藤岡陽子のレビュー一覧

  • 海とジイ

    Posted by ブクログ

    藤岡陽子さん初読み。SNSで紹介されているのを見て、気になる著者の作品であったことと、おじいさんが登場するお話が好きなこともあり、手に取る。瀬戸内の海に面する島を舞台に3人のジイ(おじいさん)が長い人生の中で得た、形にはならない大切なものを伝えていく。最初の30ページでボロボロ泣いた。自分が本書の中のジイたちと同じ年齢になったとき、なにか残せるものがあるのだろうかと考えさせられた。「きのうのオレンジ」も気になる。

    0
    2024年11月22日
  • おしょりん

    Posted by ブクログ

    本当に真っ直ぐに良い。真っ当に良い。
    なんで藤岡さんがこのテーマを選ばれたのかとても気になる。
    一生懸命仕事しよって気持ちになります。

    0
    2024年11月19日
  • 手のひらの音符

    Posted by ブクログ

    藤岡陽子さんの作品はじわじわと読み手の心を揺さぶっていく力があると思う。何気ない登場人物のことばだったり置かれている状況に共感を覚えて所々懐かしさを感じる。

    0
    2024年11月17日
  • 空にピース

    Posted by ブクログ

    久々に本で泣いた〜。

    東京郊外の公立小学校に新しく赴任したひかり。
    担当する六年二組の生徒たちは社会の根深い諸問題の犠牲になっているような子たちが多い。
    自分が小学生だった頃を思い返しても、かなりいたよなこういう子たちと思って、子どもの行動には全部理由があるっていうのがすごく刺さった。

    0
    2024年11月17日
  • トライアウト

    Posted by ブクログ

    主人公の可南子と、深澤の、愚直に頑張る姿に背中を押される気持ち。真っ直ぐに努力していてすごい。

    私は自分が100%頑張ってることを認めるのが怖い。本当は100%かもしれないけど、結果が伴わなかった時にどうしようもなく落ち込んじゃうのが嫌だから80%だと思い込むようにしてるのかも、と思う。
    でも結果なんて出る方が奇跡みたいなものだし、頑張ってることそれ自体がすごいことだからさ、自分を認めてあげたいなと思った。

    終わりのために頑張る、頑張るのは終わりがあるから、ってセリフも沁みたな。

    読んでいて背筋が伸びたり、
    もっと前向きに頑張りたいと思えるようになる、
    とても良作でした。

    0
    2024年11月14日
  • 満天のゴール

    Posted by ブクログ

    人と人が関わり続ける限り、相手を想う気持ちが生まれる。
    人は強い生き物。
    人生どんな苦しいことがあっても、人は死ぬ。
    その苦しみを乗り越えて、ゴオル迎えられるならば幸せ。
    乗り越えられる出来事しか起きないんだと想う。今私の前に起きている出来事も、乗り越えてみようと思えた!

    0
    2024年11月13日
  • 手のひらの音符

    Posted by ブクログ

    泣きそうになった〜。感動ポイントを簡潔に書こうとするとチープになってしまいそうだからあえて書かないけど本当に良かった。

    0
    2024年10月27日
  • おしょりん

    Posted by ブクログ

    初めてのことに挑戦するのはなかなか踏み切れないものだが、この人たちはとても勇気のある人たちだ。こんな人たちがいたから今の日本があるんだと実感させられた。

    0
    2024年09月25日
  • 海とジイ

    Posted by ブクログ

    命のメッセージ。生きてきた時間の長さの分だけ、時間を重ねた学びがある。だから伝えることができる想いを言葉にすることができるんだろうな…。何度読み返しても毎回気づくことごあり、登場する3人の老人からのメッセージを確かに受け取ることがでる。

    0
    2024年09月25日
  • 海とジイ

    Posted by ブクログ

    藤野陽子さんは『満天のゴール』に続き2作目
    今回は『海とジイ』

    山でも空でもなく、海
    おじいさんじゃなく、
    おじいちゃんでもなく、ジイ
    読み進めるにつれ、このタイトルの意図する所がじわじわと心に響いて来る。

    三話の物語には、3人のジイの生き方と、そのジイの想いを受け取る人々の心情模様が描かれている。三者三様の生きざまだが、3つのお話がゆるく繋がっているのもまた趣深い。


    「海神ーわだつみ」
    不登校に悩むひ孫と漁師のジイのお話
    二人の最後の約束が胸に迫る。ジイの大きな懐に加え、息子を想う両親それぞれの心中も巧みに描かれていて、まさかの涙腺崩壊。
    おいおい、一話目からこんなで大丈夫か・・・笑

    0
    2024年09月06日
  • 晴れたらいいね

    Posted by ブクログ

    大戦末期に、フィリピンに派遣された、若き女性看護師たちの奮闘記。でも戦争なので、力を合わせても、死んでいくんです。最後まで読んで、生きてて本当に良かったと痛感させられます。

    0
    2024年08月30日
  • いつまでも白い羽根

    Posted by ブクログ

    人にはそれぞれ人生の物語がある。だから相手のことをよく知らないといけない。とでも読みやすい本でした。

    0
    2024年08月10日
  • わたしの名店

    Posted by ブクログ

    読んで、めちゃくちゃ敷居が高いけど、銀座の久兵衛で江戸前鮨を食べてみたくなった。
    もうカウンターで食べても許される歳ではある(笑)

    佐賀には行ったことがないけれど、あの餃子食べてみたい!ゴローさんも食べたかな。

    澤村伊智さんが、コロナが明けたら真っ先に行きたいと言っていたお店、イラストの下に小さく閉店文字があって切なくなった。

    藤岡陽子さんのおばあちゃんとお姑さんの、キッチンゴンに出前を頼む時の言葉には、昼休みなのに涙がじんわり出てしまったよ。

    0
    2024年07月23日
  • わたしの名店

    Posted by ブクログ

    色んなエピソードと共に語られるそれぞれのわたしにとっての名店。読んでるだけでお腹が空いちゃう一編から、切なくて目頭が熱くなる一編、一緒に居心地の良い空間でくつろいでいる気持ちになれる一編…このページ数でここまで心を揺さぶってくるのはきっとわたしにも素敵なお店と出会った経験があるから。わたしにとってのいちばんの名店探しの旅はまだ続きそうです。

    0
    2024年07月04日
  • メイド・イン京都

    Posted by ブクログ

    運がいいことは、偶然どこかからやってくるのではなくて、人との縁、そして、その縁は人から信頼される人でなければ繋がることはない。夢を叶えるために前を向き、懸命に挑戦する主人公に何度も励まされた。

    0
    2024年05月06日
  • メイド・イン京都

    Posted by ブクログ

    藤岡さんの小説は大好きですが本書もやはり…好き。
    婚約を機に仕事を辞め婚約者の実家のある京都へ…が、思いもよらぬ京都のしきたり、家業を継いだ婚約者の変貌、何の為に好きな仕事を辞め京都へ来たのか、戸惑う十川美咲32歳。
    東京で仕事をしている頃には持てなかった【時間】を手にした彼女が元々好きであった物作りへの衝動に駆られミシンを動かし始めたところから美咲の人生が大きく変わって行く。
    自分は何がしたいのか、どうやって生きていきたいのか、事あるごとに立ち止まりながら、臆病になりながらも自分の気持ちと向き合い一歩一歩自分の足で人生を歩き始める…そんな美咲の人生から目が離せませんでした。
    誰だって傷付きた

    0
    2024年04月23日
  • 跳べ、暁!

    Posted by ブクログ

    藤岡作品はハズレが無い。ですから毎回「今度はどんな物語だろう?」と楽しみに予備知識を入れずに読む事にしています。
    そして今回も期待通り「当たり」でした。

    とある有名漫画家が「漫画は右上から始まり、左下までの間に次のページを捲る衝動をかき立てる様に描くのが基本です。」と語ってました。
    藤岡作品も漫画とは異なりますが、物語のエピソードが次々と変化していくので「その先を知りたい衝動」をかきたてられてページを捲る手が止まりませんでした。

    ちょっとだけネタばれ。
    主人公は春野暁、中学生2年生の女子。友情と絆と成長の物語。

    物語としては出来過ぎ感はあるので、児童書か?とも思いましたが、相変わらず優し

    0
    2024年04月18日
  • 空にピース

    Posted by ブクログ

    文句なく⭐︎5つ!
    素晴らしい小説だった。
    帯を見て新米教室が子供達に降りかかる困難に奮闘するお話…と思い手にしたが、そんな軽いものではなかった。
    今や小学生の抱える問題はお友達と喧嘩しちゃった…勉強が難しい…ありきたりなものではなく不登校、ネグレクト、貧困、不法滞在、小児性愛者…そのどれもが紛れもなく社会問題である。
    社会問題があどけない小学生の学校生活にまで入り込んでいる事が恐ろしい。
    そしてそれらの問題から目を背ける事が当たり前のようになってしまう教師のあり方、そうせざるを得ない教師を取り巻く環境、教師ばかりではなく親の在り方、家庭環境、地域社会の子供への関わり方…波紋はどんどん広がるば

    0
    2024年04月10日
  • おしょりん

    Posted by ブクログ

    題材がとても良いわけ〜最高やった。歴史の大人物とかじゃないし自分でも高校生から眼鏡なので気持ちが分かるって事。おしょりんの方言も目に留まるし、親方3人制度が生きてラストで五座右衛門と共に喜び合う。むめも日本の女性の鏡だと思う、芯があって旦那さんを立ててくれる、現代ではない世界だろうなあーあっ女性蔑視では決してないです、自分だって女性に生まれたら現代の方が生きていける。幸八の道を作るのと五座右衛門の堅実な経営が絶妙だから

    0
    2024年03月08日
  • トライアウト

    Posted by ブクログ

    どんなに頑張っても過去を変えることはできないし、自分以外の人を変えることもできない。それならば、自分を見つめ未来を見つめて生きていく方がいい。まっすぐで誠実に毎日を過ごす魅力的な登場人物たちに、とても刺激をもらうことができた。

    0
    2024年02月25日