藤岡陽子のレビュー一覧

  • 空にピース

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    藤岡先生は読後何時もほんわか気分にさせてくれる
    「空にピース」どうしてこの題名?と思ったけれど結末で納得した
    学校の先生の存在って大きいですよね、それも小、中学生の時の先生は、子供ってどれだけ自分に真剣に向き合ってくれているかと言う事に、とても敏感ですよね、澤木先生に出会えた子供達は幸せだなぁ
    運命変わったと言っても過言ではないと思う
    「不幸は明るい場所を嫌う」と言っていつも明るい笑顔を心がけていた女の子の言葉も心に沁みた

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    2024年06月30日
  • ホイッスル

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    最初は重くて気が滅入る…と思っていたが徐々に好転。心に残るセリフもあった。
    自分の人生のダイジェストを辿った時に、必ずその場にいる人間が家族。確かにそうだと思ったしそうでありたい。そう思うと少し優しい気持ちになれる気がする。



    以下は沁みた部分の引用。

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    「家族になった人間とは、いろんな局面を共有できる凄さがあるぞ。人生においてこれ以上嬉しいことないっていう局面 とか、これ以上ないっていう悲しい局面とか。自分の人生のダイジェストを辿った時に、必ずその場にいる人間ってのは貴重だぞ」
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    2024年06月20日
  • この世界で君に逢いたい

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    ネタバレ

    前世と現世の話。
    私は目に見えないものも信じるので、好きな話でした。
    大切な存在は大切に。
    好きな人には好きと伝えて、なるべく後悔のないようにしておきたいものですね。

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    2024年06月12日
  • リラの花咲くけものみち

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    ネタバレ

    獣医を目指す聡里の成長とともに読むのが楽しくなっていく。祖母のチドリみたいな人が身近にいて前向きに生きていると、自分も救われるんだろうな。前向きな言葉を口に出して誰かに伝えることってすごく大事だ。

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    2025年10月18日
  • 手のひらの音符

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    とても爽やかな感じのするお話しでした。
    子供時分の辛い思い出と現在が上手く繋がっていて、この後どう展開するのかと物語に引き込まれました。

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    2024年06月04日
  • 晴れたらいいね

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     日本赤十字社から戦地に派遣された従軍看護婦も、戦争末期のフィリピンの惨状も知らなかった私だったが、本書を読むに当たって、あまり影響がないと思われたのは(勿論、これを読んで興味を持つことはあると思うが)、本書で教えてくれる大切なことは、また別のところにあったからだと感じられたからである。

     平成生まれの看護師、「高橋紗穂」が夜勤中に見舞われた地震によって意識が遠退き、気が付いたら、1944年のマニラの地で倒れており、彼女の意識は紗穂のままであったが、その身体は、つい先程まで看護していた「雪野サエ」のものであり、当初紗穂は、何故こんなことになってしまったのかと悲嘆し、早く元の世界に還りたいこと

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    2024年05月18日
  • この世界で君に逢いたい

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    今まで読んできた一連の藤岡作品とは趣きが異なる作品でした。
    こういう物語も描けるんだという著者の新しい可能性を垣間見た感じです。
    作風が今までと異なるとはいえ、物語の中に引き込む展開や文章力は相変わらず非凡な限りで著者の懐の深さを改めて感じさせられました。
    後半残り50ページ、それまで抑えてたものが物凄いスピードでペットを飼ってる私の涙腺を一閃突きしてきました。
    さすがです。

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    2024年04月27日
  • むかえびと

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    おくり人は、有名ですが、「むかえびと」は、新鮮な言葉でした。その名の通りの仕事なのですが、実は、迎えるのも送るのも人にとって大きなイベントなのです。

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    2024年04月19日
  • トライアウト

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    人が頑張れる理由は、ゴールという終わりがあるから。この言葉が響きました。
    ゴールを目指して頑張りたい、ゴールを気持ちよく終われるように生きていきたいと、思ました。

    人の死というゴールまで、いくつも小さな目標とゴールを作ってたくさん自分の納得のいくゴールを作り続けたいな、

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    2024年03月31日
  • ホイッスル

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    ずっと信じていた人からの裏切りと、その原因になった女性の考え方が人として全く共感できなくてモヤモヤしてばかりだった。でも、どんな悲しみや絶望の中にいても、そばで支えててくれる大切な人がいれば必ず前を向くことができると教えられた。納得することはできなくても現実を受け止めて誠実に生きていくことは、辛くて難しいことだけど、人を強く魅力的に成長させることができるんだと思った。

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    2024年03月08日
  • むかえびと

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    誰もが何かを背負ってる。医師、看護師、助産師、ワケあり妊婦、さまざまな人達が命の現場となる産婦人科病院で絡み合う。
    柔らかい文章で登場人物の数だけ伏線を優しく張り巡らしていく手法は見事。
    巻末の解説に記載されてますが、現役の看護師目線での小説は珍しいそうです。優しい看護師の如く藤岡作品はどれも冒頭から手をとって作品の世界に導いてくれます。

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    2024年02月27日
  • おしょりん

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    映画を見逃したので、原作を読んだ。
    すごく面白かった。藤岡さんの本は、リラの花咲く獣道で初めて読み、すごく読みやすかったので、こちらも読みました。地に根差したモノとして、リラと共通します。
    メガネなんて見たことない、視力という概念すら知らなかった時代の話。麻生津は現在でも超がつく田舎。そこで、こんな変なもの顔につけるか!と誰もが眉を顰める中、メガネ産業を興そうと奔走する兄弟の話。甘酸っぱい恋バナも含む!

    実は、ワタクシ、福井在住。関東出身の私にとって福井は位置すら曖昧でしたが、「都会から来た」私(福井の人は訛りがないだけで都会の人扱いしてくれます)に福井の人は優しく、当時は何言ってるか7割ほ

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    2024年02月18日
  • ホイッスル

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    夫の裏切りと一家の崩壊から蘇生する物語。

    ある日、警察から父親らしき男性が亡くなっているので身元確認をして欲しいと一人娘に連絡がきます。
    その男性は数年前に突然、長年住み慣れた土地家屋を家族に黙って売却して出奔した父親だった。と、なかなかショッキングな出だしとして物語は始まります。
    その父親を誑かす看護師がなかなかのクズキャラで、しかもその取り巻きもかなりのクズ。作品はそれらクズの独壇場で、これでもか!と、読み手の感情を逆撫でしてくれます。
    シルバー世代の誰しもが陥りそうな男性の愚かさがリアルに描かれていて、著者のキャリアが絶妙なバランスで程よく作品に反映されていると感じますし、著者の懐の大

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    2024年02月11日
  • いつまでも白い羽根

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    似た環境の人たちに囲まれていた高校生までとは違い
    年齢も生き方も様々な人がいる看護学校で
    成長していく主人公

    人生のどの時点でどのような人と出会うかはその時にならないと分からないけれど
    無駄な出会いはないと信じて
    出会いを大切にしていきたいと思わせてくれた話だった

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    2024年02月03日
  • トライアウト

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    終わりがあるから全力で生きられる。でも、終わりを決めるのは自分自身。生きることはなんで厳しい戦いなのかと。
    可能性を信じてあげること、そのための努力をできること。叶うならば、自分の大切な人達にその努力を認めてもらうこと。

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    2024年01月24日
  • トライアウト

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    「読んで良かった。」と、まずは一言。
    プロのスポーツが関係する物語で、その中でもプロ野球となると実在する球団名が使えないからか、架空の球団名で俄然非現実的になってしまうのが難点。
    しかしながらそれに関しては読み手を物語の世界に引き込む著者の手腕はかなりのものです。主人公をとりまく登場人物も丁寧に描かれていて、とりわけ主人公の息子の孝太くんのエピソードがとても素晴らしいし、そこまで持っていく伏線が見事でかなり感情移入してしまいました。
    シングルマザーの行末は?物語の落とし所は??と、考えながら読みましたが、最初から想定されてた結末ではない気がします。描きながら物語の時間軸の中で結末が決まった感が

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    2024年01月21日
  • いつまでも白い羽根

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    著者4作品目。デビュー作との事ですが、完成度が高くワンクールを通してドラマの原作になりそうなくらいストーリーや登場人物達に魅力があります。
    著者が看護師という裏付けもあり、おそらくモデルとなった人物がいるだろうと想像するくらい設定に説得力があります。
    著者の文章は私の心に寄り添う距離感が絶妙で、常に優しく癒してくれます。
    どれくらい読み続けても疲れないからいつまでも読んでいられます。
    今更ながら、私にとって贔屓の作家さんの1人になりました。

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    2024年01月19日
  • トライアウト

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    女手ひとつで育てようと決めたからこそ、負けられない毎日。
    ずっと走り続けてたんだろうな。
    違う意味合いで、ずっと走り続けるもう1人の人と知り合い、彼女は変わっていく。
    家族の形が変わる波の中で、戸惑いながらも、拠り所になる人と出会えてよかった。
    これからの3人に、大きな応援のかけ声をしてあけたくなるラスト。

    しかし、孝太くん、めちゃくちゃ良い子に育っている。
    祖父母の人柄と、育て方がとても良かったんだろうな。。

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    2024年01月17日
  • ホイッスル

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    少し前に読んだこの作家さんの作品がとても良かったので、別作品も読んでみようと思い購入。真面目に一生懸命に生きてきた人の周りにはそういう人が集い、そうでない人の周りにはそうでない人が集まってしまう構図は、イソップ物語みたいでなんだか面白かった。ドロ沼化する裁判と、両者の暮らしぶりの描写が面白く、続きが気になってどんどん読めてしまう。面白かった。

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    2024年01月06日
  • いつまでも白い羽根

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    なんの目標もなく進んだ看護の道を選んだ瑠美の、看護学生の生活を通して変わる心情の変化が読んでいて面白かった。その他の登場人物との恋愛絡みや病院実習中に起こった出来事を通して、それぞれ看護師として成長していくのかと思ったが、看護学校を卒業できるのは6割という伏線通り、実習の4人組であった瑠美、佐伯、遠藤、千早のうち瑠美を除く3人がそれぞれの理由で自主退学の道を選んだのも面白かった。まとめると、目標なく大学に入ったとしても、大学で学んで行く中で見えていくものもあるため、進んで自主退学する必要もなく余程のことがなければ退学のタイミングは、来る時が来た時で良いのではないかということ。

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    2024年01月01日