藤岡陽子のレビュー一覧

  • 青のナースシューズ

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    男の看護師を目指す成道くんの4年間の話し。彼のバッググラウンドと家族に起きることが過酷で、読んでて辛くなる時ありますね。
    それなりに背景を背負ったキャラクターも出てくるので、掘り下げて丁寧に描くと単行本数冊と一クール以上のドラマになりそうです。
    タイトルはなんとなくオチが分かる感じでした。

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    2026年06月30日
  • 青のナースシューズ

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    感動する物語だったが、成道たちの母親に対するモヤモヤに読後の印象が偏ってしまった…

    母親は成道に、弟の世話や家事を当然のように任せ、成道の生活・人生まで平気で縛っているように見えてしまい、家族だからといって甘えすぎでは?と気になってしまった。

    たとえ義父母に素直に頼れなくても、せめて日頃から成道に感謝を伝えたり、個人として思いやることはできたはずだと思ってしまう…

    読後にこういったモヤモヤは残るが、表題の青のナースシューズにまつわる実習先の西田さんとのやり取りは感動的だった。

    同期の松原さんの芯の強い言葉は、私自身がそんな社会人になれていない分、余計に刺さってしまった。

    100ページ

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    2026年07月02日
  • 青のナースシューズ

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    ネタバレ

    9冊目の藤岡陽子さん。

    7年前に父が交通事故で亡くなり、働き詰めとなった母に代わり、家事や車椅子の弟・晴道の世話を担う成道。

    ヤングケアラーだった成道が、自分の夢である看護師になるため、やっと一歩踏み出すのですが、まだまだ女性社会の看護師業界でさまざまな問題にぶつかります。でも仲間や患者との関わりから、学び成長していく姿に、エールを贈りたくなると同時に、読んでいるこちらまで勇気づけられました。

    いやぁ〜成道が本当に優しくて努力家で素晴らしかったです。きっと素敵な看護師さんになるんだろうなぁ。ぜひ成道と彼の同級生たちのその後も読んでみたいです。

    ただ唯一、惜しむらくは…前作の『春の星を一

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    2026年06月23日
  • 春の星を一緒に

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    「緩和ケア病棟を舞台に」ってところが気になって読み始めたが、その話になかなか辿り着かず、中盤まで来てようやく舞台が移った。

    涼介、三上先生、じいちゃんと身近な男性陣がひたすらに良い人すぎて、家族ぐるみで触れ合っているうちに惹かれた…という流れなのでしょうが、奈緒がそこまで魅力的に映らず…

    というか、とにかく「緩和ケア病棟の話なんだ!読みたい!」から入ると、親族のいざこざ、受験の大変さ、恋愛…と求めていなかった要素が多すぎて、ちょっと違ったかなぁとなってしまった。

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    2026年06月16日
  • 波風

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    一つ一つの作品が面白いがどんどん読もうというよりは少し時間がかかりました。

    読みやすい方だと思います。
    オチがすこしよわめ、、??

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    2026年06月13日
  • 春の星を一緒に

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    前作に続いて、本作。やっぱり奈緒に共感できず。
    涼介の良さも、涼介の考えていることもわからんのかい!!とつっこまずにはいられない。
    クソ田にもイラっとしたけど、でも母親なら医学部を目指したい気持ちを持った涼介に対して、ふざけている、じゃなく信じてほしかった。ホントに涼介の強さに甘えすぎ。
    「母親がこれだけ頑張っているーだから息子も我慢するのが当然だと開き直っていた」
    はぁー。離婚にしても、寛之の仕打ちにしても、自分の意志とは関係なく不条理なことだらけかもしれないが、でも離婚を決断したのは自分。それを息子にも背負わせちゃダメでしょ。
    三上先生の穏やかな人柄がよかった。
    「月斗くん行方不明」のとき

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    2026年06月13日
  • 青のナースシューズ

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    『天を見上げている看護師は自分の仕事を卑下することは決してしない』この姿勢は他の仕事にも当てはまると思う。さすが現役ナースの藤岡さん。専門用語が出てきても押し付けがましくなく理解しやすくさすがです。
    ラストは想像した通りだけれど、ラストに辿り着くまでの経緯は全く想像と異なって濃い内容だった。

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    2026年05月29日
  • メイド・イン京都

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    結婚を機に京都に移り住んだ主人公が、諦めていた夢を洋服作りでもう一度叶えようと奮闘するお話。
    主人公が迷いながらも前に進んでいく姿は読んでて眩しく、才能がある人、人とは違う何かをもっていることはやっぱり強い武器でうらやましいなと思ってしまった。(フィクションだけど)
    ある人物が言う「誰もが好感を持つような人が嫌い、うさん臭くて」というのが、嫉妬であるのはもちろんなんだけど、自分もそう思ってしまう側の人間としてはリアルだなと感じてしまったり。
    恋模様にはうずうずしてしまう場面もいくつかあったけど、展開は早くあっという間に読み終わった。

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    2026年05月05日
  • 春の星を一緒に

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    ハッピーエンドでよかったけれど
    小説としてはもう一捻りあっても良かったかな
    唯一の悪役の兄とはあっさり縁を切れたし、
    苦労はあっても三上先生を常に意識している奈緒になんとなく余裕を感じて
    正直少しモヤっとする

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    2026年04月30日
  • 春の星を一緒に

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    高評価に惹かれ手に取りました。
    正直、ハードルが上がりすぎていたのかも。私はどうしても母親のキャラが好きになれずいまいち入り込めなかったです…
    父親のこと、息子のこと、緩和ケアの患者さんのこと、それぞれのエピソードはぐっときつつも、どうしても最後まで母親の言動にひっかかる気持ちが拭いきれず。

    読み終わってからレビューを読んで、前作があることを知りました。そちらを読むともっと理解が深まったのかなぁ…

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    2026年04月26日
  • 満天のゴール

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    過疎地医療とヒューマンドラマ。

    前半ムカムカ展開が続くからどうなるかと思ったけど、徐々に物語が展開されていき話に入っていけました。

    人生をどう終えるか、というホスピス的な医療が主軸で、登場するおじいちゃんがなかなかに素敵。『ゴール』の場面ではウルッとしました。

    長い小説ではないので少しあっさりしていたかな。主人公自身の成長(ふっきれてはいたけど)がもう少し見たかったかも。
    子供時代を引きずる大人が多い中で、涼介の自立ぶりが凄かった笑

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    2026年04月09日
  • 満天のゴール

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    展開は割と読めてしまって、ストーリーとしてはまあまあというところ。

    過疎地域の医療、とても興味深かった。山間部での往診はかなり負担だが、生まれた場所で最期を過ごす。これはその地域に長らく住んだ人は、誰でも思うんだろうな。

    いずれ近所のコミュニケーションも減り、血の繋がる家族とも疎遠になり、独居になる老人。その人を救えるのは、地域医療に携わる人だけ。
    過疎地域の医療を叶えるのは、なかなか難しい。
    満天のゴールは満点のゴールでもあるのかもしれない。


    ところで、、、主人公の離婚の話はどこへ……

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    2026年03月29日
  • 金の角持つ子どもたち

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    実は。身内に今年中学受験して合格した子がいるので、とても身近に感じた。

    中学受験に挑む少年の奮闘と家族の献身。その熱量に引き込まれる一方で、拭いきれない違和感があった。
    特に、塾講師・加地の弟の描かれ方。
    「親が無理に勉強を強いてこなかったことが、本人の不利益に直結した」と断じる構造は、あまりに短絡的ではないかな?

    勉強に励む姿を美徳とする一方で、そこから外れた人間の背景や葛藤が、あまりに簡略化されている。本人の資質や家庭環境、学校での疎外感など、本来は多層的なはずの理由を「放置したから」という一点に集約するのは、いささか強引に感じる。

    人は挑むことで自分を変えられる。それは一つの真理だ

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    2026年03月21日
  • 手のひらの音符

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    家庭環境から生活も将来も狭められる現実は、我慢を強いられ子供らしさを失うように見えるが、そんな子供同士の関わりからは伸び伸びとする子供らしさを感じた。

    次々に起こる不幸は「大貧民」に例えられ、手持ちのカードの弱さ、立ち行かなさを更に想像させた。

    最終的にはそれぞれの絆が再び結ばれて行く良い話だったけど、それぞれのエピソードは重く切ない。

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    2026年03月15日
  • わたしの名店

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    読んでいる度に食べたいなっと思いました☺️♡
    ひとつひとつの作品を読んでその後にごはんの絵が書いてあって、もっと食べたくなりました!
    読み応えがあってとても面白かったです!

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    2026年03月11日
  • わたしの名店

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    出先でちょっと読み物が欲しくて電子書籍で読みました。行ってみたいお店を探ししたいわけじゃなくて、美味しいものとそれにまつわるお話を読みたくて。
    藤岡陽子さんのコラム、胸がきゅーっとなったな。
    読んでみたいな、小説。
    美味しい思い出って素敵だな!

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    2026年02月17日
  • 金の角持つ子どもたち

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    ネタバレ

    藤岡陽子さんの作品3作目

    中学受験をしようと決意した、俊介のお話(この一文追記:中学受験版ドラゴン桜って感じかも)

    私自身は部活に熱中して、勉強ほっぽらかしてということのほうが信じられないので(スポーツ選手になれるほどならいいけれど、趣味程度なら学生時代も趣味程度で、勉強に重きを置くべきものと思ってる)、お父さんの反応が今ひとつ解せなかったけれど

    藤岡陽子作品には根本的な悪い人は出てこない
    お父さんも協力してくれるようになった(義母さんは言いたいことを言い散らかして、一回こっきりの登場で終わった)

    1年足らずの塾通いで、最高に難しいと言われる中学に入れるなんて、正直無理だろうと思う…

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    2026年02月16日
  • 満天のゴール

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    ネタバレ

    「春の星を一緒に」を読み終え
    えっ? 続編なの??と思い急いで購入しました。

    寛之と響子の絡みは、読みづらかったけど。
    奈緒さんの葛藤や苦しさはよくわかる流れだと思います。

    「親ってね、自分がもてなかったものを子供に持たせたがるもの」
    「誰にも救ってもらえないなら、あなたが救う人になればいい 救われないなら救いなさい」

    とても素敵な言葉を書く、作家さんだと思いました。
    読めてよかったと思います。

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    2026年02月06日
  • 手のひらの音符

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    小さい頃の話とかちょっと自分と重なる部分もあったりして
    なかなか痛いというか苦しいというか
    だけどところどころ優しくて最後は今読めてよかったなと思った。

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    2026年01月26日
  • わたしの名店

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    様々な著者一押しの名店紹介。
    居酒屋からカフェまで幅広く、
    食には皆さんこだわりを持っているもんなんだなぁ、と思いました。

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    2026年01月18日