【感想・ネタバレ】跳べ、暁!のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

中学2年生の女の子たちが、家の問題を抱えながらも友達とバスケを一生懸命頑張ることで少しずつ成長していく。
回りの大人たちもいろんな人がいるけど、助けてくれる人もたくさんいて素直に嬉しい。
バスケはなぜ得点が2点なのかという理由も、納得できるものだった。

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2022年09月25日

Posted by ブクログ

読みやすい本でした。
バスケットが舞台だったので読みやすかったです。
感情移入もでき、気持ちとか精神面とかの話も参考になりました。

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2022年09月15日

Posted by ブクログ

母の死がきっかけで、新しい土地へ転校することになった暁。
そこでバスケットボール部を創設する。
そのメンバーそれぞれが、困難な状況にあり悩みを抱えており、現代社会の縮図のよう。
テーマは重たいけど、バスケットボールの描写も多く爽やかなので、暗くならずに読みすすめられた。

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2022年07月18日

Posted by ブクログ

中学二年で転校してきたバスケ少女、春野暁。
仲良くなれた大人びたメガネ女子の吉田欣子と、それまでなかった女子バスケ部を立ち上げることに。
色々な生徒が少しずつ仲間になり、少しずつ暁も強くなっていく。
主人公の暁は比較的目立ったところのない少女に見えるのだが、周りの友達がバラエティー豊かで、もめたり、まとまったりが中学生らしい。
それが試合になると、急に暁のエースぶりが際立って描かれるのも面白い。
スポーツ以外に社会的な問題も絡めていたり、思春期の色々な思いも感じられて、学生さんに読んでもらいたい青春物語です。

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2021年08月25日

Posted by ブクログ

女子中学生のバスケ部活ものとは思えない濃度の高さ。ド素人なのに桜木並みの運動能力で活躍したり、アフリカの留学生(ではないけど)がいたり、部員それぞれの複雑な家庭事情が明かされたり、という約束事を踏まえつつ、バスケットの技術面や試合展開についてしっかりと描かれている。一見平凡そうな主人公が実はかなりのやり手である感じがするので、高校進学後のシリーズ化を待ち望む。

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2020年09月03日

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登場人物は中学生の設定であるが、話す内容や語り口は既に大人である。内容的にはスポーツドラマとして楽しめるものである。

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2024年05月11日

Posted by ブクログ

/_/ 感想 _/_/_/_/_/_/ 
 
単純にバスケットボールのお話なのかと思いきや、いろんなところに話が飛んでいく感じでした。

不法滞在の家族の話や、奥さんが出ていってしまった家庭の話や、お母さんが亡くなってしまった家族の話と、バスケチームのメンバーの家庭が、いろいろな闇を抱えていて、そんな重いものに潰されそうな中で、バスケに望んでいくという話です。
さらには、メンバーとの別れが待っていたりして、なんとなく、すっきりしない、ストーリー展開でした。

そんなお話なのに、試合のシーンが結構なページ数です。なんか、バスケの試合だけにするか、バスケをもっと薄くするかしてくれていたら、よかったのにな〜と、思ってしまいました。

バスケ小説で熱くなりたかったんですが、微妙でした…残念。
藤岡さん3作目でしたが、次はリラに…か、空に…を読むので、そちらに期待します。


/_/ あらすじ _/_/_/_/_/_/

中学バスケットボールの小説。
バスケットボールだけでなく、その家族や、生き方、、、とても広い話に膨らんで行きます。


/_/ 主な登場人物 _/_/_/_/_/_/

■バレー部
春野暁 あかつき、女の子、中2〜3、転校生
吉田欣子 きんこ
本田薫 クロベエ
ブミリア・リモ 長身
野本亜利子
倉田七美

■家族
春野達夫 暁父
白木 
ブミリア・サラ リモ母
吉田翠 欣子母

■先生
中林
奥村佳子 先生、女バスの副顧問

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2024年02月15日

Posted by ブクログ

父子家庭になってしまいながらも、一生懸命バスケする女子中学生の話。メンバーが6人しかいないのに、4人が複雑な事情を抱えている、だいぶ普通じゃない環境。バスケの描写が濃厚で、作者はバスケ経験者なのかな?と思う。中学生のメニュー作りの参考になりそう。
主人公と欣子が魅力的。でも、普通じゃないことが多すぎる中、普通の亜利子が普通に怒るととても嫌な子にみえてしまう。読後感は悪くない。

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2023年10月31日

Posted by ブクログ

今まで読んだ藤岡作品とは違った、青春物という感じでした。若い読者層向けの作品だと思いますが、そこはそれ、中学生の頃を思い出しながら読ませていただきました。「金の角」やPアカが出て来たので、先に読んだ作品とうっすら重なっているのも、面白かったかな?

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2023年01月17日

Posted by ブクログ

バスケットボールには詳しくないけど兎に角一生懸命の中学生たちがどうなっていくのか気になって読んだ。
きっととっても濃い一年だったんだろうなあ、6人にとって。
暁を含め、薫、リモ、欣子みんな色々問題を抱えている。
その問題を深く掘り下げていたら暁達のバスケの事が描けないのだろうけどその事が話をちょっと薄いものにしてしまった感があるように思う。
どちらかと言うとYA対象かと思うのでそれでいいのかもしれないが。
こういう仲間は一生忘れないんだろう。
良い仲間に出会うことは一生の宝物だろう。
羨ましい。

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2022年08月24日

Posted by ブクログ

バスケ部のない中学校でバスケ部を立ち上げいろいろな問題を抱えている子達が仲間になっていくよくあるお話ですがそれぞれが抱えてる問題が結構重い。

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2022年07月10日

Posted by ブクログ

よくあるスポ根小説と自分は思います。
リアル感を出したかったのかな。
親子関係、人間関係いろいろと入り組んでいた。
もっとシンプルに優勝とかあっても良いと思う。

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2021年02月25日

Posted by ブクログ

最近意識的に読むようにしている藤岡陽子さんの最新作(2020年10月現在)です。
本作はバスケットボールに没頭していた中学生が、家庭の事情でバスケットボール部の無い学校に転校する事になります。
転校後出来た友人の勧めで、女子バスケットボール部の設立を志します。
いじめや、ブラック部活、不法滞在などの問題を盛り込みつつ、全体としてはスポーツ青春ものとして爽やかに読む事が出来ます。
終盤に悲喜こもごもな流れが有り寂しくなる部分もありますが、出会い別れをしっかり描いた良作だと思います。

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2020年10月05日

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