藤岡陽子のレビュー一覧

  • 手のひらの音符

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    それぞれが苦しくても必死に前を向き進んでいくまたたまに立ち止まりそうになっても友達が助けてくれるそんな青春時代や大人になってからの苦悩などを丁寧に描いていて私もじんわり心があったかくなるような作品でした

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    2025年09月26日
  • きのうのオレンジ

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    読みながら、涙が止まらなくて困りました。
    命について、生と死について、生き方について、深く深く心に沁みてゆき、自然と出てきた、そんな涙でした。

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    2025年09月20日
  • きのうのオレンジ

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    主人公の遼賀は芯が強くて心根が優しい。その遼賀の優しさをよく理解する人たちに最後は支えられる。
    当たり前に家族であるのではなく、家族になる決意を持ってつながっているから、より感謝や絆が深いのかもしれない。
    母の燈子の章はとても切ない。
    自分が一番大変なとき、誰に電話するだろうと考えてしまいました。
    藤岡さんの作品なんか好きです、また読みたい。

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    2025年09月20日
  • 金の角持つ子どもたち

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    ネタバレ

    健気でひたむきな子どもたちの姿に心を打たれる小説。

    話の軸になる俊介はもちろん、妹の美音もハンデを抱えながら懸命に生きていて、あまりにも純粋ないい子達だった。どうかこういう子達が大人になっても幸せに暮らせる社会であってほしいと願う。

    お気に入りの登場人物はやはり加地先生。子どもたちに真摯に向き合う姿勢が素敵だし、罪悪感を秘めた弟との関係性も良かった。

    努力が実るとは限らないけど、努力は人を裏切らない。努力した先でどんな結果が待っていようと、努力した経験自体はその人を支える基盤になっていく。そんなことを改めて伝えてくれた作品だった。

    年齢関係なく、何かを頑張りたいと思ってる人にはいい刺激

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    2026年05月04日
  • 金の角持つ子どもたち

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    ネタバレ

    サッカー一筋だった俊介がとあるきっかけから中学受験を目指す小説。

    俊介の母、俊介、俊介が通う塾講師の加地
    それぞれの視点から構成されている1年間

    家庭の事情から自分が夢を抱くことを諦めていた俊介の母が、俊介の夢を応援しようと父や義母に真っ向から立ち向かうところ、そして自分の夢を見つけ俊介と共に夢に向かって進み始めるところがよかった。

    俊介が受験をしたいと思ったきっかけ、妹に対して長年抱えてきた思い…そしてそれを解放してくれる加地先生の言葉もよかった。

    そして、第3章は涙なくして読めなかった
    加地先生の過去、そして生徒たちに対する思い…
    受験直前に俊介を送り出す際にかける言葉もよかった。

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    2026年06月25日
  • きのうのオレンジ

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    人生これからって時に胃癌になって
    生きる為に治療に望んで頑張って
    でも願い叶わず身体の限界がきてしまって
    残された時間を自分らしく生きる。

    そんな遼賀と
    それを支える家族や幼馴染みが描かれている。

    フィクションだから
    誇張されてる部分もありそうと思ってたけど
    全然そんなことなくて
    私が看護師として働いてきて
    ずっと目の当たりにしてきた現実が
    そのまんまこの本の中にあった。

    突然の癌の告知。

    告知から治療の選択まで時間が短いし
    気持ちの整理もつかないままとか
    現実感を感じないままとか
    患者の立場にたったら過酷だと思う。

    でも
    治療は1日も早い方が良いって知ってるから
    早く選択してもらい

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    2025年09月15日
  • きのうのオレンジ

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    出だしからグイグイ持っていかれました。
    病気は人を選ばない。真面目でも節制していても。主人公の遼賀は本当に強い。きっと自分はすぐに逃げようとして、でも逃げられないことに絶望してしまいそう。遼賀を支える母や弟や祖母や同級生やアルバイト同僚。あったかくて涙が出る。
    中学生で雪山遭難した時の両親への手紙。
    「ぼくの人生が短くてかわいそうですか?」
    精一杯やって、やりたいこと後悔なくやって、短くてもいい、と思えるような人生を送りたい。

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    2025年09月10日
  • きのうのオレンジ

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    ネタバレ

    読んでいて辛い箇所もあるが、それ以上に主人公(遼賀)や周りの人の言葉に勇気をもらえる本でした。

    どんな人でも、必ず人生を終える日がくる。
    与えられた限りある命を、その人なりに
    よりよく生きることが大切。
    そして永遠に、周りの人の心の中で生き続ける。


    遼賀は、秀でた能力があったわけではない。
    しかしここぞと言う時、周りの人を支えて生きてきた。
    普段「ありがとう」と言われることは、気に留めていなかったが、「ありがとう」の意味をもう一度考え直す機会にもなった。

    この本に出会えてよかったです。

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    2025年09月10日
  • 海とジイ

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    面白かったなぁ
    ジイが伝えたいこと
    全部大好きだけど真ん中のやつの異質さがなんとも言えなくて頭に残る。ちょっと時間置いたらもう一回読んでみたいかも。

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    2025年09月07日
  • きのうのオレンジ

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    ネタバレ

    『きのうのオレンジ』は、死と生に向き合う物語でありながら、不思議と重苦しい雰囲気はありませんでした。主人公や周囲の人たちの葛藤や辛さはしっかりと描かれているのに、現実世界まで差し迫ってくるような苦しさは感じませんでした。

    この作品は、死や生を「鋭く突き刺すように」描くのではなく、その部分に優しく触れてくるような印象がありました。その優しさが心に沁みて、気がつけば涙があふれていました。

    物語に登場する人たちは皆、思いやりを持っていて、苦しい状況を抱えながらも優しい世界を形づくっていました。その温かさが、作品全体を柔らかく包んでいて、読む私自身もどこか救われるような感覚を覚えました。

    『きの

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    2025年08月25日
  • 空にピース

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    小学生を育てる親として、さまざまな想いを巡らすことになる良本だと思った。
    決して誇張した表現ではなく、リアルにあり得るテーマなのではないだろうか。

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    2025年08月15日
  • きのうのオレンジ

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    登場人物の誰もが愛に溢れている

    三浦綾子さんを思わせる苦難の連続のストーリーだが
    愛が救ってくれる

    生きるとは
    家族の在り方は
    など考えさせてくれる一冊

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    2025年08月13日
  • 手のひらの音符

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    昭和の時代、京都の団地で育った幼なじみたちの人生。
    貧しくても淡々とそれを受け止めて生きている。
    夢なんて考えたこともない。生きるのに精いっぱいだから…

    でも、誰かが気づいてくれたら。背中を押してくれたら。話を聞いてくれたら。そこからの人生は全然違うものになる可能性がある。そんな誰かに出会えるかどうかが運命の分かれ道なのだろう。

    登場人物がみな、苦しい現実の中でも前を向いて進もうとする姿に感動した。良い本に出会えてよかった。

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    2025年07月27日
  • いつまでも白い羽根

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    千夏もやめないでよかったし、実習で別の患者ならとかせんのない想いがあるし、初日止めるはずの瑠美が主席卒業して世渡り上手な遠野が止めるし亡くなったし、藤岡陽子さんの本はホントたくさん過ぎる詰まった中身、お父さんの鬱病の心情まで書いてるので、看護学生の体験から病院に患者に書かれてるが体験談からリアル感が抜群。遠野との距離感に千夏との距離感に書くのが上手ですね、留学や経験が積み重ねなんだろうな、海とジイで出会ったがホント読めて良かった

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    2025年07月19日
  • 晴れたらいいね

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    __あらすじ__
    夜勤中に地震に見舞われ意識を失った看護師の紗穂。気がつくとそこは1944年のマニラで、さっきまで病室にいた老女の若き日の姿になっていた!困惑を抱えたまま、従軍看護師として戦争に巻き込まれる紗穂。それでも、持ち前の明るさで数々の理不尽に抗いながら、過酷な日々を駆け抜けていく。反戦の意思と、命を背負った女たちのかけがえのない青春が紡ぐ圧倒的感動作。

    再読だが、この本を初めて読んだ後、映画が放送されることになり、あまりドラマの見ない自分だか、文庫本に感化されドラマを見た。
    当たり前だが、ドラマも原作と違った面白みがあり、とても興味深かった。
    戦争は「国」で戦うものであり、いざとな

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    2025年07月13日
  • 海とジイ

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    3編のオムニバス形式(だということに3編目で気付く)オムニバスを読むことがあまりないので、繋がった時の感動も味わえた

    どの内容も書き始めから物語に引き込まれ、そして涙が止まらなかった…… 自分や自分の両親と重ねてしまうといろんな思いが込み上げた

    こんなに感情を揺さぶられた理由、それはあとがきのきむらゆういちさんの文章で腑に落ちた

    最初からあとがきまでまるっと心にしまっておきたくなるような物語、何度も読もう

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    2025年06月04日
  • この世界で君に逢いたい

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    綺麗なタイトルとは裏腹に
    読み進めると怖い言葉がちらほら現れる!
    あれ?この本ってホラーだっけ?と
    思わせるようなニュアンスが。
    今までの藤岡作品とちょっと違うけど面白い!
    もう寝ないと、と思いながらも
    眠い目を擦りながら先が気になり止まらない。
    お陰様で寝不足です。

    舞台は沖縄の与那国島と京都と東京。
    メインは与那国島 最西端の孤島。
    海や自然が綺麗なのはいうまでもなく、
    ご飯も美味しいそうだ。
    一度行ってみたいと思うが時間と先立つ物がない。
    だけど、怖い面も!
    昔話で人減らしをする儀式を行う場所、あの世とこの世の境の場所、死者が海へ旅立つ場所とかあったようだが怖くて近寄れそうにない。

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    2025年06月03日
  • 波風

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    藤岡さんの、初期の珠玉の短編7作品。夫婦、親子、友達など、どれも直球勝負の人と人の支え合いが心を打つ。これが藤岡作品の泣ける理由。時間の使い方も上手く、ミステリー要素も入って、読んで爽快です。

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    2025年05月27日
  • 跳べ、暁!

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    医療系の小説のイメージがあったので、まさか青春スポーツがくるとは・・・それも本格的なバスケの技術がたくさん出てきて試合の作戦も本気!14歳の暁は転校先にバスケ部がなかったのでクラスメイトと一緒に立ち上げるところから物語は始まる。友情を育み成長していく姿には涙が溢れて止まらなかった

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    2025年05月24日
  • 跳べ、暁!

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    1日で一気に読みました。今年読んだ中で今のところ一番感動しました。
    私は親目線で読んでいたけど、主人公と同世代の娘にもおすすめしたい。

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    2025年05月23日