感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ひさびさに興味を持って読める面白い本に出会った。
柴崎友香さんの作品は初めて読んだが、こんなに感覚が似ている人だとは思わなかった。
柴崎さんの好きな女優や歌手(主に海外)について、まったく主観的な熱い思いのたけを綴っているのだが、
真実とは、誰かの熱狂的な思いの中から生み出されてくるのだな、と感心。
最近、やる気がでなかったが、パワーを与えてもらったように思う。
Posted by ブクログ
雑誌「ウフ. 」連載に加筆訂正、+書き下ろし「美女観測日記 2009」。カヴァー写真は松坂慶子。帯には「映画&テレビ好きの著者が、とびきりお気に入りの女優・タレント・ミュージシャンについて綴った、クールでちょっぴりミーハーな21章」。連載時から気になっていたので、まとめて読んでみよう、と。「はじめに」にあるように、「……誰がかわいい、誰が好き、誰が感じ悪い、あの役がよかったイマイチだったと」、友だち同士で(この場合やっぱりオンナ友だち同士だな)おしゃべりしている感じを味わえる。個人的には特に、クリスティーナ・リッチ(「外見のコンプレックス」)、マギー・チャン&チャン・ツィイー(「チャイナガール ねえさんVS小娘」)、ペネロペ・クルス(「ラテンのバンビちゃん」)の各章に、共感。観たことのある映画について「そうそう!」なんて思ったり、「このDVD探してきて観たいな」と思わされたり。ひさしぶりに、エマニュエル・ベアールやカトリーヌ・ドヌーブなども観たいような気分になっちゃいました。