藤岡陽子のレビュー一覧

  • 手のひらの音符

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    まだバブル前の昭和の時代。貧乏やその他の問題や、色々と生きづらい中で子供達は多くを望むことを諦めて行く。
    でもそんな中、手を差し伸べてくれる大人や友人、大切な人。人間は如何に人に助けられて生きているかを思い出させてくれる。
    遠く離れてしまっていても、本当に大切な人は何処かで繋がってるんやなぁ。

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    2025年04月26日
  • きのうのオレンジ

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    決して特別ではない、側から見ればありふれた普通の人生を送る人が最期を迎えるまでの間の人とのやりとりや、自分と向き合う様子に心をぎゅっと掴まれるような気持ちになった。優しさとか失う悲しさとか一言では表せられない感情が湧き上がる。

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    2025年04月25日
  • 空にピース

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    いわゆる《親ガチャ》で、どちらかと言えば残念なほうに当たってしまった子どもの担任になった若い小学校教師が主人公。

    今思うと、自分が小学生の時のクラスメイトだったあの子、もしかしてそうだったのかな(都内23区在住)というケースも

    時代が令和になると、そういう環境の家庭も聞かなくなったな、いたとしても珍しいのでは、と思っていたが…。

    《環境から生じる格差》
    子どもにはなんの責任もない。

    真冬の屋外、もこもこのダウンジャケットの子とお下がり何代目なの?の古いコートの子じゃ寒さの体感は違う。


    でも、子どもはみんな親が大好きだ。
    クソみたいな毒親でも子どもは親を庇うし親から好かれたい。

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    2025年04月20日
  • きのうのオレンジ

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    私が闘病生活したら支えてくれる人ってどれだけいるのかな。
    家族はいるとしても、遠くからお見舞いに来てくれる友人なんていないだろうな。

    登場人物がみんないい人で。

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    2025年04月17日
  • メイド・イン京都

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    恋する気持ち、仕事を頑張りたい気持ち、好きなことを突きつめる気持ち、大切な人を大事に想う気持ち、

    主人公のように、どんなことがあっても好きを諦めたくないなと思った
    自分1人で頑張れないときは周りを頼って、
    そして私も周りの力になれる人になりたい

    表現もきれいで、主人公の心がきれいで、読んでいて心地よかったです♩

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    2025年04月15日
  • 海とジイ

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    瀬戸内の島に行ってみたくなった。
    現在、生きづらい時代だと思っていたが、いつの時代も生きるということは大変で、そこから逃げるのではなく生きあがく、その時周りを見渡せば一人ではなく味方がいる事を知った

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    2025年03月30日
  • おしょりん

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    面白かった。めがね作りの話はもちろん面白く感動的なんですが、兄弟の話、夫婦の話、師弟関係や教育についても触れられていて、本当に素晴らしかったです。
    「おしょりん」最後にタイトルの意味が分かりました。そこもまた感動でした!
    今の自分と通ずるところもあり、また頑張ろう、踏ん張ろうと思えました。やっぱり藤岡陽子さんの作品は大好きです。

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    2025年03月28日
  • 手のひらの音符

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    初読みの作家さん。

     アパレル業に勤める水樹の会社が、突然服飾関係の撤退に。
     水樹がアパレル界へ進むきっかけとなった高校時代の回想シーンと共に物語が展開していく。
     家庭の問題で思うようにいかない時に支えてくれた遠子先生。
     友人やその兄弟との温かくも切ない関係。

     今や日本の製品は海外工場での格安な製品に取って代わられ、コストのかかる国産の商品が消えつつあるご時世。
     でも私たちが「日本は負け」の意識を持ってしまうと、後世にもそのバトンを引き継いでしまう事になる。

     遠子先生の遺した「自分の本当の気持ちを大切にすること」を、私も忘れずにいなくてはと感じた。

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    2025年03月23日
  • 満天のゴール

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    医療過疎地、医療格差、在宅医療、終末期医療、医療従事者不足。ヤングケアラー。
    おまけに、過疎地の病院や交通のインフラ不足。まさに現実だ。
    都会に住む人では想像できないことがある。
    まさにバスや電車が1時間に1本あるかないかなんて当たり前。タクシーなんて拾えば1万飛んでく。運転ができなくなればまず病院にはいかない。
    そして質のよい医療なんて受けることはできない。
    何回も言う。この小説は現実。私の回りにありすぎて、読み進むうちに辛くなってきたと同時に読まなきゃ、いっぱいの人に読んでほしいと思った。
    それでも、その地に生まれその地に生きている人は運命を受け入れながらゴールに向かう。
    この物語に出てく

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    2025年03月11日
  • 手のひらの音符

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    家族と夢中になれるものがテーマの一冊。なんか朝ドラみたいだった。
    過去を丁寧に振り返りながら、ヒロインが奮闘していく、幼なじみや家族も一緒に頑張る部分が共通しているのかも。

    私も水樹みたいに人生をかけて夢中になれるものがほしい。そう強く思った。

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    2025年03月11日
  • むかえびと

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    少しずつ読み進めている藤岡陽子さん

    こちらは助産師さんの物語と聞いて手に取りました




    これは自分が悪いんですが、勝手にドラマのコウノトリのような作品をイメージしてしまっていましたが全然違いました。笑





    とりあえず病院がひどい_(┐「ε:)_


    院長は仕事ができず、急患などのときの判断も的外れ。緊急の連絡をしても全然繋がらない。
    師長はお産がとれない。気分のムラが激しく、気分が悪いと部屋にこもってしまう。

    他の医師や看護師はいい人ではあるが、常に助産師も医者も足りなくて、夜勤からそのまま日勤をすることに、、、など
    読んでいてヒリヒリしてくる話でした、、、


    自分だったら絶対

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    2025年03月01日
  • 晴れたらいいね

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    現代のナースが戦時中のマニラの従軍看護婦にタイムスリップする物語。
    戦争を知らない主人公がいきなり戦場に投げ出され、「お国のため」と兵士たちが戦っているのを複雑な気持ちで看護を施すのが、理不尽で歯がゆいだろうなと思う。

    戦争の意味と、命の大切さを戦時中の仲間にも語るが、当時の戦場で理解するのは難しかっただろう。

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    2025年02月15日
  • 晴れたらいいね

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    この本を読んで、初めて戦争末期のフィリピンの惨状や従軍看護婦のことを知りました。想像を絶する看護婦達の任務の過酷さにもかかわらず、助けたいという気持ち一心で命と向き合う姿が凄い。婦長が言った「目の前の全ての傷病者を救護するように教えられている。性別も年齢も国籍も関係ないのです」世界の人が助け合える戦争のない世の中になってほしい。

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    2025年02月13日
  • 手のひらの音符

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    人生って色々
    水樹、信也、憲吾 それぞれが生きてきた人生を知るにつれて、その人が抱えているものはわからないのもだなと気づかせてくれた
    著者の作品は、物語りに引き込まれて一気に読んでいた

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    2025年02月11日
  • この世界で君に逢いたい

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    与那国島の自然を介して、繰り広げられる自分探しの物語。必ずしもハッピーエンドではなく、現実を直視して、困難を乗り越えるヒントと勇気を与えてくれる、藤岡さんワールドの典型。じわじわと泣けてくる。

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    2025年02月08日
  • 空にピース

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    かなり重苦しかった。
    理想に燃える若い女性教師が、疲労でうつろな瞳になっていく姿が目に浮かぶ。唯一心を開いていた養護教諭の前でも自ら心を閉じてしまう。
    ネグレクトや昼夜逆転で不登校に陥る子、日本語をうまく話せない外国籍の子、給食費を滞納せざるを得ない子。そんな子たちに寄り添って擦り切れていく先生。
    最後はかすかな光が見え、報われたように見えるけど、きっと彼女は疲弊している。そしてそれが蓄積され、ボディーブローのようにひびいていく。
    理想に燃える一人の教師の存在が周りの教師に刺激を与え、活気づくことはあるだろう。
    でも、今の教育現場の抱える問題はチームで対応し、他の教育機関と連携しないと解決の糸

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    2025年02月05日
  • 海とジイ

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    「海神 わだつみ」が良かった。
    やっぱり子どもが頑張る姿って泣ける。

    3章からなる短編集で1章目だけ別の話?と思ってよく見たら、「海神 わだつみ」の家族の苗字、真鍋さんじゃないですか。全章ちゃんと繋がってたのね。

    「妻子のことを慮る必要のない気楽さ、かな。だが気楽さは、空虚に繋がっていくのだということをこの年齢になって初めて知ったよ」
    離婚して気楽になったけど、やっぱり最期に一人は虚しいと。
    「人生は短いぞ、澪二。今日一日を限界まで生きろ」
    長く生きてきたジイ様たちの金言、響くなー。

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    2025年02月02日
  • むかえびと

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    産院で働く助産師を主人公にしたお話しですが、コウノトリみたいな感じではないです。
    読み始めるまでは、大変な出産を乗り越えていく王道的感動ストーリーだとばかり思っていただけに、サスペンス的展開に驚いたけど面白かった。
    巣鴨師長はむかつくし、人数少なくて勤務態勢ブラックすぎるし、院長はおかしいし、俊高は怪しすぎるしで、、
    ありがとう佐野先生!!に落ち着きました。

    実写になったら面白そう!!

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    2025年01月26日
  • 手のひらの音符

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    やさしくて、つよいひとが出てくる小説。
    要領よくいきたくなる毎日やけど、そうじゃなくて心の清潔さというか人の本質に目を向けて生きていきたいなと思える話だった。

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    2025年01月11日
  • 満天のゴール

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    地域過疎医療、在宅週末医療、アダルトチルドレン、などなど深いテーマ三昧。息子の涼介がいい味出してる。

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    2025年01月04日