藤岡陽子のレビュー一覧

  • メイド・イン京都

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    美咲は、結婚が決まり、仕事を辞めて京都の婚約者の家に同居することになった。婚約者の実家は京都で事業を行う老舗で、東京から移ってきた美咲は受け入れてもらえない。また、婚約者の和範も実家に帰ったら、実家の考え方で行動するようになり、美咲とはすれ違いが多くなる。
    和範とぶつかり家を出た美咲は、大学時代の知り合いで陶芸家となっている佳太に話を聞きに行くが、そこで出会った瑠衣の誘いもあり、Tシャツに刺繍をするビジネスを始めて、チャンスをつかみはじめる。
    京都の閉鎖的な老舗の考え方と自分のやりたい事も大事にしたい美咲の溝をどうやって乗り越えていくのか、軌道にのりそうになったところでのトラブルなどおもしろく

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    2025年10月18日
  • リラの花咲くけものみち

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    小4の誕生日、母を亡くした聡里。
    父の再婚、義母とうまく行かず引きこもりに…
    お風呂にもろくに入らずご飯もこっそり家にあるレトルトを食べたり…失われた心。

    そんな聡里を助け出したのは祖母(母方)のチドリ。
    塾の先生の薦めから獣医の道を目指しチドリのもとを離れ北海道の大学へ。

    人と話すのが怖く人を避けて過ごしていた聡里の寮生活、グループ活動、臨床実習…
    さまざまな出来事や苦難を乗り越え成長していく姿が応援したくなる。

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    2025年10月11日
  • わたしの名店

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    【三浦しをん、西加奈子、中江有里、美村里江、宇垣美里、清水由美、山田ルイ53世、塩谷舞、稲垣えみ子、道尾秀介、ジェーン・スー、岡崎琢磨、バービー、朝井リョウ、瀬尾まいこ、佐藤雫、清水ミチコ、あさのますみ、畠中恵、はるな檸檬、小川糸、久住昌之、川内有緒、澤村伊智、朱野帰子、最相葉月、藤岡陽子、森見登美彦】
    という顔ぶれの方々が、それぞれ"自身が名店だと思うお店"を紹介している一冊。その店はもちろん実在する店。(現在、閉店してる可能性はある)

    いやー、なんか人が好きなお店っていいやんね。好きって必ずしも「ここのこれが絶品!」っていうだけじゃなくって、別に特別美味しくなくても好

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    2025年10月09日
  • わたしの名店

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    気がついた、私はごはんにまつわるエッセイがとっても好きだ!お腹も心も満たしてくれるエッセイはきっと薬よりも体にいい。

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    2025年10月02日
  • メイド・イン京都

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    読みやすく感情移入しやすく、とても面白かった。
    私は京都出身なので、さすがにここまでのことは無いんじゃないか?こんなにいじわるかな?とちょっと気になったけど、旧家の商家だとこれがリアルなんだろうか。絶対に嫁ぎたくない。

    跡取り息子が追い詰められてモラハラ的な言動に走ってしまう場面や、酷い言葉を浴びせてきたくせにめちゃくちゃ執着してきて普通に怖い場面など、ちょっと自分の経験と重なりすぎてトラウマを刺激される部分があり、だからこそ美咲を応援したい気持ちが高まっていく。
    ただ、和範と佳太の人間的魅力にさすがに差がありすぎてフェアじゃないというか、和範が物語のために悪者にされているような感じがあって

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    2025年09月26日
  • わたしの名店

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    ★3.5

    どれも名文で、読書の幅が広がりそうです。
    「この店行きたい!」と思った店は既に閉店されていて残念。

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    2025年09月19日
  • 満天のゴール

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    初読み、と思っていたのになぜか薄っすらとストーリーに覚えが、、、NHKでドラマ化されてました。桜井ゆきさんが主演だったことと柄本明さんが強烈だったことくらいしか記憶にないのですが、、、

    本作のテーマは、終末期医療に伴う死生観と、それを踏まえた生き方の発見だと思われますが、自分の感想は少しズレたものとなってしまいました。作者の藤岡陽子さんは現職の看護師でもあり、本作でも医療過疎地における訪問医療や終末期の在宅看護等医療にまつわる重要なエピソードが並んでいます。しかし、僕が反応したのは、比較的どうでもよい、主人公奈緒に離婚を迫る夫と愛人の挙動でした。

    なぜこの二人はこうまで堂々と自分たちの身勝

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    2025年09月02日
  • きのうのオレンジ

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    ネタバレ

    主人公が癌発覚初期と後期で心境が変化していく感じ、登場人物の主人公に対しての優しさ
    決して明るいストーリーではないのに、この温かくて愛でいっぱいの作品とても素敵でした…。

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    2025年08月25日
  • わたしの名店

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    店に、料理に、店主に、お客さんそれぞれの情とか思い出とかがある。良さを感じるポイントもそれぞれで店主の動きや店の空気感、その店にしかない癖など、そうゆうところ見るんだーといろんな視点を楽しめた
    素敵な店、料理、発見したこと、感心したこと、その時自分が置かれていた状況とか気分とか合わせて言語化することでより深く色褪せない思い出に残るように思う。そうやって少しでも言語化してみたい。

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    2025年08月22日
  • いつまでも白い羽根

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    藤岡陽子さんのデビュー作。人間模様を分かりやすく伝えてくれて、文体も読みやすいのはこの頃からさすがだと思う。
    迷いながらもひたむきにがむしゃらに進む、が藤岡作品の主人公たちに共通するキャラクターであり良さだと感じていて、その点は今回も同様だった。また、社会の不条理を織り込んで、ご都合主義にならないストーリー展開も好きだな。

    後の作品をいくつか読んだ身からすると、恋愛の進展を安易にストーリーに絡めない(あっても恋愛はサブのサブくらい)作品が多かった印象で、好ましく思っていたので、本作品は恋愛絡みの分量がやや多かった点が惜しかったかな。これは好みの問題かとは思う。

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    2025年08月17日
  • わたしの名店

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    著名人の心に残る数々のお店や、極上の一品の物語。どれも美味しそうで行ってみたいけれど、場所が伏せてあったり、行けそうにない場所だったりで、まぁたぶん行くことはないだろうけれども、やっぱり食べてみたい!そう思わせてくれる本だ。

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    2025年08月06日
  • 海とジイ

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    たまたま書店で目に入った本!
    海とジイ というタイトルからでもなんだか潮風の匂いや懐かしさを感じるような感情を抱いた。
    内容は違うが、似たような雰囲気の本でアンマーとぼくらという本を思い出した。
    海が舞台になっているとそれだけで読んでいてほのぼのした、癒される気分になるが、そこにジイが混じるとより一層その感情が強まる。

    私自身おじいちゃんおばあちゃんっ子で、二人とも数年前に亡くしており、今でもいろいろな教えを思い出す。
    特におじいちゃんは常に人生の教訓のようなことを口にしているのが印象的だった。

    もうすぐ出産を控えていることもあって、私も自分の子供や孫になにか残せるような、教えられること

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    2025年07月05日
  • おしょりん

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    大阪の隆祥館書店という本屋で前から読みたかったこの本があったので購入。オーナーさんが対応してくれて、「これ面白いですよ」って声かけてくれた。そんな交流も楽しい。
    題材はめがね創世記の福井の話。近代化に向かって走り出した人々がよかった。

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    2025年07月02日
  • きのうのオレンジ

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    主人公の遼賀は33歳。優しく誠実に生きてきた。突然受けたがんの宣告。そんな彼を支える家族、旧友、部下。支える人たちの気持ちや行動を通して、遼賀のこれまでの生き方が感じられた。オレンジ色の登山靴と夕陽。オレンジが生への活力を象徴しているように映った。

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    2025年06月24日
  • むかえびと

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    ネタバレ

    思っていたお話とは違った。患者さんとの話も勿論あるけど、病院の問題というか最後の事件の問題が印象に残り過ぎた。マジか…と。
    新しい医院で正解よ〜。

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    2025年06月05日
  • 空にピース

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    小学校教諭になって6年目の澤木ひかりの奮闘を描くお話。

    現代の子どものバックグラウンドには、貧困、虐待、など、多種多様な問題が隠れていることも少なくない。澤木先生は、そういった生徒たちの問題に真正面から対峙し、「なんとかしたい!」という熱い想いを持って直感で行動していく。そして子どもたちやその問題と向き合っていく。その姿勢には本当に感銘を受けた。

    でも、こうした複雑に絡み合う問題を解決していくには、先生たった1人の情熱だけではなく、他機関連携のもと、チームで解決していかないと、先生が潰れてしまう。子どもたちの未来はもちろんのこと、その子どもたちを支える、そこに関わる方々の未来も、明るいもの

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    2025年06月02日
  • メイド・イン京都

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    藤岡さんのお話は大好きで
    何冊か読ませていただいてますが
    今回は、また雰囲気が違う感じがしました。
    主人公の美咲が社会人になり心の奥に置いていた、美大で磨いたセンスを京都の西陣織りを見たのをきっかけに再燃。
    むくむくとクリエイター魂がふくらみ一歩一歩、いろいろな縁と運と、信用が道を少しづつ広げてくれるのにわくわくしました。

    反対に恋愛のほうは、お互いに余裕がなかったり、お互いの家族とそりが合わなかったり
    相手を信じることが出来なかったり、その時は些細なことでも、
    何度か、すれ違いや不信感で半年前には思いもよらなかった
    方向に進んでいく。

    夢ががあってもそれを捕まえることができる人はほんの一

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    2025年05月23日
  • わたしの名店

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    週刊誌かなにかの書評で知り、読んでみた。
    おもに作家を中心とした飲食店に関する数ページのコラム集だが、馴染みの店に通う方、逆に馴染みの店が苦手な方がいて、その点が非常に興味深かった。

    お店のチョイスの理由の伝え方の参考になるかもしれない。個人的には、メーヤウしか行ったことがなかった。

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    2025年05月09日
  • メイド・イン京都

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    ネタバレ

    仕事に対しては紆余曲折あれど一貫した考えのもと行動してて成長している姿は見習うべきだと思った。
    ただプライベート(特に恋愛)は本人の意思がブレブレでむず痒かった。結局そっちかい…陶芸家可哀想に…

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    2025年04月20日
  • 満天のゴール

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    涼介がいい子すぎて。
    こんなに優しいいい子に育てたのは、
    奈緒、あなたの功績です。
    どうか自信を失わないでほしい。

    起き上がりこぼしのように、
    転んでは立ってを繰り返した先には、
    きっと幸せが待っている。

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    2025年04月19日