藤岡陽子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
感動する物語だったが、成道たちの母親に対するモヤモヤに読後の印象が偏ってしまった…
母親は成道に、弟の世話や家事を当然のように任せ、成道の生活・人生まで平気で縛っているように見えてしまい、家族だからといって甘えすぎでは?と気になってしまった。
たとえ義父母に素直に頼れなくても、せめて日頃から成道に感謝を伝えたり、個人として思いやることはできたはずだと思ってしまう…
読後にこういったモヤモヤは残るが、表題の青のナースシューズにまつわる実習先の西田さんとのやり取りは感動的だった。
同期の松原さんの芯の強い言葉は、私自身がそんな社会人になれていない分、余計に刺さってしまった。
100ページ -
Posted by ブクログ
ネタバレ9冊目の藤岡陽子さん。
7年前に父が交通事故で亡くなり、働き詰めとなった母に代わり、家事や車椅子の弟・晴道の世話を担う成道。
ヤングケアラーだった成道が、自分の夢である看護師になるため、やっと一歩踏み出すのですが、まだまだ女性社会の看護師業界でさまざまな問題にぶつかります。でも仲間や患者との関わりから、学び成長していく姿に、エールを贈りたくなると同時に、読んでいるこちらまで勇気づけられました。
いやぁ〜成道が本当に優しくて努力家で素晴らしかったです。きっと素敵な看護師さんになるんだろうなぁ。ぜひ成道と彼の同級生たちのその後も読んでみたいです。
ただ唯一、惜しむらくは…前作の『春の星を一 -
Posted by ブクログ
前作に続いて、本作。やっぱり奈緒に共感できず。
涼介の良さも、涼介の考えていることもわからんのかい!!とつっこまずにはいられない。
クソ田にもイラっとしたけど、でも母親なら医学部を目指したい気持ちを持った涼介に対して、ふざけている、じゃなく信じてほしかった。ホントに涼介の強さに甘えすぎ。
「母親がこれだけ頑張っているーだから息子も我慢するのが当然だと開き直っていた」
はぁー。離婚にしても、寛之の仕打ちにしても、自分の意志とは関係なく不条理なことだらけかもしれないが、でも離婚を決断したのは自分。それを息子にも背負わせちゃダメでしょ。
三上先生の穏やかな人柄がよかった。
「月斗くん行方不明」のとき -
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実は。身内に今年中学受験して合格した子がいるので、とても身近に感じた。
中学受験に挑む少年の奮闘と家族の献身。その熱量に引き込まれる一方で、拭いきれない違和感があった。
特に、塾講師・加地の弟の描かれ方。
「親が無理に勉強を強いてこなかったことが、本人の不利益に直結した」と断じる構造は、あまりに短絡的ではないかな?
勉強に励む姿を美徳とする一方で、そこから外れた人間の背景や葛藤が、あまりに簡略化されている。本人の資質や家庭環境、学校での疎外感など、本来は多層的なはずの理由を「放置したから」という一点に集約するのは、いささか強引に感じる。
人は挑むことで自分を変えられる。それは一つの真理だ -
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ネタバレ藤岡陽子さんの作品3作目
中学受験をしようと決意した、俊介のお話(この一文追記:中学受験版ドラゴン桜って感じかも)
私自身は部活に熱中して、勉強ほっぽらかしてということのほうが信じられないので(スポーツ選手になれるほどならいいけれど、趣味程度なら学生時代も趣味程度で、勉強に重きを置くべきものと思ってる)、お父さんの反応が今ひとつ解せなかったけれど
藤岡陽子作品には根本的な悪い人は出てこない
お父さんも協力してくれるようになった(義母さんは言いたいことを言い散らかして、一回こっきりの登場で終わった)
1年足らずの塾通いで、最高に難しいと言われる中学に入れるなんて、正直無理だろうと思う…
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