藤岡陽子のレビュー一覧

  • 空にピース

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    すっごく話が重くて辛いなと思いながら読みました。
    でも希望がみえる終わり方で本当に良かった。
    絶対にもう二度と読むことはないけど、とても素敵な話を読み切れてよかった!

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    2025年12月29日
  • 金の角持つ子どもたち

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    中学受験に挑む1年ほどの期間を、親・子・塾の講師目線で描いています。中学受験はしたことがないし、子を持つ親というわけでもないので、深い感慨もなく読み始めましたが、こんなに胸に響くとは。。

    子どものエネルギーに感化されて、親も塾講師もみんなが一丸となっていく様子が、ドラマチックでした。現実ではこうはいかないのでしょうが、たまにはこんな小説も心が浄化されるようでいいと思います。

    受験の考え方として、合否に関係なく、過程として努力できた自分が残るという考えが好きです。大人になって、努力できるというのはなによりも得難い才能だと実感する日々です。

    これは蛇足ですが、小中高となんの有り難みもなく塾に

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    2025年12月18日
  • リラの花咲くけものみち

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    ネタバレ

    今年も終わりに近づいてきたけれど、これは間違いなく今年のベスト3の一冊。何度も何度も涙が出そうになった。チドリおばあちゃんがとっても素敵な人。主人公の聡理も辛い境遇から自分で大切な人を見つけ、自分の道を選び取って行く様子が書かれている。獣医学部が舞台のため、血腥い描写もあるし、綺麗事だけではすまない描写もある。妹に悪意は無いんだろうけど、その後彼女と交流することはあるのかしら……。継母も実父も自分が辛い……だしな。聡理ちゃんが強くて(強くなったんだよね)決別の道を選んで良かったけど。

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    2025年12月16日
  • きのうのオレンジ

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    ネタバレ

    誰かを幸せにすると、必ず幸せは自分に返ってきます。そして自分の家族にも幸せは返ってきます。

    遼賀は自然に、周りの人に幸せを与えて生きてきました。

    遼賀は癌を患って短い人生になったけれども、遼賀に関わるたくさんの人に無条件の幸せを与えてきたから、みんなの心が荒むことなく、誰かを傷つけることなく、優しさや希望を持って、最後まで共に過ごせたはずです。

    遼賀は、いつもの風景に咲く優しい花のような存在。普段は忘れちゃってるけど、本当はずっと心の中にいる。そんな人が近くにいたら、、素敵ですね。

    どんなに苦しくて辛い状況でも、人を思いやる人生を送っていれば、幸せな最期を迎えられるのだと、希望をもらい

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    2025年12月14日
  • 手のひらの音符

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    読んで良かったです。

    私の子どもには発達障害がありますが、子どもを悠人に重ね、信也を親である私に重ねて読んでいました。

    信也が悠人を大切に大切にして撒いてきた種(愛情)が、悠人の未来を作りました。

    私も発達障害の子どもを育てるのは心が折れそうになることがありますが、信也と悠人、水樹の関係性を心にずっとおいて、未来を信じて生きていこうと思いました。

    本当に素敵な本でした。

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    2025年12月11日
  • 海とジイ

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    涙が止まらない。
    電車で読んでたら困ったことになった。

    『生き抜く力』を与えてくれる3人のジイ。
    帯にはそう書いてある。
    ジイたちが素敵すぎて言葉にならない。
    こんなジイ、わたしの身近にもいてくれたらいいのにな。
    残念ながら、そんなジイは私の周りにはいないけど、この物語を読んで少し力をもらえました。

    この本は売れないな。手元に置いておきたい一冊。

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    2025年12月08日
  • 金の角持つ子どもたち

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    これ以上できないくらい努力する姿に素直に感動した。それほどがんばれたことが自分にあったのか考えると、自信がない。
    できなかったことができるようになる嬉しさ、本当に一生懸命に頑張ることで頑張りを見てくれた周囲も変えていく、そんな姿に勇気をもらったし、忘れかけていた気持ちを思い出させてくれた。
    自分もかんばりたい、もっと一生懸命になりたい、と思わせてくれる本でした。

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    2025年12月07日
  • 森にあかりが灯るとき

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    うん、介護士さんの抱える問題は、本当に山積みだと思う。

    どの人の章も、考えさせられる問題ばかりで、現代社会の象徴のような気がしました。

    ちゃんと、介護の社会が、安心して回るように、早く良くしてほしい…いや、人ごとみたいに言っちゃダメだ‼️

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    2025年12月06日
  • リラの花咲くけものみち

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    虐待されていた主人公聡里が本来の自分を取り戻し自立するまでを描いた成長物語。

    とても温かく、しみじみと「あー良い本に出会えたなあ」と思えた一冊でした!

    身近な大人からの酷い仕打ちに聡里の心は死にかけていたが、救出してくれた祖母に愛情たっぷりに見守られ、やがて獣医師を目指す。また大学でも信頼できる先輩や友達に出会い、少しずつ心の殻を破っていく。聡里の成長っぷりが読んでいて清々しかった。

    獣医師になるには動物が好きなだけではやっていけない面などもきちんと描かれている。そのために聡里は苦悩するが、挫折しそうな聡里と先輩の会話で、ヤマメとサクラマスの話が印象に残った。

    生まれた場所で弱くても、

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    2025年12月03日
  • 森にあかりが灯るとき

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    たまらなく響いた。介護士の星矢はもちろん、施設長の福見、配置医の葉山、看護師の古瀬、利用者さんたちそれぞれの切実な現状と思いが、単に是非とか善悪とかを問うのではなくて丁寧に編まれる。介護に対して他人事だった若きころ、両親が衰えて自分なりに寄り添ったつもりでいた先ごろ、そして介護をはっきり我が事として感じ始めた今日このごろ。あれほど気丈夫だった父母が老い先を案じて気弱になったとき、ひたすら励まして気力を奮い立たせようとしたあの対応をここに省みる。この手の本にはもう少し早く出会っていたなら、といつも思うのだ。

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    2025年11月30日
  • 金の角持つ子どもたち

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    自分を変えることができるのは自分だけで、変わることができれば、自分はできるんだという自信になる。

    息子の人生は息子が決めればいいが、
    自信はず自分の人生を支えてくれることだと思う。そういうことを感じてもらえると嬉しいし、自分もそういう人生にしたいと思う。

    改めて、人は人に向き合う仕事がしたくて、できるならば純粋で、未来のある子供を相手にしたいと改めて感じた本だった。

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    2025年11月30日
  • きのうのオレンジ

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    すごく心に響く一冊だった。
    33歳という若さで突然のがん宣告を受けた遼賀。
    人生が180°変わってしまった彼のこれまでと宣告後の生き方、家族の存在に感情が揺さぶられっぱなし。闘病は壮絶なのに温かな空気は優しく伝播していく。

    藤岡陽子さんは初めましてだったけど、とても読みやすくて温かみのある文章を紡ぐ方だなぁと感じました。他の作品も読みたい!

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    2025年11月29日
  • 満天のゴール

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    満天のゴール
    このタイトルの意味が分かった時感動しました。

    私は残念ながら家族に見送られることなく、一人で死んでいくことになると思います。私が死ぬ時に、この作品で出てきた満天のゴールのおじいちゃんや、三上先生のことを思い出しそうな気がします。

    三上先生の過去が重すぎました。作品の最後のほうできっと救われたことでしょうね。

    続編に期待です!

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    2025年11月26日
  • わたしの名店

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    これはいいものを読ませていただきました!
    読んでいて幸せになれる本。

    やっぱりおいしい食べ物にまつわるエッセイが大好き。
    28人の著名人が実在する名店の思い入れのあるメニューを紹介してくれていて、すべての作品からその食べ物への愛が感じられて最高でした。

    初めて読む作家さんも何名かいらっしゃって、この方の文章好きだな、他の作品も読みたいなと思える作家さんに出会えるのがアンソロジーの好きなところです。

    同じくポプラ文庫さんから出版されている
    『3時のおやつ』も読みたくなりました!

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    2025年11月23日
  • リラの花咲くけものみち

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    獣医師を目指して北海道の大学に入学した聡里の成長を描いた物語である。
    聡里は母を亡くし、父の再婚相手に虐げられ、愛犬と部屋に閉じこもって12歳から3年間を過ごした。
    15歳の誕生日に訪ねてきた母方の祖母チドリが、その有様を見て驚き怒り、聡里は愛犬と一緒にチドリと暮らすことになる。
    その愛犬も病気で亡くし、高校の教師の勧めで獣医師になることを決意する。
    北海道の北農大学獣医学類の寮に入るところから話が始まる。

    獣医師とは、小動物から家畜の大動物まで、それもさまざまな形態を持った生命に携わる仕事である。
    聡里は最初に参加した臨床実習で、馬のお産に立ち会い、生まれてくることができなかった仔馬の凄惨

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    2025年11月17日
  • リラの花咲くけものみち

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    地元北海道が舞台の物語だと知人の方から紹介され、ずっと読んでみたかった一冊。
    大学生活6年間での聡里の目覚ましい成長に感動。見慣れた北海道の風景が鮮やかに浮かんでくるような描写、物語の伏線として出てくる花言葉や鳥の性質。美しい物語でした。獣医師の仕事をもっと知ってみたくなりました。

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    2025年11月17日
  • 海とジイ

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    何回も読み直したいと帯に書かれていて
    そのまま手に取りました。
    都会からいきなり瀬戸内海の海のシーンに
    切替わる場面はまるで映画のような感覚です。

    じいちゃんから、生き抜いてきた人からの
    言葉が心に沁みます、
    無くしたも、気が付かないかったものが等身大に迫ってとても読み終えた時に心地いい気持ちに
    なりました。

    心のビタミンになるような何度も読み直したい
    小説です、

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    2025年11月16日
  • リラの花咲くけものみち

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    随所に感情を動かす出来事が散りばめられ、
    目頭が熱くなる
    北海道の自然の魅力と獣医学の世界が垣間見える
    描かれている人物がどの人物も知っている人かのように魅力的
    特にチドリのどんな状況でも幸せを探す強さは、自分も見習おうと思った。

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    2025年11月09日
  • リラの花咲くけものみち

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    名作中の名作と呼んでも過言ではないと思う。
    星を5つどころか10でも20でも付けたい。
    主人公の聡里も愛すべき、そして応援したくなるキャラクターだが、その聡里をネグレストされていた家から引き取り、生活が苦しい中でも私立の大学に通わせ、いつも優しく見守っていた祖母のチドリのことが好きな読者は多いのではないだろうか。
    どんな不幸に見舞われても、その中から幸福を見つけ出す思考、小さな体でも大事なものを守る強さ。
    そんな彼女を尊敬し、見習いたいと思った。
    また、チドリという名前から連想できる千鳥足についても解説があり、とても勉強になった。
    きっとこの作品は、自分の中で長く一番好きな本と言える作品になっ

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    2025年11月03日
  • リラの花咲くけものみち

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    ネグレクトされ不登校になっていた少女がおばあちゃんや動物、北海道の大自然、周囲の人々に支えられて獣医師の道を目指す物語。
    私も看護学生、助産学生を経験してるので重なる部分も多く感情移入しながら読むことができました。獣医師ってとても尊い仕事だけど、責任が重く動物への愛だけでは苦しくなることも多いだろうなと思います。さとりの迷いながらも道を切り開いていく姿、周りの人に支えられて支えながら自分の居場所を見つけていく姿に勇気をもらいました。さとり本当に頑張ったね。一章一章の花言葉を調べながら読んでいくのも楽しかったです。チドリさんの大きな愛があったかくて、チドリさんのシーンで何度も泣きました。不幸の中

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    2025年11月03日