藤岡陽子のレビュー一覧

  • 跳べ、暁!

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    藤岡作品はハズレが無い。ですから毎回「今度はどんな物語だろう?」と楽しみに予備知識を入れずに読む事にしています。
    そして今回も期待通り「当たり」でした。

    とある有名漫画家が「漫画は右上から始まり、左下までの間に次のページを捲る衝動をかき立てる様に描くのが基本です。」と語ってました。
    藤岡作品も漫画とは異なりますが、物語のエピソードが次々と変化していくので「その先を知りたい衝動」をかきたてられてページを捲る手が止まりませんでした。

    ちょっとだけネタばれ。
    主人公は春野暁、中学生2年生の女子。友情と絆と成長の物語。

    物語としては出来過ぎ感はあるので、児童書か?とも思いましたが、相変わらず優し

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    2024年04月18日
  • 空にピース

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    文句なく⭐︎5つ!
    素晴らしい小説だった。
    帯を見て新米教室が子供達に降りかかる困難に奮闘するお話…と思い手にしたが、そんな軽いものではなかった。
    今や小学生の抱える問題はお友達と喧嘩しちゃった…勉強が難しい…ありきたりなものではなく不登校、ネグレクト、貧困、不法滞在、小児性愛者…そのどれもが紛れもなく社会問題である。
    社会問題があどけない小学生の学校生活にまで入り込んでいる事が恐ろしい。
    そしてそれらの問題から目を背ける事が当たり前のようになってしまう教師のあり方、そうせざるを得ない教師を取り巻く環境、教師ばかりではなく親の在り方、家庭環境、地域社会の子供への関わり方…波紋はどんどん広がるば

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    2024年04月10日
  • おしょりん

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    題材がとても良いわけ〜最高やった。歴史の大人物とかじゃないし自分でも高校生から眼鏡なので気持ちが分かるって事。おしょりんの方言も目に留まるし、親方3人制度が生きてラストで五座右衛門と共に喜び合う。むめも日本の女性の鏡だと思う、芯があって旦那さんを立ててくれる、現代ではない世界だろうなあーあっ女性蔑視では決してないです、自分だって女性に生まれたら現代の方が生きていける。幸八の道を作るのと五座右衛門の堅実な経営が絶妙だから

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    2024年03月08日
  • トライアウト

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    どんなに頑張っても過去を変えることはできないし、自分以外の人を変えることもできない。それならば、自分を見つめ未来を見つめて生きていく方がいい。まっすぐで誠実に毎日を過ごす魅力的な登場人物たちに、とても刺激をもらうことができた。

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    2024年02月25日
  • 波風

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    どの作品の登場人物も誠実で芯のある強さを持っていて、まっすぐに生きる姿に元気をもらえた。鬼灯、月夜のディナー、テンの手、結い言が特に好み。

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    2024年01月27日
  • いつまでも白い羽根

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    不器用だけれど真っ直ぐな人、この作品に登場する人たちはみんな正しさのセンスがある。辛く悲しいことがあっても、挫折をしても、そのあとどう生きるのか、どんな風に考えるのかで、未来はいくらでも変えることができるのだと思う。

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    2024年01月23日
  • ホイッスル

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    裁判、離婚、嘘と、暗くて辛いものがテーマにあるのに読んでいて温かい気持ちになる不思議なお話でした。
    藤岡さんの描く優しい心を持った登場人物のおかげでこのあたたかさが生まれてるんだな、と思います、

    人の不幸はみんな同じ数、だけど幸せの数は掴もうとするほど増える、この言葉がすごく沁みました。

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    2024年01月21日
  • いつまでも白い羽根

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    看護学生ならではの、実習や実技試験の辛さ、理不尽な教員の言い分など…瑠美と同じく看護師に憧れていなかった看護学生だった身としては、まさに絶望感がよく分かる。瑠美のような自分を曲げない姿勢と、それにより偽りのない人間関係を築けることや自分の進む道を拓いていったことが尊敬できるし、瑠美は強いと思った。白衣の天使という言葉に対する純真で潔白というようなイメージを払拭してくれる、すっと腑に落ちた物語だった。

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    2024年01月09日
  • ホイッスル

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    読み始めたところ、場面設定がとても暗くどん底のような気分になるが、中盤に差し掛かる頃からさらに先が気になり一気に読んでしまった。どうしてこんなに、人物像がありありと浮かぶリアルな文章が書けるんだろう。幸福の量はその人次第、という言葉が出てくるが、それも聡子さんの生き様からしっかり感じられるし、希望のある作品だった。
    藤岡陽子さんという人の本、色々読んでみようと思う。

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    2023年12月26日
  • この世界で君に逢いたい

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    生まれ変わり、花の探し物が美羽の探し物、それは一郎だった場合 流れてる 黒田がいうように誰にも周二にも止められない。一本芯が通った愛しみ慈しみの物語だったと思った通り読んで良かった。与那国島を舞台にするのもとても気になってたし御嶽がいるもんだと前提で進めるのも。美羽も救われた、関係者も、花が不幸な家庭環境だったけど 流れなんだね。与那国島に行くのも周二に出会えるのも流れ 最後のセリフが気にはなる でも夏美はこの世界で君に会いたいと伝えられても断ると思う

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    2023年12月01日
  • ホイッスル

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    初めての作家さん。なかなか面白いです。私が知らなかっただけで作品は多いようです。他の本も読んでみます。

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    2023年12月01日
  • 波風

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    毎日一話ずつのんびり読んだ。先が気になるけどきっとハッピーエンドなんだろうな、そう自然と思える気持ちの良い作品だった。心に波風が立つけれど穏やかなそんな本でした。

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    2023年10月20日
  • トライアウト

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    シングルマザーと息子、トライアウトの取材中に出会った落ち目のプロ野球選手。
    頑張るとは何か。人の目を気にせず、とは口で言うのは簡単だが実践するのは難しい。
    それを爽やかに乗り越えていく物語。

    藤岡陽子さんの本はどれも面白い。

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    2023年08月16日
  • おしょりん

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    何のことだろうと題名を見たときにはわかりませんでした。 おしょりんとは、福井地方の方言で積雪の表面が凍った状態 明治時代、福井で眼鏡を作ることを決断した増永五佐衛門、彼がいかに苦難の末に築き上げた眼鏡産業、この作品を読んで福井でなぜ眼鏡だったのかと理解しました。五佐衛門の妻むめが結婚相手の弟、幸八と間違えた時の場面は特に印象に残っています 心に残る印象深いセリフがたくさんあります。福井の眼鏡が人々に賞賛されるところまでを想像しながら読み終わりました。 すごくドラマ化してほしい作品だと思いました。

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    2023年06月26日
  • 晴れたらいいね

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    藤岡陽子さんの作品を初めて読見ました。
    タイムスリップの物語だとは思いませんでしたが引き込まれてしまいました。
    良い作品です。
    藤岡陽子さんにハマってしまいました。

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    2023年01月02日
  • むかえびと

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    「むかえびと」いい言葉だな

    生命について、いろいろな立場から考えることができる

    テレビドラマ化しやすそうな、そんなストーリー

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    2022年10月21日
  • 跳べ、暁!

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    中学2年生の女の子たちが、家の問題を抱えながらも友達とバスケを一生懸命頑張ることで少しずつ成長していく。
    回りの大人たちもいろんな人がいるけど、助けてくれる人もたくさんいて素直に嬉しい。
    バスケはなぜ得点が2点なのかという理由も、納得できるものだった。

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    2022年09月25日
  • 晴れたらいいね

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    良書です。
    その一言に尽きる一冊でした。

    看護師の紗穂は夜勤中、長く意識が戻らない高齢女性患者が意識を取り戻した瞬間に遭遇する。
    医師を呼ぼうとするも大きな地震が発生し、気付いた時、彼女は目の前にいたはずの患者の若き日の姿となり、1944年のマニラにいた。
    従軍看護師として戦争に巻き込まれた紗穂は、仲間の看護士と共に厳しく苦しい日々を乗り越えていくー。

    かなり突拍子もない設定ですが、主人公の紗穂の明るさと、戦時下のマニラにおける看護師の視点で描かれた第二次世界大戦の悲惨な描写に引き込まれ、あっという間に読み終えました。

    20歳前後の女性達が従軍看護師として負った任務の過酷さ、目の当たりに

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    2022年09月10日
  • 跳べ、暁!

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    ネタバレ

    とても良かった。

    それぞれが問題を抱えながら、その解決を綺麗事だけではなくて、現実に即して、全員が真正面からぶつかって。

    他の作品とリンクはしないけど、同じ言葉を使うところにもものすごく意志を感じた。

    未来ある彼女たちが羨ましい。

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    2022年08月04日
  • この世界で君に逢いたい

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    藤岡陽子さん初の試みの作品スピリチュアル的で生まれかわりそしてミステリー要素たっぷりの感動作品です。

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    2022年04月25日