藤岡陽子のレビュー一覧
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人生これからって時に胃癌になって
生きる為に治療に望んで頑張って
でも願い叶わず身体の限界がきてしまって
残された時間を自分らしく生きる。
そんな遼賀と
それを支える家族や幼馴染みが描かれている。
フィクションだから
誇張されてる部分もありそうと思ってたけど
全然そんなことなくて
私が看護師として働いてきて
ずっと目の当たりにしてきた現実が
そのまんまこの本の中にあった。
突然の癌の告知。
告知から治療の選択まで時間が短いし
気持ちの整理もつかないままとか
現実感を感じないままとか
患者の立場にたったら過酷だと思う。
でも
治療は1日も早い方が良いって知ってるから
早く選択してもらい -
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ネタバレ『きのうのオレンジ』は、死と生に向き合う物語でありながら、不思議と重苦しい雰囲気はありませんでした。主人公や周囲の人たちの葛藤や辛さはしっかりと描かれているのに、現実世界まで差し迫ってくるような苦しさは感じませんでした。
この作品は、死や生を「鋭く突き刺すように」描くのではなく、その部分に優しく触れてくるような印象がありました。その優しさが心に沁みて、気がつけば涙があふれていました。
物語に登場する人たちは皆、思いやりを持っていて、苦しい状況を抱えながらも優しい世界を形づくっていました。その温かさが、作品全体を柔らかく包んでいて、読む私自身もどこか救われるような感覚を覚えました。
『きの -
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__あらすじ__
夜勤中に地震に見舞われ意識を失った看護師の紗穂。気がつくとそこは1944年のマニラで、さっきまで病室にいた老女の若き日の姿になっていた!困惑を抱えたまま、従軍看護師として戦争に巻き込まれる紗穂。それでも、持ち前の明るさで数々の理不尽に抗いながら、過酷な日々を駆け抜けていく。反戦の意思と、命を背負った女たちのかけがえのない青春が紡ぐ圧倒的感動作。
再読だが、この本を初めて読んだ後、映画が放送されることになり、あまりドラマの見ない自分だか、文庫本に感化されドラマを見た。
当たり前だが、ドラマも原作と違った面白みがあり、とても興味深かった。
戦争は「国」で戦うものであり、いざとな -
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綺麗なタイトルとは裏腹に
読み進めると怖い言葉がちらほら現れる!
あれ?この本ってホラーだっけ?と
思わせるようなニュアンスが。
今までの藤岡作品とちょっと違うけど面白い!
もう寝ないと、と思いながらも
眠い目を擦りながら先が気になり止まらない。
お陰様で寝不足です。
舞台は沖縄の与那国島と京都と東京。
メインは与那国島 最西端の孤島。
海や自然が綺麗なのはいうまでもなく、
ご飯も美味しいそうだ。
一度行ってみたいと思うが時間と先立つ物がない。
だけど、怖い面も!
昔話で人減らしをする儀式を行う場所、あの世とこの世の境の場所、死者が海へ旅立つ場所とかあったようだが怖くて近寄れそうにない。
こ -
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ネタバレ瀬戸内海。初めて四国を旅したことを思い出しながら、三人のおじいさんとジイからのメッセージを受け取る人々の物語を読んだ。
漁師のジイも、医師のジイも、石の博物館館長のジイも、しなやかで豊かだ。
いじめから不登校に悩むひ孫も、長年一緒に働いていた看護師も、ケガをして進路に悩むランナーである孫も、ジイたちのおかげで生きる活力を得ていく。
ジイ達が闘って身につけてきたもの。包容力と芯の強さが孫やひ孫たちの傷んだ心をあたためる。
どの話もいいが、ことに第三話が好きだ。
ジイを救った十歳も歳下の青年のあくなき鉱石への思い。悩める陸上少年の親友田宮の手紙。
「人生は短いぞ、澪ニ。今日一日を限界まで生きろ」
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ネタバレ戦争末期のフィリピンの惨状と従軍看護婦の仕事を初めて知りました。
現代社会の戦争のない平和な世界に生きている。
そのため、戦争の悲惨さを学ぶには、とても大切な1冊だったように思える。
命が1番大事で、命より大切なものはないってことを改めて思い知らされる。
この今の社会では、当たり前の考えが、1944年頃は、とても、ユニークな考え方だと言われていた。
そのような現実からすると、今から100年後の世界は、どれくらい考えが変わっていくんだろうと思った。
とても感動する1冊で、何度も泣いてしまった。この本を読み終えてしまったのが悲しい。
ドラマを見てみたいなと思った。 -
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樹木に比べれば人の人生なんて短い。
「いまこの瞬間にある本当の心を大切にしなければ、なんのために生きているのかわからなくなってしまう」
本当の心を大切にして、それが叶わなくても後悔はしない。
水樹と信也はやむを得ない事情で遠回りしたが、いつまでも自分の中の真実を大切にしていた。そして家族を護り続けた。それだけにクライマックスが嬉しい。水樹が旧友との再会で、自分のやりたいことを投げ出さなかったことも嬉しい。
人はこれが最後の別れになると気付かずに出会いと別れを繰り返す。
ずっとこの時間が続くという錯覚を取り払って生活しなくては。そんな思いが強まった。