ホイッスル
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ホイッスル

小説・文芸
858円 (税込)
600円 (税込) 10月8日まで

3pt

長年連れ添った夫が突然失踪し、思い出の詰まった家も失った。理不尽な状況に、園原聡子は戸惑い絶望の淵に立つが、娘や姪、誠実な弁護士たちの支えで、新たな生活に向かって歩み出す。そして、夫を奪った不倫相手・沼田和恵と、法廷で対峙する日がやって来た。底知れぬ悪意に翻弄されながら、それでも強く生きる人びとの姿を通して、家族、夫婦の在り方を問う感動の長編!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    光文社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    光文社文庫
  • タイトル
    :
    ホイッスル
  • タイトルID
    :
    413874
  • 電子版発売日
    :
    2016年12月23日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

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ホイッスル のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    2016年既読
    10年経ち自分の生活も大きく変わったことも関係するのか、良い人にも悪い人にも何か理由があるように思える。夫に裏切られ住む家も失った聡子、その娘香織、早くに母を失った姪っ子の優子、この三人の女は
    善人でまっとう。大変な看護師という仕事を続けている事からも沼田和恵は環境で性悪にならざるを得なかったようにも感じた。三人の女の誰かと入れ替わっていたら違う人生だったかも。聡子は今までの行いが返ってきた、辛いけど人に恵まれ、藤岡陽子作品にふさわしい人だな。10年後また読んでみたいと思う作品。

    0
    2026年06月24日

    Posted by ブクログ

    突然夫に裏切られて今まで主婦として生きてきた70前の女性が主人公。
    理不尽な状況から立ち上がるのも大変なのに、今まで社会との接点が少なかったのに、まっすぐ立ち向かい強くなっていく姿がとても良い。
    主人公側は良い人ばかりなんだけど、敵キャラはグスだらけで腹が立つ。

    0
    2026年04月27日

    Posted by ブクログ

    裁判、離婚、嘘と、暗くて辛いものがテーマにあるのに読んでいて温かい気持ちになる不思議なお話でした。
    藤岡さんの描く優しい心を持った登場人物のおかげでこのあたたかさが生まれてるんだな、と思います、

    人の不幸はみんな同じ数、だけど幸せの数は掴もうとするほど増える、この言葉がすごく沁みました。

    0
    2024年01月21日

    Posted by ブクログ

    読み始めたところ、場面設定がとても暗くどん底のような気分になるが、中盤に差し掛かる頃からさらに先が気になり一気に読んでしまった。どうしてこんなに、人物像がありありと浮かぶリアルな文章が書けるんだろう。幸福の量はその人次第、という言葉が出てくるが、それも聡子さんの生き様からしっかり感じられるし、希望のある作品だった。
    藤岡陽子さんという人の本、色々読んでみようと思う。

    0
    2023年12月26日

    Posted by ブクログ

    初めての作家さん。なかなか面白いです。私が知らなかっただけで作品は多いようです。他の本も読んでみます。

    0
    2023年12月01日

    Posted by ブクログ

    ある夫婦に起きた突然の出来事を中心に様々な夫婦の形態を描き出し、私達に考えさせてくれる作品です。
    なんの予備知識もなく読み始めたのですが、ちょうど私自身が離婚を考えていることもあり非常に興味深く読ませていただきました。
    俺はこんなに酷くない、とか、ここまでしても夫婦の絆は残るのか?とか、いろいろ思いを巡らせました。
    一方で救いようのない人種が世の中にはいて、そういうのに引っかかってしまう不幸もあるなー、とも思いました。子どもたちがこのような人たちに出会わないように祈るばかりです。

    0
    2022年03月14日

    Posted by ブクログ



    再読。
    以前よりは、かなり客観的に眺めていたとは思いますが、やはり辛い読書でした。

    和恵の悪意に絡め取られ、翻弄された家族。
    長い夫婦の時間があればこそ、夫の不義理に対して、恨みがあってもどこか許してしまう気持ちもあったのかもと、聡子の心根を想像する自分がいました。

    家族に支えられ、自分の足で立ち上がった聡子の強さが、最後は章を受け入れたのだろうと思います。

    幸せは自分しだいで増やせるものだと気づいた聡子のこれからを応援したいです。


    2021/11/11

    再読。
    家庭を省みることなく仕事第一に生きてきた団塊世代の廉太郎。自分よりも人という我慢が習い症になっていた杏子。
    この時代の夫婦では平凡で当たり前で、感情を素直に出せない様子が切なかった。
    杏子の病状が進み、廉太郎が鎧を脱ぐが如く杏子に感情を見せるようになる姿に何度も涙し、妻として残していく夫が心配で、家事や近所付き合いなどを教えていく様に、同じ女として尊敬の念を覚えました。
    家族のお別れの時に、互いの尊厳を尊重し、その時を迎えることが出来る、そんな時間をもてたらいいなと私も望みます。

    0
    2018年08月30日

    Posted by ブクログ

    離婚の話ばかりで、初めはいい加減にしてほしいと思っていたが、読み進めるうちにだんだん引き込まれていった。
    藤岡さんの本はこれで3冊目だが、また何かの機会に読んでみたい。

    0
    2026年05月14日

    Posted by ブクログ

    最初は重くて気が滅入る…と思っていたが徐々に好転。心に残るセリフもあった。
    自分の人生のダイジェストを辿った時に、必ずその場にいる人間が家族。確かにそうだと思ったしそうでありたい。そう思うと少し優しい気持ちになれる気がする。



    以下は沁みた部分の引用。

    ------------------------------------------
    「家族になった人間とは、いろんな局面を共有できる凄さがあるぞ。人生においてこれ以上嬉しいことないっていう局面 とか、これ以上ないっていう悲しい局面とか。自分の人生のダイジェストを辿った時に、必ずその場にいる人間ってのは貴重だぞ」
    ------------------------------------------
    もしかすると、苦しみの量というのは、誰にも一定なのではないだろうかと。幼い頃に母親を失った優子の苦しみ、若くして妻を失った信一の苦し み、高齢の両親が離婚した香織の苦しみ・・・・・・。苦しみのない人生などなくて、貧困や病気や介護や孤独や不妊や育児・・・・・・人には言わないけれど、人の前では笑っているけれど、その人にしかわからない苦しみが存在する。自分はその苦しみがこれまで少なかったのかもしれない。だから今少し、その苦しみがやってきたような気がする。
    でも、幸せの量は一定ではないのだと確信している。幸せは自分しだいで増やせるものだと聡子は気づいた。
    「不幸せの量はみんな同じ。幸せの量はその人それぞれ」

    0
    2024年06月20日

    Posted by ブクログ

    ずっと信じていた人からの裏切りと、その原因になった女性の考え方が人として全く共感できなくてモヤモヤしてばかりだった。でも、どんな悲しみや絶望の中にいても、そばで支えててくれる大切な人がいれば必ず前を向くことができると教えられた。納得することはできなくても現実を受け止めて誠実に生きていくことは、辛くて難しいことだけど、人を強く魅力的に成長させることができるんだと思った。

    0
    2024年03月08日

ホイッスル の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    光文社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    光文社文庫
  • タイトル
    :
    ホイッスル
  • タイトルID
    :
    413874
  • 電子版発売日
    :
    2016年12月23日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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  • 【閲覧できる環境】
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