藤岡陽子のレビュー一覧

  • 青のナースシューズ

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    お母さんにはなかなか共感できなくてもどかく、甲斐甲斐しい兄にもヤキモキしたけど、純粋にとにかく泣ける

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    2026年08月11日
  • きのうのオレンジ

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    友達の薦めで読んだ本ですが本当に良かったです。

    33歳という若さで癌になってしまった青年と家族、高校時代の同級生の優しさに溢れお話しでした。

    悲しいし、苦しいし、辛いお話しなのかと思っていましたがそれだけではなくこころの底から温まる優しさに満ちたお話しでした。

    主人公の遼賀は感謝の気持ちを皆に残してこの世を去る…。
    そんなことこの若さでなかなかできるものじゃないですよね。
    遼賀の人間としての大きさに感服しました。

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    2026年08月11日
  • 森にあかりが灯るとき

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    ネタバレ

    老人ホームの実情を読んで知ることができた。
    患者が亡くなったときに、患者の見届けられる最後を見て、安心感があった。老人ホームは縛られる場所っていうイメージがあったけれど、働く彼らがあかりになるならさまよう暗い森を、安心して抜けるんじゃないかって思った。

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    2026年08月11日
  • 手のひらの音符

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    読む人によって感じ方が変わる作品であると感じた。

    【私が考えさせられたこと】
    •恋愛について
    •貧困について
    •男女のキャリア形成について
    •いじめについて
    •教育について
    •日本の産業について
    •ファストファッションについて
    •障害について
    •ヤングケアラーについて

    などなど…..

    もし、以上のような視点で作品を読めていない人がいるならもう一度読み直してほしい。こんなにも美しい小説という形で私に様々な問題提起をしてくれた著者には感謝の気持ちでいっぱいだ。おそらく著者の多様な職業を通して培った経験がこのような作品に繋がったのではないだろうか。


    話は変わるが、私は久々に関西出身の著者の作品を読んだ。所々にクスッと笑えるような会話が見受けられるところも気に入っている。

    また、作品の細部で「こう表現するのかぁ〜!!!」と驚かされるような表現技法がたくさん使われており、小説そのもの全てを楽しんで読むことができた。

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    2026年08月10日
  • 金の角持つ子どもたち

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    ネタバレ

    とてもよかった。
    俊介の純粋で真っ直ぐなところ。苦しさを抱えているところ。

    中学受験は経験していないし、学校の先生のように12歳がこんなに大変な思いをしてまで頑張るべきものなのか疑問を持ってしまう。けれど、やっぱり自分で意志を持って励む姿は応援したくなった。結果はダメだったけど、1年間ひたすら頑張ったこと、悔しさや嬉しさ、達成感、色んな感情に出会ったこと、人の努力や思いやりを知ったこと絶対に無駄にはならない。

    俊介の母が高卒認定と保育士資格に挑戦することも加地の弟が勉強を始めること、契約社員になることも全部応援したい。

    頑張っていれば、金の角私にも生えてくるかな。
    転職を考える中で、塾の裏方も興味出た。ただ、勤務時間が遅くなるから厳しいかな。

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    2026年08月08日
  • 春の星を一緒に

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    人は死ぬ直前まで幸せになれる。
    生きる意味がないと思ってる人にも生きる意味はあるし、残せるものがある。

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    2026年08月06日
  • 青のナースシューズ

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    ちょっと油断すると泣いて泣いて嗚咽。
    仕事前には読めないし、昼休みにも読めないしで、読む時間を選ぶので要注意。
    つまり、超刺さったってこと!!!

    成道がとても真っ直ぐで、努力家で、優しくて...
    車椅子で生活する弟のお世話をし、家事もして大学も行って実習も頑張っていて...
    ここ最近は、「成道も頑張ってるから自分も頑張ろう」って思えた。

    「人は頑張ったぶんだけ強くなれる。頑張らなくていいって言葉を慰めに使う人は、本気で相手のことを考えていないんだと思う」という松原かなみの言葉には深く共感した。
    頑張りたくて頑張ってる時にそう言われると、ノイズでしかないんだよね。

    「岡崎くんは、かけひきをしない人間だ。きみは相手を見て態度を変えたりしない、まっすぐな人間です。だから一緒にいると安心できた」という西田さんの言葉もグッときた。

    私も、「あなただからこそ」「あなたのおかげで」と言われて最期を迎えられる人生にしたい。

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    2026年08月05日
  • 青のナースシューズ

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    よかったー^_^青春だなー
    ストーリーはわかっていたけど、わかっていながら最後はよかった^_^ちょっとうるうる^_^

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    2026年08月01日
  • 青のナースシューズ

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    現役で看護師をされている藤岡陽子さん。
    今回は看護師を目指す男子学生の物語。

    看護師は男女比でいうと9割以上が女性。年々男性が増加傾向にあるはいえ、圧倒的に女性が多い職業だ。

    そんな女性優位な職場で、看護師を目指す主人公の岡崎成道。本作は、その過程を描いた作品だが、看護師という夢を抱いたキッカケに思わず涙してしまう。
    ここで涙腺がゆるんだのを皮切りに、もうラストまで何度泣いたことやら…
    また、プライベートではヤングケアラーとして自分の事は後回しにして一家を支えている。その途轍もない優しさと、一人で抱えてきた責任の重さに、何度も胸が押し潰されそうになった。

    看護という現場での患者との関わり方や、命と向き合う仕事の難しさ、学生から社会に出る若者の奮闘ぶり、同志と切磋琢磨しながら深めあう友情、大事な家族だからこそ向き合うことの大切さなど、見所がたっぷり詰まった本作。

    穏やかな展開の中でも見せ場がしっかり作られているので、何度も何度も涙があふれた。読みながら、公私にわたって成道に熱いエールを送りたい気持ちに満たされていた。タイトルにつながるラストもまた、温かな余韻に包まれた。

    将来に希望がもてなくなりそうな過酷な現状でも、しっかり悩みながら自分をみつめて夢をつかんだ成道。
    特に、これから社会に出ようとする世代に読んでほしい。そして、社会に出ている世代には、涙なしでは読めない感動の一冊になると思う。
    多くの方にオススメしたい素晴らしい作品だった。

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    2026年07月30日
  • 金の角持つ子どもたち

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    塾や受験勉強ってそうだったよなって懐かしく思うとともに、俊介の焦せる気持ちも過去の自分と重なって共感しっぱなしだった

    学生のうちに加地みたいな先生や大人と出会えることって、成人してからもなんだかんだその記憶が支えになるんだよなって改めて感じた

    26.7.27-28

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    2026年07月28日
  • リラの花咲くけものみち

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    ステップファミリーで不登校、ネグレクト状態の少女が、祖母に助け出される。その状態からは考えられないけれども、努力して諦めないで、、でも逃げたりもするけれど、獣医師になるまでのストーリー。涙なくして読めません。

    人間を診る医師よりも、獣医師の方が、動物の数だけ学ぶことがあって、伴侶動物、産業動物等、飼い方?によっても考え方が違う。難しいし、奥が深いと感心しきり。そんな獣医師の世界が垣間見れたことも面白かったです。

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    2026年07月27日
  • 金の角持つ子どもたち

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    中学受験に挑戦する少年の物語。必死に勉強する姿や周りの応援に感動しました。

    母親、少年、塾の講師の3つの視点から構成され、印象的な言葉がたくさん出てきます。特に母親が祖母に発した言葉と、塾の講師が受験生の少女に伝えた言葉が心に響きました。

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    2026年07月25日
  • 春の星を一緒に

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    今年の自分の誕生日に読む本にずっととってました
    たった、数時間で何度も涙を拭いながら読破
    フィクションなんだけどね
    わかってるんだけど
    生きる希望を改めて感じた

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    2026年07月21日
  • 春の星を一緒に

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    前作から8年。40歳になった奈緒と18歳の涼介。
    涼介が良い子に成長しましたね〜。困難な状況になっても、自分の力で前を向けるのは素晴らしい。
    藤岡さんのお話を読むと、死ぬことが怖くなくなりますね。人生の最高のゴールを迎えるという言葉、すごくいいなと思います。
    書名の「春の星を一緒に」。この言葉にこめられた思いは物語を最後まで読んだらわかります。ロマンチックですねー。

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    2026年07月18日
  • 金の角持つ子どもたち

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    中学受験に対するイメージがまるごと塗り替えられた一冊。もちろんこれは小説だけど、加地のような先生に10代前半のうちに、いや生涯のうち一度でも出会えたら、その人の人生や物の見方は大きく変わるだろうなと思う。子どもに武器を与えたい、というだけでなく、その武器を周囲の人のためにも使ってほしいというところまで考えられる大人は強い。
    藤岡陽子さんの作品は、自分の役目を静かに果たしている、日々をきちんと懸命に生きている人を見逃さないところが特に好き。
    俊介や加地だけではなく、みんなと同じようにピアニカを吹くために人の何倍も努力を必要とする妹や、自分の辛い思いは息子の盾になれたかも、と思う母親。塾のプリントのコピーを毎日毎日大量にとってくれる事務員に加地がきちんと感謝しているところ。
    派手に活躍しなくても、静かに、その人その人の頑張りに確かなスポットライトを当てる。大好きな作家さん。

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    2026年07月19日
  • 空にピース

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    地域によって生活している人たちのカラーが違う。理解はしていても、実感は少ない。また教師とは縁のない職業に就いている自分には想像できない世界感の小説。先生1人をとってもどんな教師と出会えるか子どもは選べない。選べないからこそ、選べる大人一人一人が、どう考え職業選択をするか、自分の影響がどのような社会貢献をもたらすかを熟慮すべきだと思った。

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    2026年07月02日
  • むかえびと

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    ネタバレ

    一気に読んじゃったーーー!!!

    師長と院長と院長の息子がやばい。病院行きたくなくなるレベル。
    でもそれ以外の登場人物たちがなんだかんだいい人で!!!草間さんらぶ!!!!!有ちゃんみたいな助産師さんに出会えますように!!

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    2026年06月29日
  • リラの花咲くけものみち

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    心が揺さぶられる、大変優れた小説だった。

    物語は、主人公の聡里(さとり)が獣医学を学ぶため、付き添いの祖母と共に北海道の大学に到着する場面から始まる。

    山場は入学して間もなく訪れる。聡里は入寮してすぐ、同室の綾華から理由もわからないまま嫌われていることに気づく。
    ある日、そのことで二人は対峙し、聡里は自分が嫌われる理由を知ることになる。けれど、その理由となった「ある物」には、これまで誰にも語ることのなかった、他人には計り知れぬ背景があることが聡里の口から明かされる。ここで私たち読者は、孤独で凄惨な時期を過ごしてきた、聡里の人生の一端を知ることになるのだ。
    そして、その事実を知った綾華の態度はここから一変する。二人の間には確かな友情が育まれてゆき、お互いの存在が大学生活のかけがえのないものとなっていく。

    聡里の大学生活は、学業の厳しさと経済的な制約もあり、決して華やかなものではない。登場人物もかなり限られているせいか、物語はある意味で淡々と進む。けれど、胸が締め付けられ、涙があふれる場面が何度かあり、いつの間にか聡里に強く感情移入していた。

    この物語を通じて、自分のことを本当に思ってくれる人の存在がどれだけ生きる力になるのか、そして、人と交わり、他人の人生の歩みや考え方を知ることがどれだけ自分の生き方に彩りを与え、心を育ててくれるのかを深く教えられた。
    そして、今の自分の悩みや苦しみも、聡里のそれと比べたら大したことではないと思えるし、聡里のように心優しい人間でありたいと思わされた。

    作中で、鳥好きの同級生・残雪君が教えてくれたいくつかの知識もおもしろかった。「鳥は羽の模様で互いを見分けている。空を飛びながら自分と同種の羽の模様を見分けて、つがいになる」という話。
    真偽のほどはわからなくとも、人間もまた、目に見えない共通の「模様」のようなもので惹かれ合っているのかもしれないな、と想像が膨らむ。

    偶然だが、聡里が学んだ実在する大学には、私の周囲に縁の深い人が多く、個人的に強い思い入れがある。
    私自身は遠く離れた場所に暮らしているが、小説に出てくる江別や野幌といった場所には何度か訪れたことがあり、親しみ深い。私にとっても、青春時代の一端を織りなす場所ともいえる。
    そういう意味でも、心の底から「読んでよかった」と思える大切な小説になった。

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    2026年06月28日
  • 満天のゴール

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    途中、あまりにも切なく、胸が塞がる思いになりながらも、奈緒と涼介が前に進む姿や、早川さんと三上先生の絆に感動しました。人はみな弱いながらも、生きていく。「みんなおもりを見つけてなんとか生きてるんだ。」

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    2026年06月24日
  • 金の角持つ子どもたち

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    勇気づけられました。
    元気づけられました。

    受験、努力ってめちゃしんどいなぁって思い出したけど、
    それを超す何かが身につくんだなって。

    自分はもう24歳だけど、
    まだ24歳だから、
    今後の人生本気で頑張りたいって思った。

    何回でも読み直したいです。

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    2026年06月24日