藤岡陽子のレビュー一覧

  • 春の星を一緒に

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    最近読んでた中で1番、心がスッキリした。登場人物一人一人が頑張ってて、しかも背伸びした感じでもなく、とても親近感を覚える。春の星を一緒にのタイトルも関係あった。

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    2026年07月03日
  • 海とジイ

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    瀬戸内の小さな島々を舞台に、3人の「ジイ」と若者たちの交流を描いた物語です。
    それぞれの短編が独立しながらも巧みに繋がっており、登場人物たちの人生が交差する構成は、面白さにより深みを与えている印象でした。
    特に、島の厳しい自然環境や、限られた人間関係の中で生きる人々の姿がリアルに描かれていたので、自分にはない生活を擬似体験するような気持ちで読みました。
    全体を通して、海の持つ多様な表情と人間模様が巧みに織り交ぜられ、心に残る作品でした。
    読むタイミングによって、各話の感じ方が変わるのも魅力的でした。

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    2026年07月03日
  • 金の角持つ子どもたち

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    中学受験に臨む小6生。
    それも最難関校。
    中学受験を決めたのが遅かったので追いつくのは並大抵ではない。
    それを見守る親や塾の先生、そして本人のやる気が熱い。
    結果が伴えば万々歳だが、そうとは限らない。
    最高に頑張った!そんな思いは財産になるよね。

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    2026年07月03日
  • むかえびと

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    ネタバレ

    変わらず、藤岡さんの「生と向き合う人」の描き方が素敵だなと思った。
    俊高さんのキャラクターが最後まで掴めなかったのが残念。。表面上だけではなく、理央が惹かれるなにかがあったんだろうなあ。

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    2026年07月01日
  • 春の星を一緒に

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    ネタバレ

    奈緒が緩和ケア病棟ナースということもあり、人が亡くなるシーンがとても丁寧。最初は父耕平。最期の言葉がこの本を象徴づける。
    次は宮城さん。同い年の女性が娘を懸命に守り抜き元旦に旅立つ。
    最後は寺内さん。スカイブルーのノートに唯一描かれた似顔絵が目に浮かぶ。
    家族の愛を多面的に表現し、ハッピーエンドで締めくくる。

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    2026年06月28日
  • 金の角持つ子どもたち

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    2026/6/21

    中学受験がテーマの作品。
    中学受験に挑む息子、その母親、塾の講師の目線で語られる。

    おもしろかったなー!
    一生懸命に頑張る主人公の俊介を純粋に応援したし、私はやっぱり、母親にもとても感情移入して読んだ。
    息子の受験のためにやむを得ず始めた仕事。
    そこで彼女自身も、目標を持って頑張ろうとしている姿にグッときた。

    頑張っているのは俊介だけではなく、母・友人・塾講師、もちろん父親や妹も。
    一生懸命になれる人はとても魅力的だし、眩しい。
    がんばっていれば、きっと何かを掴むことはできる。
    思い描いたものとは違ったとしても。
    そんな力を信じさせてくれた、作品だった。

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    2026年06月24日
  • 満天のゴール

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    ネタバレ

    「リラの花咲くけものみち」に続き二作目
    読みやすい文体と場面描写、登場人物の機微表現がすっと入ってきてとても良かった
    元夫のクズっぷりと良い子過ぎる10歳の息子とのギャップが泣ける
    私の「おもり」は何だろうなぁ〜
    「人と人が関わり続ける限り、相手を想う気持ちが生まれる」
    本当にそうだと想う
    7年後を描いた続編も早く読みたい

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    2026年06月22日
  • 満天のゴール

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    海とジイに続いて二冊目の藤岡陽子さん。だけど、こちらの方が先に書かれてたようでして、しかも初版から9年たってました。
     間違いでなければ、以前に産経新聞に短い小説が連載されてたように思います。本当に毒気のない清々とした文章を書かれる方で、少し食傷気味になったりするのですが、読み終えたときの清涼感。心が洗われて身体細胞の隅々が消毒されたようなすがすがしさを感じます。
     誰かを救い、全力で生きた先にある死は栄光のゴールでもあり、その死から始まるまた新しいなにかがある。そう信じていれば、死は恐れるものでもなく、誰もが目指していくものなのだと教えてくれる。
     舞台が丹後半島というのもうれしかったけど、

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    2026年06月20日
  • 森にあかりが灯るとき

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    藤岡陽子作品の5冊目読破。丁寧な現場取材をされたのか実体験がおありか。現実感のあるストーリーと人物描写は卓越している。
    22年前(2002年)→本編(2024年)→5年後(2029年)と時系列で展開される。限られた人数の登場人物だが、介護士、看護師、医師の立場を明確にしつつ、その背景にある生い立ちや家族友人との関係性を会話から表現する。
    自分が30歳前後だった頃、母との当時やいまの記憶、これからに想いを巡らせる。同い年の作品は同級生と雑談を続けているような心地よさで読める。

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    2026年06月20日
  • 春の星を一緒に

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    この人の本は初めて読んだんだけど、まさか前作があったとは。
    「春の星を一緒に見ませんか」ってめっちゃ素敵な言葉だなーって思った。
    幸せな終わり方でよかった……。
    買ってよかったと思える1冊。
    前作の、満天のゴールも読んでみたい。

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    2026年06月19日
  • 森にあかりが灯るとき

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    施設の実際………
    闇の部分が多くて……
    でも、本当のことだよなって思いながら読みました

    私たち職員にミスなんて許されなくて
    なんで転んだんですか?ちゃんと見ててくれないと困ります、とか
    認知症だってわかってるはずなのに
    こういうことを言ってくるけど、どうなってるんですか?とか
    歩けなくなったら困るので、動かしてくださいとか

    無理難題を言われる家族、多いんです……
    施設は何でも屋ではありません
    できること、できないことがあります
    施設にいるから必ず安全、というわけでもありません

    でも、楽しく、穏やかに、危険なく過ごして欲しいという気持ちは間違いなく持っています

    笑顔やありがとうという言葉

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    2026年06月09日
  • メイド・イン京都

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    単純に京都が好きで、オススメもされたので読んでみた。手に職というか、技を持つ人に憧れる側の人間にとっては、まず羨ましいが先に立ってしまったが、こういう仕事邁進話は気持ちが良い。自分も含めて今はタイパとかコスパで、一生懸命がむしゃらにやる人が減ってるように思うから。現実はこんなに上手くいかないとは思いながら、ちゃんとモデルがいるというところに驚いた。仕事は真っ直ぐ進むのに、恋愛では変な意地をはる主人公にモヤっとしたけど、最終的には応援したくなった。
    「運は信用に値する人間のもとにしか訪れません。あなたがこれまで運が良かったというのであれば、それはあなたが周りの人に信用されていたからですよ」

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    2026年06月07日
  • 満天のゴール

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    「春の星を一緒に」を読んで、昔見たドラマの続編と気付き、原作は読んでないことに気づいた。NHKの2023年のドラマも良かったけど、原作はそれ以上だったね。最初のクズ夫とそれにすがるアホ女のムカムカが後半きれいさっぱりなくなった。トクじい、早川さん、いい逝き方だったね!

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    2026年06月01日
  • 春の星を一緒に

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    初めは祖父、シングルマザー、息子の話


    緩和ケアで働く看護師、医師

    息子がめちゃめちゃ良い子。
    それぞれの人物が頑張っている
    心が温かくなる作品

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    2026年05月29日
  • メイド・イン京都

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    結婚に向け、仕事を辞め縁のなかった土地でスタートする新生活。そこだけを切り取ると自分と同じ環境に一気に気持ちが乗っていく。
    幸せの為だったけど、積み重なる違和感。それに立ち向かい、幾度となく押し寄せる困難にも挫けず、色褪せないもの、変わらないものを見つけ出すお話し。
    2人の関係がただただ美しく2日で読み切る。

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    2026年05月25日
  • 金の角持つ子どもたち

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    中学受験に挑戦する俊介が、塾に行きたいと親に相談し、夏休みの合宿などを経て、受験を迎えるまでの日々を綴るお話。一章は母親視点ですが、俊介の受験を応援する気持ちが自身の高校中退の悔しい経験からだと気づき、義母の心無い意見と闘うところは、とても嬉しくなりました。
    二章は俊介視点で夏休みの講習と合宿がメインですが、受験勉強に夏休みを費やすことに否定的な学校の先生や、友だちの言葉に揺れる俊介の気持ちが痛いほど伝わってきます。
    そしてその相談に乗ってくれた、塾の加地先生の視点での三章では、中学受験の塾講師をなぜ彼が続けているのか、その背景と想いが明かされて、熱い想いの根っこに胸があつくなりました。
    俊介

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    2026年05月23日
  • 春の星を一緒に

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    母息子の話に俄然弱くなったなー
    あーなんていい息子なんだ
    なんていい先生なんだ
    こんな素敵な人たちがいる世界ってなんなんだ!!!!
    なんかもうドラマすぎて一気読みだった。

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    2026年05月23日
  • 春の星を一緒に

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    まとまった時間ができたから、久しぶりに小説を読んだ。娘に勧められるがまま、とは言え、絶えず本を勧めて来る娘をいつもはスルーしているのに、これにはなぜか手を出した。

    一人親の私は娘にいつも頑張らせている。娘はそれに応える。それも全力で応えてくれる。小さい時から。
    そんな自分と子どもとの関係や、自分の仕事との向き合い方、生と死、それを考えていく生き方。改めてそれらを悩む。そしてまた自分の人生を、次の一コマに進めたくなる本。

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    2026年05月20日
  • ホイッスル

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    離婚の話ばかりで、初めはいい加減にしてほしいと思っていたが、読み進めるうちにだんだん引き込まれていった。
    藤岡さんの本はこれで3冊目だが、また何かの機会に読んでみたい。

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    2026年05月14日
  • 晴れたらいいね

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    晴れたらいいね。の意味が最後の一文に込められ、こみ上げる。反戦と言えるいまが幸せで、それが当たり前で無いと気付かされる。登場人部の台詞や間が秀逸。小説だけど没入できるのが著者の力量だと感服する。

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    2026年05月14日