藤岡陽子のレビュー一覧

  • 青のナースシューズ

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    目標に貪欲になる大切さと周りの支えの大切さを教えてくれた小説。

    看護業界の男女の関係などの弊害や偏見などがリアルに表現されていて辛くもあり応援したくなる小説でした。

    看護師ってやはり女性のイメージが強いので男性(黒ウサギ)が目立ってしまうのは仕方がないと思うが頑張って欲しいとも強く感じました。
    また、ヤングケアーについても触れており自分の当たり前との向き合いかとも大切だと感じます。

    また、タイトルの「青いナースシューズ」がこの作品にピッタリすぎる。
    たくさんの想いが詰まった作品で読む価値か必ずある本だと感じました。

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    2026年03月29日
  • きのうのオレンジ

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    家族とは、、生きるとは、、を考えさせられるストーリーでした。辛くて重い話で悲しいのですが、読後、爽やかな風が吹くような感じを受けてしまいました。

    主人公は、内申には書かれないようなことを、誰にも気づかれずにやっていた、みたいな表現がありました。弟のためなら凍傷になるのも厭わない、純粋に利他の心があり、それが自身がストレスなく生きられるという仏様のような人でした。世知辛い世の中は、彼にとっては生きにくかったのではないかと。頑張りすぎたのは、彼自身だったのかも。

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    2026年03月29日
  • 春の星を一緒に

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    おいおい、序盤からこんなに泣かせてくれるなよ。正直前作『満天のゴール』ではそこまで感動しなかったのに、今作ではオットセイのようにオーウオウと号泣。やはりあれから7年経って、ペーパー看護師だった奈緒も子供だった涼介も成長したのが感情移入できた大きな理由だろう。生きている以上、いずれ死との直面は避けられない。看取る仕事をしているからこそお別れのシーンは多いのだが、それを悲しいだけの出来事というふうに描写していないのが良い。どこか清々しいような涙を流していた。それにしても奈緒の周囲の人間は良い人ばかりだなあ。

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    2026年03月28日
  • 青のナースシューズ

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    藤岡陽子さんの著書は初期からずっと好き。この作品が高評価なのを知り今の時代も捨てたものではないと感じる。男性看護師という異分子的存在をわかっていても拒否される現実を目の当たりにして、それでも前進する強さ。成道のヤングケアラーというには過酷すぎる状況も何度も困難にぶち当たりそれでも何とか乗り越える若さとしなやかさ。産科医は男性も多いのに男性看護師は実習も難しい、そんな不条理も知りどんなに悩むだろう。できすぎな箇所もあるけど素直に泣ける。同級生も個性派ばかり、それも受け入れる社会でありますように。

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    2026年03月28日
  • 青のナースシューズ

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    現在もなお、圧倒的に女性が多い看護師の世界に挑戦する青年の物語。理想だけでは続かない現場の厳しさや、人間関係の難しさの中で、それぞれが自分なりの立ち位置を探していく。

    「楽に生きてる人なんていない。なにかを望めば苦しいこともついてくるんだよ」という言葉が、この物語の根っこにあるように感じる。誰もが何かを抱えながら、それでも仕事を続けていく。その姿は決してかっこいいだけじゃないけれど、だからこそリアルだった。

    途中で回収されるタイトルの意味。ああ、そういうことか、と腑に落ちた瞬間に、涙。

    一生懸命に踏ん張る彼らは眩しくて、少し直視するのがしんどいくらいだった。それでも、目を逸らさずにいたく

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    2026年03月28日
  • 春の星を一緒に

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    懸命に息抜きいた先に幸せなゴールがある
    旅立って行く人が、残された人にありがとうを伝えて、残された人がお疲れ様を言う
    私も幸せなゴールを目指したい


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    2026年03月27日
  • 春の星を一緒に

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    とんでもなく素晴らしい読書体験だった。
    感想を書いているのが読んですぐのため、多くを語りたくない気持ち。。

    『満点のゴール』を読んだ時の記憶はだいぶ薄れていたため、読み返したい気持ちにはなったが、この話だけでも完結していた。

    物語に入り込めるちょうど良い長さのお話で、読後も幸せが尾を引くかんじ。

    京都の海沿いの綺麗な景色が目に浮かぶようだった。
    丹後半島、ぜひ行ってみたい。

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    2026年03月27日
  • きのうのオレンジ

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    素敵な人たちで溢れていた。
    人生は何が起こるか分からない。
    健康がやっぱり一番大事だなと痛感。
    できるだけ後悔のないように、いつも支えてくれる人たちに感謝を伝えながら生きていきたい。

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    2026年03月21日
  • 森にあかりが灯るとき

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    藤岡先生の本を久々に読んだ
    先生の本は、私が読んだ全ての本が、読後必ず心が温まる
    介護士さんや看護師さんは、ほんと並大抵の意思では出来ない職業だと思う
    介護はやってみた事がない人には、わからないと思う
    やったことがない人に限って、口先ばかりの事を言う
    この本を読んで、なお一層、介護士さんのお仕事に感謝しかないと思った

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    2026年03月21日
  • リラの花咲くけものみち

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    なかなか手をつけられなかった一冊
    同業者として「ツッコミどころ」を見つけてしまうのが嫌だったから

    「動物のお医者さん」で味わった嫌な感じ
    物語りとしては面白くてもリアルでは違うということが多々ある…医療ドラマで「嘘つけ」というヤツと同じ…変な理想論とかイメージが先行するヤツ

    ようやく重い腰を上げて読み出したら…止まらなかった…久しぶりに一気読み…気づいたら深夜2時だった

    「とわの庭」でも感じたが、藤岡さんの作品には色々な女性像が登場するも、一貫して生き方に芯があり迷いながらも前進しようと足掻く姿にも温かな視線を感じられる…人を憎んだり恨んだりしても不思議ではない過酷な状況で育ちながらも、

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    2026年03月21日
  • 金の角持つ子どもたち

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    子どもが本気で頑張る姿は尊い。頑張る子どもをちゃんと応援できる大人たちも素晴らしい。ドラマ化してほしいなぁ。

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    2026年03月20日
  • リラの花咲くけものみち

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    生と死が物語の至る所で取り上げられるため、そこに悩み苦しむような物語的な深みがありつつも、読みやすく世界に入り込めるテンポ感がよかった。

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    2026年03月20日
  • おしょりん

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    何年か前に映画化もされていたけど、結局観に行けなかったなぁ、とふと思い数年ぶりに再読。実在する人をモデルにしたフィクション。覚悟と情熱、未来を信じる姿は、何度読んでも胸を熱くする。何かを新しく始めるときは、最短で結果がてることは稀だ。それどころか困難で理不尽なことの方が多いだろう。作品に登場する人たちが信じた道を突き進んだ未来が、今の福井県のメガネ産業の知名度や評判につながっていること

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    2026年03月19日
  • 金の角持つ子どもたち

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    中学受験を決意した小6の俊介、その家族、塾の講師の視点から描かれた小説。俊介がんばれー!と、いつの間にか熱い気持ちになって物語に没入し、熱くなって俊介を応援していた。笑
    勉強に本気で向き合って頑張っている俊介に、良い意味でどんどんまわりが巻き込まれていくのが気持ちいい。本気って波及するんだなとつくづく思う。
    たくさんの人に読んでほしい〜!!

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    2026年03月10日
  • 春の星を一緒に

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    藤岡さんの作品は本当に好き
    登場人物もとてもリアルで
    涼介くん いい子すぎて心配
    月斗くんが行方不明になった時 涼介だけを責める奈緒にイラッとしたけど三上先生が私の言いたかったことを全て言ってくれた(笑)
    片親で育てるのってやっぱり限界がある
    三上先生の存在は本当に大きい
    医療の現場のリアルさ 親子の難しさ 様々なことを考えさせられた

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    2026年03月07日
  • きのうのオレンジ

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    胃がんになった遼賀と双子と思われている兄弟の恭平、同級生看護師の矢田などの登場人物。病気の進行や治療、延命、兄弟愛、家族愛と多くの考えるテーマが絡み合う物語。目立たなくても他人を思いやり、地道に生きる尊さが描かれている。

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    2026年03月06日
  • 春の星を一緒に

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    奈緒の父親 耕平さんの「涼介が来てから…たのしかったなぁ…じいちゃんは…本当に楽しかった」「最期の瞬間まで幸せを感じながら亡くなった。最高のゴールだった」大好きな人の死は悲しいけど楽しかったという一言は嬉しい。耕平さんの優しさが伝わる。おれの人生は最高やった!
    奈緒の兄 真一 シングルで子育てしている妹に対して本当酷いヤツ(怒)
    涼介の担任草田 進路で悩んでいる生徒に対する対応が酷い(怒)
    嫌ーなヤツがリアルに脳裏に出てきて虫唾が走る
    そんな中 三上先生、涼介くん、耕平さん 優しく良い人達が心癒してくれました^ ^。

    奈緒の同僚の息子 月斗くんがいなくなった時、どんどん暗くなっていく中早く見

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    2026年03月05日
  • 森にあかりが灯るとき

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    初読の作家さん。テンポがよく、文章もお上手で、介護の世界にもかなり精通されているのかなと思い、調べたら、元記者で現看護師兼作家とのこと。多彩すぎる。生半可な気持ちではつとまらない介護士だが、それでもやはり働いている当事者にしか味わえない介護士のやりがいがある。介護施設の中での日常を美化しすぎず、かといって、嫌なところばかりに焦点を合わせるわけでもなく、一日また一日と時が流れていく描写がとても面白かった。素敵な作家さんと巡りあえた。おすすめ!

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    2026年03月04日
  • 春の星を一緒に

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    親の都合で子供に選択を狭めさせてしまって、多少なりも気負いしている奈緒。それでも、いつも周囲に支えられ力強く生きていく。1番の理解者であり、家族の息子の成長もこの物語の見どころです。人の痛みに寄り添うことの大切さを感じられました

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    2026年03月04日
  • 春の星を一緒に

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    著者は新聞社のスポーツ記者として働いていた。働きなごら、小説を書いて投稿する生活を続けるも落選が続いていた。結婚して、出産してから、一念発起して看護師となる。その環境で、さらに小説家への夢も捨てきれずに、小説家としてもデビューをしている。小説以上に、ドラマチックな、非常に魅力的な先生です。先生に拍手を送りたい。
    小説は離婚してシングルマザーとなり、看護師と働く川岸菜緒と、高校生の涼介、医師の三上先生が主人公。人生の最後に向き合う菜緒と三上先生、そして人生を前向きに生きていく3人の心温まる感動のストーリー。
    やはり、著者の前向きな力強い生きるパワーをこの小説からいただけます。

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    2026年02月28日