柴崎友香のレビュー一覧

  • 次の町まで、きみはどんな歌をうたうの?

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    日常を切り取った誰にでもあるような話し。だけどそういう些細な何かに助けられたり沈んだりするんだよね。

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    2011年09月12日
  • 青空感傷ツアー

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    ネタバレ

    わがままで、ゴーマンな美人な音生と、綺麗なモノ好きで、音生の顔を見ているとどうしても言いなりになってしまう芽衣の物語。

    男にフラれて、遠くに行きたいと言い出した音生。大阪→トルコ→四国→石垣島と旅をしていきます。

    はじめは、「芽衣が音生に振り回されて大変だな」くらいに思っていたのに、途中から芽衣も大概わがまま何だということに気がついた。
    わがままな女子二人が、わがまま気ままに旅をしているのを読んでいると、自分の二人旅を思い出します。

    どうしても、喧嘩になってしまうし、「あぁ、今怒ってんだろうな」って思うこともあり、気まずい思いもするのに、また、二人で出掛けてしまう。
    気持ちよくわかります

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    2011年08月19日
  • ショートカット

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    柴崎さんの小説は、派手なことは何も起こらない、淡々とした物語ばかりです。登場人物が関西弁の人が多いのも好きなところです。この物語は、短編集なんだけれども、登場人物同士がちょっとずつ繋がっています

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    2011年07月17日
  • ショートカット

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    思いが 膨らんで 何かを超える瞬間

    桜を散らす風や、夏のぬるい夜風

    そんなものを通すと

    全てが透明になって、気持ちがどこまでも走る

    会いたい人を思い出す

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    2011年05月21日
  • 主題歌

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    普通の何もない日常を切り抜いていて、そこには事件も転機もない。淡々と過ごしている人の日常を覗きみている気持ちになります。
    最後は異様なほどのあっけなさで幕を閉じます。柴崎友香らしい終わり方でした。

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    2011年05月03日
  • 主題歌

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    ストーリーだけを追うとするっと読めてしまって何だかたよりなく思えるかもしれない。だけど、柴崎友香の小説はストーリーだけを追うのではなくて、一文一文引っかかりながら読むとその趣きをガラっと変える。
    友人との会話中や移動中の思考、視点の置き場、特筆すべきことはないと思われる日常の本当の姿が見えてくるような、そんな感覚。特に大きな事件が起こらない本作ではそれがよくわかる。

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    2011年03月26日
  • フルタイムライフ

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    新人OLの毎日が描かれていて、働きだした頃が懐かしくなった。
    淡々と毎日が描かれているように思うが、だんだんと周りの人物の人柄がわかってきたり、恋につながりそうでそうならなくてあーあ、という気持ちなど細かい描写で読者の共感や感心を得て、つなぎ止めてる気がする。

    軽い気持ちで読みたい時にオススメの著者。

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    2011年02月25日
  • 星のしるし

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     『文学界』掲載作品で、『文藝』を中心的な発表の舞台としてきた柴崎作品としては、今までとはまた少し違う雰囲気の作品となっている。

     占いやヒーリング、果ては宇宙人まで、オカルトにはまる人たちがテーマになっていて、柴崎がこういう作品を書いているのは意外な気もするし、最初の印象としては、若干作風からズレているのではないかとも感じるところだ。

     淡々と日常を語っていく語りの中に、占い、ヒーリング、血液型、UFO、信仰、ネイティブアメリカンまで豊富なオカルトネタが日常に溶け込んだ形で登場し、ごく普通の人がそれらに触れるありようが書き込まれていく書きぶりは、かなり怖い。

     日常に潜む怪異というか、

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    2011年02月02日
  • 星のしるし

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    占いやらヒーリングやら
    ツボな要素はたくさんあったが
    それを生かしきれていない感じ。
    逆に言えば、上記のようなもので
    日常が劇的に変わるもんでもない、
    ってことがよくわかる話。

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    2011年01月31日
  • ガールズ ファイル 27人のはたらく女の子たちの報告書

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    2,30代の女性のインタビュー&OLの日常短編集。
    短編よりもインタビューに出てきた人達の方が現実離れしてる気がする。
    とってもフツーで、でもちょっとした出来事もある短編に好感が持てた。
    もしかして自分にもありうるかもと思いながら読むと
    ルーティンなOL生活も悪くないかも、と思える…?

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    2011年01月31日
  • 次の町まで、きみはどんな歌をうたうの?

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    表題作と「エブリバディ・ラブズ・サンシャイン」の2編を収める。

    前者は先に読んだ『その街の今は』と同様、登場人物が魅力的。東京まで向かう彼らのことばのテンポにほっとする。昔、学生の時の旅を思い出す。旅先でどうするかよりも、そこに到るまでの道程のほうが印象的な旅。

    後者は、本来主人公に知りようもない相手の思いと主人公のそれが交錯する小説にしかできないつくりでおもしろかった。主人公・工藤さんの「逃避のための眠り」は今までのわたしと重なる。どこかで逃げてばかりだったあれこれを思い出す。「戦うこと。眠らないこと。」

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    2011年01月09日
  • また会う日まで

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    ネタバレ

    「阪急電車」以来、実際の土地めぐりものについ惹かれ・・・
    ということで手にとった一冊。

    「関西人の目からみた、旅先である東京」という観点に
    同調したり、目からウロコしたり。

    メイン二人の関係がどうにもなっておらず、しかしどうとでも想像出来る余地もあり、
    その絶妙な距離感や雰囲気を包む、全体の暖かで伸びやかな描写が素敵。
    身近な物語に思える。

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    2010年12月06日
  • フルタイムライフ

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    昼はOL、夜はアート
    なんだこの世渡り上手は

    一気に読もうとするとかったるい
    アソート菓子みたく、暇を見つけては
    ちょいちょいツマミ食いするように読むのが
    乙というもの

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    2010年11月30日
  • フルタイムライフ

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    OL1日体験をしたい人におすすめです。

    芸大を卒業してOLになった新入社員春子の物語。
    昔気質の会社で平凡な毎日を送る日々に、「本当にこれでよかったのか」と戸惑いながらも、淡々と毎日は過ぎていく。
    夢を仕事にできれば一番いいかもしれない。でも、何事も前向きに楽しめたら幸せだ、と思わせてくれる本です。
    あまりにも淡々としているので、本当に春子になってOL1日体験した気分になりました。

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    2010年10月20日
  • フルタイムライフ

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    喜多川春子は今年美大を卒業し、機械製造会社の普通の事務職のOLになった。そんな春子の5月から2月までの10ヶ月を描いた作品。
    まずは延々と続くシュレッダー作業のシーンで幕が開きます。春子の勤める会社では、女性はお茶汲みや雑用ばかり割り当てられ、どこか一昔前の雰囲気があります。でもそんな会社を「こんな仕事をして給料を貰えるならそれも良いな」と春子はどこか肯定的です。
    会社やその周辺での春子のごく普通のOL生活が淡々と語られます。多少の山谷は有るものの、最後まで大きな事件は起きません。ランチで出会う正吉という気になる男性が現れるくらいです。そんな所はなにやら保坂さんの作品のようです。
    どう評価すれ

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    2016年07月31日
  • 青空感傷ツアー

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    主人公の振りまわされ感が絶妙ではある。
    音生みたいなタイプは絶対にお友達にはならないので
    良く分からないけど、作者はきっとこういう知り合いがいるんだろうなあ・・・。
    解説では、作者=音生という推測をしていたけど、もし自分という
    想定だったらこんなにウザくキャラとして書けるのだろうかがちと疑問。

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    2010年04月26日
  • 星のしるし

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    ラジオですごい評価されていたので、ワクワクして読んでみたが
    ただただ日常の様子が描かれて、淡々とすぎて行くだけだった。
    主人公と同年代、まさに考えていることも似てたりして共感はもてたのと、大阪の地名、話し方がより身近に感じさせてもらえたが
    この作者は、淡々とただただ描くということを得意としているのだろう。
    映画「きょうのできごと」もそうだったなーと読み終わって気づいた。
    こういうの好きだから、たまにはいいよ。

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    2010年04月07日
  • 星のしるし

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    こんな風に、もしも自分の人生が流れていたとしたら、
    なんて自分を投影してみればすぐに感じる、そら恐ろしさ。

    こんな世界に自分がふとはまり込むことのうそ寒さ、よりも、
    もしも、いつも何気なく付き合っている友人たちが、
    こういう世界にあるいは、いるのかもしれないことのうそ寒さ。

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    2010年03月16日
  • 見とれていたい わたしのアイドルたち

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    雑誌「ウフ. 」連載に加筆訂正、+書き下ろし「美女観測日記 2009」。カヴァー写真は松坂慶子。帯には「映画&テレビ好きの著者が、とびきりお気に入りの女優・タレント・ミュージシャンについて綴った、クールでちょっぴりミーハーな21章」。連載時から気になっていたので、まとめて読んでみよう、と。「はじめに」にあるように、「……誰がかわいい、誰が好き、誰が感じ悪い、あの役がよかったイマイチだったと」、友だち同士で(この場合やっぱりオンナ友だち同士だな)おしゃべりしている感じを味わえる。個人的には特に、クリスティーナ・リッチ(「外見のコンプレックス」)、マギー・チャン&チャン・ツィイー(「チャイナガール

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    2011年07月19日
  • 次の町まで、きみはどんな歌をうたうの?

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    著者:柴崎友香

    この人の話はいつも日常のなんでもないことなんだけど、なんだかせつなくて楽しい。
    共感しやすい。
    最後の話なんて特にすっきりしないけど、これはこれでいいんだって許せる不思議さ。

    今回はタイトルがよかった。
    ザ/邦画って感じの小説かな。
    あー日本だなーって思う。

    まぁ失恋したら寝たくなるわな。

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    2009年12月07日