藤岡陽子のレビュー一覧

  • 森にあかりが灯るとき

    Posted by ブクログ

    話は淡々と進むのに、ページをめくる手を止められない不思議な感覚。
    ひとりひとりにそれぞれの物語がある。

    0
    2025年09月30日
  • 森にあかりが灯るとき

    Posted by ブクログ

    介護業界の光と闇が書かれていた
    高齢者になるとできることが減って人に頼らざらなくなる
    暗い森をずっと歩いてるだけどどこからか光が見えてくる
    それが介護の人たちというセリフは心に残った
    おばあちゃんのことを介護してくれて優しかったケアマネさんのことを思い出した

    0
    2025年09月30日
  • 手のひらの音符

    Posted by ブクログ

    子どもの頃の友達の家族のことって、どのくらい知っていただろう。ほとんど全く知らないのが普通じゃないだろうか。中学生になってから知り合った異性の同級生なら、なおさら。
    登場人物のそれぞれは、一見おしゃれな女子だったりイケメンだったりスポーツマンだったりするのだけど、それぞれが家族に何か背負っていて。
    正浩くん、ええ子すぎる…
    そして、小学生が自分たちと違う子を見つけた時のえげつなさ…
    高校生の恩師のありがたさ…
    いつも藤岡陽子さんの本の中に勇気付けられる言葉を拾うのだけど、
    ドッジボールでボールを受けられずに怯えるせいでいじめられる弟の悠人に正浩が言う台詞。ボールを受けなくていいから、相手を見な

    0
    2025年09月30日
  • 空にピース

    Posted by ブクログ

    ペンは剣より強い。
    私が読後、真っ先に思い浮かんだのがこのフレーズ。
    著者の知り合いの教員から聞いた話を元に、構成されたストーリーなのだと言う。誰かが書かないと、という著者の正義感なんだろうなぁ。私はそういうの嫌いじゃない。

    虐待されていたり、ネグレクトだったり、移民だったりで、小学校に通えないとか、どうにか通っても馴染めない子どもたちと、それをなんとか救おうとする若い教師。
    フィクションではあるけど、こういう家庭は確実にあるし、社会的に守られていない弱者がいるのだと知ることはとても重要だと思った。
    作中に出てくる児童の中で、印象に残っているのは文香だ。私の子どもの頃と重なる。

    子どもを育

    0
    2025年09月29日
  • 手のひらの音符

    Posted by ブクログ

    それぞれが苦しくても必死に前を向き進んでいくまたたまに立ち止まりそうになっても友達が助けてくれるそんな青春時代や大人になってからの苦悩などを丁寧に描いていて私もじんわり心があったかくなるような作品でした

    0
    2025年09月26日
  • きのうのオレンジ

    Posted by ブクログ

    読みながら、涙が止まらなくて困りました。
    命について、生と死について、生き方について、深く深く心に沁みてゆき、自然と出てきた、そんな涙でした。

    0
    2025年09月20日
  • きのうのオレンジ

    Posted by ブクログ

    主人公の遼賀は芯が強くて心根が優しい。その遼賀の優しさをよく理解する人たちに最後は支えられる。
    当たり前に家族であるのではなく、家族になる決意を持ってつながっているから、より感謝や絆が深いのかもしれない。
    母の燈子の章はとても切ない。
    自分が一番大変なとき、誰に電話するだろうと考えてしまいました。
    藤岡さんの作品なんか好きです、また読みたい。

    0
    2025年09月20日
  • 金の角持つ子どもたち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    健気でひたむきな子どもたちの姿に心を打たれる小説。

    話の軸になる俊介はもちろん、妹の美音もハンデを抱えながら懸命に生きていて、あまりにも純粋ないい子達だった。どうかこういう子達が大人になっても幸せに暮らせる社会であってほしいと願う。

    お気に入りの登場人物はやはり加地先生。子どもたちに真摯に向き合う姿勢が素敵だし、罪悪感を秘めた弟との関係性も良かった。

    努力が実るとは限らないけど、努力は人を裏切らない。努力した先でどんな結果が待っていようと、努力した経験自体はその人を支える基盤になっていく。そんなことを改めて伝えてくれた作品だった。

    年齢関係なく、何かを頑張りたいと思ってる人にはいい刺激

    0
    2026年05月04日
  • きのうのオレンジ

    Posted by ブクログ

    人生これからって時に胃癌になって
    生きる為に治療に望んで頑張って
    でも願い叶わず身体の限界がきてしまって
    残された時間を自分らしく生きる。

    そんな遼賀と
    それを支える家族や幼馴染みが描かれている。

    フィクションだから
    誇張されてる部分もありそうと思ってたけど
    全然そんなことなくて
    私が看護師として働いてきて
    ずっと目の当たりにしてきた現実が
    そのまんまこの本の中にあった。

    突然の癌の告知。

    告知から治療の選択まで時間が短いし
    気持ちの整理もつかないままとか
    現実感を感じないままとか
    患者の立場にたったら過酷だと思う。

    でも
    治療は1日も早い方が良いって知ってるから
    早く選択してもらい

    0
    2025年09月15日
  • きのうのオレンジ

    Posted by ブクログ

    出だしからグイグイ持っていかれました。
    病気は人を選ばない。真面目でも節制していても。主人公の遼賀は本当に強い。きっと自分はすぐに逃げようとして、でも逃げられないことに絶望してしまいそう。遼賀を支える母や弟や祖母や同級生やアルバイト同僚。あったかくて涙が出る。
    中学生で雪山遭難した時の両親への手紙。
    「ぼくの人生が短くてかわいそうですか?」
    精一杯やって、やりたいこと後悔なくやって、短くてもいい、と思えるような人生を送りたい。

    0
    2025年09月10日
  • きのうのオレンジ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読んでいて辛い箇所もあるが、それ以上に主人公(遼賀)や周りの人の言葉に勇気をもらえる本でした。

    どんな人でも、必ず人生を終える日がくる。
    与えられた限りある命を、その人なりに
    よりよく生きることが大切。
    そして永遠に、周りの人の心の中で生き続ける。


    遼賀は、秀でた能力があったわけではない。
    しかしここぞと言う時、周りの人を支えて生きてきた。
    普段「ありがとう」と言われることは、気に留めていなかったが、「ありがとう」の意味をもう一度考え直す機会にもなった。

    この本に出会えてよかったです。

    0
    2025年09月10日
  • 海とジイ

    Posted by ブクログ

    面白かったなぁ
    ジイが伝えたいこと
    全部大好きだけど真ん中のやつの異質さがなんとも言えなくて頭に残る。ちょっと時間置いたらもう一回読んでみたいかも。

    1
    2025年09月07日
  • きのうのオレンジ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『きのうのオレンジ』は、死と生に向き合う物語でありながら、不思議と重苦しい雰囲気はありませんでした。主人公や周囲の人たちの葛藤や辛さはしっかりと描かれているのに、現実世界まで差し迫ってくるような苦しさは感じませんでした。

    この作品は、死や生を「鋭く突き刺すように」描くのではなく、その部分に優しく触れてくるような印象がありました。その優しさが心に沁みて、気がつけば涙があふれていました。

    物語に登場する人たちは皆、思いやりを持っていて、苦しい状況を抱えながらも優しい世界を形づくっていました。その温かさが、作品全体を柔らかく包んでいて、読む私自身もどこか救われるような感覚を覚えました。

    『きの

    0
    2025年08月25日
  • 空にピース

    Posted by ブクログ

    小学生を育てる親として、さまざまな想いを巡らすことになる良本だと思った。
    決して誇張した表現ではなく、リアルにあり得るテーマなのではないだろうか。

    0
    2025年08月15日
  • きのうのオレンジ

    Posted by ブクログ

    登場人物の誰もが愛に溢れている

    三浦綾子さんを思わせる苦難の連続のストーリーだが
    愛が救ってくれる

    生きるとは
    家族の在り方は
    など考えさせてくれる一冊

    0
    2025年08月13日
  • きのうのオレンジ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    突然がんと言われた主人公が、昔の記憶や思いを大事にしながら生きていく点が良かったです。

    個人的にも入院経験があり、登山経験もあるので感情移入しやすかったです。

    0
    2025年07月28日
  • 手のひらの音符

    Posted by ブクログ

    昭和の時代、京都の団地で育った幼なじみたちの人生。
    貧しくても淡々とそれを受け止めて生きている。
    夢なんて考えたこともない。生きるのに精いっぱいだから…

    でも、誰かが気づいてくれたら。背中を押してくれたら。話を聞いてくれたら。そこからの人生は全然違うものになる可能性がある。そんな誰かに出会えるかどうかが運命の分かれ道なのだろう。

    登場人物がみな、苦しい現実の中でも前を向いて進もうとする姿に感動した。良い本に出会えてよかった。

    0
    2025年07月27日
  • きのうのオレンジ

    Posted by ブクログ

    笹本遼賀は33歳、独身で

    都内のレストランで働き、まじめに生きてきた。

    なのに、胃の不調で受けた検査で、がんと診断される。



    懸命に生きようとする遼賀と

    彼を支えようとする家族のあたたかさに

    前半から涙が止まらなかった。



    10年前に母をがんで亡くしているので

    なんとなく、思いが重なってしまって

    心に響いたのかも。。。





    この作家さんの本は3冊目で

    友人に勧められるまで、知らない作家さんだったけれど

    私好みで読みやすいので、

    別の作品も、もっと読みたいって思っちゃう。

    0
    2025年07月26日
  • いつまでも白い羽根

    Posted by ブクログ

    千夏もやめないでよかったし、実習で別の患者ならとかせんのない想いがあるし、初日止めるはずの瑠美が主席卒業して世渡り上手な遠野が止めるし亡くなったし、藤岡陽子さんの本はホントたくさん過ぎる詰まった中身、お父さんの鬱病の心情まで書いてるので、看護学生の体験から病院に患者に書かれてるが体験談からリアル感が抜群。遠野との距離感に千夏との距離感に書くのが上手ですね、留学や経験が積み重ねなんだろうな、海とジイで出会ったがホント読めて良かった

    0
    2025年07月19日
  • 晴れたらいいね

    Posted by ブクログ

    __あらすじ__
    夜勤中に地震に見舞われ意識を失った看護師の紗穂。気がつくとそこは1944年のマニラで、さっきまで病室にいた老女の若き日の姿になっていた!困惑を抱えたまま、従軍看護師として戦争に巻き込まれる紗穂。それでも、持ち前の明るさで数々の理不尽に抗いながら、過酷な日々を駆け抜けていく。反戦の意思と、命を背負った女たちのかけがえのない青春が紡ぐ圧倒的感動作。

    再読だが、この本を初めて読んだ後、映画が放送されることになり、あまりドラマの見ない自分だか、文庫本に感化されドラマを見た。
    当たり前だが、ドラマも原作と違った面白みがあり、とても興味深かった。
    戦争は「国」で戦うものであり、いざとな

    0
    2025年07月13日