藤岡陽子のレビュー一覧

  • きのうのオレンジ

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    読みながら、涙が止まらなくて困りました。
    命について、生と死について、生き方について、深く深く心に沁みてゆき、自然と出てきた、そんな涙でした。

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    2025年09月20日
  • きのうのオレンジ

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    主人公の遼賀は芯が強くて心根が優しい。その遼賀の優しさをよく理解する人たちに最後は支えられる。
    当たり前に家族であるのではなく、家族になる決意を持ってつながっているから、より感謝や絆が深いのかもしれない。
    母の燈子の章はとても切ない。
    自分が一番大変なとき、誰に電話するだろうと考えてしまいました。
    藤岡さんの作品なんか好きです、また読みたい。

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    2025年09月20日
  • 金の角持つ子どもたち

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    ネタバレ

    サッカー一筋だった俊介がとあるきっかけから中学受験を目指す小説。

    俊介の母、俊介、俊介が通う塾講師の加地
    それぞれの視点から構成されている1年間

    家庭の事情から自分が夢を抱くことを諦めていた俊介の母が、俊介の夢を応援しようと父や義母に真っ向から立ち向かうところ、そして自分の夢を見つけ俊介と共に夢に向かって進み始めるところがよかった。

    俊介が受験をしたいと思ったきっかけ、妹に対して長年抱えてきた思い…そしてそれを解放してくれる加地先生の言葉もよかった。

    そして、第3章は涙なくして読めなかった
    加地先生の過去、そして生徒たちに対する思い…
    受験直前に俊介を送り出す際にかける言葉もよかった。

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    2025年09月15日
  • きのうのオレンジ

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    人生これからって時に胃癌になって
    生きる為に治療に望んで頑張って
    でも願い叶わず身体の限界がきてしまって
    残された時間を自分らしく生きる。

    そんな遼賀と
    それを支える家族や幼馴染みが描かれている。

    フィクションだから
    誇張されてる部分もありそうと思ってたけど
    全然そんなことなくて
    私が看護師として働いてきて
    ずっと目の当たりにしてきた現実が
    そのまんまこの本の中にあった。

    突然の癌の告知。

    告知から治療の選択まで時間が短いし
    気持ちの整理もつかないままとか
    現実感を感じないままとか
    患者の立場にたったら過酷だと思う。

    でも
    治療は1日も早い方が良いって知ってるから
    早く選択してもらい

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    2025年09月15日
  • リラの花咲くけものみち

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    引きこもりから北海道の酪農の大学へ。祖母の助けと周りの人々、友人たちとの交流を通じて成長していく一人の少女を描いた感動作。
    NHKのドラマを見たのを気に読んでみた。ドラマは3話のみで、やや物足りなかったので原作にはおおむね満足。
    引きこもりの時の唯一の友だった飼い犬パール、動物好きという理由で祖母の後押しもあり選んだ進路。
    主人公の意外な進路選択に感動しました。

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    2025年09月14日
  • きのうのオレンジ

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    出だしからグイグイ持っていかれました。
    病気は人を選ばない。真面目でも節制していても。主人公の遼賀は本当に強い。きっと自分はすぐに逃げようとして、でも逃げられないことに絶望してしまいそう。遼賀を支える母や弟や祖母や同級生やアルバイト同僚。あったかくて涙が出る。
    中学生で雪山遭難した時の両親への手紙。
    「ぼくの人生が短くてかわいそうですか?」
    精一杯やって、やりたいこと後悔なくやって、短くてもいい、と思えるような人生を送りたい。

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    2025年09月10日
  • きのうのオレンジ

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    ネタバレ

    読んでいて辛い箇所もあるが、それ以上に主人公(遼賀)や周りの人の言葉に勇気をもらえる本でした。

    どんな人でも、必ず人生を終える日がくる。
    与えられた限りある命を、その人なりに
    よりよく生きることが大切。
    そして永遠に、周りの人の心の中で生き続ける。


    遼賀は、秀でた能力があったわけではない。
    しかしここぞと言う時、周りの人を支えて生きてきた。
    普段「ありがとう」と言われることは、気に留めていなかったが、「ありがとう」の意味をもう一度考え直す機会にもなった。

    この本に出会えてよかったです。

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    2025年09月10日
  • 海とジイ

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    面白かったなぁ
    ジイが伝えたいこと
    全部大好きだけど真ん中のやつの異質さがなんとも言えなくて頭に残る。ちょっと時間置いたらもう一回読んでみたいかも。

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    2025年09月07日
  • 金の角持つ子どもたち

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    「翼の翼」で中学受験ものにはまり、こちらも。
    私はこっちのほうが、親としての感情移入が少なく穏やかに読めた。「翼の翼」は親子で受験に向かう話であるのに対してこちらは、友達や先生と受験に向かうイメージ。

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    2025年09月07日
  • リラの花咲くけものみち

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    北海道の大学で獣医師を目指す少女の成長を描く物語。

    幼い頃に母親を亡くし、父親が再婚した継母とうまくいかず不登校になった聡里が祖母に引き取られペットたちと暮らすうち、獣医師を志すようになる。

    大学時代の体験から聡里がどんどん成長していく姿に、とても勇気づけられる作品でした。

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    2025年09月04日
  • 森にあかりが灯るとき

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    これからの時代、絶対に必要な業種なのに、これ以上成長が望めない業種があるだろうか?
    自分でも介護事業がこれから重要になってくることは分かってる。自分以外にもそう思ってる人はたくさんいるはず。
    でも、介護現場は何も変化のないまま、現在まで至っている。
    元お笑い芸人で、30歳を機にお笑いの才能を諦め、福祉大学を卒業していたことから、介護の道に進む星矢。現場は想像以上に厳しく、夜勤デビューの日にトラブルに見舞われ、挙句の果てには患者さんの鼻のチューブを切ったと疑われる。それでも、入所者さんたちの為に一生懸命頑張る姿に心を打たれる。
    その星矢と一見敵対して見える、施設長の福見も最初は嫌なやつだと思って

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    2025年08月29日
  • リラの花咲くけものみち

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    祖母と2人暮らしの聡里が、引きこもりから立ち直り獣医師を目指す話

    NHKのドラマが良かったので読んでみました

    各章毎に胸の熱くなるシーンがあり、ドラマより格別に良かったです

    チドリのように前向きに生きられるよう見習おう

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    2025年08月25日
  • きのうのオレンジ

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    ネタバレ

    『きのうのオレンジ』は、死と生に向き合う物語でありながら、不思議と重苦しい雰囲気はありませんでした。主人公や周囲の人たちの葛藤や辛さはしっかりと描かれているのに、現実世界まで差し迫ってくるような苦しさは感じませんでした。

    この作品は、死や生を「鋭く突き刺すように」描くのではなく、その部分に優しく触れてくるような印象がありました。その優しさが心に沁みて、気がつけば涙があふれていました。

    物語に登場する人たちは皆、思いやりを持っていて、苦しい状況を抱えながらも優しい世界を形づくっていました。その温かさが、作品全体を柔らかく包んでいて、読む私自身もどこか救われるような感覚を覚えました。

    『きの

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    2025年08月25日
  • 金の角持つ子どもたち

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    サッカーでの挑戦を諦め、新たに中学受験に挑む主人公。その挑戦を、自分を押し殺してきた過去と重ねながら直向きに応援し、やがて自らも挑戦をはじめる母の姿に深く感動しました。

    特に心に残ったのは登場する塾講師の考え方です。たとえ望む結果にならなくても、一心不乱に努力した経験やその過程で得た学びは決して無駄にはならず、子供たちに生きる強さを与えてくれるという考え方は、結果は勿論重要ですがそれが全てではないという中学受験の別の側面を教えてくれました。

    努力と成功を直結させるとどうしても挑戦は怖さばかりが目立ってしまいますが、その間に「成長」というクッションを挟むことで、挑戦するという選択肢を選びやす

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    2025年08月24日
  • リラの花咲くけものみち

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    初めて家族から離れて、いままで管理したことのない金額を管理することになって、いきなり自転車を買ってしまうところ。
    荷解きもせずその自転車でふらふら走り続けてしまうところ。
    みんながみんな、動物が好きで獣医を目指すわけではないところ。
    そんななかで、だんだん自分の興味を深められる分野を見つけていくところ。
    札幌東京間の移動の間隔。
    大人の間隔では考えられないほど、簡単に車を貸し借りするところ。
    雪道で転んでそのままぼーっとしてみたら死にかけるところ。
    長く実習した病院に意外と就職しないところ。
    在学中はあんなに近しかったのに、LINEがあっても、卒業したら会えなくなるところ。
    自分は会えなくても

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    2025年08月22日
  • 金の角持つ子どもたち

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    すっかりファンになりつつある、藤岡陽子さんの作品。自分も遅くから中学受験を始めたので、俊介の気持ちが分かるなーーーと思うところが多々。金の角、とても素敵な視点で、俊介と加地先生とのやり取りで何度か泣いてしまった。

    小学校生活も半ばになると、自分の立ち位置や立ち回り方を、周りとの比較の中で子ども本人が認識できるようになってくる。中学受験は、そんな時期からでも、努力して自らの立ち位置を高められる分かりやすい標的なんだと思う。

    勉強を始めてしばらくは自分との戦い。すなわち、やればやるだけ視界が開けるような、分かることの面白さに取り憑かれる絶対評価。一方、受験が見えてくると周囲との差分に気付き、相

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    2025年08月17日
  • 森にあかりが灯るとき

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    介護の現場を少し垣間見た感じ。
    素人の私でも容易に想像がつく
    数年先の介護現場の問題が
    話の中に出てきた介護ロボットや機械化で
    楽になればいいのにと切に願います。

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    2025年08月17日
  • リラの花咲くけものみち

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    ドラマ1話のみ見て、読み始めた。
    自分の住んでいる江別市が舞台なので親近感のわくお話し。
    内容は、とにかく素晴らしい。引きこもりだった主人公の再生物語なれど、あまりドロドロと人間関係を描かず、割とタンタンと表現していくので、読みやすい。
    登場する人物にはみな好感をもち、最低だと思った父親も、ちゃんとけりをつけてくれたところが良かった。

    古ぼけたケーキの箱と白骨のエピソードは忘れられない。
    感動ものでした。

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    2025年08月17日
  • 金の角持つ子どもたち

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    藤岡陽子さんの作品を初めて読みました。
    全編にわたってジーンとする場面が多く、感動しました。
    母親の視点、中学受験をする小学生の視点、塾講師の視点のいずれも、過去の後悔や出来事をバネに生き方を変え、前向きに進んでいくところが好きです。
    頑張っている俊介を応援しながら、読み進めていました。

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    2025年08月16日
  • 空にピース

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    小学生を育てる親として、さまざまな想いを巡らすことになる良本だと思った。
    決して誇張した表現ではなく、リアルにあり得るテーマなのではないだろうか。

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    2025年08月15日