藤岡陽子のレビュー一覧

  • リラの花咲くけものみち

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    頼りなかった聡里が、獣医師を目指して大学生活を送りながら努力し、たくましくなっていく。
    夢を叶え、誰かの目標になるまでになり、良かったね、頑張ったねと涙が止まらなかった。

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    2025年11月13日
  • 跳べ、暁!

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    藤岡さんの教育系、頑張る子供たちの話ですが、中学生日記ではなくて、大人の格差社会と競争社会とか、親子、友人といった人間関係が縮図のように描かれ、バスケ部の話も面白く、もう一気に読んでしまいました。

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    2025年11月12日
  • 森にあかりが灯るとき

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    介護施設での話。自分も介護業界に携わっているので、すんなりと内容が頭に入ってきた。

    知らない知識も得られて良かった↓↓↓。
    下顎呼吸が始まると、酸素が少なくなり、二酸化炭素濃度が上がる。そうすると、脳内麻薬のエンドルフィンが分泌され、苦痛が和らぐ。下顎呼吸が始まると、見ている人は苦しそうだと思い、心配する。しかし、この状態の時に、酸素を吸引させると、エンドルフィンの分泌が無くなり、苦痛を味わうことになるため、酸素吸入は行わないほうがいい。

    介護施設では入所者の介護にあたる身体的な大変さと、排泄介護の匂いや入所者からの心無い言葉などによる精神的苦痛がある。また、入所者の家族から訴えられたり、

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    2025年10月31日
  • 金の角持つ子どもたち

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    積んであった(笑)
    本屋で買いそうになってた(笑)
    この本棚確認して買わずに帰ってきました。
    中学受験のお話なんだけど、そんな単純な事ではなくて。

    努力できると言うこと。
    人は挑むことで自分を変えることができる。
    素敵な言葉達に支えられる気がした物語でした。

    親、子供、塾講師
    3者3様に凄まじいものを心に秘めていて決して消えないもので。それでも、変わりたい、何ものかになりたい、やりたい事のためにひたすら努力する。
    なかなか報われる道は遠くても。

    私も流されずにきちんとしようと思った

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    2025年10月28日
  • 空にピース

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    教育現場のリアルな実態に衝撃を受けた。

    新米教師の奮闘ぶりを描いたハートフルな物語だと思ったが、知らなかった、知ろうとしてこなかった教育現場の実態を、まざまざと思い知らされた。

    4月に水柄小学校に着任したばかりの主人公「ひかり」の受け持つ6年2組には、大きな問題を抱えた生徒が大勢いる。どんな時も生徒一人一人に寄り添い、生徒の目線で動くひかり。

    そんな彼女は同僚から時に疎まれ、上司からは厳しく叱責を受け、保護者からの理解も得られない。
    それでも強い信念を持ち、心が折れそうになりながらも、自らを叱咤し、辿り着いた先にみえた光とは・・・
    物語全体を包むミステリー要素も効果的で、どんどんのめり込

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    2025年10月28日
  • 森にあかりが灯るとき

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    介護現場の様子がかなりリアルに描かれている。ICTが導入されれば、介護は格段に楽になるが実際に最先端の技術を取り入れられる施設はほんの一握りだ。待遇も良くないし、給料も安い、たまにしか面会に来ない家族が文句を言うこともざらにある。しかし、介護は誰にでもできる簡単な仕事ではない。超高齢化社会の日本で、必要とされる専門職としてもっと地位が向上するべきである。

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    2025年10月26日
  • わたしの名店

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    食べることは生きること。
    思い出の味やお店から今は亡き人を偲んだり、
    ただただ好きな食べ物への愛があったり。
    様々な作家による名店にちなんだエッセイ集。
    隙間時間にピッタリ、お腹が空くこと間違いなし!

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    2025年10月20日
  • 森にあかりが灯るとき

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    小説ですが、現実です。
    心意気に期待したいけれど、心意気だけではどうにもならない部分もある現実に、祈るような気持ちになります。

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    2025年10月19日
  • いつまでも白い羽根

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    看護学校の学生の青春物語かと思ったが、もっと過酷な看護の世界や、真っ直ぐに生きていくには時に残酷で理不尽な社会が描かれており、読み終えてやりきれない気持ちになる。
    唯一明るい気持ちになるのは、ヒロイン瑠美の看護学校の親友である千夏が登場した時である。
    千夏の明るくて大らかで優しい人柄が物語に光を差し込んでくれる。
    登場人物たちの決して交わらない一方通行の恋心も、繊細で切なく描かれている。
    何よりも尊いのは、彼女たちのまっすぐな心が不当に曲げられることを許すことができないこと、間違っていないのに間違ったと修正できない生き方。
    社会の中で大人たちは心がすり減って行くが、何色にも染められていない若物

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    2025年10月19日
  • 森にあかりが灯るとき

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    介護問題を真正面から描ききった作品。人生とは、生とは、死とは?主人公の星矢と共に読み手にも深く考えさせられる。お笑いコンビの相方である大尊、過去に縛られて生きる施設長の福見、ALSの父を介護し看取った葉山、それぞれ事情を抱えた入居者達、などが星矢の人生観を変えていく。

    人生は上書きだ。
    辛いことがあっても翌日良いことがあれば、「良い人生だ」と思える。
    人の最期も、そうなんじゃないか?
    失敗もある、
    納得のいかないこともある、
    不条理、妬み、回り道、
    いろいろあっても、
    いいじゃないか。
    上書きなんだから。
    最後に笑えれば。

    星矢は様々な経験を通じて
    自分らしく
    自分の足で
    自分の道をのっし

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    2025年10月14日
  • きのうのオレンジ

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    じんわりと心が動いていくような小説だった。周りの人たちに支えられながら遼賀が闘病していく様子は自分の人生を振り返ってまた生きていく時にあたたかいエールを送ってくれるような気がした。

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    2025年10月12日
  • 森にあかりが灯るとき

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    介護現場で働いてるからこそ、共感できる部分も多く、問題は山積みで、諦めている部分が私はあったけど、変える努力も大切だと思った作品。

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    2025年10月11日
  • 金の角持つ子どもたち

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    ネタバレ

    人は挑むことで自分を変えることができる。

    じわっと目が熱くなった。突然サッカーを辞めて中学受験をしたいと言い出した俊介に父も母も戸惑う。最難関を目指すと言い出した俊介の夢とは——。

    きょうだい児は我慢したり聞き分けがよかったりするとはいうが、俊介の背負うものは大きかった。でも頑張れるならいいのかもしれない。俊介によかったのは、母も一緒に挑んでくれたこと。夫を説得し、義母に逆らい、新たな夢を見つけた。そして塾の加地先生がよかった。信念を持って挑み続けている人。勉強しなくていい人なんていないのだ。後悔をそのままにしない加地先生。

    中学受験の経験者としては、加地先生が美乃里にした頼みごとが心に

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    2025年10月10日
  • 金の角持つ子どもたち

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    よかった。
    勉強とは、知らないことを知る嬉しさを知ること、問題を解く力をつけること。テスト問題ではなく生きる上での問題も含めて。そして明日を生きる力を身につけること。
    Pアカに通う子どもは意識ある子どもたちで、塾講師たちはそんな子どもたちを相手にできるからだとしても、勉強を教えられるのは今は学校ではなく塾なのかもしれないと思った。
    先生たちにとって、今の学校は窮屈な場所のような気がする。

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    2025年10月09日
  • いつまでも白い羽根

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    ネタバレ

    木崎瑠美
    大学受験に失敗し、看護学校に進学する。看護師になりたいという願望は特にない。卒業式では卒業生を代表で答辞を読んだ。

    平野亜矢
    二年の夏まで一緒にアーチェリー部に所属していた。

    山田千夏
    瑠美と同じ看護学校の同級生。瑠美と同じ班。父は自衛官。父と三歳下の妹と三人で暮らしている。看護記録の訂正を先生に言われたが拒否し、看護学校を退学する。

    佐伯典子
    瑠美と同じ看護学校の同級生。瑠美と同じ班。三十代半ば。離婚して看護学校を退学し、旧姓の須賀典子で出直す。

    遠野藤香
    瑠美と同じ看護学校の同級生。瑠美と同じ班。人を圧するほどの美貌。ひとつ違いの妹が十二歳の時に手術ミスで死んだ。病院側を

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    2025年10月06日
  • 満天のゴール

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    終末期医療、地域医療というテーマで死生観について考えさせられる物語でした。
    なんかイマイチ話に入っていけなかった自分がいますが、涼介の父親と愛人がクズ過ぎて、この二人の登場がコレっきりなのもしっくりこない。
    続編があるみたいだから、なんかこれから関わってくるのかな。
    私にとっての満天のゴールってどんなゴールだろうって考えさせられる物語でした。

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    2025年10月05日
  • 手のひらの音符

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    出会いは鮮明に覚えているのに、別れはいつの間にかで後から気付く。
    人と会ってその時が最後なんて考えもしない。
    世の中はそんな別れが多くて、むしろお互い最後だとわかる別れはほんのひと握りだと感じた。
    最後がいつ来るかわからないからこそ、人との出会いや家族、友人を大切にしたいと思った。

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    2025年10月05日
  • メイド・イン京都

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    京都を舞台にした読み応えのある一冊。
    主人公の美咲が服作りに没頭するところは、私もハンドメイドするのが好きなのでとても共感できた。
    人生色々。上手くいくことばかりじゃない。でも必ず前向きになれるのが藤岡陽子さんらしい。

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    2025年09月30日
  • わたしの名店

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    総勢28名による「名店」にまつわるエッセイ集。1編が短くて、するすると読めた。
    宇垣美里さんの文章を初めて読みましたが、リズム感が良くて好きかも。
    美村さんの文で「人の感情を再現する役者の仕事柄か、…お客様の表情を拝見すると、そこが美味しいかどうか大体推し量ることができる。…お客様から安心感と笑顔が溢れている店は、ほぼ間違いない。」というのは面白いなと思った。
    28名がそれぞれの視点から語るのを読むうちに、周りの人にも、名店とそのエピソードを聞いてみたくなる1冊でした!

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    2025年09月28日
  • 海とジイ

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    美しい夕日に彩られた浜辺に座ったジイ。隣には何かを指差す少年。思わず波の音が聞こえてくる感じがする素敵な装画です。

    この本は三話のオムニバスでした。三人のジイ(おじいさん)の大切な人へのメッセージが書かれていました。

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    【海神 わだつみ】
    いじめで不登校になった優生は、母親と妹と共に、瀬戸内海の塩飽諸島に住む曾祖父の清じいを訪ねます。大歓迎され、父親の子どもの頃の話などをしてもらいます。実は病で体力の限界だった清じい。その清じいの気持ちは、しっかりと優生に届いていました。30ページの

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    2025年09月24日