藤岡陽子のレビュー一覧

  • 跳べ、暁!

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    読み終わるのが残念で最後はゆっくり読んでしまった。
    シューズの床をこする、ドリブル、シュートが決まった。全ての音が聞こえてきそうな。まるで、自分が試合の中に入って一緒に戦っているかのよう。

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    2026年05月08日
  • きのうのオレンジ

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    笹本遼賀は胃がんと診断される。
    その日病院で再会した看護師になっていた高校の同級生矢田泉、勤務先のアルバイト高那、弟の恭平にも支えられながら闘病生活を送る。病気と分かり、弟と二人で中学の時に山で遭難した時のことを頻繁に思い出すようになる。恭平との兄弟のつながり、だんだんと思い出す泉との高校の時の思い出など、闘病以外のところに遼賀の生き方が感じられてよかった。

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    2026年05月08日
  • 春の星を一緒に

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    「春の星を一緒にみませんか?」
    キターっ!前作からずっと、待ってました!

    離婚して京都の実家に戻り、
    父と息子の涼介と3人で頑張ってきた奈緒。
    あれから8年。

    三上先生との関係、
    東京に戻っての新生活など、
    変化もありつつ。
    とにかく、涼介がいい奴すぎて身悶えする!

    見逃し三振はダメだけど、
    空振り三振はOK!
    これは名言だ、涼介!

    母親は、ついつい、
    子供を自分の価値観で動かしてしまう。
    自分の人生経験で、
    あーした方が、こーした方がいいんだ、と
    子供に選択させることなく、
    押し付けてしまう。
    子供の将来を案ずればこそ。
    時には、単純に価値観の押し付けで。
    時には、子供への甘えで。

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    2026年05月06日
  • 青のナースシューズ

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    誰かの役に立てる人になりたい。
    それは、自分も誰かに支えて貰っているから。
    そう気付かされる。
    最後は、爽やか。空に向かってジャンプ。
    登場人物たちの、それからが知りたくなる終わり方だったなー。
    続編があること、期待します。

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    2026年05月06日
  • 手のひらの音符

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    一万円選書で届けてもらって、積読になってしまっていたうちの一冊。

    タイトルからは音楽の話かな、と思ったけど違って、また読み始めたときは、なんか幼馴染との恋愛の話になっていくのかな、と思ったりしたけど、そんなチープな感じでは全くなかった。好き嫌いは分かれるだろうが、現在と過去が行ったり来たりする展開も良い。

    人生に、出会いと別れとがあって、それは事前に予告されるものではないという至極当然のことを大切にしなければと思わされる。

    ドはどりょくのド、レはれんしゅうのレ、ミは水樹のミ…。


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    2026年05月05日
  • 青のナースシューズ

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    岡崎成道は小6で事故に遭い、同乗していた小1の弟は下半身に大怪我をし父は亡くなった。弟は途中で不登校になり、リハビリも止めていて、車椅子の生活。不運なことに相手が悪く、保障がなかった。成道は家庭の中でヤングケアラーとして弟と、家事を請け負っていた。父は当時珍しかった男性看護師であり、成道は家庭の事情もあり高卒で就職するつもりだったが、特待生の学費免除を知り、家から自転車で通える看護大学に進む決意をする。
    とまあ、感動する要素満載で、ご馳走さまって感じなのかな~と思いながら読んだのですが、さすが藤岡陽子さん、素晴らしかったです。苦難、努力、不運…。そしてつかむ未来への道。考えさせながら、追体験さ

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    2026年05月05日
  • リラの花咲くけものみち

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    主人公の聡里が物静かなので、物語全体に落ち着いた雰囲気がありますが、胸を揺さぶる出来事が何度もあり、そのたびに胸が、目頭が熱くなりました。綾華の言う通り、継母が最低なのはもちろんだけど一番悪いのは父親です。どの面見せるのかと思いました。チドリさんはきっとこれからも聡里を一生助けてくれる。愛情の深さに何度も涙が出そうになりました。
    私は獣医という仕事にこれまで全く縁がありませんでしたが、この本で読むだけでも、動物が好きというだけではとてもできない仕事だと思いました。人によって正解が違う、悩み続けないといけない重い仕事なのだなと。
    良き友、仲間、先輩、師…外の世界に出て様々な人たちと強い絆を築いて

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    2026年05月04日
  • 青のナースシューズ

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    藤岡陽子先生の小説は私の処方箋です。
    悩んでいる時に読んでもいいのですが、
    私のお勧めは悩んでない時に読んで欲しい。
    「青のナースシューズ」という爽やかなタイトルと同じように、内容も晴々しく心も澄んだ青色になります。文章に沢山の色が登場し、色がテーマになっているようです。
    藤岡陽子先生の小説を読むと必ずまた頑張ろうと思う事ができます。こんな人生でいいのだろうか、人間関係が上手くいかない、家庭環境で悩んでいる等、誰かの心に勇気を貰う内容です。人生はフル充電ではなくスマホと同じで80%がちょうどいい。100%で動き続けたら人は壊れてしまう。
    人は頑張った分だけ強くなる!よくある言葉だけど、一周回っ

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    2026年05月04日
  • 金の角持つ子どもたち

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    塾、そして中学受験、それぞれの子どもたちが
    受験を通し、塾を通し葛藤しながらの成長が描かれている物語
    塾講師の主人公の人柄の良さが本当にすばらしくて
    優しくてこんな先生がいたら頑張れる子どもは救われるだろうと思った
    最後が本当に良くて大泣きしてしまった、
    子供を持つ親、受験を経験した大人たちみんな
    読んでほしいな、と思った

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    2026年05月03日
  • 金の角持つ子どもたち

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    『中学受験を決意した俊介
    この決意の裏には
    ある”秘められた想い”があって、、、』

    目標に向かって駆け抜ける俊介の姿は、
    周りの大人まで勇気づけていきます!

    のめり込むことの楽しさ、
    自分の頑張りが誰かの背中を押しているかもしれない
    そんなことを思い出させてくれる作品です!

    思い出したくなる言葉がたくさんで、
    いつの間にか付箋だらけになっていました笑

    頑張るあなたにも、これからの人にもおすすめの作品です!是非!

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    2026年05月03日
  • 青のナースシューズ

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    ストーリーに引き込まれ、一気にに読み上げた。
    いたるところに気づきがあり、目頭が熱くなるフレーズが随所に!
    主人公の駆け引きのない、まっすぐなところに共感もおぼえた。
    何故このタイトルなのか初めは分からなかったが、深い意味があったことが分かった。

    初めて読む作家さんだが、また読んでみたい。

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    2026年05月01日
  • 青のナースシューズ

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    「リラの花咲くけものみち」で獣医師を志す少女の姿に胸打たれましたが、今度は看護士を志す少年が主人公。
    読み終えるまでに、一体どれほど感情を揺さぶられたか……!

    看護師学校が舞台の「医療×青春小説」。看護師になるための勉強に、家庭でも弟の身の回りのお世話のために日々忙しくしている成道。母のために、弟のために……成道の歩む看護師への道のりは肉体的にも精神的にも過酷で、でも、どこまでも彼は優しくて、娘を持つ母として胸が痛くなりました。

    しんどいとき、心が折れそうなとき、誰かの存在や言葉が励みになり、未来に繋がる「今」に繋ぎ止めてくれることがある。
    成道が実習を通して患者さんと共に過ごした時間やご

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    2026年05月01日
  • 金の角持つ子どもたち

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    何の気なしに電車の中で読み始めたら胸をえぐられる思いで涙を堪えるのが大変だった。自分が母なので、やはり感情移入するのは主人公の母。夫へ言いにくいことを伝えるタイミングをはかる時、姑に初めて反発して息子を守った時、新たな楽しみを見つけた時、一緒に一喜一憂した。俊介には精一杯のエールを最初から最後まで。
    我が子にも中学受験を経験させたいと思わされた作品。

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    2026年05月01日
  • 青のナースシューズ

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    藤岡陽子さんの作品は久しぶり。

    交通事故で父親を亡くし、自分の時間の全てを家族に捧げてきた少年が、憧れていた看護師を目指して大学に進学、そして....っていうお話。
    生、傷、病、死に向き合う医療と看護の世界。
    命に関わる仕事の大変さがこの作品で少しだけですけど想像することができました。

    読み終わった時の感想を一言で言うと『終わってもた( ; ; )』
    もっと続きを読みたいなって思う素敵な作品でした。
    ありがとうございましたm(._.)m

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    2026年04月30日
  • 青のナースシューズ

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    シングルマザーで働き詰めの母に代わり、交通事故で車椅子生活となった弟の面倒をみてきた岡崎成道は、就職を勧める母親の反対を押し切り、看護大学に進学する。40人のクラスに男子はたった5人。看護業界は女性中心で、講義も実習もトラブル続き。そんな時、ある患者の担当になり…。

    現在、日本での男性看護師の割合は8パーセント程度だという。確かに、男性看護師に出会ったことがほとんどない気がする。

    シングルになったということで、全てを抱え込んでしまっている成道の母親に最初はかなりひいていたが、最後の最後に成道の味方になってくれたのは良かったと思う。
    けど、同じような母親は世の中にはきっと多いのだろうなぁ。

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    2026年04月30日
  • リラの花咲くけものみち

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    10歳の時に母と死に別れ、辛い10代を過ごしてきた聡里(さとり)ちゃんが一念発起して東京を離れ北海道の獣医学部へ。

     同年代の子達との寮生活、初恋、友達との出会い、獣医になる覚悟、挫折、、、読みながら応援し続けました。

     大学2年の娘がいるから、大学入学と同時に親元を離れるってこんなに大変なんだと聡里ちゃんのおばあちゃん目線で読んでました。

     お友達の残雪くん、初心者なのにすごい素敵だなと感心してしまいました。

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    2026年04月28日
  • ホイッスル

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    突然夫に裏切られて今まで主婦として生きてきた70前の女性が主人公。
    理不尽な状況から立ち上がるのも大変なのに、今まで社会との接点が少なかったのに、まっすぐ立ち向かい強くなっていく姿がとても良い。
    主人公側は良い人ばかりなんだけど、敵キャラはグスだらけで腹が立つ。

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    2026年04月27日
  • 青のナースシューズ

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    今回の藤岡さんも最高でした。医療従事者だけあって現場での描写や看護大学の授業や患者さんとのやりとりも臨場感あって実話のようでした。交通事故で看護師だった父を亡くし障害を抱えた弟の面倒をみながら看護師を目指している成道が主人公。涙が止められなくなる場面は数知れず。友情、家族愛、看護師になりたいと思う情熱・・・いろんな情に溢れた物語でした。

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    2026年04月24日
  • 青のナースシューズ

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    小説の終盤は涙なしでは読めませんでした。
    看護師でもある藤岡陽子さんがこの小説で伝えたいことが、リアルに伝わってきました。

    主人公の岡崎成道はヤングケアラーで、母親を支え、弟の世話をして日々フル回転で生きています。そんな彼が看護師を目指す小説でした。

    ほぼ女性ばかりの看護大学での学びのなかで、主に実習での出来事が描かれていました。産まれてくる命、亡くなる命に向き合うためには、覚悟が必要だと感じました。

    看護大学の学びの多さ、臨床の場での現実、そして家族や仲間との関わり方などが書かれていて、心が揺さぶられる場面もありました。

    強い人も弱い人もいるけれど、自分なりに生きていくために、誰もが

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    2026年04月24日
  • 春の星を一緒に

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    読み始めて三上先生に記憶あり!
    そうか、『満天のゴール』の続編なんだと気付きました。

    あれから8年、奈緒の息子涼介は高校生となり進路を考える時期に。

    舞台は京都から東京に移り、緩和ケア病棟で終末期医療に携わる奈緒。

    序盤の奈緒の父の死の場面から泣けて泣けて…。更に緩和ケア病棟での場面も涙涙でした。

    そしてラスト…もう号泣です。藤岡陽子さんの小説は本当に毎回泣かされてしまうのですが、今回は明るい結末だったので嬉し涙でもありました。タイトルの意味もロマンティックです。

    『満天のゴール』からもう一度読み返したくなりました。

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    2026年04月23日