藤岡陽子のレビュー一覧

  • いつまでも白い羽根

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    大学受験を失敗して家庭の事情で不本意ながら看護学校へ進学した主人公、木崎瑠美の話。
    看護学校へ進学をしたものの、大学進学も諦められず、学校生活もどこか冷めていた。
    しかし、友達ができて親友になり、厳しい看護実習を重ねていくうちに頑なだった心が少しずつ変わっていく。

    少し恋愛も絡んでいて、看護学生、木崎瑠美の入学から卒業までの「青春ストーリー」という感じかな。
    主人公の瑠美が、ずっと冷静で強かったのが印象に残りました。

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    2023年03月19日
  • 跳べ、暁!

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    今まで読んだ藤岡作品とは違った、青春物という感じでした。若い読者層向けの作品だと思いますが、そこはそれ、中学生の頃を思い出しながら読ませていただきました。「金の角」やPアカが出て来たので、先に読んだ作品とうっすら重なっているのも、面白かったかな?

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    2023年01月17日
  • 波風

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    初読みの作家さんの良さげな短編を読んでみようシリーズ第〇弾。

    思ったより良かった。
    読みやすい。
    女性向けの作品が多いかな。

    「波風」
    5年振りにあった友人の一生に一度の頼みごととは。

    「鬼灯」
    病に倒れた母の再婚相手は風采の上がらぬ男だったが。

    「月夜のディナー」
    弟の結婚式前夜のディナーで家族が集まり。

    「テンの手」
    幼馴染であり将来を嘱望される天才高校生ピッチャーとバッテリーを組む男は。

    「結い言」
    女性用着付け教室に現れた只一人の高齢男性。

    「真昼の月」
    老人ホームに面会に来た美女。

    「デンジソウ」
    離婚して10年振りの社会復帰。整形外科医院で看護助手として働くのだが。

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    2023年01月08日
  • 跳べ、暁!

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    バスケットボールには詳しくないけど兎に角一生懸命の中学生たちがどうなっていくのか気になって読んだ。
    きっととっても濃い一年だったんだろうなあ、6人にとって。
    暁を含め、薫、リモ、欣子みんな色々問題を抱えている。
    その問題を深く掘り下げていたら暁達のバスケの事が描けないのだろうけどその事が話をちょっと薄いものにしてしまった感があるように思う。
    どちらかと言うとYA対象かと思うのでそれでいいのかもしれないが。
    こういう仲間は一生忘れないんだろう。
    良い仲間に出会うことは一生の宝物だろう。
    羨ましい。

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    2022年08月24日
  • 跳べ、暁!

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    バスケ部のない中学校でバスケ部を立ち上げいろいろな問題を抱えている子達が仲間になっていくよくあるお話ですがそれぞれが抱えてる問題が結構重い。

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    2022年07月10日
  • ホイッスル

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    暖かい法律事務所のメンバーのお陰で主人公一家の結束がどんどん強まって聡子さんがどんどん変わっていく様子が清々しかった。

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    2022年06月27日
  • いつまでも白い羽根

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    ネタバレ

    初めましての作家さん。 すごく真っ直ぐな文章を書く方だなー。と言う印象です。

    家庭の事情で不本意ながら看護学校に通う瑠美。
    そんな瑠美の不器用な生き方が、なんだか読んでいてすごく痛々しいんですよね。
    ダメなことはダメ。イヤなことはイヤ。って言えることは素晴らしいことなんだけど、でも実際は正義を貫くってすごく大変なんですよね。敵もたくさん作っちゃうし。

    だけど現状への不満を抱えながらも前へ進む瑠美は、きっといい看護師さんになれるんじゃないかな。という気がしました。

    私、何度か入院したことがあって、看護師さんって、白衣の天使なんかじゃないってかなりリアルに実感してるので、きれいごとばかりじ

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    2022年02月17日
  • むかえびと

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    思わぬミステリ要素が入っていた。祝福されて生まれてくる命ばかりじゃないんだなって思った。

    「くよくよらしたってしょうがないのよ。生まれてきたら、ただ、懸命に生きることだけ考えていたらいいの。辛いことも悲しいことも、生きていたら誰にでもあるの。無傷のままではいられないの。それが当たり前」

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    2022年02月13日
  • この世界で君に逢いたい

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    不思議な話だった。今を幸せに生きるために生きていきたいんだけどなぁ。これから花ちゃんも周二も前向きに生きていけると良いなと思いました。

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    2021年12月12日
  • 波風

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    普段、あまり短編集は読まないけど、この作品は良かった。特に『テンの手』が感動した。短編は全体的に、感動して涙を流すほどではなかったが、じんわりと余韻を残してくれる感じで心地よかった。藤岡さんの他の作品も読んでいきたい。

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    2021年11月08日
  • この世界で君に逢いたい

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    与那国島へ気分転換がてら来た周二と夏美。そこで、島や泊まった民宿で働く女の子を見て、周二は変な空気感を感じた。それは周二の従妹・美羽の存在とその女の子の雰囲気が似ていたのである。なぜこんな気持ちになったのかわからないまま、2ヶ月後、民宿の方から女の子が消えたということで連絡が来た。


    どこか嘘っぽい印象もありましたが、幻想的でもある内容で楽しめました。女の子・花と周二の過去がどう結びついていくのか?
    与那国島の風土や歴史を感じながら、ゆったりとした気持ちになりました。

    島では穏やかな感じでしたが、それとは逆に、本州では殺人や家族同士のいがみ合いといった割と激しめな展開でしたので、その対比が

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    2021年08月16日
  • ホイッスル

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    70を超えた夫に不倫された挙句
    家も全財産も奪われた妻。

    一人娘と義姉の娘と力を合わせて
    不倫相手の女に立ち向かう。

    夫の章が、ゲス看護師の沼田和恵に
    溺れるのが、ただただ情けない。

    同じ家族でもこうも違うのかと。

    妻の聡子が言う台詞
    「不幸はみんな同じ量だけど
    幸せは心がけで変わってくる」
    がグッと来た。


    弁護士の芳川と事務員の話は既刊小説
    「テミスの休息」で登場してるみたい。
    まだ未読なので、そちらも読んでみたい。

    タイトルの「ホイッスル」はなんかピンと
    来なかった。
    「余生」の方が良かったりして。

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    2021年07月13日
  • トライアウト

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    スポーツ系の小説は苦手だけど、母に勧められて読んでみた。やっぱり苦手が正直なところ。でも人生を考えさせられる良いことはたくさんあった。

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    2021年05月02日
  • 跳べ、暁!

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    よくあるスポ根小説と自分は思います。
    リアル感を出したかったのかな。
    親子関係、人間関係いろいろと入り組んでいた。
    もっとシンプルに優勝とかあっても良いと思う。

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    2021年02月25日
  • 跳べ、暁!

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    最近意識的に読むようにしている藤岡陽子さんの最新作(2020年10月現在)です。
    本作はバスケットボールに没頭していた中学生が、家庭の事情でバスケットボール部の無い学校に転校する事になります。
    転校後出来た友人の勧めで、女子バスケットボール部の設立を志します。
    いじめや、ブラック部活、不法滞在などの問題を盛り込みつつ、全体としてはスポーツ青春ものとして爽やかに読む事が出来ます。
    終盤に悲喜こもごもな流れが有り寂しくなる部分もありますが、出会い別れをしっかり描いた良作だと思います。

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    2020年10月05日
  • むかえびと

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    赤ちゃん誕生の感動の物語かと思ったら、普通に産むことが出来ない大変な事例が出てくる物語であった。
    妊娠中の人が読むと不安になりそうである。
    印象に残った文章
    ⒈ どんなものにも代えられない命だと思い知らされた。
    ⒉ いつかまた戻っておいでー
    ⒊ 子供はあなたの人生のために生まれてくるわけじゃないですよ。

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    2020年08月09日
  • ホイッスル

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    夫、章のアホさと、不倫相手の沼田の金しか目に入らない浅はかさにイライラしながら読んだ。
    こんな裏切りが待ってる結婚なんて嫌だーーー。
    弁護士さんや、事務員や、娘や姪がまともだから読めたけど、ほんと、読むのがしんどくなるくらい嫌な感じの話しだった。
    小説としては面白かったのかな。
    いやー、気分悪い。
    せめて夫が反省する場面欲しかった。

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    2020年04月23日
  • むかえびと

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    出産の記憶が新しいうちに、と手に取った一冊。
    産婦人科医、助産師さんたちの日常を書いた本。

    お産はいつ始まるか、どんなお産になるのか予測がつかない所が恐ろしいと思う。
    何が起きても不思議ではないし、赤ちゃんが無事に産まれるのって本当に奇跡に近いと言うか、何だか神がかってる気がする。
    そんなお産の手伝い、母親のケアをしてくれる助産師さん。
    初めて赤ちゃんと対面する彼女たちを『むかえびと』と言う言葉を使って呼んでいるのが何とも素敵。

    話の中に出てくる事件は実際にあった事件ですよね。
    ニュースで事件のことを聞いた時に、酷いなぁ…と色々考えてしまったので物凄く鮮明に覚えている。

    出生前診断など、

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    2019年04月10日
  • むかえびと

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    生命について考えさせられる本。
    望まれて生まれてくるしあわせいっぱいな生命もあれば、この世に生まれ出てくることなく終える生命もある。
    出生前診断も答えは出せない難しい問題。
    医療倫理に触れる問題も登場してくるのだが…
    不倫や医療知識を悪用した犯罪行為など…あれこれ盛り込んで全体に薄くなった感が個人的には気になりました。

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    2019年01月22日
  • トライアウト

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    八歳の息子を新聞販売店を営む実家に預けているシングルマザー可南子の、新聞記者として野球選手を取材する仕事模様、育児や両親、妹との家族模様。考太に謝れと迫る馬鹿親への納め方が凛としている。憚らず孫の味方である祖父も染みる。野球の才能を継ぎ、実は性格の悪い父親でも格好良いと思わせて貰える考太、良いなあ。

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    2018年10月13日