藤岡陽子のレビュー一覧

  • ホイッスル

    Posted by ブクログ

    ある夫婦に起きた突然の出来事を中心に様々な夫婦の形態を描き出し、私達に考えさせてくれる作品です。
    なんの予備知識もなく読み始めたのですが、ちょうど私自身が離婚を考えていることもあり非常に興味深く読ませていただきました。
    俺はこんなに酷くない、とか、ここまでしても夫婦の絆は残るのか?とか、いろいろ思いを巡らせました。
    一方で救いようのない人種が世の中にはいて、そういうのに引っかかってしまう不幸もあるなー、とも思いました。子どもたちがこのような人たちに出会わないように祈るばかりです。

    0
    2022年03月14日
  • トライアウト

    Posted by ブクログ

    すごい、すごい、何度も言ってしまいたいほど感動しました。
    野球好きな私としても、トライアウトがいかにたいへんな事だと、ますます確信しました。
    こんなにたくさんの大好きセリフが出てくる小説は初めてです。
    ぜひ一読の価値ありです!

    0
    2022年03月02日
  • いつまでも白い羽根

    Posted by ブクログ

    看護学校での大変な苦労、看護師になってからの苦悩、実際の看護師の藤岡陽子さんだからこそ書けた感動の1作です。

    0
    2022年03月02日
  • 金の角持つ子どもたち

    購入済み

    母親の視点から

    中学受験に向けて塾通いを始めた子供がいます。
    同じ母親として、物語の母親の温かさにジーンとなりますし、塾講師の苦労や優しさもすごく感動します。そして、これから大変な中学受験への希望も持てる内容で、読んでよかったです。

    #切ない #泣ける

    0
    2021年11月10日
  • むかえびと

    Posted by ブクログ

    さらに1年後のエピローグがあるのなら、理央さんが佐野先生の病院で皆んなと一緒に働いていると描かれていることを願っています。

    0
    2021年10月14日
  • 晴れたらいいね

    Posted by ブクログ

    子ども向けかと思うようなスタートでしたが、途中からは涙が止まりませんでした。やっぱり良い人がたくさん登場して、悲惨な状況の中でも深刻なトーン一色にはならず、前向きなエネルギーが途切れることのない感動的なストーリーでした。
    この本は日本人から見た戦争の話ですが、以前マニラに行った際に現地の方から聞いた話しを思い出しました。「フィリピンはスペイン、アメリカ、日本と3回外国に支配されたが、スペインはキリスト教を、アメリカは英語を残してくれた。日本は…」とても恥ずかしい思いをしました。
    戦争大好きな極右政党自民党の皆さんはこの本を読んだらどんな感想を持つのでしょう。安倍晋三さんも高市早苗さんも自分に命

    0
    2021年10月03日
  • この世界で君に逢いたい

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いわゆるスピリチュアルを全面的に信じてはいないけれど、あり得ることだとは思っている。

    だから、この話を違和感なく受け入れることはできた。
    ただ、美羽も花もかわいそうすぎる環境…花の今後はきっと大丈夫だろうけど。

    そして、タイトルの意味、この話がラブストーリーであることに心に揺さぶられた。

    0
    2021年08月21日
  • むかえびと

    Posted by ブクログ

    助産師を描いた医療小説+お仕事小説。最近メキメキと頭角を現している藤岡陽子さんの作品で、なおかつ生命の誕生を扱ったものなので、「泣かせにくるいい話なのだろうな」と思っていたのですが、いい意味で裏切られた感があります。

    主人公である若手の助産師、有田美歩。彼女の勤める産婦人科病院はなかなかにクセがある。先輩や後輩の助産師は頼りになるものの、院長は腕は不確かなのに尊大。さらに看護師長は院長の愛人で、この師長も仕事は満足にしないのに、部下にはヒステリックに当たり散らす。

    描かれるテーマも主人公が壁にぶつかって、そこから成長して……、というお約束の感じではなかった気がします。美歩自身、障害をもった

    0
    2021年01月17日
  • 手のひらの音符

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    まず、新潮文庫100選を読んで抽選に当たった本です。ありがとうございます。前向きで暖かい、幸せな気持ちになれるこの本から新しい年を始めます。


    服飾業界のデザイナーの夢を持ち続けて実現させてきた。実績もある35歳の水樹。突然会社が方向転換して業界から撤退することになった。中途採用で難関を切り抜けてきたがまだまだ愛着がある。仕事は好きだ。

    落ち着かない将来の方向に、迷いに迷っていた時、京都の母校から連絡が来る。水樹の困難な夢の実現を後押ししてくれた恩師が入院している、治癒の難しい病気で、命が残り少ないかもしれない。クラスで集まってお見舞いに行こう。

    30代半ばでまた将来の道に迷っている、

    0
    2026年03月31日
  • ホイッスル

    Posted by ブクログ



    再読。
    以前よりは、かなり客観的に眺めていたとは思いますが、やはり辛い読書でした。

    和恵の悪意に絡め取られ、翻弄された家族。
    長い夫婦の時間があればこそ、夫の不義理に対して、恨みがあってもどこか許してしまう気持ちもあったのかもと、聡子の心根を想像する自分がいました。

    家族に支えられ、自分の足で立ち上がった聡子の強さが、最後は章を受け入れたのだろうと思います。

    幸せは自分しだいで増やせるものだと気づいた聡子のこれからを応援したいです。


    2021/11/11

    再読。
    家庭を省みることなく仕事第一に生きてきた団塊世代の廉太郎。自分よりも人という我慢が習い症になっていた杏子。
    この時代

    0
    2018年08月30日
  • むかえびと

    Posted by ブクログ

    助産師さんのお仕事小説。

    途中、不倫や犯罪が出てくるが、だからこそ命の大切さが伝わってくるところもある。

    助産師さんや産婦人科医の、命をむかえるという仕事が、よくわかる話。

    0
    2018年07月30日
  • トライアウト

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    思い通りにならない人生も、
    どうしようもない躓きも、
    失敗も、後悔も…。

    深い愛情と、
    確かな言葉があれば、
    のりきれるのではないだろうか。

    そんな勇気と、喜びを
    与えてくれる小説。

    大切にしたい言葉に
    たくさん会えた。

    0
    2018年05月25日
  • 森にあかりが灯るとき

    Posted by ブクログ

    施設の実際………
    闇の部分が多くて……
    でも、本当のことだよなって思いながら読みました

    私たち職員にミスなんて許されなくて
    なんで転んだんですか?ちゃんと見ててくれないと困ります、とか
    認知症だってわかってるはずなのに
    こういうことを言ってくるけど、どうなってるんですか?とか
    歩けなくなったら困るので、動かしてくださいとか

    無理難題を言われる家族、多いんです……
    施設は何でも屋ではありません
    できること、できないことがあります
    施設にいるから必ず安全、というわけでもありません

    でも、楽しく、穏やかに、危険なく過ごして欲しいという気持ちは間違いなく持っています

    笑顔やありがとうという言葉

    0
    2026年06月09日
  • 青のナースシューズ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ★★★★☆(良)とても爽やか、青春だぁ!医師が良くも悪くも活躍する小説はたくさん読んだけれど、看護師がメインのものは初めてで新鮮でした。交通事故で亡くなった父に憧れて看護大学に通う成道。病院の実習で出会い、別れ、挫折、悩み、成長。平行してずっと気がかりなのは交通事故で怪我をして車椅子を使用し介護が必要な弟のこと。引きこもっていたけれど、少しずつ前向きに歩き出す。あまりにも暖かくて、拗らせてるので、看護学校の厳しすぎる教育、意地悪な病棟ナース、カスハラ患者などの胸糞も読みたくなりました。

    0
    2026年06月07日
  • メイド・イン京都

    Posted by ブクログ

    単純に京都が好きで、オススメもされたので読んでみた。手に職というか、技を持つ人に憧れる側の人間にとっては、まず羨ましいが先に立ってしまったが、こういう仕事邁進話は気持ちが良い。自分も含めて今はタイパとかコスパで、一生懸命がむしゃらにやる人が減ってるように思うから。現実はこんなに上手くいかないとは思いながら、ちゃんとモデルがいるというところに驚いた。仕事は真っ直ぐ進むのに、恋愛では変な意地をはる主人公にモヤっとしたけど、最終的には応援したくなった。
    「運は信用に値する人間のもとにしか訪れません。あなたがこれまで運が良かったというのであれば、それはあなたが周りの人に信用されていたからですよ」

    0
    2026年06月07日
  • 満天のゴール

    Posted by ブクログ

    「春の星を一緒に」を読んで、昔見たドラマの続編と気付き、原作は読んでないことに気づいた。NHKの2023年のドラマも良かったけど、原作はそれ以上だったね。最初のクズ夫とそれにすがるアホ女のムカムカが後半きれいさっぱりなくなった。トクじい、早川さん、いい逝き方だったね!

    0
    2026年06月01日
  • 青のナースシューズ

    Posted by ブクログ

    男性看護師が入院中の自分の前に担当者として現れたら、普通に受け入れられるか…男性に限らず看護師さんの仕事の大変さ、頭下がる。色々あっても、その道を純粋に「人を助けたい」思いから目指す男子学生達、心からエール贈りたい。「青は空と海の色。自然界に最初からある、自由な色」

    0
    2026年06月01日
  • 春の星を一緒に

    Posted by ブクログ

    初めは祖父、シングルマザー、息子の話


    緩和ケアで働く看護師、医師

    息子がめちゃめちゃ良い子。
    それぞれの人物が頑張っている
    心が温かくなる作品

    0
    2026年05月29日
  • メイド・イン京都

    Posted by ブクログ

    結婚に向け、仕事を辞め縁のなかった土地でスタートする新生活。そこだけを切り取ると自分と同じ環境に一気に気持ちが乗っていく。
    幸せの為だったけど、積み重なる違和感。それに立ち向かい、幾度となく押し寄せる困難にも挫けず、色褪せないもの、変わらないものを見つけ出すお話し。
    2人の関係がただただ美しく2日で読み切る。

    0
    2026年05月25日
  • 金の角持つ子どもたち

    Posted by ブクログ

    中学受験に挑戦する俊介が、塾に行きたいと親に相談し、夏休みの合宿などを経て、受験を迎えるまでの日々を綴るお話。一章は母親視点ですが、俊介の受験を応援する気持ちが自身の高校中退の悔しい経験からだと気づき、義母の心無い意見と闘うところは、とても嬉しくなりました。
    二章は俊介視点で夏休みの講習と合宿がメインですが、受験勉強に夏休みを費やすことに否定的な学校の先生や、友だちの言葉に揺れる俊介の気持ちが痛いほど伝わってきます。
    そしてその相談に乗ってくれた、塾の加地先生の視点での三章では、中学受験の塾講師をなぜ彼が続けているのか、その背景と想いが明かされて、熱い想いの根っこに胸があつくなりました。
    俊介

    0
    2026年05月23日