藤岡陽子のレビュー一覧

  • トライアウト

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    途中まで、中弛みしてどうなることかと思いましたが、最後は綺麗にまとまりました。
    注意して読めばいろんな矛盾や無理があるストーリですが、それを気にさせない爽やかさがあります。もっとも爽やかすぎますかね、その分、軽くなってしまった様に思えます。

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    2016年12月05日
  • メイド・イン京都

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    結婚を機に京都に移り住んだ主人公が、諦めていた夢を洋服作りでもう一度叶えようと奮闘するお話。
    主人公が迷いながらも前に進んでいく姿は読んでて眩しく、才能がある人、人とは違う何かをもっていることはやっぱり強い武器でうらやましいなと思ってしまった。(フィクションだけど)
    ある人物が言う「誰もが好感を持つような人が嫌い、うさん臭くて」というのが、嫉妬であるのはもちろんなんだけど、自分もそう思ってしまう側の人間としてはリアルだなと感じてしまったり。
    恋模様にはうずうずしてしまう場面もいくつかあったけど、展開は早くあっという間に読み終わった。

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    2026年05月05日
  • 青のナースシューズ

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    自らも人生の終わりを考える年齢に達し、興味深く読み終えました。今後、人の生と死が日常の現場で成道くんの看護師になって行く物語の続編をお願いしたくなる作品でした。

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    2026年05月04日
  • 春の星を一緒に

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    ハッピーエンドでよかったけれど
    小説としてはもう一捻りあっても良かったかな
    唯一の悪役の兄とはあっさり縁を切れたし、
    苦労はあっても三上先生を常に意識している奈緒になんとなく余裕を感じて
    正直少しモヤっとする

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    2026年04月30日
  • 春の星を一緒に

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    高評価に惹かれ手に取りました。
    正直、ハードルが上がりすぎていたのかも。私はどうしても母親のキャラが好きになれずいまいち入り込めなかったです…
    父親のこと、息子のこと、緩和ケアの患者さんのこと、それぞれのエピソードはぐっときつつも、どうしても最後まで母親の言動にひっかかる気持ちが拭いきれず。

    読み終わってからレビューを読んで、前作があることを知りました。そちらを読むともっと理解が深まったのかなぁ…

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    2026年04月26日
  • 満天のゴール

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    過疎地医療とヒューマンドラマ。

    前半ムカムカ展開が続くからどうなるかと思ったけど、徐々に物語が展開されていき話に入っていけました。

    人生をどう終えるか、というホスピス的な医療が主軸で、登場するおじいちゃんがなかなかに素敵。『ゴール』の場面ではウルッとしました。

    長い小説ではないので少しあっさりしていたかな。主人公自身の成長(ふっきれてはいたけど)がもう少し見たかったかも。
    子供時代を引きずる大人が多い中で、涼介の自立ぶりが凄かった笑

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    2026年04月09日
  • 満天のゴール

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    展開は割と読めてしまって、ストーリーとしてはまあまあというところ。

    過疎地域の医療、とても興味深かった。山間部での往診はかなり負担だが、生まれた場所で最期を過ごす。これはその地域に長らく住んだ人は、誰でも思うんだろうな。

    いずれ近所のコミュニケーションも減り、血の繋がる家族とも疎遠になり、独居になる老人。その人を救えるのは、地域医療に携わる人だけ。
    過疎地域の医療を叶えるのは、なかなか難しい。
    満天のゴールは満点のゴールでもあるのかもしれない。


    ところで、、、主人公の離婚の話はどこへ……

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    2026年03月29日
  • リラの花咲くけものみち

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    不登校だった少女が獣医学を専攻し、数々の苦悩や悲しみを乗り越え立派な獣医師になるまでの物語。
    単なる綺麗事だけに収まらず、獣医師として向き合わなければならない辛く大変な部分も描かれていたのは印象的だった。
    青春時代真っ只中ではあるので当然恋愛要素も入ってくるが正直そこは無くても良かったし、最後の方は少しだらけてしまった感があった。ほんの少しだけシンプルにどうしても伝えたい部分だけ描いてくれると個人的には良かった。

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    2026年03月28日
  • リラの花咲くけものみち

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    ネタバレ

    時として命を守らない選択をすることも必要な現実に挫折しながらも、獣医を志した聡里の強さに心を打たれた

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    2026年03月27日
  • 金の角持つ子どもたち

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    実は。身内に今年中学受験して合格した子がいるので、とても身近に感じた。

    中学受験に挑む少年の奮闘と家族の献身。その熱量に引き込まれる一方で、拭いきれない違和感があった。
    特に、塾講師・加地の弟の描かれ方。
    「親が無理に勉強を強いてこなかったことが、本人の不利益に直結した」と断じる構造は、あまりに短絡的ではないかな?

    勉強に励む姿を美徳とする一方で、そこから外れた人間の背景や葛藤が、あまりに簡略化されている。本人の資質や家庭環境、学校での疎外感など、本来は多層的なはずの理由を「放置したから」という一点に集約するのは、いささか強引に感じる。

    人は挑むことで自分を変えられる。それは一つの真理だ

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    2026年03月21日
  • リラの花咲くけものみち

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    養母によって居所を無くし、母方の祖母に引き取られた娘・聡里が主人公。不登校からチャレンジスクール(高校)を経て、北海道の農業大学に進学した聡里が獣医になるまでの奮闘を描いた作品。
    藤岡さんはこれが三作目。前の二作の感想を見ると「良い話なんです、だけど・・・・」。これもそんな感じです。随分ヒヤリングしたのでしょうね、獣医(と言っても犬猫は少なく、牛馬の世界が多い)の仕事などは微に入り細に入り良く書けていると思います。とはいえ直前に読んだのが元羊飼い河﨑秋子なので、「体験」と「ヒヤリングで得た知識」の差は感じられます。そしてなにか「芝居の書き割り」の様な、どこかで見たようなシーンが続きます。自分を

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    2026年03月20日
  • 手のひらの音符

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    家庭環境から生活も将来も狭められる現実は、我慢を強いられ子供らしさを失うように見えるが、そんな子供同士の関わりからは伸び伸びとする子供らしさを感じた。

    次々に起こる不幸は「大貧民」に例えられ、手持ちのカードの弱さ、立ち行かなさを更に想像させた。

    最終的にはそれぞれの絆が再び結ばれて行く良い話だったけど、それぞれのエピソードは重く切ない。

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    2026年03月15日
  • わたしの名店

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    読んでいる度に食べたいなっと思いました☺️♡
    ひとつひとつの作品を読んでその後にごはんの絵が書いてあって、もっと食べたくなりました!
    読み応えがあってとても面白かったです!

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    2026年03月11日
  • 春の星を一緒に

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    ネタバレ

    シングルマザーの看護師さんが、一人息子とそばにいるドクターと交流しながら、父を看取り、財産巡って兄と決別し、思いを寄せているドクターと共に緩和ケア病棟に異動。同じ立場のシングルマザーを担当、看取りをしたり、最後はそのドクターの母親を看取ったりしながら、息子は無事医学部に合格し、ドクターにプロポーズされて物語が終わる、という少女漫画のよう小説。とはいえ、人の死を通じて成長していく子供達や、自分たちを支えてくれて、なお感謝しながら亡くなる父の話、自分以外の人を大切にし続けるドクターの話には、涙が出る。

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    2026年03月08日
  • リラの花咲くけものみち

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    ドラマから観た

    ので
    復習的な感じになりますた(* 'ᵕ' )☆

    まーまーオモロかったです。
    原作の方が好きです!!!

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    2026年03月06日
  • リラの花咲くけものみち

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    獣医師になるために
    北海道の大学にやってきた聡里(さとり)
    慣れない寮生活の中で最初はルームメイトの

    態度にどう接していいかわからず悩んだり

    なかなか友達が出来なかったり、でも次第に

    ちょっとしたきっかけで仲良くなったり

    いい先輩たちがいたり、いい先生も

    いたり、ちょっと恋心なんかも芽生えたりと

    成長していくっていうね

    わりとよくあるパターンなんだけれど

    そこは普通の学校じゃぁないわけで

    獣医師になるための実習とかの描写も

    すごく取材されたんだろうな、というのが

    垣間見えるのだ
    獣医って

    病気を治すだけじゃなくて

    命の選択を迫られることもあったりするわけよ

    そこら辺

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    2026年02月24日
  • わたしの名店

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    出先でちょっと読み物が欲しくて電子書籍で読みました。行ってみたいお店を探ししたいわけじゃなくて、美味しいものとそれにまつわるお話を読みたくて。
    藤岡陽子さんのコラム、胸がきゅーっとなったな。
    読んでみたいな、小説。
    美味しい思い出って素敵だな!

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    2026年02月17日
  • 金の角持つ子どもたち

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    ネタバレ

    藤岡陽子さんの作品3作目

    中学受験をしようと決意した、俊介のお話(この一文追記:中学受験版ドラゴン桜って感じかも)

    私自身は部活に熱中して、勉強ほっぽらかしてということのほうが信じられないので(スポーツ選手になれるほどならいいけれど、趣味程度なら学生時代も趣味程度で、勉強に重きを置くべきものと思ってる)、お父さんの反応が今ひとつ解せなかったけれど

    藤岡陽子作品には根本的な悪い人は出てこない
    お父さんも協力してくれるようになった(義母さんは言いたいことを言い散らかして、一回こっきりの登場で終わった)

    1年足らずの塾通いで、最高に難しいと言われる中学に入れるなんて、正直無理だろうと思う…

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    2026年02月16日
  • 金の角持つ子どもたち

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    中学受験モノなのかなと思って読み始めたけど、恐らくこの話の主題は違う。なので、中学受験描写は(伸び悩みなどある程度の挫折はありつつも)割とトントン拍子に進む。

    何かを始めることに「遅い」なんてことはない。人が自分を変えようと足掻く、その過程にこそ価値がある。各章ごとに変わる主人公達の姿にはとても勇気づけられた。特に俊介くんが内面を吐露するシーンは、思わず涙してしまった。

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    2026年02月08日
  • 満天のゴール

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    ネタバレ

    「春の星を一緒に」を読み終え
    えっ? 続編なの??と思い急いで購入しました。

    寛之と響子の絡みは、読みづらかったけど。
    奈緒さんの葛藤や苦しさはよくわかる流れだと思います。

    「親ってね、自分がもてなかったものを子供に持たせたがるもの」
    「誰にも救ってもらえないなら、あなたが救う人になればいい 救われないなら救いなさい」

    とても素敵な言葉を書く、作家さんだと思いました。
    読めてよかったと思います。

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    2026年02月06日