藤岡陽子のレビュー一覧

  • 海とジイ

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    ネタバレ

    海神ーわだつみ
    真鍋千佳

    真鍋優生
    千佳の息子。小学四年生。不登校児。三年生の体育の授業でお漏らしをした。

    真鍋毅
    千佳の夫。小学生の時から大学を卒業するまで少林寺拳法ひと筋。

    茉由
    千佳の娘。幼稚園児。

    百合子
    毅の伯母。

    真鍋清次
    毅の祖父。瀬戸内海の塩飽諸島に住む。


    夕凪ーゆうなぎ
    月島英雄
    診療所の医者。

    水鳥
    医療事務。三十代前半。実家に住む。

    志木
    看護師。四十八歳。

    石上
    診療所に毛生え薬の処方をもらいにくる。

    篠沢巻
    月島の元妻。

    博一
    月島の息子。

    松岡
    月に一度狭心症の薬を取りに訪れる。

    小池誠一
    志木がかつて一緒に暮らしていた。

    三田
    個人タ

    0
    2024年10月14日
  • わたしの名店

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    稲垣えみ子さんお目当てで読みました。
    他の方々のエッセイも大変面白く、思わぬ収穫でした。
    ここに出てきた店の鍋焼きうどん、メーヤウ、ピネライス…食べてみたい。

    0
    2024年09月22日
  • 晴れたらいいね

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    戦争末期のフィリピンの状況や、従軍看護婦について全く知らなかったが、感情移入し、何度も泣いてしまった。
    現代から見ると戦争というものでは命が軽く扱われすぎるが、主人公はそこにきちんと立ち向かっていく強さがあり、清々しさもあった。
    タイムスリップという設定も最初はちょっと無理やりでは、、とか思ってしまったが、だんだん全く気にならなくなっていった。
    さらっと読めてしまったが、改めて、戦争とは、戦争の最中に生きるとはどんなことかを考えさせられた。

    0
    2024年09月10日
  • 空にピース

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    藤岡さんの教育系。突然6年の担任を持たされた26才ひかり先生が、おそらくその小さな体で不登校とか虐待といった課題に全力で立ち向う。今どきの若い先生でも、ここまで頑張る人がいるんだな、と感動しました。

    0
    2024年08月31日
  • 空にピース

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    教師になって5年。
    赴任した小学校で、ひかりが担当したのは6年生のクラスだった。
    クラスにはベトナム籍で、日本語がちゃんと読めない男子や、授業中に教室を出ていく男子。そして不登校気味で給食だけを食べにくる男子もいて・・・
    前向きな性格と行動力でひとりひとりの児童に向き合おうとする。
    保護者に会うために家庭訪問を繰り返し、食べることに不自由している子にはインスタントラーメンの作り方を教えたりもする。
    貧困と虐待、そして性暴力。

    いま、この日本で貧困児童が7人にひとりいるという現実。
    その現実を目の前にして言葉がない。

    0
    2024年08月02日
  • 空にピース

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    最初から最後まで心を揺さぶられまくりでした。

    教え子に対する担任教師である主人公の無条件の愛情に何度涙したことか…。
    世の中には赤の他人の大人が手を差し伸べなけらばいけない子どもがたくさんいる。
    こんな豊か国である日本にも、飢えに苦しむ子はたくさんいるのは事実。

    世の中すべての子どもたちが幸せになりますように。主人公の教師は何度も祈る。
    本当にそのとおりである。
    どんな子どもにも罪はない。
    すべて大人の責任である。

    悲しい現実と心温まる教師の愛情が激しく入り混じる物語である。
    読んでよかった。

    0
    2024年07月31日
  • いつまでも白い羽根

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    内容すごく覚えてる。2回くらい読んだ。
    ひとりひとり人間模様が描かれていてよかった。
    自分も看護を学んで看護師になって、重なるものがある。

    0
    2024年07月31日
  • メイド・イン京都

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    おもしろかった。
    「リラの花咲くけものみち」の主人公が学生に対し、こちらは結婚を控えた大人の女性。
    どちらの作品も悩み、葛藤しながら自分の生き方を模索する主人公を応援したくなります。

    美大を卒業しインテリア会社に勤める美咲と銀行マンの和範。家業の跡継ぎとして帰郷する彼とともに、会社を辞めて彼の実家で同居することになります。

    京都独特の文化、婚約者家族の威圧的な態度、これまで知らなかった婚約者の意外な一面を知っていく美咲。
    日常の些事にも神経をすり減らし、疎外感、孤独感を増していく毎日。
    これは辛い、先が思いやられる…。

    そんな苦しさの中、美咲が少しずつ作る楽しさを思い出して、作業に没頭す

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    2024年07月26日
  • おしょりん

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    藤岡作品としては今回作風の色合いが他と違っている感がしましたし、描かれた時代が明治なので文化や価値観に戸惑いながら読み始めました。
    が、やはり稀代のストーリーテーラー。
    いつの間にか物語に引き摺り込まれてしまいました。
    どの作品も共通して言えますが、藤岡作品はこの引き込まれる感覚がとても心地良いのです。

    随所に伏線が散りばめられていてどれを深掘りしても一つ一つのエピソードが面白くワクワクさせてくれますが、物語が果てしなく長くなってしまうのでページ数の関係で収束させた感も否めません。
    そういう意味でも2時間程度の映画ではなくて朝ドラの原作になり得た作品だったとおもいます。

    0
    2024年07月23日
  • 空にピース

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    主人公の「澤木ひかり」は教員生活5年目で、新たに水枝小学校へ赴任することになった。
    前に勤めていた小学校の先輩教諭から「水枝小学校は大変だよ」と言われていたが、何が大変なのか具体的には教えて貰えなかった。
    これまでは低学年、中学年の担任になった経験は4年間あるのだが、水枝小学校では6年生の担任を任される。
    そして先輩が言っていた大変さに直面することになるのだが、孤軍奮闘の様相で、子供たちは勿論、親や上司たる校長・副校長とも対峙することになる。
    『 空にピース 』は小学校の教育現場を舞台にして綴られているが、今の日本が抱えている社会問題ここに集積しているように思えた。
    学校への不登校、度を越した

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    2024年07月08日
  • メイド・イン京都

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    婚約を機に京都に移り住むことになった美咲、婚約者とのすれ違いもあり美大時代の才能を生かして新たに人生を歩み始めるというサクセスストーリー。京都の独特な文化があってこその話しの展開でとても面白かった。

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    2024年07月01日
  • 空にピース

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    藤岡先生は読後何時もほんわか気分にさせてくれる
    「空にピース」どうしてこの題名?と思ったけれど結末で納得した
    学校の先生の存在って大きいですよね、それも小、中学生の時の先生は、子供ってどれだけ自分に真剣に向き合ってくれているかと言う事に、とても敏感ですよね、澤木先生に出会えた子供達は幸せだなぁ
    運命変わったと言っても過言ではないと思う
    「不幸は明るい場所を嫌う」と言っていつも明るい笑顔を心がけていた女の子の言葉も心に沁みた

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    2024年06月30日
  • ホイッスル

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    最初は重くて気が滅入る…と思っていたが徐々に好転。心に残るセリフもあった。
    自分の人生のダイジェストを辿った時に、必ずその場にいる人間が家族。確かにそうだと思ったしそうでありたい。そう思うと少し優しい気持ちになれる気がする。



    以下は沁みた部分の引用。

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    「家族になった人間とは、いろんな局面を共有できる凄さがあるぞ。人生においてこれ以上嬉しいことないっていう局面 とか、これ以上ないっていう悲しい局面とか。自分の人生のダイジェストを辿った時に、必ずその場にいる人間ってのは貴重だぞ」
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    2024年06月20日
  • この世界で君に逢いたい

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    ネタバレ

    前世と現世の話。
    私は目に見えないものも信じるので、好きな話でした。
    大切な存在は大切に。
    好きな人には好きと伝えて、なるべく後悔のないようにしておきたいものですね。

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    2024年06月12日
  • 晴れたらいいね

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     日本赤十字社から戦地に派遣された従軍看護婦も、戦争末期のフィリピンの惨状も知らなかった私だったが、本書を読むに当たって、あまり影響がないと思われたのは(勿論、これを読んで興味を持つことはあると思うが)、本書で教えてくれる大切なことは、また別のところにあったからだと感じられたからである。

     平成生まれの看護師、「高橋紗穂」が夜勤中に見舞われた地震によって意識が遠退き、気が付いたら、1944年のマニラの地で倒れており、彼女の意識は紗穂のままであったが、その身体は、つい先程まで看護していた「雪野サエ」のものであり、当初紗穂は、何故こんなことになってしまったのかと悲嘆し、早く元の世界に還りたいこと

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    2024年05月18日
  • この世界で君に逢いたい

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    今まで読んできた一連の藤岡作品とは趣きが異なる作品でした。
    こういう物語も描けるんだという著者の新しい可能性を垣間見た感じです。
    作風が今までと異なるとはいえ、物語の中に引き込む展開や文章力は相変わらず非凡な限りで著者の懐の深さを改めて感じさせられました。
    後半残り50ページ、それまで抑えてたものが物凄いスピードでペットを飼ってる私の涙腺を一閃突きしてきました。
    さすがです。

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    2024年04月27日
  • むかえびと

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    おくり人は、有名ですが、「むかえびと」は、新鮮な言葉でした。その名の通りの仕事なのですが、実は、迎えるのも送るのも人にとって大きなイベントなのです。

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    2024年04月19日
  • トライアウト

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    人が頑張れる理由は、ゴールという終わりがあるから。この言葉が響きました。
    ゴールを目指して頑張りたい、ゴールを気持ちよく終われるように生きていきたいと、思ました。

    人の死というゴールまで、いくつも小さな目標とゴールを作ってたくさん自分の納得のいくゴールを作り続けたいな、

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    2024年03月31日
  • ホイッスル

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    ずっと信じていた人からの裏切りと、その原因になった女性の考え方が人として全く共感できなくてモヤモヤしてばかりだった。でも、どんな悲しみや絶望の中にいても、そばで支えててくれる大切な人がいれば必ず前を向くことができると教えられた。納得することはできなくても現実を受け止めて誠実に生きていくことは、辛くて難しいことだけど、人を強く魅力的に成長させることができるんだと思った。

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    2024年03月08日
  • むかえびと

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    誰もが何かを背負ってる。医師、看護師、助産師、ワケあり妊婦、さまざまな人達が命の現場となる産婦人科病院で絡み合う。
    柔らかい文章で登場人物の数だけ伏線を優しく張り巡らしていく手法は見事。
    巻末の解説に記載されてますが、現役の看護師目線での小説は珍しいそうです。優しい看護師の如く藤岡作品はどれも冒頭から手をとって作品の世界に導いてくれます。

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    2024年02月27日