藤岡陽子のレビュー一覧

  • いつまでも白い羽根

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    世の中は自分の思い通りにならないことの方が多い。ただ不如意なことが起きた時にどうするのかということを考えさせられる一冊であった。

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    2023年09月28日
  • いつまでも白い羽根

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    自分の思い通りにいかないこともおおいけれど、途中で投げ出さず最後までやり遂げてからさらに進んで行くことも大切なんだと思いました。
    好きで選んだ道ではないとやめる機会をねらいながらも最後までやりとおした主人公に拍手。

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    2023年09月14日
  • 晴れたらいいね

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    不思議な感覚の小説でした。その中で
    今では考えられない戦争中のことを思い、沢山の人がいろいろな意味で戦いぬいてきたんだと改めて平和の大切さ感じました。

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    2023年09月10日
  • この世界で君に逢いたい

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    霊とか信じられない私は本当にこんな現象があるのかな~と思いチョッときみが悪かったです。
    でも、最後はハッピーエンドだったのでホッとしました。

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    2023年08月28日
  • おしょりん

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    父親の地元の福井県鯖江の辺りでメガネ作りを始める時の物語。
    明治の地租改正で貨幣で納税が必要となったところから、貨幣経済が農村に求められるようになったところから、農村の貧困の加速、現金収入に向けた産業化が必要になったということも語られていて興味深い。

    農作物の値段が安いというのが、そもそもおかしいのだと思うが、何故なんだろうか?そこも考えてみたい。

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    2023年07月15日
  • 跳べ、暁!

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    いつもとは少し違う藤岡さんだったかも。もしかすると本人のためなのかも知れませんが、公立中学校の教師が部活のために前任校の生徒を自分の学校に転校させるなんてこと出来るのでしょうか?

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    2023年06月23日
  • 晴れたらいいね

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    看護師の沙穂が夜勤中に地震に見舞われ、気付くと戦時中のマニラで、従軍看護師であるサエという女性になっていた、、ていう始まりで割りと気楽に読み進んでいたんだけれど、途中からがっつり戦争のお話。

    従軍看護師の部分は結構細かい事まで書いてあって、赤紙で召集されたのは男性って思ってたけど、こういう形で戦地で働いてた女性もいたことを改めて考えさせられた。

    ただ全体を通して見ると、タイムトリップ、入れ替わり、そしてドリカムで。なんだか頭ん中でうまく混ざり合わなかった感あり。

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    2023年06月01日
  • トライアウト

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    3.25
    戦力外でトライアウトといったら東山さんがナレーターやってる番組ですよね
    野球を続けていきたい人のキャラクターが好きでした
    主人公の野球との繋げ方が良かった
    全体的な関係性、息子の使い方が先を読みたいという気持ちにさせた心暖まる作品

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    2023年05月28日
  • 晴れたらいいね

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    現代の女性看護師が終戦間近のマニラへ従軍看護婦としてタイムスリップする物語。 爆撃や飢餓によって常に死が身近にある将兵や看護師たちを平成の看護師が彼らに生きる勇気と希望を与えるストーリーだけど、ちょっと出来過ぎかな・・・。きっと自分を含め戦争未体験者は、戦争当時のジャングルへ突然放り出されたら、周囲の環境を見ただけで生きる希望をなくすことだろう。戦争ものというよりもタイムスリップものとして手に取ると楽しめる小説だと思う。(o^^o)

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    2023年04月29日
  • いつまでも白い羽根

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    大学受験を失敗して家庭の事情で不本意ながら看護学校へ進学した主人公、木崎瑠美の話。
    看護学校へ進学をしたものの、大学進学も諦められず、学校生活もどこか冷めていた。
    しかし、友達ができて親友になり、厳しい看護実習を重ねていくうちに頑なだった心が少しずつ変わっていく。

    少し恋愛も絡んでいて、看護学生、木崎瑠美の入学から卒業までの「青春ストーリー」という感じかな。
    主人公の瑠美が、ずっと冷静で強かったのが印象に残りました。

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    2023年03月19日
  • 跳べ、暁!

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    今まで読んだ藤岡作品とは違った、青春物という感じでした。若い読者層向けの作品だと思いますが、そこはそれ、中学生の頃を思い出しながら読ませていただきました。「金の角」やPアカが出て来たので、先に読んだ作品とうっすら重なっているのも、面白かったかな?

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    2023年01月17日
  • 波風

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    初読みの作家さんの良さげな短編を読んでみようシリーズ第〇弾。

    思ったより良かった。
    読みやすい。
    女性向けの作品が多いかな。

    「波風」
    5年振りにあった友人の一生に一度の頼みごととは。

    「鬼灯」
    病に倒れた母の再婚相手は風采の上がらぬ男だったが。

    「月夜のディナー」
    弟の結婚式前夜のディナーで家族が集まり。

    「テンの手」
    幼馴染であり将来を嘱望される天才高校生ピッチャーとバッテリーを組む男は。

    「結い言」
    女性用着付け教室に現れた只一人の高齢男性。

    「真昼の月」
    老人ホームに面会に来た美女。

    「デンジソウ」
    離婚して10年振りの社会復帰。整形外科医院で看護助手として働くのだが。

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    2023年01月08日
  • 跳べ、暁!

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    バスケットボールには詳しくないけど兎に角一生懸命の中学生たちがどうなっていくのか気になって読んだ。
    きっととっても濃い一年だったんだろうなあ、6人にとって。
    暁を含め、薫、リモ、欣子みんな色々問題を抱えている。
    その問題を深く掘り下げていたら暁達のバスケの事が描けないのだろうけどその事が話をちょっと薄いものにしてしまった感があるように思う。
    どちらかと言うとYA対象かと思うのでそれでいいのかもしれないが。
    こういう仲間は一生忘れないんだろう。
    良い仲間に出会うことは一生の宝物だろう。
    羨ましい。

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    2022年08月24日
  • 跳べ、暁!

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    バスケ部のない中学校でバスケ部を立ち上げいろいろな問題を抱えている子達が仲間になっていくよくあるお話ですがそれぞれが抱えてる問題が結構重い。

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    2022年07月10日
  • ホイッスル

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    暖かい法律事務所のメンバーのお陰で主人公一家の結束がどんどん強まって聡子さんがどんどん変わっていく様子が清々しかった。

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    2022年06月27日
  • いつまでも白い羽根

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    ネタバレ

    初めましての作家さん。 すごく真っ直ぐな文章を書く方だなー。と言う印象です。

    家庭の事情で不本意ながら看護学校に通う瑠美。
    そんな瑠美の不器用な生き方が、なんだか読んでいてすごく痛々しいんですよね。
    ダメなことはダメ。イヤなことはイヤ。って言えることは素晴らしいことなんだけど、でも実際は正義を貫くってすごく大変なんですよね。敵もたくさん作っちゃうし。

    だけど現状への不満を抱えながらも前へ進む瑠美は、きっといい看護師さんになれるんじゃないかな。という気がしました。

    私、何度か入院したことがあって、看護師さんって、白衣の天使なんかじゃないってかなりリアルに実感してるので、きれいごとばかりじ

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    2022年02月17日
  • むかえびと

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    思わぬミステリ要素が入っていた。祝福されて生まれてくる命ばかりじゃないんだなって思った。

    「くよくよらしたってしょうがないのよ。生まれてきたら、ただ、懸命に生きることだけ考えていたらいいの。辛いことも悲しいことも、生きていたら誰にでもあるの。無傷のままではいられないの。それが当たり前」

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    2022年02月13日
  • この世界で君に逢いたい

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    不思議な話だった。今を幸せに生きるために生きていきたいんだけどなぁ。これから花ちゃんも周二も前向きに生きていけると良いなと思いました。

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    2021年12月12日
  • 波風

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    普段、あまり短編集は読まないけど、この作品は良かった。特に『テンの手』が感動した。短編は全体的に、感動して涙を流すほどではなかったが、じんわりと余韻を残してくれる感じで心地よかった。藤岡さんの他の作品も読んでいきたい。

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    2021年11月08日
  • この世界で君に逢いたい

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    与那国島へ気分転換がてら来た周二と夏美。そこで、島や泊まった民宿で働く女の子を見て、周二は変な空気感を感じた。それは周二の従妹・美羽の存在とその女の子の雰囲気が似ていたのである。なぜこんな気持ちになったのかわからないまま、2ヶ月後、民宿の方から女の子が消えたということで連絡が来た。


    どこか嘘っぽい印象もありましたが、幻想的でもある内容で楽しめました。女の子・花と周二の過去がどう結びついていくのか?
    与那国島の風土や歴史を感じながら、ゆったりとした気持ちになりました。

    島では穏やかな感じでしたが、それとは逆に、本州では殺人や家族同士のいがみ合いといった割と激しめな展開でしたので、その対比が

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    2021年08月16日