藤岡陽子のレビュー一覧

  • 満天のゴール

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    ネタバレ

    「リラの花咲くけものみち」に続き二作目
    読みやすい文体と場面描写、登場人物の機微表現がすっと入ってきてとても良かった
    元夫のクズっぷりと良い子過ぎる10歳の息子とのギャップが泣ける
    私の「おもり」は何だろうなぁ〜
    「人と人が関わり続ける限り、相手を想う気持ちが生まれる」
    本当にそうだと想う
    7年後を描いた続編も早く読みたい

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    2026年06月22日
  • 満天のゴール

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    海とジイに続いて二冊目の藤岡陽子さん。だけど、こちらの方が先に書かれてたようでして、しかも初版から9年たってました。
     間違いでなければ、以前に産経新聞に短い小説が連載されてたように思います。本当に毒気のない清々とした文章を書かれる方で、少し食傷気味になったりするのですが、読み終えたときの清涼感。心が洗われて身体細胞の隅々が消毒されたようなすがすがしさを感じます。
     誰かを救い、全力で生きた先にある死は栄光のゴールでもあり、その死から始まるまた新しいなにかがある。そう信じていれば、死は恐れるものでもなく、誰もが目指していくものなのだと教えてくれる。
     舞台が丹後半島というのもうれしかったけど、

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    2026年06月20日
  • 森にあかりが灯るとき

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    藤岡陽子作品の5冊目読破。丁寧な現場取材をされたのか実体験がおありか。現実感のあるストーリーと人物描写は卓越している。
    22年前(2002年)→本編(2024年)→5年後(2029年)と時系列で展開される。限られた人数の登場人物だが、介護士、看護師、医師の立場を明確にしつつ、その背景にある生い立ちや家族友人との関係性を会話から表現する。
    自分が30歳前後だった頃、母との当時やいまの記憶、これからに想いを巡らせる。同い年の作品は同級生と雑談を続けているような心地よさで読める。

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    2026年06月20日
  • 青のナースシューズ

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    夢や目標に向かって努力する人たちの姿は輝いていた。
    まっすぐな彼らは、理不尽や試練が訪れようと、それを糧にして立派な看護師になっているだろうなと想像できる。
    こういう本を読むと背筋が伸びるような、シャンとしよう!という気持ちになる。
    彼らのような強い人間ではないけど、自分なりに誠実に仕事をしていこうと思った。

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    2026年06月19日
  • 春の星を一緒に

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    この人の本は初めて読んだんだけど、まさか前作があったとは。
    「春の星を一緒に見ませんか」ってめっちゃ素敵な言葉だなーって思った。
    幸せな終わり方でよかった……。
    買ってよかったと思える1冊。
    前作の、満点のゴールも読んでみたい。

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    2026年06月19日
  • 森にあかりが灯るとき

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    施設の実際………
    闇の部分が多くて……
    でも、本当のことだよなって思いながら読みました

    私たち職員にミスなんて許されなくて
    なんで転んだんですか?ちゃんと見ててくれないと困ります、とか
    認知症だってわかってるはずなのに
    こういうことを言ってくるけど、どうなってるんですか?とか
    歩けなくなったら困るので、動かしてくださいとか

    無理難題を言われる家族、多いんです……
    施設は何でも屋ではありません
    できること、できないことがあります
    施設にいるから必ず安全、というわけでもありません

    でも、楽しく、穏やかに、危険なく過ごして欲しいという気持ちは間違いなく持っています

    笑顔やありがとうという言葉

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    2026年06月09日
  • 青のナースシューズ

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    ネタバレ

    ★★★★☆(良)とても爽やか、青春だぁ!医師が良くも悪くも活躍する小説はたくさん読んだけれど、看護師がメインのものは初めてで新鮮でした。交通事故で亡くなった父に憧れて看護大学に通う成道。病院の実習で出会い、別れ、挫折、悩み、成長。平行してずっと気がかりなのは交通事故で怪我をして車椅子を使用し介護が必要な弟のこと。引きこもっていたけれど、少しずつ前向きに歩き出す。あまりにも暖かくて、拗らせてるので、看護学校の厳しすぎる教育、意地悪な病棟ナース、カスハラ患者などの胸糞も読みたくなりました。

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    2026年06月07日
  • メイド・イン京都

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    単純に京都が好きで、オススメもされたので読んでみた。手に職というか、技を持つ人に憧れる側の人間にとっては、まず羨ましいが先に立ってしまったが、こういう仕事邁進話は気持ちが良い。自分も含めて今はタイパとかコスパで、一生懸命がむしゃらにやる人が減ってるように思うから。現実はこんなに上手くいかないとは思いながら、ちゃんとモデルがいるというところに驚いた。仕事は真っ直ぐ進むのに、恋愛では変な意地をはる主人公にモヤっとしたけど、最終的には応援したくなった。
    「運は信用に値する人間のもとにしか訪れません。あなたがこれまで運が良かったというのであれば、それはあなたが周りの人に信用されていたからですよ」

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    2026年06月07日
  • 満天のゴール

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    「春の星を一緒に」を読んで、昔見たドラマの続編と気付き、原作は読んでないことに気づいた。NHKの2023年のドラマも良かったけど、原作はそれ以上だったね。最初のクズ夫とそれにすがるアホ女のムカムカが後半きれいさっぱりなくなった。トクじい、早川さん、いい逝き方だったね!

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    2026年06月01日
  • 青のナースシューズ

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    男性看護師が入院中の自分の前に担当者として現れたら、普通に受け入れられるか…男性に限らず看護師さんの仕事の大変さ、頭下がる。色々あっても、その道を純粋に「人を助けたい」思いから目指す男子学生達、心からエール贈りたい。「青は空と海の色。自然界に最初からある、自由な色」

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    2026年06月01日
  • 春の星を一緒に

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    初めは祖父、シングルマザー、息子の話


    緩和ケアで働く看護師、医師

    息子がめちゃめちゃ良い子。
    それぞれの人物が頑張っている
    心が温かくなる作品

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    2026年05月29日
  • メイド・イン京都

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    結婚に向け、仕事を辞め縁のなかった土地でスタートする新生活。そこだけを切り取ると自分と同じ環境に一気に気持ちが乗っていく。
    幸せの為だったけど、積み重なる違和感。それに立ち向かい、幾度となく押し寄せる困難にも挫けず、色褪せないもの、変わらないものを見つけ出すお話し。
    2人の関係がただただ美しく2日で読み切る。

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    2026年05月25日
  • 金の角持つ子どもたち

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    中学受験に挑戦する俊介が、塾に行きたいと親に相談し、夏休みの合宿などを経て、受験を迎えるまでの日々を綴るお話。一章は母親視点ですが、俊介の受験を応援する気持ちが自身の高校中退の悔しい経験からだと気づき、義母の心無い意見と闘うところは、とても嬉しくなりました。
    二章は俊介視点で夏休みの講習と合宿がメインですが、受験勉強に夏休みを費やすことに否定的な学校の先生や、友だちの言葉に揺れる俊介の気持ちが痛いほど伝わってきます。
    そしてその相談に乗ってくれた、塾の加地先生の視点での三章では、中学受験の塾講師をなぜ彼が続けているのか、その背景と想いが明かされて、熱い想いの根っこに胸があつくなりました。
    俊介

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    2026年05月23日
  • 春の星を一緒に

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    母息子の話に俄然弱くなったなー
    あーなんていい息子なんだ
    なんていい先生なんだ
    こんな素敵な人たちがいる世界ってなんなんだ!!!!
    なんかもうドラマすぎて一気読みだった。

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    2026年05月23日
  • 春の星を一緒に

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    まとまった時間ができたから、久しぶりに小説を読んだ。娘に勧められるがまま、とは言え、絶えず本を勧めて来る娘をいつもはスルーしているのに、これにはなぜか手を出した。

    一人親の私は娘にいつも頑張らせている。娘はそれに応える。それも全力で応えてくれる。小さい時から。
    そんな自分と子どもとの関係や、自分の仕事との向き合い方、生と死、それを考えていく生き方。改めてそれらを悩む。そしてまた自分の人生を、次の一コマに進めたくなる本。

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    2026年05月20日
  • 青のナースシューズ

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    一気読みしました!ヤングケアラーなのに自分ではそう思っていない成道を心から応援したくなった作品でした。
    最近涙もろくなっているので、読みながらボロボロ泣いて涙活できました。友達もみんな良い子たちばかりで、彼の未来は明るく輝いている。
    星が四つなのは最後のほうで晴道の部分がちょっとファンタジーっぽくなっているから。でも泣けましたけどね(笑)

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    2026年05月18日
  • 青のナースシューズ

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    藤岡陽子作品は毎回泣かされます( ; ; )

    今作は男子看護学生の成長ストーリーです。
    家族モンでも青春モンでもお仕事モンでもある!
    読み終わりには…………ビチョビチョモンです。。。

    改めて医療関係者の方々には《感謝》という
    言葉だけでは足りないかなと。。。。。

    もう一つ、人との出会いの重要性も感じました。

    次回作品を読むのが今から楽しみにしてますo(^-^)o

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    2026年05月17日
  • ホイッスル

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    離婚の話ばかりで、初めはいい加減にしてほしいと思っていたが、読み進めるうちにだんだん引き込まれていった。
    藤岡さんの本はこれで3冊目だが、また何かの機会に読んでみたい。

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    2026年05月14日
  • 晴れたらいいね

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    晴れたらいいね。の意味が最後の一文に込められ、こみ上げる。反戦と言えるいまが幸せで、それが当たり前で無いと気付かされる。登場人部の台詞や間が秀逸。小説だけど没入できるのが著者の力量だと感服する。

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    2026年05月14日
  • 春の星を一緒に

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    耕平が娘と孫を想う気持ち、
    奈緒が息子を想う気持ち、
    涼介がお母さんを想う気持ち、
    三上先生が奈緒と涼介を想う気持ち、
    みんながみんなを優しい気持ちで想いあっていて
    なんてあたたかくて、優しくて、切なくて、、
    心にふわっと火が灯った。

    最後の「お母さん、ありがとう」に涙が伝った。

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    2026年05月13日