藤岡陽子のレビュー一覧

  • 手のひらの音符

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    長い長い愛の物語でした。切なくもどかしいお話だけど、この結果が一番良かったのかな。結末を語らない余韻も良かった。

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    2026年05月06日
  • 金の角持つ子どもたち

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    金の角を持つ子どもたちは確かにいると思う。
    でも金の角が生えるのは子どもだけではなく、年齢に関係なく何かの目標に向かって真摯に取り組む人に生えるものなのかもしれないと思わせてくる本でした。

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    2026年05月05日
  • リラの花咲くけものみち

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    良い作品だとは思うが、途中からこうなるだろうなと思った通りだったので、感動まではいかなかった。
    ただ、孫を思うチドリの気持ちは充分うなづけた。

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    2026年05月05日
  • 青のナースシューズ

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    全員が悩み、ときに失敗しながらも成長していく過程が丁寧に描写されているため心情がダイレクトに伝わってきてよかった。

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    2026年05月04日
  • 青のナースシューズ

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    交通事故で父親をなくし、車いすの弟の世話をする成道。
    看護師を目指し特待生で大学に進学するも、クラスに男子はたった5人。

    成道はエライ。最後の青のナースシューズを手にするところは、涙なしに読めません。
    看護師の話はみんないい話なんだけど、
    成道の家庭環境の方が大変、ヤングケアラーって大変だなぁ。母親が、成道に家事や弟の世話を当然のようにさせる理由、祖父母を遠ざける理由が何かあるのかな・・・と思っていた読んでいたけれど、大した理由でもなく。もっと早くに助けてもらえば良かったのに。祖父母も、成道かわいそうすぎる。交通事故の被害者でも国からは何の支援もないんだろうか。成道ひとりの努力で生活が成り立

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    2026年05月03日
  • 満天のゴール

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    リアルな医療小説は、生きるとは苦しむことであることが実感としてとても身に沁みる。
    生きていると、欲は尽きないし、妄想を繰り広げて不安になるし、自分は悪いことしてないのに責められたり、誰も悪くないのに衝突したり...
    全てが思い通りになることはない。
    本作主人公のように、理不尽に身を襲われるのも人生である。そして自身を責めてしまうのも。

    それでも...人との関わりの中で生まれる、
    「誰かを想う気持ち」って素敵やなと思う。
    人生は苦しいからこそ、素敵なことが尊いと思える。

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    2026年05月03日
  • きのうのオレンジ

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    なんのために生まれて、なにをして喜ぶ。
    答えられないなんてそんなのは嫌だ!
    ゆっくり命と向き合える作品でした。

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    2026年04月30日
  • わたしの名店

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    テーマごとにお気に入りの店ととっておきの一皿、それにまつわるエピソードがまとめられた1冊。
    大好きな作家の澤村伊智が寄稿しているというので読んだ。澤村伊智、なかなかエッセイなどは書かないので……。
    タイトルの通り、書き手がこよなく愛する料理のことを書いているのと、そうに至ったエピソードがあり、読んでいて楽しかったし料理の描写がおいしそう。お腹すく。
    前後で読んでいた本がわりと重めだったからいい息抜きになった

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    2026年04月29日
  • 手のひらの音符

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    服飾デザイナーの水樹が勤めるアパレルメーカーが、経営難からアパレル部門を閉めることになる。
    デザイナーの物語かと思いきや、話は幼少期に遡り、現在と過去を行ったり来たりする。

    水樹と信也たち兄弟の過去の話は、心がギュウっと締め付けられるような切ない気持ちになる。
    藤岡さんは『青のナースシューズ』でもそうだが、弟を守る兄が強くて優しくて泣けてくる。
    信也と水樹が小学6年生のとき、3年生の弟の悠人が、同級生にカメ虫を口に放り込んでいじめられ、信也が駆けつけていじめっ子を1人ずつ殴ったことがあった。
    いじめっ子の親たちが家に押しかけて信也と母を責めるが、信也は怯むことなく、自分の口にカメ虫を放り込ん

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    2026年04月28日
  • 海とジイ

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    緩やかに登場人物がつながっている物語

    『不思議なことに、歳を重ねれば重ねるほど、頭に留まる記憶は少なくなってくるもんでな。』

    記憶の中で強く残っている記憶が、その人の人生の中で重大なエピソードなどだろう。

    私のジイはどんな記憶が残っていたのだろうか。
    ジイともっと会話をすれば良かった。
    ジイが生きた世界の話が聞きたい。
    もう、祖父とは会話ができないけれど、父とは会話ができる。
    父と話がしたくなった。

    胸がギュッと締め付けられたり、温かくなったりしました。

    海は色々な顔をみせてくれる。
    そして、多くの人からの声を受け止めたりもしているのだろう。


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    2026年04月28日
  • 青のナースシューズ

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    看護師を目指し、看護大学に特待生として入学した男子大学生の話。
    シングルマザー家庭で弟の介護をしているヤングケアラー。母親に薄っすら嫌悪感を抱きながら読み進む。

    看護師さん、身近で一緒に働いていた時に本当に尊敬する職業だと実感しました。
    男性看護師はまだまだ少ないけど、いなくてはならない存在だと思います。

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    2026年04月26日
  • 森にあかりが灯るとき

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    ネタバレ

    リアルな介護現場の話だなと思う。
    「もし、今の会社をクビになったら。。」という不安を払拭するために、介護福祉士実務者研修を受講したのだが、結局、自分はまだ介護業界ではないところにいる。
    研修で出会った方々とは今も繋がっており、研修から3年、すでに何人かが職場を離れている現実がある。

    つい最近、緩和ケア病棟や、在宅医療が舞台の本を読んだ。
    その中でも言われていたのが、「最期まで自分として生きる」こと。
    延命治療は、治療をして元気になるならば必要だろうが、最期を迎える線上にいるものには、苦痛ではないだろうか。
    まあ、その方の家族として考えると、やはり、親はいつまでも元気でいてほしいよね。

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    2026年04月26日
  • リラの花咲くけものみち

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    藤岡さんの小説はやっぱり良いなぁと思います。読んでいて優しくなれます。今回もまた素晴らしい本でした。特におばぁちゃんに感動しました。その対極がお父さん。若い女に現を抜かすとんでもないバカ親父。出来過ぎのストーリーですがお陰で安心してページを捲ることができました。

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    2026年04月25日
  • 満天のゴール

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    辛いこと別れがあっても、それはその先の誰かに繋がってる。
    ゴールが幸せならばいいよね。

    奈緒の息子、涼介くんがめちゃめちゃ良い子。

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    2026年04月25日
  • 春の星を一緒に

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    はん借り本
    身につまされた。気がまわる、気をつかう、優しい彼たちは育す環境を選べない。でもあるがまま受け入れるしかない、ではなく決めていく。見守る男性たちはみな、傷を持ち、それを育てる、私の知る彼も、そうだった。
    危機感を持つ、経験した者の強さ、そこにつきる。情け無い男をつくるのもまた環境とも言えるか

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    2026年04月23日
  • 春の星を一緒に

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    予想通りの結末。「死は決して敗北ではない。懸命に生き抜いた先のゴールとして幸せな死があり、その死は残された者にとっての希望になる。」

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    2026年04月19日
  • 金の角持つ子どもたち

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    同じ中学受験を描いている「翼の翼」のレビューで、こちらの本を薦めている方がおり手に取りました。
    「翼の翼」では大号泣しましたがこちらは割とさらっとした描写で、ほろり、という感じでした。

    倫太郎や俊介が6年生春というおそすぎる入塾にも関わらずA組に駆け上がっていった時、その裏では4年生から頑張り続けて途中で息切れしてクラス落ちして泣いている子がいるのだろうと、ついつい考えてしまいました…。

    また、この1年の母親の体力精神力金銭的な負担はものすごいものだったろうに(専業主婦から仕事受験生の母1年生の壁の何重苦… 普通に考えて勉強する時間ないでしょう)、さらっと乗り切っているように見えてなんだ

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    2026年04月19日
  • 青のナースシューズ

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    女性ばかりの看護の世界に飛び込む黒ウサギ。

    なぜここまで、強くなれるのか。
    成道の姿勢に胸が熱くなる。

    オリーブの大樹に見守られて
    これからも進んでいくのだろう
    『自分の選んだ道を迷わず進んでほしい』
    “青のナースシューズ”を履いて。

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    2026年04月18日
  • 青のナースシューズ

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    しょっぱなから弟の入浴介助ホントにこれも大変私の夫はお風呂用の車椅子でシャワー浴しかできないけどよくやってるよ成道は、成道のお母さんのように子供の前で介護が大変だって泣いた事あったけど息子にお母さんがやるのが当たり前だってかえって怒られたから私の場合は
    読んでいで最後の結果は想像通りだった
    あー今からベッド上での排泄介助だもーこれが一番ヤダ✖️✖️

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    2026年04月18日
  • 春の星を一緒に

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    三年前
    兄が癌で亡くなった事を思い出し
    少し辛くなりながら
    兄は兄らしく最後まで生きたのだと思えた

    涼介がすごくピュアで
    頑張って子育てしたねと主人公に言ってあげたくなります

    後涼介が先生に伝えた言葉
    身近に同じ事言われた人がいます
    男手一つで育てた息子に
    奥さんは30代で脳腫瘍で亡くなったんだけど

    様々な人生と重なる話しでした

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    2026年04月12日