藤岡陽子のレビュー一覧

  • 金の角持つ子どもたち

    購入済み

    母親の視点から

    中学受験に向けて塾通いを始めた子供がいます。
    同じ母親として、物語の母親の温かさにジーンとなりますし、塾講師の苦労や優しさもすごく感動します。そして、これから大変な中学受験への希望も持てる内容で、読んでよかったです。

    #泣ける #切ない

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    2021年11月10日
  • むかえびと

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    さらに1年後のエピローグがあるのなら、理央さんが佐野先生の病院で皆んなと一緒に働いていると描かれていることを願っています。

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    2021年10月14日
  • この世界で君に逢いたい

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    ネタバレ

    いわゆるスピリチュアルを全面的に信じてはいないけれど、あり得ることだとは思っている。

    だから、この話を違和感なく受け入れることはできた。
    ただ、美羽も花もかわいそうすぎる環境…花の今後はきっと大丈夫だろうけど。

    そして、タイトルの意味、この話がラブストーリーであることに心に揺さぶられた。

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    2021年08月21日
  • むかえびと

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    助産師を描いた医療小説+お仕事小説。最近メキメキと頭角を現している藤岡陽子さんの作品で、なおかつ生命の誕生を扱ったものなので、「泣かせにくるいい話なのだろうな」と思っていたのですが、いい意味で裏切られた感があります。

    主人公である若手の助産師、有田美歩。彼女の勤める産婦人科病院はなかなかにクセがある。先輩や後輩の助産師は頼りになるものの、院長は腕は不確かなのに尊大。さらに看護師長は院長の愛人で、この師長も仕事は満足にしないのに、部下にはヒステリックに当たり散らす。

    描かれるテーマも主人公が壁にぶつかって、そこから成長して……、というお約束の感じではなかった気がします。美歩自身、障害をもった

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    2021年01月17日
  • 手のひらの音符

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    ネタバレ

    まず、新潮文庫100選を読んで抽選に当たった本です。ありがとうございます。前向きで暖かい、幸せな気持ちになれるこの本から新しい年を始めます。


    服飾業界のデザイナーの夢を持ち続けて実現させてきた。実績もある35歳の水樹。突然会社が方向転換して業界から撤退することになった。中途採用で難関を切り抜けてきたがまだまだ愛着がある。仕事は好きだ。

    落ち着かない将来の方向に、迷いに迷っていた時、京都の母校から連絡が来る。水樹の困難な夢の実現を後押ししてくれた恩師が入院している、治癒の難しい病気で、命が残り少ないかもしれない。クラスで集まってお見舞いに行こう。

    30代半ばでまた将来の道に迷っている、

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    2026年03月31日
  • ホイッスル

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    再読。
    以前よりは、かなり客観的に眺めていたとは思いますが、やはり辛い読書でした。

    和恵の悪意に絡め取られ、翻弄された家族。
    長い夫婦の時間があればこそ、夫の不義理に対して、恨みがあってもどこか許してしまう気持ちもあったのかもと、聡子の心根を想像する自分がいました。

    家族に支えられ、自分の足で立ち上がった聡子の強さが、最後は章を受け入れたのだろうと思います。

    幸せは自分しだいで増やせるものだと気づいた聡子のこれからを応援したいです。


    2021/11/11

    再読。
    家庭を省みることなく仕事第一に生きてきた団塊世代の廉太郎。自分よりも人という我慢が習い症になっていた杏子。
    この時代

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    2018年08月30日
  • むかえびと

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    助産師さんのお仕事小説。

    途中、不倫や犯罪が出てくるが、だからこそ命の大切さが伝わってくるところもある。

    助産師さんや産婦人科医の、命をむかえるという仕事が、よくわかる話。

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    2018年07月30日
  • トライアウト

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    ネタバレ

    思い通りにならない人生も、
    どうしようもない躓きも、
    失敗も、後悔も…。

    深い愛情と、
    確かな言葉があれば、
    のりきれるのではないだろうか。

    そんな勇気と、喜びを
    与えてくれる小説。

    大切にしたい言葉に
    たくさん会えた。

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    2018年05月25日
  • 青のナースシューズ

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    涙無しでは読めないので注意です。
    人は頑張った分だけ強くなれる、と作中で何度か出てきて、主人公も周りの友人たちもそれぞれ頑張って少しずつ強くなって行くという内容はもちろん理解でき、感動的でした。でも、私はヤングケアラーなど、子供が子供としていられる大切な時期を親によって奪われる話がどうも許せなく、今回は特に親の身勝手さが露骨過ぎてそれが気になりすぎて読後感が悪かった。

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    2026年08月02日
  • リラの花咲くけものみち

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    ◼️ 藤岡陽子「リラの花咲くけものみち」

    ドラマシーズン2あるそうで嬉しい。獣医を目指す女性・聡里の北海道での奮闘・成長。

    藤岡陽子氏は「手のひらの音符」が少しチクチクする感触だったのでやや暗い物語を書く人なのかも、というイメージがあった。ドラマを先に観て、SNSのやりとりでお互い「ドラマを観て椋鳩十「大造じいさんとガン」という作品が残雪という登場人物の名前の由来になっているから読んでみた、という話で盛り上がり、原作もぜひ読んで、と薦められていた。帯でドラマのシーズン2があると知り、楽しみにしている。

    岸本聡里は小学生の頃実の母親を亡くし、継母が愛犬を嫌い処分するのを恐れて不登校に。15

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    2026年07月30日
  • きのうのオレンジ

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    遼賀と恭平は15歳の時に遭難し、死を意識する
    そして33歳になった遼賀 病に倒れながらも、生きること 生き切ることを決意する
    死に向き合い自分は自分らしく生きたと受け入れていく また、家族や友人、自分と繋がっている人と共に
    … 誰でも生まれて、生を終えていく 遼賀のように自分の生き方を肯定できるだろうか
    本音は、治験の医師の説明は残念 本来の目的は治療じゃなくても、目の前の患者には効果の効果を期待する意味があることをはなしてほしかったし、遼賀にはもっとモッも生きて欲しかった  今おなじように病と戦っている人に希望を与えて欲しかった  わたしにとっては辛い結果だった

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    2026年07月29日
  • 青のナースシューズ

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    藤岡陽子さんの新刊を楽しみにしていたのだけれど…
    ナースの物語というところで躊躇してしまった。

    ブク友さん達のレビューを拝見して、どうやら男子ヤングケアラーの学生の話らしいと知りようやく手に。

    やはり、自分の現在と過去を思いっきりなぞられる予感は的中。
    実習中の様子や、実習をしながら母の闘病を支えていた頃のこと、現在の学生への向き合い方…
    すべてが思い出されて、つらかったことや悲しかったこと、今の自分自身の在り方への悩みなど、怒涛のように押し寄せてきて、ずっと泣きながらの読書でした。

    成道君ほどの辛さではないものの、自分のつらさを藤岡さんに文章にしていただいたよう。
    共感してもらったとい

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    2026年07月28日
  • 晴れたらいいね

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    敗戦前の占領地の悲惨な状況が、読前の印象を裏切るぐらい至極具体に描かれていたと感じた。主人公の明るさといかなる状況でも自分を通すところも共感。戦争文学としてもいい本だと思った。

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    2026年07月28日
  • きのうのオレンジ

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    33歳の遼賀は胃がんの告知を受け絶望する。
    病院で偶然会った看護師の矢田泉、弟の恭平、故郷の母と祖母に支えられ、闘病生活が始まる。
    自分の余命をどう過ごすか、やり残したと思うことは何か、誰に何を伝えたいか、遼賀と一緒に考えさせられる物語だった。

    12歳の時に父親と兄弟で登った冬山で、遼賀は父に買ってもらったオレンジ色の登山靴を履いていた。
    故郷の風景が夕日にに染まる様もオレンジだった。
    オレンジ色って温かさや希望を感じさせる。

    矢田さんが最後に、遼賀と自分が再会した意味ってなんだろうと悶々とする。
    きっとお互いにとって出会いそばにいることが必要だったんだよと私なら言うかな。
    生まれ変わった

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    2026年07月23日
  • いつまでも白い羽根

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    この方の描くお話は、どの作品も必ず自分の心の深いところに刺さる言葉がある。
    また違う作品を手に取りたいと思わせてくれる作家さんです。

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    2026年07月21日
  • わたしの名店

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    作者名のラインナップの、朝井リョウ目当てで手に取った。安定の、早稲田学生ライフの片鱗が伝わるクオリティ。
    でもどの文章も、地方民の自分が読んで「あー、観光目的じゃなくこの本に出てくる料理目的でそのお店行ってみたい!」と思える店+料理紹介で、軽い気持ちで手に取って想像以上の満足度が味わえる一冊だった。

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    2026年07月19日
  • 春の星を一緒に

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    ネタバレ

    看護師として働きながら小説も執筆
    流石に詳しい
    医療小説は、死と隣り合わせの為人が亡くなるシーンが有り
    その人の人生を考えると泣けてしまう。
    シングルマザーの看護師が一人息子を抱えながら緩和ケア病棟で賢明に働く姿は共感出来る。
    息子が医療の世界を目指すのも必然だと思う。
    本当に駄目な人間も登場してくるが、素直に怒りを表現するのは清々しい。医師、親等周りの人間への感謝がある人には幸せになって欲しい。

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    2026年07月18日
  • おしょりん

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    辛抱強い根性のある人たちだなーと。
    末吉の女が初めて眼鏡をかけた時のシーン、自分が初めてコンタクトをつけたときと通ずるものがあってこんなに世界はクリアなんだと思ったからめっちゃわかるなー

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    2026年07月12日
  • 手のひらの音符

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    人が誰かを思いやる気持ちを、それぞれの性格が表れた行動として描いているところがとても良かった。同じように相手を大切に思っていても、寄り添い方や支え方は一人ひとり違う。その違いが、説明ではなく、何気ない振る舞いや言葉、長く残る物を通して自然に伝わってくる。登場人物たちはそれぞれ異なる事情や不器用さを抱えながらも、自分なりの方法で誰かを守ろうとする。その優しさが押しつけがましくなく、一つ一つの場面に温かさを残していた。読み終えたあとにも、人を思う気持ちの形が静かに心に残る、とても良い物語だった。

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    2026年07月12日
  • 金の角持つ子どもたち

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    ネタバレ

    最終章は涙なしでは読めませんでした。電車の中で読んでいなくて良かった、と思ったくらい、読み進めていくうちに泣いてしまっていました。急に小学校6年生の春にサッカー辞めて中学受験をしたい、と言い出した俊介を、わたしも読みながら、最初は俊介のお父さんと同じように思っていました。どうせ飽きたらやめるんだろうなぁ、と。でも、いつになっても投げ出すことなく、寝る間も惜しんで勉強している姿にいつの間にか俊介を応援している自分がいました。なので結果は残念だったけど、努力を一回経験した子は、この先の人生でどんな局面に立たされても諦めることはないのだろうな、きっとこの先の俊介の人生は素敵に輝くのだろうな、と思いま

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    2026年07月11日