藤岡陽子のレビュー一覧

  • きのうのオレンジ

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    人生これからって時に胃癌になって
    生きる為に治療に望んで頑張って
    でも願い叶わず身体の限界がきてしまって
    残された時間を自分らしく生きる。

    そんな遼賀と
    それを支える家族や幼馴染みが描かれている。

    フィクションだから
    誇張されてる部分もありそうと思ってたけど
    全然そんなことなくて
    私が看護師として働いてきて
    ずっと目の当たりにしてきた現実が
    そのまんまこの本の中にあった。

    突然の癌の告知。

    告知から治療の選択まで時間が短いし
    気持ちの整理もつかないままとか
    現実感を感じないままとか
    患者の立場にたったら過酷だと思う。

    でも
    治療は1日も早い方が良いって知ってるから
    早く選択してもらい

    0
    2025年09月15日
  • きのうのオレンジ

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    出だしからグイグイ持っていかれました。
    病気は人を選ばない。真面目でも節制していても。主人公の遼賀は本当に強い。きっと自分はすぐに逃げようとして、でも逃げられないことに絶望してしまいそう。遼賀を支える母や弟や祖母や同級生やアルバイト同僚。あったかくて涙が出る。
    中学生で雪山遭難した時の両親への手紙。
    「ぼくの人生が短くてかわいそうですか?」
    精一杯やって、やりたいこと後悔なくやって、短くてもいい、と思えるような人生を送りたい。

    0
    2025年09月10日
  • きのうのオレンジ

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    ネタバレ

    読んでいて辛い箇所もあるが、それ以上に主人公(遼賀)や周りの人の言葉に勇気をもらえる本でした。

    どんな人でも、必ず人生を終える日がくる。
    与えられた限りある命を、その人なりに
    よりよく生きることが大切。
    そして永遠に、周りの人の心の中で生き続ける。


    遼賀は、秀でた能力があったわけではない。
    しかしここぞと言う時、周りの人を支えて生きてきた。
    普段「ありがとう」と言われることは、気に留めていなかったが、「ありがとう」の意味をもう一度考え直す機会にもなった。

    この本に出会えてよかったです。

    0
    2025年09月10日
  • 海とジイ

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    面白かったなぁ
    ジイが伝えたいこと
    全部大好きだけど真ん中のやつの異質さがなんとも言えなくて頭に残る。ちょっと時間置いたらもう一回読んでみたいかも。

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    2025年09月07日
  • きのうのオレンジ

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    ネタバレ

    『きのうのオレンジ』は、死と生に向き合う物語でありながら、不思議と重苦しい雰囲気はありませんでした。主人公や周囲の人たちの葛藤や辛さはしっかりと描かれているのに、現実世界まで差し迫ってくるような苦しさは感じませんでした。

    この作品は、死や生を「鋭く突き刺すように」描くのではなく、その部分に優しく触れてくるような印象がありました。その優しさが心に沁みて、気がつけば涙があふれていました。

    物語に登場する人たちは皆、思いやりを持っていて、苦しい状況を抱えながらも優しい世界を形づくっていました。その温かさが、作品全体を柔らかく包んでいて、読む私自身もどこか救われるような感覚を覚えました。

    『きの

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    2025年08月25日
  • 空にピース

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    小学生を育てる親として、さまざまな想いを巡らすことになる良本だと思った。
    決して誇張した表現ではなく、リアルにあり得るテーマなのではないだろうか。

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    2025年08月15日
  • きのうのオレンジ

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    登場人物の誰もが愛に溢れている

    三浦綾子さんを思わせる苦難の連続のストーリーだが
    愛が救ってくれる

    生きるとは
    家族の在り方は
    など考えさせてくれる一冊

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    2025年08月13日
  • きのうのオレンジ

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    ネタバレ

    突然がんと言われた主人公が、昔の記憶や思いを大事にしながら生きていく点が良かったです。

    個人的にも入院経験があり、登山経験もあるので感情移入しやすかったです。

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    2025年07月28日
  • 手のひらの音符

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    昭和の時代、京都の団地で育った幼なじみたちの人生。
    貧しくても淡々とそれを受け止めて生きている。
    夢なんて考えたこともない。生きるのに精いっぱいだから…

    でも、誰かが気づいてくれたら。背中を押してくれたら。話を聞いてくれたら。そこからの人生は全然違うものになる可能性がある。そんな誰かに出会えるかどうかが運命の分かれ道なのだろう。

    登場人物がみな、苦しい現実の中でも前を向いて進もうとする姿に感動した。良い本に出会えてよかった。

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    2025年07月27日
  • きのうのオレンジ

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    笹本遼賀は33歳、独身で

    都内のレストランで働き、まじめに生きてきた。

    なのに、胃の不調で受けた検査で、がんと診断される。



    懸命に生きようとする遼賀と

    彼を支えようとする家族のあたたかさに

    前半から涙が止まらなかった。



    10年前に母をがんで亡くしているので

    なんとなく、思いが重なってしまって

    心に響いたのかも。。。





    この作家さんの本は3冊目で

    友人に勧められるまで、知らない作家さんだったけれど

    私好みで読みやすいので、

    別の作品も、もっと読みたいって思っちゃう。

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    2025年07月26日
  • いつまでも白い羽根

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    千夏もやめないでよかったし、実習で別の患者ならとかせんのない想いがあるし、初日止めるはずの瑠美が主席卒業して世渡り上手な遠野が止めるし亡くなったし、藤岡陽子さんの本はホントたくさん過ぎる詰まった中身、お父さんの鬱病の心情まで書いてるので、看護学生の体験から病院に患者に書かれてるが体験談からリアル感が抜群。遠野との距離感に千夏との距離感に書くのが上手ですね、留学や経験が積み重ねなんだろうな、海とジイで出会ったがホント読めて良かった

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    2025年07月19日
  • 晴れたらいいね

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    __あらすじ__
    夜勤中に地震に見舞われ意識を失った看護師の紗穂。気がつくとそこは1944年のマニラで、さっきまで病室にいた老女の若き日の姿になっていた!困惑を抱えたまま、従軍看護師として戦争に巻き込まれる紗穂。それでも、持ち前の明るさで数々の理不尽に抗いながら、過酷な日々を駆け抜けていく。反戦の意思と、命を背負った女たちのかけがえのない青春が紡ぐ圧倒的感動作。

    再読だが、この本を初めて読んだ後、映画が放送されることになり、あまりドラマの見ない自分だか、文庫本に感化されドラマを見た。
    当たり前だが、ドラマも原作と違った面白みがあり、とても興味深かった。
    戦争は「国」で戦うものであり、いざとな

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    2025年07月13日
  • きのうのオレンジ

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    こんなに号泣する作品は、そうないと思う。
    でもそれは、ただ闘病ものだというだけではなくて、笹本遼賀という青年が真摯に自分の生命に向き合う姿と、彼を支える家族や周りの人達に心が震えたから。

    間違いなく、自分的に今年のBEST3に入る作品。

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    2025年06月29日
  • きのうのオレンジ

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    33歳。突出した功績は無くとも真面目に生きてきた笹本遼賀は、胃の不調で受けた検査の結果、がんであると宣告される。

    主人公・遼賀の出身地や年齢、上京してからの境遇が自分自身と近似しており、自己投影してしまった部分もあって久しぶりに泣いた作品。
    情景描写が秀逸且つ、死に向かって生きる人間とそれを支える人たちの心理描写が丁寧な文章で語られていく。

    読み終わって、本を閉じて表紙を眺めていると、その美しさと儚さにまた泣けてしまった。

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    2025年06月28日
  • 海とジイ

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    3編のオムニバス形式(だということに3編目で気付く)オムニバスを読むことがあまりないので、繋がった時の感動も味わえた

    どの内容も書き始めから物語に引き込まれ、そして涙が止まらなかった…… 自分や自分の両親と重ねてしまうといろんな思いが込み上げた

    こんなに感情を揺さぶられた理由、それはあとがきのきむらゆういちさんの文章で腑に落ちた

    最初からあとがきまでまるっと心にしまっておきたくなるような物語、何度も読もう

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    2025年06月04日
  • この世界で君に逢いたい

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    綺麗なタイトルとは裏腹に
    読み進めると怖い言葉がちらほら現れる!
    あれ?この本ってホラーだっけ?と
    思わせるようなニュアンスが。
    今までの藤岡作品とちょっと違うけど面白い!
    もう寝ないと、と思いながらも
    眠い目を擦りながら先が気になり止まらない。
    お陰様で寝不足です。

    舞台は沖縄の与那国島と京都と東京。
    メインは与那国島 最西端の孤島。
    海や自然が綺麗なのはいうまでもなく、
    ご飯も美味しいそうだ。
    一度行ってみたいと思うが時間と先立つ物がない。
    だけど、怖い面も!
    昔話で人減らしをする儀式を行う場所、あの世とこの世の境の場所、死者が海へ旅立つ場所とかあったようだが怖くて近寄れそうにない。

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    2025年06月03日
  • 波風

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    藤岡さんの、初期の珠玉の短編7作品。夫婦、親子、友達など、どれも直球勝負の人と人の支え合いが心を打つ。これが藤岡作品の泣ける理由。時間の使い方も上手く、ミステリー要素も入って、読んで爽快です。

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    2025年05月27日
  • 満天のゴール

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    涼介があんんんまりにもカッコいいから…こんなイケメンな小学生これで終わりにさせるの勿体無いから…!!ぜひ続編待ってます!その時は三上先生が涼介の父親希望です。

    邪魔にならない程度の伏線と謎を、無医地域という過酷な現実に織り交ぜるのがめちゃうまいです。
    藤岡先生は現在も看護師としてご活躍と、本には書いてありましたが、ずっと現場にいるからこその臨場感が常に出せるのだろうなと思いました。

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    2025年05月26日
  • 跳べ、暁!

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    医療系の小説のイメージがあったので、まさか青春スポーツがくるとは・・・それも本格的なバスケの技術がたくさん出てきて試合の作戦も本気!14歳の暁は転校先にバスケ部がなかったのでクラスメイトと一緒に立ち上げるところから物語は始まる。友情を育み成長していく姿には涙が溢れて止まらなかった

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    2025年05月24日
  • 跳べ、暁!

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    1日で一気に読みました。今年読んだ中で今のところ一番感動しました。
    私は親目線で読んでいたけど、主人公と同世代の娘にもおすすめしたい。

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    2025年05月23日