藤岡陽子のレビュー一覧
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28人の著名人が紹介する大好きなお店。食べ歩きが趣味の人にピッタリの本でした。餃子が美味しそう。食べたいっ
美味しい物を食べる時ってほんとに幸せ。外で食べると、意外な食材の組み合わせとか、味付けとか参考になる事がいっぱい。帰ってから、新メニューに挑戦するのもいいな。
私のお気に入りの和食屋さんは、マスターが骨折してしばらくお休みだったけど、今週から再開。今が旬の鱧食べたいなぁ。年に一度のお楽しみ。スーパーの湯引きは細かな骨が気になり残念な時があるけど、こちらは骨切りが上手い。生肝を胡麻油と塩で。揚げたらサク、ふわ。煮ものとの優しい味わい。しゃぶしゃぶは、さっとくぐらせ、はながひらいたら食べ -
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【購入動機】
表紙がかわいかったため。あと京都にちょっとだけ住んでいたこともあり、京都を舞台にした作品を読んでみたくなったため。
【ざっくり概要】
結婚を前提として夫の実家がある京都に移り住むことになるも、向こうの家族と折り合いが合わず、さらに彼氏との関係も疎遠になり結婚の話がなくなってしまう。仕事を辞めて京都に来た主人公は途方にくれてしまうわけだけど、美大卒の経歴を生かしてハンドメイド作品の作製、販売をはじめる。京都で生活しながら、主人公は「自分の本当にやりたかったこと」を見つめなおす。
【よかった点】
なんやかんや障害をのりこえて主人公が前に進む姿は読んでいて気持ちいい。
【イマイチ -
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結婚を機に仕事を辞め、京都にある婚約者の実家に移り住んだ美咲。
しかし、京都のしきたりに慣れず、家業を継いだ婚約者との関係性もぎくしゃくする中、時間があった美咲はミシンでTシャツに自らデザインした刺繍を始める。
それが影響力のある人物の目に留まり、あれよあれよと売れっ子デザイナーになっていく、夢のある物語。
なのだが。
まず序盤。
婚約者を含め、京都の人たちの意地悪さに辟易。
美咲の一挙手一投足に嫌味を言い、読んでいて、気分が悪くなる。
そもそも婚約だけで、美咲は京都に行く必要があったのか?
きちんと籍を入れてから、仕事を辞めても良かったのでは?などと、小説にアドバイスをしたくなってしまうほど -
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ネタバレ感想
物語を読みながら赤ちゃんの可愛らしい姿を思い出してしまった。
後半からは不倫の末に無理矢理流産させられたことを訴えるという方向に話が逸れていった。純粋に助産師がどれだけ頑張っているかを知りたかったのでちょっと残念。
あらすじ
美歩は助産師6年目でローズ産婦人科病院で働いている。病院の規模に対して助産師が4人しかおらずいつもいっぱいいっぱいで働いている。院長はやる気も手技もなく、師長も院長の不倫相手でやる気がない。そんな中、飛び込み出産や様々な問題を抱えた人たちに向き合う。
無愛想な佐野という医師が秘めた赤ん坊を救いたいという真っ直ぐな想いを美歩は知る。後輩の戸田が調子が良くないと休 -
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ネタバレ好きな作家さんが名前を連ねていたので手に取った1冊
作家さんだけでなく、タレントさん、漫画家さんなど
28名の方が 自分のイチオシだったり、思い出のお店を紹介しているエッセイ集。
作家さんが食べ物ネタの取材に行きつけのお店を使っていたり、行きたいけど著名人だから顔を覚えられて、気恥ずかしくて足が遠のいたり・・・いつもは本の末尾で名前を拝見するだけの方の日常生活がのぞけて 楽しい。
お店の名前も住所もついているから 近くに行く機会があったら寄ってみたい。
まずは 塩谷舞さんお勧めの「あのガパオ」
オチも含めて 私も食べてみたいと思う。 -
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シングルマザーの新聞記者、久平可南子。
子供は男の子が1人…この息子の父親をこれまで明かさずにきた。
息子の為どんなに辛くても仕事はやめない!
周りに自分の本音は明かさず生きてきた可南子の前に、戦力外通告を受けたプロ野球選手、深澤翔介が現れる。
彼との交流が少しずつ可南子の心を溶かし新しい道に導かれ始める。
前に読んだ2作もそうだったけど、ところどころに心を突く言葉が散りばめられている。
深澤の言葉がチクチクくる!笑
頂点もどん底も知る人間の強みなのか深澤の人生の厚みがそのまま深澤という人間の厚みとなる。
その厚みこそが彼の強さだなぁと思わされる。
強い気持ちがあれば…覚悟があれば周りの人間 -
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/_/ 感想 _/_/_/_/_/_/
単純にバスケットボールのお話なのかと思いきや、いろんなところに話が飛んでいく感じでした。
不法滞在の家族の話や、奥さんが出ていってしまった家庭の話や、お母さんが亡くなってしまった家族の話と、バスケチームのメンバーの家庭が、いろいろな闇を抱えていて、そんな重いものに潰されそうな中で、バスケに望んでいくという話です。
さらには、メンバーとの別れが待っていたりして、なんとなく、すっきりしない、ストーリー展開でした。
そんなお話なのに、試合のシーンが結構なページ数です。なんか、バスケの試合だけにするか、バスケをもっと薄くするかしてくれ -
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ネタバレ<本のあらすじ>
大学受験失敗と家庭の事情で不本意ながら看護学校へ進学した木崎瑠美。毎日を憂鬱に過ごす彼女だが、不器用だけど心優しい千夏との出会いや厳しい看護実習、そして医学生の拓海への淡い恋心など、積み重なっていく経験が頑なな心を少しずつ変えていく……。揺れ動く青春の機微を通じて、人間にとっての本当の強さと優しさの形を真っ向から描いた感動のデビュー作。
<感想>
進路で看護師を目指す人はどんな人でしょうか。純粋に看護師という仕事に憧れる人、身内に医療関係者がいる人、一人で生きていく、お金に困らない資格を得たい人などさまざまでしょう。コロナ禍で改めて「エッセンシャルワーカー」の職種としても考え -
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ネタバレあらすじ
恋人の松川夏美と与那国島へ旅行に来た須藤周二は、民宿の手伝いをしている久遠花と出会った。花は本人にも分からない何かを探しているのだという。周二は彼女を十歳の時に亡くなった同い年の従妹・美羽と重ねていた。京都に戻って二ヵ月、花のことが気になって仕方ない周二に、彼女が姿を消したという連絡が――
感想
本文で印象的だった言葉
「人は前世でやり残したことを遂げるために、また現世に還ってくる。」
「誰しも自分の流れに沿う力はあるんや。自分の周りにどんな人がいるか。出逢った人の魂をしっかり視てたら、流れを見失わずにすむ」
悲しい過去と向き合うことができた周二。二度も不幸な家庭環境、悲しい親の元