藤岡陽子のレビュー一覧

  • 海とジイ

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    瀬戸内の海と3人のジイ。
    島で生きるジイたちの生きる姿を見た孫たちは、迷いから自分を見つめ直していく。

    第2話は、複雑な思いで読んだ。老いを感じ、個人の医院を閉院して、たまたま昔世話になった先輩医師を助けに島に行った。鬱々としていた思いを海で気持ちを前向きにしてもらったかのように映る。

    上手く言えないけれど、藤岡陽子さんの作品を読んでいると、いつも元気をもらえる。

    第1話から涙を流させてもらったのは初めて。
    それぐらい心に刺さった素晴らしい作品だった。

    お薦めの一冊ですね!

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    2025年03月03日
  • 晴れたらいいね

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    佐治さんが言う⇨どうしてだろう誰一人戦争を止める声を上げるものはいなかったが異常だったのだね、岩代の様な人間が大量にいたから、白飯を毎日食べる上官がいたから、赤紙一枚で簡単に命を奪った奴がいたから戦争が起きた。現在でも中国にロシアに戦争になる可能性あるのに、自民党 公明党 維新に投票する我々はもっと深く考えようよ!

    川でパニックの進藤さんにファンユーファと声を掛けてた場面がグッとくる、あと戦友会の写真で全員生きて帰れた事も どうして紗穂が送られた意味を教えてくれた。婦長と紗穂とやり方は違うけど同じ道を進んでいる雪野さんならあなたたちの命を守るという言葉は重いし命より大切なものはないと言い切れ

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    2025年03月01日
  • 海とジイ

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    海神
    トイレが原因でいじめを受けるようになった小学校四年の優生は、瀬戸内の島に暮らす曾祖父を訪ねる。死期が近いという曽祖父だったが、元気に優生と接した。そして入院した曽祖父と優生が約束を交わす。

    夕凪
    20年以上も70歳を超えた医師を支えてきた。
    その医師がクリニックを閉院すると言って、いなくなってしまった。
    看護師は医師を探しに瀬戸内の島へ渡る。
    親子ほど年が離れた二人に流れる時間。

    波光
    島で「石の博物館」を運営している祖父を訪ねた。博物館のリニューアルの手伝いをしながら、祖父の話を聞いた。
    祖父が語った若き頃の話しが、前の作品につながる。

    年齢を重ねるということを深く考えさせられた

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    2025年01月18日
  • いつまでも白い羽根

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    「リラの花咲くけもの道」も良かったけれど、
    こちらの方が心にグッときました。
    この作品がデビュー作とは驚きです。

    3年間共に学んだ友人達の最後が
    なんともやるせない結末で
    言葉になりません。

    医療関係者にも、そうでない方達にも
    お勧めの一冊です。

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    2025年01月12日
  • 空にピース

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    今年最後、素晴らしい終わり方でした。
    生徒に全力でぶつかって行く小学校教師の主人公にエールを送りながら読みました。

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    2024年12月31日
  • 空にピース

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    藤岡陽子さん、2冊目の作品です。
    晴れたらいいね を最初に読みとても感動しましたが、この作品も間違いないです。
    感動。涙。先生という職業の難しさも大変さも感じました。主人公は本当に素晴らしい先生です。
    ラストも良かったですね。
    藤岡陽子さんの作品、ほかにも読んでみようと思います。

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    2024年12月21日
  • 空にピース

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    最初の方はとても辛く、読むのをやめようかとも。
    澤木ひかり・・と同じ仕事をしていたのは、私の周りに複数います。
    なので読むのが辛いと思えるところが‥‥

    そしてきっとこの後、その仕事に就くかもしれない大学生がいるかも。
    穏やかな終わり方なので、よかったです。

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    2024年12月19日
  • 空にピース

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    ネタバレ

    藤岡陽子さんの作品は3冊目。
    教師になり5年めの澤木ひかりが、問題を抱える水柄小学校6年2組の、新しい担任になった時から約1年間の奮闘記。

    子どもは、親を選べない。
    家庭に入れば、子どもにとって親はすべてだと思う。子どもは過酷な状況でも、なんとか順応しようと試みるものだ。
    ひかりのクラスには、学校給食で命をつなぐ子どもがいる。私は(たくさん食べてたくさん眠る)は子どもの特権だと思っている。もし日本のどこかでおきていることなら悲しすぎる。

    子どもは先生も選べない。
    理不尽なことをされても、抵抗できない。
    自分のことを真剣に考えてくれる先生を、どこかで探している。

    そこに「光」がさす。ひかり

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    2024年12月09日
  • 満天のゴール

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    久しぶりに小説を読みました。
    つらいエピソードがモチーフになっているのに、なぜか透き通った気持ちで優しい心を感じながら満点のゴールまで読み進めました。

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    2024年12月07日
  • いつまでも白い羽根

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    これが藤岡陽子さんのデビュー作なのか。
    主人公瑠美のハニキヌキセナイ生き方に、青春の真っ直ぐさと苦味を感じた。苦味は他でもない自分自身の苦い記憶。自分の考えが正しいと信じて権力に媚びないこと、それが自分らしさだと思っていた時期があったから。
    瑠美の親友千夏は、包容力満点の看護師にピッタリの女性だった。屈折した正義感あふれる美女遠野も魅力的だった。二人のお子さんがいる佐伯も。
    思わぬ展開で幕を閉じたこの物語。なのに読後感が無念や喪失感、哀しみに沈まないのはなぜだろう。
    4人の選んだ道、レールがみんな重ならなくても、それぞれが自分の意志で選んでいったからなのかもしれない。
    看護師さんを目指すこの話

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    2024年12月04日
  • わたしの名店

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    様々な方がお気に入りのお店を、そのお店のエピソードと共に紹介してくれる1冊

    朝井リョウさんはギャグ漫画のような語彙力高すぎの表現力でガリガリ君が1本刺さってるサワーを出す早稲田大学生の定番丸八を

    孤独のグルメの作者である久住さんは佐賀の絶品餃子を南吉を

    人それぞれの名店をこれでもかとくらい惜しみなく紹介してくれる、読むための食べログ

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    2024年11月28日
  • おしょりん

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    本当に真っ直ぐに良い。真っ当に良い。
    なんで藤岡さんがこのテーマを選ばれたのかとても気になる。
    一生懸命仕事しよって気持ちになります。

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    2024年11月19日
  • 手のひらの音符

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    藤岡陽子さんの作品はじわじわと読み手の心を揺さぶっていく力があると思う。何気ない登場人物のことばだったり置かれている状況に共感を覚えて所々懐かしさを感じる。

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    2024年11月17日
  • 空にピース

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    久々に本で泣いた〜。

    東京郊外の公立小学校に新しく赴任したひかり。
    担当する六年二組の生徒たちは社会の根深い諸問題の犠牲になっているような子たちが多い。
    自分が小学生だった頃を思い返しても、かなりいたよなこういう子たちと思って、子どもの行動には全部理由があるっていうのがすごく刺さった。

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    2024年11月17日
  • トライアウト

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    主人公の可南子と、深澤の、愚直に頑張る姿に背中を押される気持ち。真っ直ぐに努力していてすごい。

    私は自分が100%頑張ってることを認めるのが怖い。本当は100%かもしれないけど、結果が伴わなかった時にどうしようもなく落ち込んじゃうのが嫌だから80%だと思い込むようにしてるのかも、と思う。
    でも結果なんて出る方が奇跡みたいなものだし、頑張ってることそれ自体がすごいことだからさ、自分を認めてあげたいなと思った。

    終わりのために頑張る、頑張るのは終わりがあるから、ってセリフも沁みたな。

    読んでいて背筋が伸びたり、
    もっと前向きに頑張りたいと思えるようになる、
    とても良作でした。

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    2024年11月14日
  • 満天のゴール

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    人と人が関わり続ける限り、相手を想う気持ちが生まれる。
    人は強い生き物。
    人生どんな苦しいことがあっても、人は死ぬ。
    その苦しみを乗り越えて、ゴオル迎えられるならば幸せ。
    乗り越えられる出来事しか起きないんだと想う。今私の前に起きている出来事も、乗り越えてみようと思えた!

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    2024年11月13日
  • 手のひらの音符

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    泣きそうになった〜。感動ポイントを簡潔に書こうとするとチープになってしまいそうだからあえて書かないけど本当に良かった。

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    2024年10月27日
  • おしょりん

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    初めてのことに挑戦するのはなかなか踏み切れないものだが、この人たちはとても勇気のある人たちだ。こんな人たちがいたから今の日本があるんだと実感させられた。

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    2024年09月25日
  • 海とジイ

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    命のメッセージ。生きてきた時間の長さの分だけ、時間を重ねた学びがある。だから伝えることができる想いを言葉にすることができるんだろうな…。何度読み返しても毎回気づくことごあり、登場する3人の老人からのメッセージを確かに受け取ることがでる。

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    2024年09月25日
  • 海とジイ

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    藤野陽子さんは『満天のゴール』に続き2作目
    今回は『海とジイ』

    山でも空でもなく、海
    おじいさんじゃなく、
    おじいちゃんでもなく、ジイ
    読み進めるにつれ、このタイトルの意図する所がじわじわと心に響いて来る。

    三話の物語には、3人のジイの生き方と、そのジイの想いを受け取る人々の心情模様が描かれている。三者三様の生きざまだが、3つのお話がゆるく繋がっているのもまた趣深い。


    「海神ーわだつみ」
    不登校に悩むひ孫と漁師のジイのお話
    二人の最後の約束が胸に迫る。ジイの大きな懐に加え、息子を想う両親それぞれの心中も巧みに描かれていて、まさかの涙腺崩壊。
    おいおい、一話目からこんなで大丈夫か・・・笑

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    2024年09月06日