藤岡陽子のレビュー一覧
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ネタバレ健気でひたむきな子どもたちの姿に心を打たれる小説。
話の軸になる俊介はもちろん、妹の美音もハンデを抱えながら懸命に生きていて、あまりにも純粋ないい子達だった。どうかこういう子達が大人になっても幸せに暮らせる社会であってほしいと願う。
お気に入りの登場人物はやはり加地先生。子どもたちに真摯に向き合う姿勢が素敵だし、罪悪感を秘めた弟との関係性も良かった。
努力が実るとは限らないけど、努力は人を裏切らない。努力した先でどんな結果が待っていようと、努力した経験自体はその人を支える基盤になっていく。そんなことを改めて伝えてくれた作品だった。
年齢関係なく、何かを頑張りたいと思ってる人にはいい刺激 -
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ネタバレサッカー一筋だった俊介がとあるきっかけから中学受験を目指す小説。
俊介の母、俊介、俊介が通う塾講師の加地
それぞれの視点から構成されている1年間
家庭の事情から自分が夢を抱くことを諦めていた俊介の母が、俊介の夢を応援しようと父や義母に真っ向から立ち向かうところ、そして自分の夢を見つけ俊介と共に夢に向かって進み始めるところがよかった。
俊介が受験をしたいと思ったきっかけ、妹に対して長年抱えてきた思い…そしてそれを解放してくれる加地先生の言葉もよかった。
そして、第3章は涙なくして読めなかった
加地先生の過去、そして生徒たちに対する思い…
受験直前に俊介を送り出す際にかける言葉もよかった。 -
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人生これからって時に胃癌になって
生きる為に治療に望んで頑張って
でも願い叶わず身体の限界がきてしまって
残された時間を自分らしく生きる。
そんな遼賀と
それを支える家族や幼馴染みが描かれている。
フィクションだから
誇張されてる部分もありそうと思ってたけど
全然そんなことなくて
私が看護師として働いてきて
ずっと目の当たりにしてきた現実が
そのまんまこの本の中にあった。
突然の癌の告知。
告知から治療の選択まで時間が短いし
気持ちの整理もつかないままとか
現実感を感じないままとか
患者の立場にたったら過酷だと思う。
でも
治療は1日も早い方が良いって知ってるから
早く選択してもらい -
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ネタバレ『きのうのオレンジ』は、死と生に向き合う物語でありながら、不思議と重苦しい雰囲気はありませんでした。主人公や周囲の人たちの葛藤や辛さはしっかりと描かれているのに、現実世界まで差し迫ってくるような苦しさは感じませんでした。
この作品は、死や生を「鋭く突き刺すように」描くのではなく、その部分に優しく触れてくるような印象がありました。その優しさが心に沁みて、気がつけば涙があふれていました。
物語に登場する人たちは皆、思いやりを持っていて、苦しい状況を抱えながらも優しい世界を形づくっていました。その温かさが、作品全体を柔らかく包んでいて、読む私自身もどこか救われるような感覚を覚えました。
『きの -
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__あらすじ__
夜勤中に地震に見舞われ意識を失った看護師の紗穂。気がつくとそこは1944年のマニラで、さっきまで病室にいた老女の若き日の姿になっていた!困惑を抱えたまま、従軍看護師として戦争に巻き込まれる紗穂。それでも、持ち前の明るさで数々の理不尽に抗いながら、過酷な日々を駆け抜けていく。反戦の意思と、命を背負った女たちのかけがえのない青春が紡ぐ圧倒的感動作。
再読だが、この本を初めて読んだ後、映画が放送されることになり、あまりドラマの見ない自分だか、文庫本に感化されドラマを見た。
当たり前だが、ドラマも原作と違った面白みがあり、とても興味深かった。
戦争は「国」で戦うものであり、いざとな -
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綺麗なタイトルとは裏腹に
読み進めると怖い言葉がちらほら現れる!
あれ?この本ってホラーだっけ?と
思わせるようなニュアンスが。
今までの藤岡作品とちょっと違うけど面白い!
もう寝ないと、と思いながらも
眠い目を擦りながら先が気になり止まらない。
お陰様で寝不足です。
舞台は沖縄の与那国島と京都と東京。
メインは与那国島 最西端の孤島。
海や自然が綺麗なのはいうまでもなく、
ご飯も美味しいそうだ。
一度行ってみたいと思うが時間と先立つ物がない。
だけど、怖い面も!
昔話で人減らしをする儀式を行う場所、あの世とこの世の境の場所、死者が海へ旅立つ場所とかあったようだが怖くて近寄れそうにない。
こ