藤岡陽子のレビュー一覧

  • トライアウト

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    戦力外を通告されたプロ野球選手が、来季以降の現役続行を賭けて、12球団合同でおこなわれる入団テストに臨む「トライアウト」。毎年トライアウトに参加した選手のその後に密着したテレビ番組も制作されています。そんなタイトルが付いているので、主役はプロ野球選手だと思って読み始めたら、選手に取材することになった新聞記者が主人公でした。人生のトライアウトです。

    可南子は東京の大手新聞社の勤務するシングルマザー。8年前、不倫相手と別れた直後に妊娠が判明。相手の名前は誰にも打ち明けることなく出産し、宮城に住む両親と妹の協力を得て、息子の孝太を育てている。孝太の妊娠がわかったころ、八百長疑惑で捕まった野球選手と

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    2017年05月10日
  • トライアウト

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    途中まで、中弛みしてどうなることかと思いましたが、最後は綺麗にまとまりました。
    注意して読めばいろんな矛盾や無理があるストーリですが、それを気にさせない爽やかさがあります。もっとも爽やかすぎますかね、その分、軽くなってしまった様に思えます。

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    2016年12月05日
  • 金の角持つ子どもたち

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    中学受験モノなのかなと思って読み始めたけど、恐らくこの話の主題は違う。なので、中学受験描写は(伸び悩みなどある程度の挫折はありつつも)割とトントン拍子に進む。

    何かを始めることに「遅い」なんてことはない。人が自分を変えようと足掻く、その過程にこそ価値がある。各章ごとに変わる主人公達の姿にはとても勇気づけられた。特に俊介くんが内面を吐露するシーンは、思わず涙してしまった。

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    2026年02月08日
  • 満天のゴール

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    ネタバレ

    「春の星を一緒に」を読み終え
    えっ? 続編なの??と思い急いで購入しました。

    寛之と響子の絡みは、読みづらかったけど。
    奈緒さんの葛藤や苦しさはよくわかる流れだと思います。

    「親ってね、自分がもてなかったものを子供に持たせたがるもの」
    「誰にも救ってもらえないなら、あなたが救う人になればいい 救われないなら救いなさい」

    とても素敵な言葉を書く、作家さんだと思いました。
    読めてよかったと思います。

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    2026年02月06日
  • 手のひらの音符

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    小さい頃の話とかちょっと自分と重なる部分もあったりして
    なかなか痛いというか苦しいというか
    だけどところどころ優しくて最後は今読めてよかったなと思った。

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    2026年01月26日
  • 春の星を一緒に

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    今作には前作があるそうだが未読(読後に知った)前作を読んでいなくても特に支障はなかったと思う。

    シングルマザーで離婚後に生活のため資格を活かして看護師を始めた奈緒。緩和ケアの話だと思って読んでいたのだが、奈緒が緩和の看護師として仕事を始めるのは、物語の中盤から。それまでは父を亡くしたこと、息子涼介の進路問題等が主に描かれる。「お別れホスピタル」を勝手にイメージしていたためちょっと拍子抜けだった。
    息子の受験、奈緒の恋愛感情についても細かく書かれており、緩和領域の看護についての記載は少なめ。奈緒が熱心に勉強している印象も受けない。終盤での入院患者への彼女の独断による介入には疑問しかない。こんな

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    2026年01月27日
  • わたしの名店

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    様々な著者一押しの名店紹介。
    居酒屋からカフェまで幅広く、
    食には皆さんこだわりを持っているもんなんだなぁ、と思いました。

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    2026年01月18日
  • 春の星を一緒に

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    ネタバレ

    とても優しい言葉の多い本だと思いました。
    被虐待児、ヤングエアラー、貧困家庭など残酷な言葉があるなか

    「誰にも救ってもらえないら、あなたが救う側になればいい」

    読み終わったあとに、優しい気持ちになれました。

    涼介くん、えぇ子やなぁ~。

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    2026年01月17日
  • 金の角持つ子どもたち

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    半数近くが中学受験をする地域で、我が子は中学受験をしなかったのですが、、主人公の真っ直ぐに頑張る姿に感動して何回も泣きました。
    実際は、親に言われるがまま受験している子が多いですが、主人公のように精神年齢が高くて、目的意識のある子は、中学受験に向いていると思います。

    ただ、不合格が精神的に大きな傷になったり、せっかく合格した中高一貫校に馴染めず不登校になったり、燃え尽きて入学後勉強しなくなったり、、と良く聞く話で。
    結婚と一緒で、受験はゴールじゃなくて、スタートラインに立つことだって、夢への通過地点だって教えてあげることが大人の責任だなと思います。この本の感想じゃなくて、自論になっちゃったけ

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    2026年01月12日
  • リラの花咲くけものみち

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    久しぶりの藤岡陽子さん
    うーん!あったかい気持ちになれる!!

    獣医師って、聞いたことはあるけれど大変なんですよね……大変じゃない仕事なんてないと思ってはいるのですが、ここで書いている意味はそういうことではないです

    どんな人も歩いていく道のりは、まっすぐで平坦ではない
    それはけものみちばかりかもしれない
    それでもまっすぐに歩いていこうと思える本でした

    物語の序盤でけっこうな描写があったのでこの先大丈夫かなって思いましたが、後半は影に隠れたのでそこを越えれば大丈夫かと
    ただ、避けては通れない、綺麗なことばかりではないんだということが書かれているのでそれも合わせて素晴らしい本だと思います

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    2025年12月20日
  • 春の星を一緒に

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    ★3.5

    夢中で読んで、しかも結構泣きました。
    でも予定調和的だなーと思うのは読者のわがままでしょうか。

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    2025年12月12日
  • 空にピース

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    悲惨な家庭環境に苦しんでいる子どもが、次から次へと出て来て辛かった。こういう現状が実際にあるかとは思うけど、とにかく読むのがしんどかった。

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    2025年11月25日
  • リラの花咲くけものみち

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    ネタバレ

    聡里が獣医学部に入学し、獣医になるまでの話。
    中学で母親が亡くなり、父親が再婚相手が家にきたことから引きこもりになった聡里は、祖母チドリに引き取られ、祖母と周りの助けもあり、北海道の獣医学部に進学した。
    寮に入り、学生生活をスタートする聡里と学費工面のために自宅を売却し、一人暮らしを始めるチドリ。話は聡里の獣医学部での学生生活の苦労が中心だが、暖かく孫を見守るチドリや周りの友人、先輩が聡里を助ける。
    獣医の大変さも伝わってよかったが、(立ち直った方がいいのだが)聡里の引きこもりからの立ち直りの速さは、少しあれっという感じがした。周りによいキャラがいるので、もう少し登場させてもらってもよかったか

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    2025年10月24日
  • 空にピース

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    藤岡作品。
    医療介護以外ても、強いメッセージ性のある作品で。
    私の回りはほとんどが教師である。
    私は首を突っ込む、また、依怙贔屓性があるので、教師は目指さなかった。だから、周りの話を聞いて、目指さなくてよかったと思う(なれなかっだろうけど(笑))
    そんな周りの話を聞いて、この本を読むと
    親との確執、同僚との指針の違い、ネグレクトの子供、不登校どれもあるあると。
    周りの教師達にこの本を薦めてみようか。ちょっと感想聞きたいけど、怖い気もする。
    だってこの主人公は強し。
    強すぎる。
    こんなに精神力があるのは凄い。
    最後はやっぱりよかった~でした
    ピース✌

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    2025年10月23日
  • メイド・イン京都

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    美咲は、結婚が決まり、仕事を辞めて京都の婚約者の家に同居することになった。婚約者の実家は京都で事業を行う老舗で、東京から移ってきた美咲は受け入れてもらえない。また、婚約者の和範も実家に帰ったら、実家の考え方で行動するようになり、美咲とはすれ違いが多くなる。
    和範とぶつかり家を出た美咲は、大学時代の知り合いで陶芸家となっている佳太に話を聞きに行くが、そこで出会った瑠衣の誘いもあり、Tシャツに刺繍をするビジネスを始めて、チャンスをつかみはじめる。
    京都の閉鎖的な老舗の考え方と自分のやりたい事も大事にしたい美咲の溝をどうやって乗り越えていくのか、軌道にのりそうになったところでのトラブルなどおもしろく

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    2025年10月18日
  • リラの花咲くけものみち

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    小4の誕生日、母を亡くした聡里。
    父の再婚、義母とうまく行かず引きこもりに…
    お風呂にもろくに入らずご飯もこっそり家にあるレトルトを食べたり…失われた心。

    そんな聡里を助け出したのは祖母(母方)のチドリ。
    塾の先生の薦めから獣医の道を目指しチドリのもとを離れ北海道の大学へ。

    人と話すのが怖く人を避けて過ごしていた聡里の寮生活、グループ活動、臨床実習…
    さまざまな出来事や苦難を乗り越え成長していく姿が応援したくなる。

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    2025年10月11日
  • わたしの名店

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    【三浦しをん、西加奈子、中江有里、美村里江、宇垣美里、清水由美、山田ルイ53世、塩谷舞、稲垣えみ子、道尾秀介、ジェーン・スー、岡崎琢磨、バービー、朝井リョウ、瀬尾まいこ、佐藤雫、清水ミチコ、あさのますみ、畠中恵、はるな檸檬、小川糸、久住昌之、川内有緒、澤村伊智、朱野帰子、最相葉月、藤岡陽子、森見登美彦】
    という顔ぶれの方々が、それぞれ"自身が名店だと思うお店"を紹介している一冊。その店はもちろん実在する店。(現在、閉店してる可能性はある)

    いやー、なんか人が好きなお店っていいやんね。好きって必ずしも「ここのこれが絶品!」っていうだけじゃなくって、別に特別美味しくなくても好

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    2025年10月09日
  • わたしの名店

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    気がついた、私はごはんにまつわるエッセイがとっても好きだ!お腹も心も満たしてくれるエッセイはきっと薬よりも体にいい。

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    2025年10月02日
  • メイド・イン京都

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    読みやすく感情移入しやすく、とても面白かった。
    私は京都出身なので、さすがにここまでのことは無いんじゃないか?こんなにいじわるかな?とちょっと気になったけど、旧家の商家だとこれがリアルなんだろうか。絶対に嫁ぎたくない。

    跡取り息子が追い詰められてモラハラ的な言動に走ってしまう場面や、酷い言葉を浴びせてきたくせにめちゃくちゃ執着してきて普通に怖い場面など、ちょっと自分の経験と重なりすぎてトラウマを刺激される部分があり、だからこそ美咲を応援したい気持ちが高まっていく。
    ただ、和範と佳太の人間的魅力にさすがに差がありすぎてフェアじゃないというか、和範が物語のために悪者にされているような感じがあって

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    2025年09月26日
  • 金の角持つ子どもたち

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    中学入試に挑む小6の俊介と彼を取り巻く家族や大人たちの物語。

    熾烈な中学入試の様子に、世の中にはこんなにハードな日々を送っている小学生がいるんだと、心が苦しくなる自分と、早くからひたむきに勉強にむかえて、知ることの楽しさを勉強の中で感じられて、うらやましく思う自分がいた。

    そして彼らを厳しくも応援している塾講師(加地先生)の存在。子どもたちの頭から生える金の角が彼には見える。
    50になるけど、私も金の角が生えるように勉強しよう

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    2025年09月21日