藤岡陽子のレビュー一覧

  • 満天のゴール

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    過疎地医療・在宅医療の深刻な問題を赤裸々に描きながら、それでいて読後に希望と幸福感をもたらせてくれる著者の作風を、遺憾なく発揮された小説。
    夫に裏切られた奈緒は、十歳の息子・涼介とともに逃げるように京都丹後地方の実家へと帰ってくる。
    そんな折、父が事故に遭い、海生病院に入院。
    そこで、担当医師の三上医師と出会い、さらに路上で倒れていた早川という老婆を助けることになる。
    この4人を中心に物語が展開される。
    奈緒の息子・涼介が生き生きと描かれ、大人たちの接着剤的な役割を果たしているのが好ましい。
    そんな涼介が「いまだって毎日大変なのに、年を取ってもそんなに苦しいのなら嫌になるな。生きるって一生大変

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    2026年06月07日
  • 満天のゴール

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    ⭐️『満天のゴール』
    「人が人と関わり続ける限り、
    相手を想う気持ちが生まれる」

     医療過疎地や訪問看護、終末医療・・・。考えさせられることが多い作品だ。
     三上先生と早川さんは隔たれた歳月の中で、互いが互いの心の底流であり続けた。二人の強い絆に感涙した!

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    2026年06月07日
  • 青のナースシューズ

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    温かさに包まれた藤岡さんの作品、今回もとても良かった。
    男子看護学生の成道が家族と看護と向き合う4年間の物語。厳しい実習の様子や学生同士の苦悩の共有がとてもリアルで、分かりやすく思い描くことができた。弟のことを任せっきりで必死な母のことは、そんな言い方しなくても…と思いつつも、自分もあたってイライラしてしまうことも思い出されて全てを否定はできず。最後は向き合って変わろうとする姿があってよかった。
    看護師として奮闘する続きも見たい。

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    2026年06月06日
  • 青のナースシューズ

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    ネタバレ

    めーっちゃよかった。
    久々に読書で泣いた。

    男性看護師を目指す、青年の話。



    人は大きな病気や怪我に直面したとき
    人生に対する考え方や、自分の在り方、ものの見方って変わる気がする。

    私も癌を経験して考え方も変わったと思うし
    ものの見方や人の見方も変わったと思う。

    そして、人生とはこういうもの
    とか
    自分はこう生きたい
    とか
    あれを信じたい
    とか
    あれは信じないし、時間をかけない
    とか
    自分だけの考え方が生まれる気がする。


    看護師や医者って
    自分自身も命に対して誠心誠意向き合っているし
    命に本気で向き合う人達のそばにいる。

    看護師さんなんてとくに
    体のサポートだけじゃなくて、心の

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    2026年06月06日
  • 海とジイ

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    どの話も泣いてしまいました…

    自分がいなくなる時にどれくらい大事な物が残るのか、それを次に渡せるのか。
    毎日を大切にしながら過ごしていきたいと思わせてくれました。

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    2026年06月04日
  • 青のナースシューズ

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    藤岡さんの本は、いつも感動があり、最後は爽やかな感じがあります。今回も、いろんな問題が盛り込まれてあり、心が痛みました。そんな物語の最後はいつも爽やかで感動です。ありがとうございました。

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    2026年06月03日
  • 青のナースシューズ

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    すごくいい話だった!看護師を目指す男子学生の、真摯に向き合う姿は、読んでいて全力で応援したくなる。
    仕事の休憩中に読んでいたから、危うく職場で泣くところだった(笑)。

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    2026年06月02日
  • 手のひらの音符

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    先月、数ページ読んでそのまま積読になってしまっていたが、2回目にして読み進めるとページを送る手が止まらず気が付いたら最後まで読み終えていた。
    涙せずには読むことができなかった。
    会えない時間があっても想っていたこと、切なくもあり愛だなと思う。その後の関係に言及しないのも良かった。それは2人だけのものだから。

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    2026年05月30日
  • 春の星を一緒に

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    『満天のゴール』の2作目。

     夫の裏切りにより10才の息子・涼介ともに実家に戻った奈緒。離婚から7年、父と奈緒と涼介と穏やかに幸せに暮らしてきた。17才になった涼介の進学や、お父さんの健康問題など色々な問題が重なってしんどそうでした。元夫は今回もクズでした。

     すごく好きなお話し。
    8作品読んだ藤岡陽子さんの小説はどれも好きだけど、このシリーズが1番かも?
    前作と同じでタイトルの意味が分かった時、え?もしかして?やっと?ってそわそわして、読み進めてラストにガッツポーズ。3作目も期待してます。

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    2026年05月29日
  • 青のナースシューズ

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    さすが藤岡さんです
    患者さんにナースシューズをと言ったところで、ラストはなんとなく想像していたけれど、弟や母親との関係、実習先での出来事に、全く飽きさせない素晴らしい作品だったと思いました。僭越ですが全国のナースの皆さん、特に男性看護師の方にエールを!

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    2026年05月26日
  • 満天のゴール

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    本屋さんで『春の星を一緒に』を見かけて読み始めたら続編だと気付き、1作目の『満天のゴール』を慌てて購入。

     ある日突然夫の裏切りを知り、離婚を迫られる奈緒。本当は帰りたくなかった実家に逃げるように帰り、、、久々に会う父や、近所の方との触れ合いを通し本来の自分を取り戻していく。

     すごく好きなお話し。
    今後も時々読み返すと思う。
    タイトル『満天のゴール』の意味がわかった時、胸がいっぱいになりました。
    三上先生と奈緒のその先も気になるな。
    涼介くんも良い子だった
    夫と不倫相手が本当に嫌な奴だった。

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    2026年05月25日
  • 春の星を一緒に

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    きっと幸せなハッピーエンドのお話だろうという心づもりで読み進めたが、何度も涙しながら一気読みしてしまった。なんという好青年の息子なのだろう、あの父親の遺伝子皆無と言いたい。お祖父ちゃんの愛情の賜物。三上先生、素晴らしすぎる。
    生死は誰にもコントロールできないが、読後の清々しさは半端ない。死ぬ最後の瞬間まで穏やかで幸せに過ごしたい。頑張ろう。

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    2026年05月23日
  • 春の星を一緒に

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    表紙の桜に見惚れて借りた一冊で、こんなに感動するとは思わなかった。シングルマザーで高校生の息子の受験を控えて緩和ケアーの看護師をする母とその家庭を見守る医師。

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    2026年05月23日
  • 春の星を一緒に

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    ネタバレ

    面白い…というよりは「とても良い小説」だった。勿論面白いのだが、どんでん返しも伏線回収も謎解きもないのである。

    看護師の母と受験を控えた高校生の母子家庭、その親子と密接にかかわる地域医療の医者、その3人を中心に終末医療(緩和ケア)と大学受験と親子の関りと不器用すぎる恋愛について時系列の章立てで淡々と物語が進んでいく。

    緩和ケアも大きなテーマなので、登場人物が死ぬシーンは多いと思うが、それでも争いごとや天変地異のような大きな悲劇はなく、隣近所によくありそうな個人的な日常の悲喜劇が綴られていく。それだけなのに、本当にいい小説なのである。

    3人とも善人で努力家であり、仕事や勉強や生活をしっかり

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    2026年05月22日
  • 春の星を一緒に

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    非常に面白かった!
    適当に手に取ってみた本だったけど、シングルマザーの苦悩と、恋愛から発展する結婚というよりは、本当に支え合ってこの人と生きていきたいと思ってというあまりみられない恋愛模様が切なくもあり素敵だった。死を終わりではなくゴールだと捉えるという考え方を自分も取り入れたいと思った。身近な人が死を迎えたり、死と向き合っている今、どうしたら元気になるかな、いきたいと思えるかなと私なりに考えることもあるので、面白かったし、医療現場の人たちがこんなふうに考えてくれているのなら幸せだなと感じた。

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    2026年05月22日
  • 手のひらの音符

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    P189 信也が憲吾に言った言葉
    「一番なのか?」
    「お前が一番苦しいのか、って訊いてんの」
    信也に言われたら「はい私は一番苦しいです」って答えられないよ
    水樹が大人になった信也をみて思うこと
    P249 子供の頃は何も映さない、空っぽに見えたその目に、折れることなく生きてきた自信が満ちている。小さな子供が、長い時間をかけて強い大人になったのだと、
    今までの人生振り返ってみると辛い経験沢山あったなー
    そのおかげで、私もちょっとやそっとのことではめげない大人になったな 

    森嶋家の三兄弟の仲が良く互いを大切に思う絆の強さが良かった。優しい兄達に守られながら成長した末っ子の悠人との再会、そして悠人の

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    2026年05月21日
  • 金の角持つ子どもたち

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    私にはいつ頃まで「金の角」があったのだろう。

    大好きなサッカーをやめ日本最難関中学の合格を目指す俊介。根性とか努力とかが軽い言葉に感じられるほどの受験に向かう俊介の姿。それには理由があって…。

    そして彼を支える周囲の大人たちの視点からも中学受験が描かれており、鼓舞奮闘し新たな一歩を踏み出す姿が心を打つ。

    小説の随所には心に留めておきたい力強いエールがたくさん詰まっていました。
    自分を諦めず、自分を信じて前へ進む全ての人の頭には金の角が生えているものだ。

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    2026年05月21日
  • 金の角持つ子どもたち

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    序盤から涙腺にきました。
    母親、小6の主人公、塾の先生目線の3遍からでどのひとも人間できてて視野の広い人たちで読んでてストレスなくよかった。

    中学受験塾で働いてたので、本人も保護者も二人三脚で必死なのはわかってるしどの子も合格してほしいという塾の先生の気持ちもわかるので、途中で出てくる小学校の先生が鬱陶しかった。

    Pアカ新宿校一位の女の子が強くてかなりよかった。先生目線めっちゃいい

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    2026年05月20日
  • 春の星を一緒に

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    2026.5.19
    三上先生も奈緒も涼介も好き!涼介、いい息子すぎる。努力した分、三上先生や奈緒が近くで支えてくれた分いい医者になるんだろうな。
    この3人の今後もずっと眺めていたい。
    おじいちゃんがコロナになってからあっけなく亡くなったり緩和病棟で人の死に直面したり三上先生を置いて家を出た母親が現れたり、一つひとつが重たく悲しい気持ちにもなったけど、出来事がある度に家族の絆が強まっていった。
    人生の最後まで痛みを取り除いて幸せをもたらす医療の素晴らしさや医師、看護師に尊敬。

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    2026年05月20日
  • 金の角持つ子どもたち

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    子供がこんなに頑張っている姿を見せられたらぼんやりと生きてはいけないと思った。
    お母さんもすごく良かった。
    エールを送りたい気持ちになった。

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    2026年05月19日