藤岡陽子のレビュー一覧

  • この世界で君に逢いたい

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    Audibleで。
    生まれ変わりとか、ユタとか、ちょっと苦手な分野なんたが、主人公の周次とその彼女と黒田の生業が気になって、先が気になって。
    普通は紫門さんとかユタの悦子さんに興味が行くのかな。
    と、連休中聴いていたので、沖縄の与那国島調べながら。
    と、花の名字が久遠で、お、この名字聴いたことあるとか思いつつなんの関係も無いことにがっかりしたり(笑)
    最後の最後に周次がちゃんと、大事な人に声を掛けれて、題名回収。
    終わりよければすべてよし。
    彼女が沖縄のこの島に誘ったことが結果よかったんだろうから。

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    2026年09月25日
  • 手のひらの音符

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    ネタバレ

    現在と回想を行ったり来たりしながら、登場人物たちの関係性がだんだんと見えてくるのがおもしろかった。水樹と信也のお互いを思いやる純粋な愛情が良かった。周りの大切な人たちが亡くなっても、その人たちが水樹たちの中でずっと生き続けていることが伝わる描写がたくさんあったのも素敵だった。個人的に悠人が立派に大人になっていたことに感動。

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    2026年09月24日
  • 春の星を一緒に

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    続編ということを知らずに読み始めた。登場人物の名前を見て、続きなんだと、気がついた。緩和ケアの難しさとか描かれていて、グッときた。けれど、半分くらいは主人公の看護師の恋バナ?って感じがしてしまい、戸惑った。周りに甘えすぎてるのに気づかない主人公に共感できないまま、終わってしまった。「春の星を一緒に見ませんか?」は告白、プロポーズの言葉でした。お幸せに!

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    2026年09月16日
  • リラの花咲くけものみち

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    【NHK公式】土曜ドラマ「リラの花咲くけものみち2」
    主人公・聡里(さとり)役に山田杏奈さん、強い絆で結ばれた仲間、綾華(あやか)役に當真あみさん、残雪(ざんせつ)役に萩原利久さんたちで描く待望の続編。聡里を導く「家畜保健衛生所」職員・犬飼健太郎役に上川隆也さんを新たに迎え、生き物の『生きる力』を信じ、困難に立ち向かう若者たちを描きます!

    母を亡くした岸本聡里は、父の再婚相手とうまくいかず不登校になっていたところを、祖母・チドリに引き取られた。ずっとかわいがっていた犬や、祖母の家のペットたちとのふれあいから、少しずつ生きる気力を取り戻し、獣医師を目指すようになる。北海道の大学に入学し、「動物を診る」ことの厳しさにくじけそうになる聡里を励ましてくれたのは、友人たちや、動物たちだった――。少女が大きく成長していく姿を描いた感動作!

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    2026年09月13日
  • 晴れたらいいね

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    長々と描かれた戦争の悲惨さは、すごく伝わった。今まで、あまり知らなかった従軍看護婦のことも勉強になった。
    しかし、最後に大きな感動するシーンを期待したが、それがなかったのが残念だった。

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    2026年09月09日
  • 春の星を一緒に

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    シングルマザーの看護師である奈緒は、父親の死をきっかけに東京の病院へ行くことになる。共に仕事をしたことのある医師三上の勧めがあったからだ。
    緩和ケア病棟で死を迎える患者たちと向き合いながら仕事をする奈緒。
    そして息子の涼介は医学部を目指すと言い出す。
    母親として涼介のサポートをしながら仕事も頑張っていて、応援したくなる。
    なかなか進まない奈緒と三上の想いも、読んでいて焦ったくなった。

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    2026年08月22日
  • 跳べ、暁!

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    母を亡くし、父の故郷に越してきた中学生の暁。
    転校生として慣れない毎日を過ごしている。
    それまでのずっとミニバスをしていた暁は
    学校に女子バスケ部がないことを知り、自分で新たに立ち上げる。
    バスケに打ち込む暁とその友人の成長譚。
    女子中学生の、親や同級生との確執や未来に対する不安など様々な問題があるけれど、子どもなりに考えて解決していく。
    バスケ部のメンバーそれぞれのキャラクターがいい。未来に向けて歩み出す姿が清々しい作品。

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    2026年08月13日
  • 青のナースシューズ

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    藤岡陽子さん3作目。あの本、読みました?の番組内で、今作についてご本人が語っておられたのを拝見して。

    看護師は、世間的には珍しく、男性であることが不利になることも少なくない職業である。
    看護師を志す青年成道。同じクラスの男子学生は計5名。ストレートに看護師を目指した学生が多数であると思われる女子に比べ、彼等はそれぞれに事情を抱えている。なぜ看護師を目指したのかを聞かれてしまいがちな彼等は、順風満帆とは言い難い日々を過ごしながら、数少ない同期生同士、支え合いながら学んでいる。

    成道が実習で受け持つ患者は.ターミナル、術前の小児、切迫の妊婦、訪看/循環器。成道はとにかくひたすら真面目に取り組む。

    授業料の免除を受けるため、成績1位または2位をキープすることを前提に進学するのはすごい‥けどさすがにそれは‥病院附属の看護学校なら奨学金+一定期間の勤務で返還免除みたいなシステムがありそうなものだけれど。

    そもそもそんなことになった原因は成道の家庭にある。成道がきょうだい児でヤングケアラーだから。さほどやむを得ずとも思えない状況にも関わらず、成道の進学も勉強することも否定する母親がひどい。成道は良い子過ぎるのだが、ヤングケアラーのジレンマでもあるのかもしれない。

    最初の患者さんの西田さんが、とても良かった。ただタイトルでラストが読めてしまう‥かな。

    藤岡陽子さん、私には今一つ合わない作家さんかもと思いつつも、今作ではこれまで感じたような違和感はあまりなかった。

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    2026年08月02日
  • わたしの名店

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    実在の店について語られているから、ガイドブックにもなっています。

    書き手28名の中には物書きが本職の人もそうではない人も。中にはちょっと鼻につくなぁって感じであまり好きになれない人もいるけれど、総じて楽しい。

    余談ですが、数日前に『仮面ライダーゼッツ』でイカつ過ぎるミムラを見たばかりだったので、書き手の中に彼女の名前を見つけたときには笑ってしまった。ごめんなさい。

    私は大の酒好きゆえ、ついお酒の章に目が行きつつも、酒だけじゃアカン、美味しいものも食べたい。ほかの章との合わせ技で存分に楽しませてもらいました。

    コロナ下でアルコールの提供禁止になったとき、ノンアルコールの一人呑みじゃやっぱり酔えんのよと思いながらも、おかげで読書が捗ったことを思い出します。

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    2026年08月02日
  • リラの花咲くけものみち

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    心に残る描写が多く、動物の命に向き合う仕事の厳しさや、人の優しさが丁寧に伝わってくる作品だった。特に、言葉ではなく行動や小物、食卓の様子から登場人物の気持ちを表しているところが印象的で、細かな表現にも温かさを感じた。登場人物たちの不器用な思いやりにも心をひかれた。ただ、序盤の衝撃が強かったぶん、後半は少し勢いが落ち、魅力的だった人物たちの出番も減ってしまったように思う。主人公の成長や救いのある展開には安心したが、終盤にも序盤と同じくらい心を動かされる場面があれば、もっと忘れられない作品になったと思う。

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    2026年07月23日
  • わたしの名店

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    食にまつわるエピソードを集めた短編集。
    大好きな三浦しをんの文字が見えたので、読んでみた。

    さらには髭男爵山田ルイ53世も短編もあり、私的に大興奮。
    しかも、ラジオ(髭男爵山田ルイ53世のルネッサンスラジオ)でも話していた内容なので、隠れ檀家(ラジオリスナーネーム)としては思わずニヤリ。

    今回は佐藤雫という作家が気になったので(源頼朝への愛をものすごく語っていた)、作品を読んでみようと思いました。

    こういう不思議な出会いがあるから、たまには短編集も読んでみるものですな。

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    2026年07月02日
  • わたしの名店

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    28名の著者によるエッセイ。もう一度行きたいと思わせてくれる一皿の数々。一編ずつにお店の情報とイラストが添えられている。この本をガイドに名店巡りをしてみたくなった。

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    2026年07月01日
  • 春の星を一緒に

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    「緩和ケア病棟を舞台に」ってところが気になって読み始めたが、その話になかなか辿り着かず、中盤まで来てようやく舞台が移った。

    涼介、三上先生、じいちゃんと身近な男性陣がひたすらに良い人すぎて、家族ぐるみで触れ合っているうちに惹かれた…という流れなのでしょうが、奈緒がそこまで魅力的に映らず…

    というか、とにかく「緩和ケア病棟の話なんだ!読みたい!」から入ると、親族のいざこざ、受験の大変さ、恋愛…と求めていなかった要素が多すぎて、ちょっと違ったかなぁとなってしまった。

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    2026年06月16日
  • 波風

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    一つ一つの作品が面白いがどんどん読もうというよりは少し時間がかかりました。

    読みやすい方だと思います。
    オチがすこしよわめ、、??

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    2026年06月13日
  • 春の星を一緒に

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    前作に続いて、本作。やっぱり奈緒に共感できず。
    涼介の良さも、涼介の考えていることもわからんのかい!!とつっこまずにはいられない。
    クソ田にもイラっとしたけど、でも母親なら医学部を目指したい気持ちを持った涼介に対して、ふざけている、じゃなく信じてほしかった。ホントに涼介の強さに甘えすぎ。
    「母親がこれだけ頑張っているーだから息子も我慢するのが当然だと開き直っていた」
    はぁー。離婚にしても、寛之の仕打ちにしても、自分の意志とは関係なく不条理なことだらけかもしれないが、でも離婚を決断したのは自分。それを息子にも背負わせちゃダメでしょ。
    三上先生の穏やかな人柄がよかった。
    「月斗くん行方不明」のとき、涼介が悪いと謝らせた奈緒に納得できなかったけど、三上先生がそれは違うんじゃないか、と言ってくれてよかった。

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    2026年06月13日
  • メイド・イン京都

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    結婚を機に京都に移り住んだ主人公が、諦めていた夢を洋服作りでもう一度叶えようと奮闘するお話。
    主人公が迷いながらも前に進んでいく姿は読んでて眩しく、才能がある人、人とは違う何かをもっていることはやっぱり強い武器でうらやましいなと思ってしまった。(フィクションだけど)
    ある人物が言う「誰もが好感を持つような人が嫌い、うさん臭くて」というのが、嫉妬であるのはもちろんなんだけど、自分もそう思ってしまう側の人間としてはリアルだなと感じてしまったり。
    恋模様にはうずうずしてしまう場面もいくつかあったけど、展開は早くあっという間に読み終わった。

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    2026年05月05日
  • 満天のゴール

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    過疎地医療とヒューマンドラマ。

    前半ムカムカ展開が続くからどうなるかと思ったけど、徐々に物語が展開されていき話に入っていけました。

    人生をどう終えるか、というホスピス的な医療が主軸で、登場するおじいちゃんがなかなかに素敵。『ゴール』の場面ではウルッとしました。

    長い小説ではないので少しあっさりしていたかな。主人公自身の成長(ふっきれてはいたけど)がもう少し見たかったかも。
    子供時代を引きずる大人が多い中で、涼介の自立ぶりが凄かった笑

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    2026年04月09日
  • 満天のゴール

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    展開は割と読めてしまって、ストーリーとしてはまあまあというところ。

    過疎地域の医療、とても興味深かった。山間部での往診はかなり負担だが、生まれた場所で最期を過ごす。これはその地域に長らく住んだ人は、誰でも思うんだろうな。

    いずれ近所のコミュニケーションも減り、血の繋がる家族とも疎遠になり、独居になる老人。その人を救えるのは、地域医療に携わる人だけ。
    過疎地域の医療を叶えるのは、なかなか難しい。
    満天のゴールは満点のゴールでもあるのかもしれない。


    ところで、、、主人公の離婚の話はどこへ……

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    2026年03月29日
  • 手のひらの音符

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    家庭環境から生活も将来も狭められる現実は、我慢を強いられ子供らしさを失うように見えるが、そんな子供同士の関わりからは伸び伸びとする子供らしさを感じた。

    次々に起こる不幸は「大貧民」に例えられ、手持ちのカードの弱さ、立ち行かなさを更に想像させた。

    最終的にはそれぞれの絆が再び結ばれて行く良い話だったけど、それぞれのエピソードは重く切ない。

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    2026年03月15日
  • わたしの名店

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    読んでいる度に食べたいなっと思いました☺️♡
    ひとつひとつの作品を読んでその後にごはんの絵が書いてあって、もっと食べたくなりました!
    読み応えがあってとても面白かったです!

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    2026年03月11日