藤岡陽子のレビュー一覧

  • きのうのオレンジ

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    ネタバレ

    読んでいて辛い箇所もあるが、それ以上に主人公(遼賀)や周りの人の言葉に勇気をもらえる本でした。

    どんな人でも、必ず人生を終える日がくる。
    与えられた限りある命を、その人なりに
    よりよく生きることが大切。
    そして永遠に、周りの人の心の中で生き続ける。


    遼賀は、秀でた能力があったわけではない。
    しかしここぞと言う時、周りの人を支えて生きてきた。
    普段「ありがとう」と言われることは、気に留めていなかったが、「ありがとう」の意味をもう一度考え直す機会にもなった。

    この本に出会えてよかったです。

    0
    2025年09月10日
  • 海とジイ

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    面白かったなぁ
    ジイが伝えたいこと
    全部大好きだけど真ん中のやつの異質さがなんとも言えなくて頭に残る。ちょっと時間置いたらもう一回読んでみたいかも。

    1
    2025年09月07日
  • 金の角持つ子どもたち

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    「翼の翼」で中学受験ものにはまり、こちらも。
    私はこっちのほうが、親としての感情移入が少なく穏やかに読めた。「翼の翼」は親子で受験に向かう話であるのに対してこちらは、友達や先生と受験に向かうイメージ。

    1
    2025年09月07日
  • リラの花咲くけものみち

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    北海道の大学で獣医師を目指す少女の成長を描く物語。

    幼い頃に母親を亡くし、父親が再婚した継母とうまくいかず不登校になった聡里が祖母に引き取られペットたちと暮らすうち、獣医師を志すようになる。

    大学時代の体験から聡里がどんどん成長していく姿に、とても勇気づけられる作品でした。

    0
    2025年09月04日
  • 森にあかりが灯るとき

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    これからの時代、絶対に必要な業種なのに、これ以上成長が望めない業種があるだろうか?
    自分でも介護事業がこれから重要になってくることは分かってる。自分以外にもそう思ってる人はたくさんいるはず。
    でも、介護現場は何も変化のないまま、現在まで至っている。
    元お笑い芸人で、30歳を機にお笑いの才能を諦め、福祉大学を卒業していたことから、介護の道に進む星矢。現場は想像以上に厳しく、夜勤デビューの日にトラブルに見舞われ、挙句の果てには患者さんの鼻のチューブを切ったと疑われる。それでも、入所者さんたちの為に一生懸命頑張る姿に心を打たれる。
    その星矢と一見敵対して見える、施設長の福見も最初は嫌なやつだと思って

    0
    2025年08月29日
  • リラの花咲くけものみち

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    祖母と2人暮らしの聡里が、引きこもりから立ち直り獣医師を目指す話

    NHKのドラマが良かったので読んでみました

    各章毎に胸の熱くなるシーンがあり、ドラマより格別に良かったです

    チドリのように前向きに生きられるよう見習おう

    0
    2025年08月25日
  • きのうのオレンジ

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    ネタバレ

    『きのうのオレンジ』は、死と生に向き合う物語でありながら、不思議と重苦しい雰囲気はありませんでした。主人公や周囲の人たちの葛藤や辛さはしっかりと描かれているのに、現実世界まで差し迫ってくるような苦しさは感じませんでした。

    この作品は、死や生を「鋭く突き刺すように」描くのではなく、その部分に優しく触れてくるような印象がありました。その優しさが心に沁みて、気がつけば涙があふれていました。

    物語に登場する人たちは皆、思いやりを持っていて、苦しい状況を抱えながらも優しい世界を形づくっていました。その温かさが、作品全体を柔らかく包んでいて、読む私自身もどこか救われるような感覚を覚えました。

    『きの

    0
    2025年08月25日
  • 金の角持つ子どもたち

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    サッカーでの挑戦を諦め、新たに中学受験に挑む主人公。その挑戦を、自分を押し殺してきた過去と重ねながら直向きに応援し、やがて自らも挑戦をはじめる母の姿に深く感動しました。

    特に心に残ったのは登場する塾講師の考え方です。たとえ望む結果にならなくても、一心不乱に努力した経験やその過程で得た学びは決して無駄にはならず、子供たちに生きる強さを与えてくれるという考え方は、結果は勿論重要ですがそれが全てではないという中学受験の別の側面を教えてくれました。

    努力と成功を直結させるとどうしても挑戦は怖さばかりが目立ってしまいますが、その間に「成長」というクッションを挟むことで、挑戦するという選択肢を選びやす

    0
    2025年08月24日
  • リラの花咲くけものみち

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    初めて家族から離れて、いままで管理したことのない金額を管理することになって、いきなり自転車を買ってしまうところ。
    荷解きもせずその自転車でふらふら走り続けてしまうところ。
    みんながみんな、動物が好きで獣医を目指すわけではないところ。
    そんななかで、だんだん自分の興味を深められる分野を見つけていくところ。
    札幌東京間の移動の間隔。
    大人の間隔では考えられないほど、簡単に車を貸し借りするところ。
    雪道で転んでそのままぼーっとしてみたら死にかけるところ。
    長く実習した病院に意外と就職しないところ。
    在学中はあんなに近しかったのに、LINEがあっても、卒業したら会えなくなるところ。
    自分は会えなくても

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    2025年08月22日
  • 森にあかりが灯るとき

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    介護の現場を少し垣間見た感じ。
    素人の私でも容易に想像がつく
    数年先の介護現場の問題が
    話の中に出てきた介護ロボットや機械化で
    楽になればいいのにと切に願います。

    0
    2025年08月17日
  • リラの花咲くけものみち

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    ドラマ1話のみ見て、読み始めた。
    自分の住んでいる江別市が舞台なので親近感のわくお話し。
    内容は、とにかく素晴らしい。引きこもりだった主人公の再生物語なれど、あまりドロドロと人間関係を描かず、割とタンタンと表現していくので、読みやすい。
    登場する人物にはみな好感をもち、最低だと思った父親も、ちゃんとけりをつけてくれたところが良かった。

    古ぼけたケーキの箱と白骨のエピソードは忘れられない。
    感動ものでした。

    0
    2025年08月17日
  • 空にピース

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    小学生を育てる親として、さまざまな想いを巡らすことになる良本だと思った。
    決して誇張した表現ではなく、リアルにあり得るテーマなのではないだろうか。

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    2025年08月15日
  • きのうのオレンジ

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    登場人物の誰もが愛に溢れている

    三浦綾子さんを思わせる苦難の連続のストーリーだが
    愛が救ってくれる

    生きるとは
    家族の在り方は
    など考えさせてくれる一冊

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    2025年08月13日
  • リラの花咲くけものみち

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    ネタバレ

    27年間の人生の中で、初めてこの本に出会えてよかったと思った作品。心がホクホクしたし今後の人生において大事な事を思い出させてくれた。
    初めは右も左も分からない弱々しい印象の聡里が、実習や学校での体験、チドリとの思い出を通して大きく成長していく姿が、花言葉や北海道の自然を含めて表現力豊かに書き表されていた。苦手な事から逃げていても何も成長できない、初めは上手くいかなくても、体験と経験が何よりも自分を成長させるのだと改めて感じた。
    1年生の実習で挫折を味わい学校を辞めるまで考えた事、それでも自分で決めた事を貫き通した事、チドリの死に打ちのめされたが立ち上がり前を向いた事、挫折を乗り越え最終的には大

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    2025年08月11日
  • リラの花咲くけものみち

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    途中から一気に読みました。
    不幸な女の子と思われるけど、実はいつも寄り添ってくれる人がいたんですね。
    この子の大きく成長していく姿が嬉しかったです。

    0
    2025年08月11日
  • きのうのオレンジ

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    ネタバレ

    突然がんと言われた主人公が、昔の記憶や思いを大事にしながら生きていく点が良かったです。

    個人的にも入院経験があり、登山経験もあるので感情移入しやすかったです。

    0
    2025年07月28日
  • 手のひらの音符

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    昭和の時代、京都の団地で育った幼なじみたちの人生。
    貧しくても淡々とそれを受け止めて生きている。
    夢なんて考えたこともない。生きるのに精いっぱいだから…

    でも、誰かが気づいてくれたら。背中を押してくれたら。話を聞いてくれたら。そこからの人生は全然違うものになる可能性がある。そんな誰かに出会えるかどうかが運命の分かれ道なのだろう。

    登場人物がみな、苦しい現実の中でも前を向いて進もうとする姿に感動した。良い本に出会えてよかった。

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    2025年07月27日
  • きのうのオレンジ

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    笹本遼賀は33歳、独身で

    都内のレストランで働き、まじめに生きてきた。

    なのに、胃の不調で受けた検査で、がんと診断される。



    懸命に生きようとする遼賀と

    彼を支えようとする家族のあたたかさに

    前半から涙が止まらなかった。



    10年前に母をがんで亡くしているので

    なんとなく、思いが重なってしまって

    心に響いたのかも。。。





    この作家さんの本は3冊目で

    友人に勧められるまで、知らない作家さんだったけれど

    私好みで読みやすいので、

    別の作品も、もっと読みたいって思っちゃう。

    0
    2025年07月26日
  • 森にあかりが灯るとき

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    お笑い芸人コンビ『ラビットパニック』として活動していたものの、夢をあきらめて特別養護老人ホームに就職した新人介護士・溝内星矢。

    ALSの父の介護を経験し、延命至上主義の看取りに疑問を抱く医師・葉山彩子。

    ふたりの勤務する施設「森あかり」の施設長で、過去に利用者遺族から訴訟を起こされた経験を持つ福見節子。

    日々の介護業務、次々に起こるトラブル、プライベートでの悩み…物語の中で語られる、入所者の思いや、介護職の困難、問題提起するだけで何もしない行政、などなど。

    生きること、死ぬことを描いてきた藤岡陽子さん。当然、死の手前にある介護も、もちろん避けられないテーマな訳です。

    ひとつひとつの物

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    2025年07月21日
  • いつまでも白い羽根

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    千夏もやめないでよかったし、実習で別の患者ならとかせんのない想いがあるし、初日止めるはずの瑠美が主席卒業して世渡り上手な遠野が止めるし亡くなったし、藤岡陽子さんの本はホントたくさん過ぎる詰まった中身、お父さんの鬱病の心情まで書いてるので、看護学生の体験から病院に患者に書かれてるが体験談からリアル感が抜群。遠野との距離感に千夏との距離感に書くのが上手ですね、留学や経験が積み重ねなんだろうな、海とジイで出会ったがホント読めて良かった

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    2025年07月19日