藤岡陽子のレビュー一覧

  • メイド・イン京都

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    お仕事小説としても面白いし、恋愛や人間関係、人生の選択という重要なテーマが詰まっていてとても良かった。京都発のブランドを一から立ち上げ色々な苦労や困難に立ち向かっていく姿に勇気を貰えたし、終始応援していた。誰にでもささる一冊だと思いました。

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    2025年03月12日
  • メイド・イン京都

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    直接体験したことはないし、嘘か真か知らないが、古くからのお家が歴史の長さでマウントとるのは本当に馬鹿馬鹿しいと思う。

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    2025年02月27日
  • ホイッスル

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    突然の夫の家出と離婚と家を失うということから始まる。前半は暗く重苦しいことの連続で、読むのが少し辛かった。そこから周りの助けを得て、自分でも大きく変わっていく聡子。だんだん希望が持てる展開になっていくのが救いで、ホッとした。

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    2025年02月25日
  • 空にピース

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    重苦しかった。
    これはないわ、と思った。
    貧困層の学校に一人の誠実な先生が一生懸命生徒たちに関わっていく。
    学校に教師として勤めたことのある人なら、この学校はリアルではないと思うのではないでしょうか。
    生徒たちの大変さより教員集団の崩壊をこの小説から感じました。
    実際は生徒はもっと大変だし、教師はもっと助け合うものだと思います。
    学校を大変にしているのは一人一人の教員の狭量です。この物語の学校では。
    大変な子もいるけど、いい子も多い。こんな子どもたちなら教師が協力すれば学校は変わるはずです。
    こんな学校もあるのでしょうが。
    心温まる勇気の出る感動を与えてくれるいつもの藤岡さんの作品らしからぬシ

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    2025年02月25日
  • 晴れたらいいね

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    先にドラマ版を観たが、小説と内容はかなり違ってたなぁと思った。小説の方が過酷で悲惨。ファンタジー感も伏線回収も薄いので、戦争の悲惨さを現実感持って感じるかも。お国の為に死ぬ方が立派だった日本…なんて馬鹿な時代だったろうと悲しくなる。

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    2025年02月10日
  • メイド・イン京都

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    なるほどねー作品のタイトルがなんとなく理解出来たかな、京都で作ったモノは人生かもしれない…そんなストーリーでしたよ…続編が欲しい終わり方も良い。
    追記 
    京都は結構好きで年数回行きますが本作情報だと結構というか、やはり仕来たりは厳しそう、伝統と格式の世界は現代でもあるんでしょうネ!
    とは言え、あの街の雰囲気は魅力的。
    本作では北白川あたりが舞台ですが、これまた良い場所が舞台だなぁと思いますね、銀閣寺周辺で哲学の道とか、岡崎、南禅寺も近いし…イメージしながら読んでました…最後に本作読んだ動機は京都が好きだから…でしたー

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    2025年01月15日
  • 海とジイ

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    話しに引き込まれて淡々と読み終えた。自分も孫に、ここに登場するジイ達のような話しが出来るようになりたいな。

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    2024年12月24日
  • わたしの名店

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    著名人達が自分のお気に入りのお店を、エピソードともに描く。それぞれ個性が出ていて面白いし、一話がちょうど良い短さで終わるので、とても読みやすい。

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    2024年12月03日
  • 海とジイ

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    人生の先輩、生きてきた年齢には
    逆らえない時もある。
    将来少しでも自分が人生山あり谷あり価値あり
    ってことを伝えられたらいいな。

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    2024年11月22日
  • わたしの名店

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    おいしい一皿と題されてはいるが、決してグルメ店巡りの内容ではない。
    28名の著名な方々にとって、思い入れのあるお店を紹介しながらその由来をエッセイとして綴られている。
    三浦しをんさんを筆頭に、西加奈子さん、瀬尾まいこさん、藤岡陽子さんたちが自分だけの大切なお店を語っておられるのだ。
    単なる食事処ではあるのだが、やはり食と人生の繋がりは人それぞれにあるものだと、読書後に思い至った。

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    2024年11月16日
  • わたしの名店

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    そのお店が好きなんだなぁと伝わる内容だったと思うけど、時間がたって、覚えているのは朝井リョウだけ…。

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    2024年10月27日
  • 波風

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    短編集。
    高校球児の友情を描く「テンの手」、着付け教室での老人との出会いを描く「結い言」がよかった。

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    2024年09月29日
  • この世界で君に逢いたい

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    藤野陽子さんの作品は何作か読んだが、
    本作は現実的で地に足がついたイメージの他作品とは全く異なった趣の作品だった。

    『この世界で君に逢いたい』
    おや、もしやラブストーリー?なんて思いながら読み進めたが、素敵で不思議なスピリチュアル物語だった。
    前世の記憶や、転生、沖縄地方のユタ、といった目には見えないものが醸し出す独特の透明感と幻想的な雰囲気が広がる。

    物語の舞台は日本の最西端にある与那国島
    更に、京都と東京を跨いだ3拠点で繰り広げられるのだが、やはり注目したいのは与那国島。
    与那国の方言や地域性に加え、あの世との繋がり方や捉え方など独特の風習に引き込まれた。
    ただ、出来れば京都や東京との

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    2024年09月23日
  • ホイッスル

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     長年連れ添った両親の離婚。きっかけは父親の失踪だった。別の女性と暮らすことにしたという書き置きを残し、知らぬ間に自宅を売り払っていたことから、父親の計画的な出奔だったことが判明する。
     戸惑う母親を説得し、ひとり娘の香織は小さな弁護士事務所を訪れるが……。

     ある一家を襲った悲劇を中心に、強い絆があるようでいて、実は簡単に崩壊してしまうという、家族や夫婦の関係の脆さを描いたヒューマンドラマ。
              ◇
     娘たちに夕飯を食べさせ終わった香織が後片付けに入ろうとしていたとき、電話が鳴った。小学3年になったばかりの綾乃がすぐに出てくれたが、顔が急にこわばるのを見て香織はすぐに電話を

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    2024年08月23日
  • メイド・イン京都

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    藤岡さんによる京都本。医療系、教育系と違って泣ける所が少なかったけど、関西人であれどうであれ、京都本として認識しておくべきことが多く書かれている。

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    2024年08月16日
  • 満天のゴール

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    こちらはフォローしている方のレビューを読んでのチョイス。
    夫に裏切られ10歳になる息子とともに逃げるように故郷に帰ってきた奈緒。かつて免許をとったものの仕事はしたことがなかった看護師として働き始めた病院で出会う人々の生と死。

    最初の100頁あたりまで、自分を捨てた夫にあそこまでされて、それでもしがみつく奈緒の心情が理解できず、あまり興が乗らなかった。看護師として働き出してからも、経験がなくモタモタするのは仕方ないとして、自分がやるべきことにも手がつかない姿にはややげんなり。
    親子を取り巻く人々、医療過疎地域で日々地域医療に奮闘する医師の三上、遠くない自分の死を覚悟しながら住み慣れた家で静かな

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    2024年08月15日
  • きのうのオレンジ

    H

    購入済み

    癌に掛かった主人公の話。主人公を含めて周りの人が全て好人物のみで、その結果として、ややお涙頂戴的な作品となっているように感じてしまいました。
    とはいえ、安心感をもって読める作品です。感受性の高い時である若い人達に読んで欲しいと思います。

    #泣ける

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    2024年08月12日
  • メイド・イン京都

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    いろいろあったとはいえ、明るい未来も見えていて、ハッピーエンドでよかった。

    スルスル読み進められるし、展開が気になってガンガン読んで楽しめたけど、読後色んなことが置いてけぼりだったなぁと思ってしまった。
    茂木さん?月橋さん?
    犬を連れて大学に行った割には、おとなしめの主人公?

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    2024年08月12日
  • 空にピース

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    全ての子どもが愛され幸せであってほしい。

    困難の中にある子どもたちが登場すると、目を背けたくなるけれど。
    最後まで読みました。少しでも救いがあると信じて。

    身近にはいないけれど、本当にこんな子どもたちがいるのだろうか。いるのだろうな。

    将来の夢YouTuber
    の背景を考えたことはなかった。
    サッカー選手になりたい、と同列だと思っていたけれど、そうか。
    わが子は何を目指すのか。

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    2024年07月27日
  • 満天のゴール

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    はじめの4章の夫の不倫の話しは、この作品には必要なかったように思う。夫のあまりの身勝手さにイライラされられただけ。
    5章からは話しが変わり、話しに引き込まれて、感動させられる場面もあり、この物語の世界にどっぷりとつかった。小学校4年生の子供が、あまりにも子供らしくない所が少し引っ掛かったかな。

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    2024年07月25日