藤岡陽子のレビュー一覧

  • リラの花咲くけものみち

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    ネタバレ

    時として命を守らない選択をすることも必要な現実に挫折しながらも、獣医を志した聡里の強さに心を打たれた

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    2026年03月27日
  • 金の角持つ子どもたち

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    実は。身内に今年中学受験して合格した子がいるので、とても身近に感じた。

    中学受験に挑む少年の奮闘と家族の献身。その熱量に引き込まれる一方で、拭いきれない違和感があった。
    特に、塾講師・加地の弟の描かれ方。
    「親が無理に勉強を強いてこなかったことが、本人の不利益に直結した」と断じる構造は、あまりに短絡的ではないかな?

    勉強に励む姿を美徳とする一方で、そこから外れた人間の背景や葛藤が、あまりに簡略化されている。本人の資質や家庭環境、学校での疎外感など、本来は多層的なはずの理由を「放置したから」という一点に集約するのは、いささか強引に感じる。

    人は挑むことで自分を変えられる。それは一つの真理だ

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    2026年03月21日
  • リラの花咲くけものみち

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    養母によって居所を無くし、母方の祖母に引き取られた娘・聡里が主人公。不登校からチャレンジスクール(高校)を経て、北海道の農業大学に進学した聡里が獣医になるまでの奮闘を描いた作品。
    藤岡さんはこれが三作目。前の二作の感想を見ると「良い話なんです、だけど・・・・」。これもそんな感じです。随分ヒヤリングしたのでしょうね、獣医(と言っても犬猫は少なく、牛馬の世界が多い)の仕事などは微に入り細に入り良く書けていると思います。とはいえ直前に読んだのが元羊飼い河﨑秋子なので、「体験」と「ヒヤリングで得た知識」の差は感じられます。そしてなにか「芝居の書き割り」の様な、どこかで見たようなシーンが続きます。自分を

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    2026年03月20日
  • 手のひらの音符

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    家庭環境から生活も将来も狭められる現実は、我慢を強いられ子供らしさを失うように見えるが、そんな子供同士の関わりからは伸び伸びとする子供らしさを感じた。

    次々に起こる不幸は「大貧民」に例えられ、手持ちのカードの弱さ、立ち行かなさを更に想像させた。

    最終的にはそれぞれの絆が再び結ばれて行く良い話だったけど、それぞれのエピソードは重く切ない。

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    2026年03月15日
  • わたしの名店

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    読んでいる度に食べたいなっと思いました☺️♡
    ひとつひとつの作品を読んでその後にごはんの絵が書いてあって、もっと食べたくなりました!
    読み応えがあってとても面白かったです!

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    2026年03月11日
  • 春の星を一緒に

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    ネタバレ

    シングルマザーの看護師さんが、一人息子とそばにいるドクターと交流しながら、父を看取り、財産巡って兄と決別し、思いを寄せているドクターと共に緩和ケア病棟に異動。同じ立場のシングルマザーを担当、看取りをしたり、最後はそのドクターの母親を看取ったりしながら、息子は無事医学部に合格し、ドクターにプロポーズされて物語が終わる、という少女漫画のよう小説。とはいえ、人の死を通じて成長していく子供達や、自分たちを支えてくれて、なお感謝しながら亡くなる父の話、自分以外の人を大切にし続けるドクターの話には、涙が出る。

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    2026年03月08日
  • リラの花咲くけものみち

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    ドラマから観た

    ので
    復習的な感じになりますた(* 'ᵕ' )☆

    まーまーオモロかったです。
    原作の方が好きです!!!

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    2026年03月06日
  • 春の星を一緒に

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    藤岡陽子さんの作品は、優しさに満ちたお話が多いと思う。
    今回も医療をテーマにしながらも、今まで読んだ他の医療小説とは少し違って、温かい雰囲気が全体に漂っていると感じた。
    というのも、藤岡さんは現役の看護師でいらっしゃるとのこと。
    夏川草介や知念実希人の小説は、病気についての専門的な内容なども書かれてあり、医師ならではの作品だと感じたが、本作は患者とその家族が主役になっている。患者に寄り添う看護師としての視点が暖かい。
    ストーリーに奇抜さはなかったが、最後まで心が傷つくことなく暖かいまま終わった。
    良い話だった。

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    2026年02月25日
  • リラの花咲くけものみち

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    獣医師になるために
    北海道の大学にやってきた聡里(さとり)
    慣れない寮生活の中で最初はルームメイトの

    態度にどう接していいかわからず悩んだり

    なかなか友達が出来なかったり、でも次第に

    ちょっとしたきっかけで仲良くなったり

    いい先輩たちがいたり、いい先生も

    いたり、ちょっと恋心なんかも芽生えたりと

    成長していくっていうね

    わりとよくあるパターンなんだけれど

    そこは普通の学校じゃぁないわけで

    獣医師になるための実習とかの描写も

    すごく取材されたんだろうな、というのが

    垣間見えるのだ
    獣医って

    病気を治すだけじゃなくて

    命の選択を迫られることもあったりするわけよ

    そこら辺

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    2026年02月24日
  • わたしの名店

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    出先でちょっと読み物が欲しくて電子書籍で読みました。行ってみたいお店を探ししたいわけじゃなくて、美味しいものとそれにまつわるお話を読みたくて。
    藤岡陽子さんのコラム、胸がきゅーっとなったな。
    読んでみたいな、小説。
    美味しい思い出って素敵だな!

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    2026年02月17日
  • 金の角持つ子どもたち

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    ネタバレ

    藤岡陽子さんの作品3作目

    中学受験をしようと決意した、俊介のお話(この一文追記:中学受験版ドラゴン桜って感じかも)

    私自身は部活に熱中して、勉強ほっぽらかしてということのほうが信じられないので(スポーツ選手になれるほどならいいけれど、趣味程度なら学生時代も趣味程度で、勉強に重きを置くべきものと思ってる)、お父さんの反応が今ひとつ解せなかったけれど

    藤岡陽子作品には根本的な悪い人は出てこない
    お父さんも協力してくれるようになった(義母さんは言いたいことを言い散らかして、一回こっきりの登場で終わった)

    1年足らずの塾通いで、最高に難しいと言われる中学に入れるなんて、正直無理だろうと思う…

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    2026年02月16日
  • 金の角持つ子どもたち

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    中学受験モノなのかなと思って読み始めたけど、恐らくこの話の主題は違う。なので、中学受験描写は(伸び悩みなどある程度の挫折はありつつも)割とトントン拍子に進む。

    何かを始めることに「遅い」なんてことはない。人が自分を変えようと足掻く、その過程にこそ価値がある。各章ごとに変わる主人公達の姿にはとても勇気づけられた。特に俊介くんが内面を吐露するシーンは、思わず涙してしまった。

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    2026年02月08日
  • 満天のゴール

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    ネタバレ

    「春の星を一緒に」を読み終え
    えっ? 続編なの??と思い急いで購入しました。

    寛之と響子の絡みは、読みづらかったけど。
    奈緒さんの葛藤や苦しさはよくわかる流れだと思います。

    「親ってね、自分がもてなかったものを子供に持たせたがるもの」
    「誰にも救ってもらえないなら、あなたが救う人になればいい 救われないなら救いなさい」

    とても素敵な言葉を書く、作家さんだと思いました。
    読めてよかったと思います。

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    2026年02月06日
  • 手のひらの音符

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    小さい頃の話とかちょっと自分と重なる部分もあったりして
    なかなか痛いというか苦しいというか
    だけどところどころ優しくて最後は今読めてよかったなと思った。

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    2026年01月26日
  • わたしの名店

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    様々な著者一押しの名店紹介。
    居酒屋からカフェまで幅広く、
    食には皆さんこだわりを持っているもんなんだなぁ、と思いました。

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    2026年01月18日
  • 金の角持つ子どもたち

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    半数近くが中学受験をする地域で、我が子は中学受験をしなかったのですが、、主人公の真っ直ぐに頑張る姿に感動して何回も泣きました。
    実際は、親に言われるがまま受験している子が多いですが、主人公のように精神年齢が高くて、目的意識のある子は、中学受験に向いていると思います。

    ただ、不合格が精神的に大きな傷になったり、せっかく合格した中高一貫校に馴染めず不登校になったり、燃え尽きて入学後勉強しなくなったり、、と良く聞く話で。
    結婚と一緒で、受験はゴールじゃなくて、スタートラインに立つことだって、夢への通過地点だって教えてあげることが大人の責任だなと思います。この本の感想じゃなくて、自論になっちゃったけ

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    2026年01月12日
  • リラの花咲くけものみち

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    久しぶりの藤岡陽子さん
    うーん!あったかい気持ちになれる!!

    獣医師って、聞いたことはあるけれど大変なんですよね……大変じゃない仕事なんてないと思ってはいるのですが、ここで書いている意味はそういうことではないです

    どんな人も歩いていく道のりは、まっすぐで平坦ではない
    それはけものみちばかりかもしれない
    それでもまっすぐに歩いていこうと思える本でした

    物語の序盤でけっこうな描写があったのでこの先大丈夫かなって思いましたが、後半は影に隠れたのでそこを越えれば大丈夫かと
    ただ、避けては通れない、綺麗なことばかりではないんだということが書かれているのでそれも合わせて素晴らしい本だと思います

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    2025年12月20日
  • 空にピース

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    悲惨な家庭環境に苦しんでいる子どもが、次から次へと出て来て辛かった。こういう現状が実際にあるかとは思うけど、とにかく読むのがしんどかった。

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    2025年11月25日
  • リラの花咲くけものみち

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    ネタバレ

    聡里が獣医学部に入学し、獣医になるまでの話。
    中学で母親が亡くなり、父親が再婚相手が家にきたことから引きこもりになった聡里は、祖母チドリに引き取られ、祖母と周りの助けもあり、北海道の獣医学部に進学した。
    寮に入り、学生生活をスタートする聡里と学費工面のために自宅を売却し、一人暮らしを始めるチドリ。話は聡里の獣医学部での学生生活の苦労が中心だが、暖かく孫を見守るチドリや周りの友人、先輩が聡里を助ける。
    獣医の大変さも伝わってよかったが、(立ち直った方がいいのだが)聡里の引きこもりからの立ち直りの速さは、少しあれっという感じがした。周りによいキャラがいるので、もう少し登場させてもらってもよかったか

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    2025年10月24日
  • 空にピース

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    藤岡作品。
    医療介護以外ても、強いメッセージ性のある作品で。
    私の回りはほとんどが教師である。
    私は首を突っ込む、また、依怙贔屓性があるので、教師は目指さなかった。だから、周りの話を聞いて、目指さなくてよかったと思う(なれなかっだろうけど(笑))
    そんな周りの話を聞いて、この本を読むと
    親との確執、同僚との指針の違い、ネグレクトの子供、不登校どれもあるあると。
    周りの教師達にこの本を薦めてみようか。ちょっと感想聞きたいけど、怖い気もする。
    だってこの主人公は強し。
    強すぎる。
    こんなに精神力があるのは凄い。
    最後はやっぱりよかった~でした
    ピース✌

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    2025年10月23日