年10月04日
  • 青空感傷ツアー

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    『きょうのできごと』の作者。

    超美人で傲慢な年下の彼女と、
    それに振り回されっぱなしな『私』による、
    女二人のなりゆき感傷旅行−…というコトだったけれど。
    読んでてちょっとイライラ。

    読み終えた後、
    中学の修学旅行で行った沖縄の海を思い出した。
    どこまでも透明な海に触れた生温い感触を、
    何だかすごく懐かしく思った。
    表現というかモノに対する言葉選びはすごく素敵だと思います。

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    2009年10月04日
  • 次の町まで、きみはどんな歌をうたうの?

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    望のいきすぎたキャラクターが、読んでて苛々した。私こういう人、絶対嫌いや〜と。この本も大阪弁で、大阪育ちの私は読みやすいけどわからない人は、会話のイントネーションとかテンポが辛いかもしれない。同時収録の「エブリバディ・ラブズ・サンシャイン」は、私はだめだった。のろのろした感じが否めない。

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    2009年10月13日
  • 青空感傷ツアー

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    この小説の語り手の主人公、なんかいらつくなあと思ったら、中盤あたりでまさにこれだ!という一文発見。「あんまり考えずに行動するわりには、あとから文句ばっかり言って、努力は嫌いだけど僻みっぽくて、しかも自分のことを棚にあげて超面食い」。この手のタイプの女性、私が最も苦手とするタイプ。でもいじけてても、ちょっと抜けてても、愛嬌があって前向き(ただし、4歩進んで3歩下がるの繰り返し)。こういうキャラ、変にスキがない人よりは魅力的かなあ、という気もした。

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    2009年10月04日