藤岡陽子のレビュー一覧

  • ホイッスル

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    2016年既読
    10年経ち自分の生活も大きく変わったことも関係するのか、良い人にも悪い人にも何か理由があるように思える。夫に裏切られ住む家も失った聡子、その娘香織、早くに母を失った姪っ子の優子、この三人の女は
    善人でまっとう。大変な看護師という仕事を続けている事からも沼田和恵は環境で性悪にならざるを得なかったようにも感じた。三人の女の誰かと入れ替わっていたら違う人生だったかも。聡子は今までの行いが返ってきた、辛いけど人に恵まれ、藤岡陽子作品にふさわしい人だな。10年後また読んでみたいと思う作品。

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    2026年06月24日
  • 満天のゴール

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    ペーパーナースの主人公奈緒さんがが、生きていくために看護師に復帰します。
    人は死からは誰も逃げられない。
    最後のゴールまで、こんな方達が見守っていてくれたらいいなって。私より先の方がそう思えるように見守りたいと思いました。

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    2026年06月23日
  • いつまでも白い羽根

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    最近気になる藤岡陽子さんのデビュー作。
    作者が現在も看護師であり、リアルな看護専門学校の話が垣間見れた。
    また社会人としてどっぷりその場所に根を下ろしている人には耳が痛いエピソードも。病院側が、学生が書いた真実の看護記録に訂正を求め、応じない学生を退学にさせる話もがっかりする。常識はそこにいる人が作るもので正しいとは限らない。。。
    私は30年間ある仕事をして、別に転職したので、社会人入学した佐伯さんの言葉に納得したくないけど納得する言葉が多々あった。卒業後位の柔らかい時期に学んだことは身体に自然に溶け込む、40才50才位からでは吸収できないものもあるのでは・・・
    自分が「正しいことを正しいと思

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    2026年06月14日
  • 金の角持つ子どもたち

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    中学受験を背景にした物語だけど、そんな一言では片付けられない。大人も子供も自分の置かれた環境を受け入れて、今の時代ならではの努力の仕方が学べると思います。人と繋がりや感謝の表し方が神ってると思います!

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    2026年06月14日
  • 春の星を一緒に

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    大好きな藤岡さんの
    そして満点のゴールの続編ということでとても楽しみにしておりました。
    藤岡さんの医療系のお話は
    いつも心に響く素敵なお話ばかりです。
    今回も、あの幼いけれどしっかりしていてこんなにいい子どう育てたらなるんかなぁと思う反面
    頑張りすぎないでねといつも心配になってしまう
    奈緒の息子涼介。
    それに主人公の奈緒をそっとさりげなく支え続ける三上先生。
    そして奈緒の一生懸命の中の不器用さ。
    みんなそれぞれいろいろあって支え合いながら
    悩み苦しみ悲しみながらも、
    前を向いてがんばる姿は
    とても励まされるものがあります。

    緩和ケア病棟についても
    死に向かって行く悲しみはあるのですが、
    それ

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    2026年06月08日
  • きのうのオレンジ

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    一見何も取り柄がないように感じでしまう否定的な個を肯定してくれる一冊。生きていることに意味がある、日常をただ過ごす中にも意味はある、平易な言葉を使えば、病気になって気付かされる日常生活のありがたさ。これをこの本から得られたことで、毎日を丁寧に過ごそうと再認識させてくれる一冊。
    前半から涙が止まらない描写が数々あり、一気読みしました。

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    2026年06月08日
  • 満天のゴール

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    過疎地医療・在宅医療の深刻な問題を赤裸々に描きながら、それでいて読後に希望と幸福感をもたらせてくれる著者の作風を、遺憾なく発揮された小説。
    夫に裏切られた奈緒は、十歳の息子・涼介とともに逃げるように京都丹後地方の実家へと帰ってくる。
    そんな折、父が事故に遭い、海生病院に入院。
    そこで、担当医師の三上医師と出会い、さらに路上で倒れていた早川という老婆を助けることになる。
    この4人を中心に物語が展開される。
    奈緒の息子・涼介が生き生きと描かれ、大人たちの接着剤的な役割を果たしているのが好ましい。
    そんな涼介が「いまだって毎日大変なのに、年を取ってもそんなに苦しいのなら嫌になるな。生きるって一生大変

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    2026年06月07日
  • 満天のゴール

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    ⭐️『満天のゴール』
    「人が人と関わり続ける限り、
    相手を想う気持ちが生まれる」

     医療過疎地や訪問看護、終末医療・・・。考えさせられることが多い作品だ。
     三上先生と早川さんは隔たれた歳月の中で、互いが互いの心の底流であり続けた。二人の強い絆に感涙した!

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    2026年06月07日
  • 海とジイ

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    どの話も泣いてしまいました…

    自分がいなくなる時にどれくらい大事な物が残るのか、それを次に渡せるのか。
    毎日を大切にしながら過ごしていきたいと思わせてくれました。

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    2026年06月04日
  • 手のひらの音符

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    先月、数ページ読んでそのまま積読になってしまっていたが、2回目にして読み進めるとページを送る手が止まらず気が付いたら最後まで読み終えていた。
    涙せずには読むことができなかった。
    会えない時間があっても想っていたこと、切なくもあり愛だなと思う。その後の関係に言及しないのも良かった。それは2人だけのものだから。

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    2026年05月30日
  • 春の星を一緒に

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    『満天のゴール』の2作目。

     夫の裏切りにより10才の息子・涼介ともに実家に戻った奈緒。離婚から7年、父と奈緒と涼介と穏やかに幸せに暮らしてきた。17才になった涼介の進学や、お父さんの健康問題など色々な問題が重なってしんどそうでした。元夫は今回もクズでした。

     すごく好きなお話し。
    8作品読んだ藤岡陽子さんの小説はどれも好きだけど、このシリーズが1番かも?
    前作と同じでタイトルの意味が分かった時、え?もしかして?やっと?ってそわそわして、読み進めてラストにガッツポーズ。3作目も期待してます。

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    2026年05月29日
  • 満天のゴール

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    本屋さんで『春の星を一緒に』を見かけて読み始めたら続編だと気付き、1作目の『満天のゴール』を慌てて購入。

     ある日突然夫の裏切りを知り、離婚を迫られる奈緒。本当は帰りたくなかった実家に逃げるように帰り、、、久々に会う父や、近所の方との触れ合いを通し本来の自分を取り戻していく。

     すごく好きなお話し。
    今後も時々読み返すと思う。
    タイトル『満天のゴール』の意味がわかった時、胸がいっぱいになりました。
    三上先生と奈緒のその先も気になるな。
    涼介くんも良い子だった
    夫と不倫相手が本当に嫌な奴だった。

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    2026年05月25日
  • 春の星を一緒に

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    きっと幸せなハッピーエンドのお話だろうという心づもりで読み進めたが、何度も涙しながら一気読みしてしまった。なんという好青年の息子なのだろう、あの父親の遺伝子皆無と言いたい。お祖父ちゃんの愛情の賜物。三上先生、素晴らしすぎる。
    生死は誰にもコントロールできないが、読後の清々しさは半端ない。死ぬ最後の瞬間まで穏やかで幸せに過ごしたい。頑張ろう。

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    2026年05月23日
  • 春の星を一緒に

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    表紙の桜に見惚れて借りた一冊で、こんなに感動するとは思わなかった。シングルマザーで高校生の息子の受験を控えて緩和ケアーの看護師をする母とその家庭を見守る医師。

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    2026年05月23日
  • 春の星を一緒に

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    ネタバレ

    面白い…というよりは「とても良い小説」だった。勿論面白いのだが、どんでん返しも伏線回収も謎解きもないのである。

    看護師の母と受験を控えた高校生の母子家庭、その親子と密接にかかわる地域医療の医者、その3人を中心に終末医療(緩和ケア)と大学受験と親子の関りと不器用すぎる恋愛について時系列の章立てで淡々と物語が進んでいく。

    緩和ケアも大きなテーマなので、登場人物が死ぬシーンは多いと思うが、それでも争いごとや天変地異のような大きな悲劇はなく、隣近所によくありそうな個人的な日常の悲喜劇が綴られていく。それだけなのに、本当にいい小説なのである。

    3人とも善人で努力家であり、仕事や勉強や生活をしっかり

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    2026年05月22日
  • 春の星を一緒に

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    非常に面白かった!
    適当に手に取ってみた本だったけど、シングルマザーの苦悩と、恋愛から発展する結婚というよりは、本当に支え合ってこの人と生きていきたいと思ってというあまりみられない恋愛模様が切なくもあり素敵だった。死を終わりではなくゴールだと捉えるという考え方を自分も取り入れたいと思った。身近な人が死を迎えたり、死と向き合っている今、どうしたら元気になるかな、いきたいと思えるかなと私なりに考えることもあるので、面白かったし、医療現場の人たちがこんなふうに考えてくれているのなら幸せだなと感じた。

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    2026年05月22日
  • 手のひらの音符

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    P189 信也が憲吾に言った言葉
    「一番なのか?」
    「お前が一番苦しいのか、って訊いてんの」
    信也に言われたら「はい私は一番苦しいです」って答えられないよ
    水樹が大人になった信也をみて思うこと
    P249 子供の頃は何も映さない、空っぽに見えたその目に、折れることなく生きてきた自信が満ちている。小さな子供が、長い時間をかけて強い大人になったのだと、
    今までの人生振り返ってみると辛い経験沢山あったなー
    そのおかげで、私もちょっとやそっとのことではめげない大人になったな 

    森嶋家の三兄弟の仲が良く互いを大切に思う絆の強さが良かった。優しい兄達に守られながら成長した末っ子の悠人との再会、そして悠人の

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    2026年05月21日
  • 金の角持つ子どもたち

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    私にはいつ頃まで「金の角」があったのだろう。

    大好きなサッカーをやめ日本最難関中学の合格を目指す俊介。根性とか努力とかが軽い言葉に感じられるほどの受験に向かう俊介の姿。それには理由があって…。

    そして彼を支える周囲の大人たちの視点からも中学受験が描かれており、鼓舞奮闘し新たな一歩を踏み出す姿が心を打つ。

    小説の随所には心に留めておきたい力強いエールがたくさん詰まっていました。
    自分を諦めず、自分を信じて前へ進む全ての人の頭には金の角が生えているものだ。

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    2026年05月21日
  • 金の角持つ子どもたち

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    序盤から涙腺にきました。
    母親、小6の主人公、塾の先生目線の3遍からでどのひとも人間できてて視野の広い人たちで読んでてストレスなくよかった。

    中学受験塾で働いてたので、本人も保護者も二人三脚で必死なのはわかってるしどの子も合格してほしいという塾の先生の気持ちもわかるので、途中で出てくる小学校の先生が鬱陶しかった。

    Pアカ新宿校一位の女の子が強くてかなりよかった。先生目線めっちゃいい

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    2026年05月20日
  • 春の星を一緒に

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    2026.5.19
    三上先生も奈緒も涼介も好き!涼介、いい息子すぎる。努力した分、三上先生や奈緒が近くで支えてくれた分いい医者になるんだろうな。
    この3人の今後もずっと眺めていたい。
    おじいちゃんがコロナになってからあっけなく亡くなったり緩和病棟で人の死に直面したり三上先生を置いて家を出た母親が現れたり、一つひとつが重たく悲しい気持ちにもなったけど、出来事がある度に家族の絆が強まっていった。
    人生の最後まで痛みを取り除いて幸せをもたらす医療の素晴らしさや医師、看護師に尊敬。

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    2026年05月20日