藤岡陽子のレビュー一覧
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実は。身内に今年中学受験して合格した子がいるので、とても身近に感じた。
中学受験に挑む少年の奮闘と家族の献身。その熱量に引き込まれる一方で、拭いきれない違和感があった。
特に、塾講師・加地の弟の描かれ方。
「親が無理に勉強を強いてこなかったことが、本人の不利益に直結した」と断じる構造は、あまりに短絡的ではないかな?
勉強に励む姿を美徳とする一方で、そこから外れた人間の背景や葛藤が、あまりに簡略化されている。本人の資質や家庭環境、学校での疎外感など、本来は多層的なはずの理由を「放置したから」という一点に集約するのは、いささか強引に感じる。
人は挑むことで自分を変えられる。それは一つの真理だ -
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Posted by ブクログ
藤岡作品。
医療介護以外ても、強いメッセージ性のある作品で。
私の回りはほとんどが教師である。
私は首を突っ込む、また、依怙贔屓性があるので、教師は目指さなかった。だから、周りの話を聞いて、目指さなくてよかったと思う(なれなかっだろうけど(笑))
そんな周りの話を聞いて、この本を読むと
親との確執、同僚との指針の違い、ネグレクトの子供、不登校どれもあるあると。
周りの教師達にこの本を薦めてみようか。ちょっと感想聞きたいけど、怖い気もする。
だってこの主人公は強し。
強すぎる。
こんなに精神力があるのは凄い。
最後はやっぱりよかった~でした
ピース✌
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Posted by ブクログ
美咲は、結婚が決まり、仕事を辞めて京都の婚約者の家に同居することになった。婚約者の実家は京都で事業を行う老舗で、東京から移ってきた美咲は受け入れてもらえない。また、婚約者の和範も実家に帰ったら、実家の考え方で行動するようになり、美咲とはすれ違いが多くなる。
和範とぶつかり家を出た美咲は、大学時代の知り合いで陶芸家となっている佳太に話を聞きに行くが、そこで出会った瑠衣の誘いもあり、Tシャツに刺繍をするビジネスを始めて、チャンスをつかみはじめる。
京都の閉鎖的な老舗の考え方と自分のやりたい事も大事にしたい美咲の溝をどうやって乗り越えていくのか、軌道にのりそうになったところでのトラブルなどおもしろく -
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【三浦しをん、西加奈子、中江有里、美村里江、宇垣美里、清水由美、山田ルイ53世、塩谷舞、稲垣えみ子、道尾秀介、ジェーン・スー、岡崎琢磨、バービー、朝井リョウ、瀬尾まいこ、佐藤雫、清水ミチコ、あさのますみ、畠中恵、はるな檸檬、小川糸、久住昌之、川内有緒、澤村伊智、朱野帰子、最相葉月、藤岡陽子、森見登美彦】
という顔ぶれの方々が、それぞれ"自身が名店だと思うお店"を紹介している一冊。その店はもちろん実在する店。(現在、閉店してる可能性はある)
いやー、なんか人が好きなお店っていいやんね。好きって必ずしも「ここのこれが絶品!」っていうだけじゃなくって、別に特別美味しくなくても好 -
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読みやすく感情移入しやすく、とても面白かった。
私は京都出身なので、さすがにここまでのことは無いんじゃないか?こんなにいじわるかな?とちょっと気になったけど、旧家の商家だとこれがリアルなんだろうか。絶対に嫁ぎたくない。
跡取り息子が追い詰められてモラハラ的な言動に走ってしまう場面や、酷い言葉を浴びせてきたくせにめちゃくちゃ執着してきて普通に怖い場面など、ちょっと自分の経験と重なりすぎてトラウマを刺激される部分があり、だからこそ美咲を応援したい気持ちが高まっていく。
ただ、和範と佳太の人間的魅力にさすがに差がありすぎてフェアじゃないというか、和範が物語のために悪者にされているような感じがあって -
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初読み、と思っていたのになぜか薄っすらとストーリーに覚えが、、、NHKでドラマ化されてました。桜井ゆきさんが主演だったことと柄本明さんが強烈だったことくらいしか記憶にないのですが、、、
本作のテーマは、終末期医療に伴う死生観と、それを踏まえた生き方の発見だと思われますが、自分の感想は少しズレたものとなってしまいました。作者の藤岡陽子さんは現職の看護師でもあり、本作でも医療過疎地における訪問医療や終末期の在宅看護等医療にまつわる重要なエピソードが並んでいます。しかし、僕が反応したのは、比較的どうでもよい、主人公奈緒に離婚を迫る夫と愛人の挙動でした。
なぜこの二人はこうまで堂々と自分たちの身勝 -
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藤岡陽子さんのデビュー作。人間模様を分かりやすく伝えてくれて、文体も読みやすいのはこの頃からさすがだと思う。
迷いながらもひたむきにがむしゃらに進む、が藤岡作品の主人公たちに共通するキャラクターであり良さだと感じていて、その点は今回も同様だった。また、社会の不条理を織り込んで、ご都合主義にならないストーリー展開も好きだな。
後の作品をいくつか読んだ身からすると、恋愛の進展を安易にストーリーに絡めない(あっても恋愛はサブのサブくらい)作品が多かった印象で、好ましく思っていたので、本作品は恋愛絡みの分量がやや多かった点が惜しかったかな。これは好みの問題かとは思う。