藤岡陽子のレビュー一覧

  • むかえびと

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    さらに1年後のエピローグがあるのなら、理央さんが佐野先生の病院で皆んなと一緒に働いていると描かれていることを願っています。

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    2021年10月14日
  • 晴れたらいいね

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    子ども向けかと思うようなスタートでしたが、途中からは涙が止まりませんでした。やっぱり良い人がたくさん登場して、悲惨な状況の中でも深刻なトーン一色にはならず、前向きなエネルギーが途切れることのない感動的なストーリーでした。
    この本は日本人から見た戦争の話ですが、以前マニラに行った際に現地の方から聞いた話しを思い出しました。「フィリピンはスペイン、アメリカ、日本と3回外国に支配されたが、スペインはキリスト教を、アメリカは英語を残してくれた。日本は…」とても恥ずかしい思いをしました。
    戦争大好きな極右政党自民党の皆さんはこの本を読んだらどんな感想を持つのでしょう。安倍晋三さんも高市早苗さんも自分に命

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    2021年10月03日
  • この世界で君に逢いたい

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    ネタバレ

    いわゆるスピリチュアルを全面的に信じてはいないけれど、あり得ることだとは思っている。

    だから、この話を違和感なく受け入れることはできた。
    ただ、美羽も花もかわいそうすぎる環境…花の今後はきっと大丈夫だろうけど。

    そして、タイトルの意味、この話がラブストーリーであることに心に揺さぶられた。

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    2021年08月21日
  • むかえびと

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    助産師を描いた医療小説+お仕事小説。最近メキメキと頭角を現している藤岡陽子さんの作品で、なおかつ生命の誕生を扱ったものなので、「泣かせにくるいい話なのだろうな」と思っていたのですが、いい意味で裏切られた感があります。

    主人公である若手の助産師、有田美歩。彼女の勤める産婦人科病院はなかなかにクセがある。先輩や後輩の助産師は頼りになるものの、院長は腕は不確かなのに尊大。さらに看護師長は院長の愛人で、この師長も仕事は満足にしないのに、部下にはヒステリックに当たり散らす。

    描かれるテーマも主人公が壁にぶつかって、そこから成長して……、というお約束の感じではなかった気がします。美歩自身、障害をもった

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    2021年01月17日
  • 手のひらの音符

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    ネタバレ

    まず、新潮文庫100選を読んで抽選に当たった本です。ありがとうございます。前向きで暖かい、幸せな気持ちになれるこの本から新しい年を始めます。


    服飾業界のデザイナーの夢を持ち続けて実現させてきた。実績もある35歳の水樹。突然会社が方向転換して業界から撤退することになった。中途採用で難関を切り抜けてきたがまだまだ愛着がある。仕事は好きだ。

    落ち着かない将来の方向に、迷いに迷っていた時、京都の母校から連絡が来る。水樹の困難な夢の実現を後押ししてくれた恩師が入院している、治癒の難しい病気で、命が残り少ないかもしれない。クラスで集まってお見舞いに行こう。

    30代半ばでまた将来の道に迷っている、

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    2026年03月31日
  • ホイッスル

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    再読。
    以前よりは、かなり客観的に眺めていたとは思いますが、やはり辛い読書でした。

    和恵の悪意に絡め取られ、翻弄された家族。
    長い夫婦の時間があればこそ、夫の不義理に対して、恨みがあってもどこか許してしまう気持ちもあったのかもと、聡子の心根を想像する自分がいました。

    家族に支えられ、自分の足で立ち上がった聡子の強さが、最後は章を受け入れたのだろうと思います。

    幸せは自分しだいで増やせるものだと気づいた聡子のこれからを応援したいです。


    2021/11/11

    再読。
    家庭を省みることなく仕事第一に生きてきた団塊世代の廉太郎。自分よりも人という我慢が習い症になっていた杏子。
    この時代

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    2018年08月30日
  • むかえびと

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    助産師さんのお仕事小説。

    途中、不倫や犯罪が出てくるが、だからこそ命の大切さが伝わってくるところもある。

    助産師さんや産婦人科医の、命をむかえるという仕事が、よくわかる話。

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    2018年07月30日
  • トライアウト

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    ネタバレ

    思い通りにならない人生も、
    どうしようもない躓きも、
    失敗も、後悔も…。

    深い愛情と、
    確かな言葉があれば、
    のりきれるのではないだろうか。

    そんな勇気と、喜びを
    与えてくれる小説。

    大切にしたい言葉に
    たくさん会えた。

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    2018年05月25日
  • 青のナースシューズ

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    ネタバレ

     途切れることなく何度も何度も泣きました。 藤岡陽子さんの文章は、素直で真っ直ぐで大好きです。 読み終えたわたしも、心素直にスッキリとしていました。
     心に刺さる言葉がいっぱい‼︎
    『人は頑張ったぶんだけ強くなると思ってる』
    『岡崎くんもフル充電せずに、八十パーセントで頑張って』
    『看護師の資質として欠かせないもの。それはイマジネーション、想像力です』

    『青は、空と海の色だ。自然界に最初からある、自由な色だよ』・・・題名の『青のナースシューズ』の意味と感動のラスト‼︎
     生きる勇気をもらえる物語でした、ありがとうございました。

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    2026年07月05日
  • 青のナースシューズ

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    ​過酷な学びに挑む学生たちのリアルな葛藤や揺れ動く心情が瑞々しくて、気づけば何度も涙を流してしまうほど面白かった。命の重みや死生観に真っ直ぐ向き合う展開には引き込まれたし、今の自分が抱える悩みに対して答えをもらえたような救いもあって、今後の支えになりそうな大切な一冊になった。ただ、家族や青春など複数の重厚なテーマが盛り込まれている分、どうしても終盤の展開が駆け足過ぎたのだけは惜しい。あれだけ感情移入できたからこそ、もっとじっくりと物語の余韻に浸りたかったなと思う。

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    2026年07月04日
  • きのうのオレンジ

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     限られた時間の中で紡がれる、いのちの尊さと絆を辿る物語。自分の大切な人たちを想うことの愛おしさや、生きる意味を深く問いかけてくる。

     心の繋がりの深さは一緒にいる時間の長さだけではないし、大切に感じられる瞬間は今だけとは限らないんだよなぁ。

    「一日生きることは、一日を丁寧に積み重ねることなんだよ。」人はみんな必ず死ぬときがくる。不可避だからこそしっかり生きたいと感じた。

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    2026年07月04日
  • 春の星を一緒に

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    ネタバレ

    「満天のゴール」から7年後を丁寧に描いた続編
    読めて良かった
    そしてやっぱり元夫がクズ過ぎ&息子が良い子過ぎて涙・涙
    泣きのデトックス完了です

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    2026年07月04日
  • 春の星を一緒に

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    最近読んでた中で1番、心がスッキリした。登場人物一人一人が頑張ってて、しかも背伸びした感じでもなく、とても親近感を覚える。春の星を一緒にのタイトルも関係あった。

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    2026年07月03日
  • 海とジイ

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    瀬戸内の小さな島々を舞台に、3人の「ジイ」と若者たちの交流を描いた物語です。
    それぞれの短編が独立しながらも巧みに繋がっており、登場人物たちの人生が交差する構成は、面白さにより深みを与えている印象でした。
    特に、島の厳しい自然環境や、限られた人間関係の中で生きる人々の姿がリアルに描かれていたので、自分にはない生活を擬似体験するような気持ちで読みました。
    全体を通して、海の持つ多様な表情と人間模様が巧みに織り交ぜられ、心に残る作品でした。
    読むタイミングによって、各話の感じ方が変わるのも魅力的でした。

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    2026年07月03日
  • 金の角持つ子どもたち

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    中学受験に臨む小6生。
    それも最難関校。
    中学受験を決めたのが遅かったので追いつくのは並大抵ではない。
    それを見守る親や塾の先生、そして本人のやる気が熱い。
    結果が伴えば万々歳だが、そうとは限らない。
    最高に頑張った!そんな思いは財産になるよね。

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    2026年07月03日
  • むかえびと

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    ネタバレ

    変わらず、藤岡さんの「生と向き合う人」の描き方が素敵だなと思った。
    俊高さんのキャラクターが最後まで掴めなかったのが残念。。表面上だけではなく、理央が惹かれるなにかがあったんだろうなあ。

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    2026年07月01日
  • 青のナースシューズ

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    たくさんの人のやさしさや生命の誕生。
    所々で、涙してしまいました。

    一番思ったのは、世の中には様々な事情や病気を抱えながら生きてる人がたくさんいるんだなということ。もっと広い視野を持たなきゃいけないなと改めて思いました。

    作品中で、帝王切開や低体温療法などの医療的な知識を知れて面白かったです。



    成道くん。
    青は空と海の色。自然界に最初からある自由な色。
    西田さんがくれた青のナースシューズを履いて、これから素晴らしい看護師になって下さい。
    大学の玄関前にあるオリーブの木がずっとあなたを見守ってくれることでしょう。

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    2026年06月30日
  • 春の星を一緒に

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    ネタバレ

    奈緒が緩和ケア病棟ナースということもあり、人が亡くなるシーンがとても丁寧。最初は父耕平。最期の言葉がこの本を象徴づける。
    次は宮城さん。同い年の女性が娘を懸命に守り抜き元旦に旅立つ。
    最後は寺内さん。スカイブルーのノートに唯一描かれた似顔絵が目に浮かぶ。
    家族の愛を多面的に表現し、ハッピーエンドで締めくくる。

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    2026年06月28日
  • 青のナースシューズ

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    ヤングケアラーとか、一人ひとりの特性に応じてちゃんとみることとか、色々考えさせられた。話自体はとても読みやすく、誰にでもオススメできる。
    主にバスで読んでいたので、要所要所泣かされて困った笑

    p.104 職業の中には、良心を持たない人間が就いてはいけないものがある

    p.124 自分自身を無価値だと感じてしまう苦しみ

    p.130 思いを言葉にするにも経験が必要

    p.164 この人にとっての正解はなにかと常に思いを巡らせられる人だけが、良い看護師になる

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    2026年06月23日
  • 金の角持つ子どもたち

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    2026/6/21

    中学受験がテーマの作品。
    中学受験に挑む息子、その母親、塾の講師の目線で語られる。

    おもしろかったなー!
    一生懸命に頑張る主人公の俊介を純粋に応援したし、私はやっぱり、母親にもとても感情移入して読んだ。
    息子の受験のためにやむを得ず始めた仕事。
    そこで彼女自身も、目標を持って頑張ろうとしている姿にグッときた。

    頑張っているのは俊介だけではなく、母・友人・塾講師、もちろん父親や妹も。
    一生懸命になれる人はとても魅力的だし、眩しい。
    がんばっていれば、きっと何かを掴むことはできる。
    思い描いたものとは違ったとしても。
    そんな力を信じさせてくれた、作品だった。

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    2026年06月24日