藤岡陽子のレビュー一覧

  • 春の星を一緒に

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    きっと幸せなハッピーエンドのお話だろうという心づもりで読み進めたが、何度も涙しながら一気読みしてしまった。なんという好青年の息子なのだろう、あの父親の遺伝子皆無と言いたい。お祖父ちゃんの愛情の賜物。三上先生、素晴らしすぎる。
    生死は誰にもコントロールできないが、読後の清々しさは半端ない。死ぬ最後の瞬間まで穏やかで幸せに過ごしたい。頑張ろう。

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    2026年05月23日
  • 春の星を一緒に

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    表紙の桜に見惚れて借りた一冊で、こんなに感動するとは思わなかった。シングルマザーで高校生の息子の受験を控えて緩和ケアーの看護師をする母とその家庭を見守る医師。

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    2026年05月23日
  • リラの花咲くけものみち

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    継母との確執で不登校になった少女が、祖母に引き取られ手から獣医を目指し、獣医学を学べる大学に進学する。単身北海道に渡り、さまざまな動物や人々に囲まれながら成長してゆく物語。
    北海道の大地と動物、衝突したりクヨクヨしながらも、前を向いて進んでゆく、おおらかな登場人物たち。著者の誠実さがにじみ出ているような作品です。
    例えるなら、小野寺 史宜「ひと」のような。
    デトックス効果のある物語だと思います。

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    2026年05月22日
  • 春の星を一緒に

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    ネタバレ

    面白い…というよりは「とても良い小説」だった。勿論面白いのだが、どんでん返しも伏線回収も謎解きもないのである。

    看護師の母と受験を控えた高校生の母子家庭、その親子と密接にかかわる地域医療の医者、その3人を中心に終末医療(緩和ケア)と大学受験と親子の関りと不器用すぎる恋愛について時系列の章立てで淡々と物語が進んでいく。

    緩和ケアも大きなテーマなので、登場人物が死ぬシーンは多いと思うが、それでも争いごとや天変地異のような大きな悲劇はなく、隣近所によくありそうな個人的な日常の悲喜劇が綴られていく。それだけなのに、本当にいい小説なのである。

    3人とも善人で努力家であり、仕事や勉強や生活をしっかり

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    2026年05月22日
  • 春の星を一緒に

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    非常に面白かった!
    適当に手に取ってみた本だったけど、シングルマザーの苦悩と、恋愛から発展する結婚というよりは、本当に支え合ってこの人と生きていきたいと思ってというあまりみられない恋愛模様が切なくもあり素敵だった。死を終わりではなくゴールだと捉えるという考え方を自分も取り入れたいと思った。身近な人が死を迎えたり、死と向き合っている今、どうしたら元気になるかな、いきたいと思えるかなと私なりに考えることもあるので、面白かったし、医療現場の人たちがこんなふうに考えてくれているのなら幸せだなと感じた。

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    2026年05月22日
  • 手のひらの音符

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    P189 信也が憲吾に言った言葉
    「一番なのか?」
    「お前が一番苦しいのか、って訊いてんの」
    信也に言われたら「はい私は一番苦しいです」って答えられないよ
    水樹が大人になった信也をみて思うこと
    P249 子供の頃は何も映さない、空っぽに見えたその目に、折れることなく生きてきた自信が満ちている。小さな子供が、長い時間をかけて強い大人になったのだと、
    今までの人生振り返ってみると辛い経験沢山あったなー
    そのおかげで、私もちょっとやそっとのことではめげない大人になったな 

    森嶋家の三兄弟の仲が良く互いを大切に思う絆の強さが良かった。優しい兄達に守られながら成長した末っ子の悠人との再会、そして悠人の

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    2026年05月21日
  • 金の角持つ子どもたち

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    私にはいつ頃まで「金の角」があったのだろう。

    大好きなサッカーをやめ日本最難関中学の合格を目指す俊介。根性とか努力とかが軽い言葉に感じられるほどの受験に向かう俊介の姿。それには理由があって…。

    そして彼を支える周囲の大人たちの視点からも中学受験が描かれており、鼓舞奮闘し新たな一歩を踏み出す姿が心を打つ。

    小説の随所には心に留めておきたい力強いエールがたくさん詰まっていました。
    自分を諦めず、自分を信じて前へ進む全ての人の頭には金の角が生えているものだ。

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    2026年05月21日
  • 金の角持つ子どもたち

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    序盤から涙腺にきました。
    母親、小6の主人公、塾の先生目線の3遍からでどのひとも人間できてて視野の広い人たちで読んでてストレスなくよかった。

    中学受験塾で働いてたので、本人も保護者も二人三脚で必死なのはわかってるしどの子も合格してほしいという塾の先生の気持ちもわかるので、途中で出てくる小学校の先生が鬱陶しかった。

    Pアカ新宿校一位の女の子が強くてかなりよかった。先生目線めっちゃいい

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    2026年05月20日
  • 春の星を一緒に

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    2026.5.19
    三上先生も奈緒も涼介も好き!涼介、いい息子すぎる。努力した分、三上先生や奈緒が近くで支えてくれた分いい医者になるんだろうな。
    この3人の今後もずっと眺めていたい。
    おじいちゃんがコロナになってからあっけなく亡くなったり緩和病棟で人の死に直面したり三上先生を置いて家を出た母親が現れたり、一つひとつが重たく悲しい気持ちにもなったけど、出来事がある度に家族の絆が強まっていった。
    人生の最後まで痛みを取り除いて幸せをもたらす医療の素晴らしさや医師、看護師に尊敬。

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    2026年05月20日
  • 金の角持つ子どもたち

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    子供がこんなに頑張っている姿を見せられたらぼんやりと生きてはいけないと思った。
    お母さんもすごく良かった。
    エールを送りたい気持ちになった。

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    2026年05月19日
  • 青のナースシューズ

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    いつも感動をくれる藤岡さんの新作
    やっと読めました



    こちらもよかったです(゚´Д`゚)゚。




    看護師を目指し大学に進学する岡崎成道。
    交通事故で父親を亡くし、働き詰めの母親の代わりに車椅子の弟の面倒も見ています。



    看護師の世界は女性中心。
    大学のクラスの男性は5人で、ほか全て女性。
    男の看護学生というだけで敬遠され、担当拒否されたりします。



    ただでさえ厳しい道のりに加え、弟の面倒も見なければならず、成道はいっぱいいっぱいです。


    もうこれ以上無理と挫けそうになりますが
    同じクラスの仲間との関わりや
    実習での患者さんとの触れ合いの中で
    いろんなことに気づき成長していきま

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    2026年05月19日
  • 春の星を一緒に

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    藤岡さんの作品の中で、きっとこれが一番好き。医療物だけじゃなく、家族の渦巻く話。泣けたね。お母さんもみんなも、頑張ったおめでとう

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    2026年05月18日
  • 森にあかりが灯るとき

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    現在の社会におけるこれだけの重いテーマを、しかも現実感満載で描いているのに、今回も藤岡さんには何度も泣かされてしまいました。大変な思いをしながらそれぞれの立場でそれぞれが考えを信じて最善を尽くす介護業界で働く人たち。私も仕事柄そのご苦労を目にしていますが、国の仕組みがお粗末すぎて彼らの犠牲がなければ成り立たない状況と分かっています。彼らが背負わされている理不尽な負担が、利権に群がる寄生虫のような政治家や経済団体に吸い取られるのではなく、介護を必要としている高齢者のためになっていることを祈っています。でも、本に登場した区議会議員よりも意識の低い女が総理大臣の国では無理でしょうね。

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    2026年05月18日
  • 青のナースシューズ

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    ネタバレ

     主人公は「成道」という男子学生で、看護大学の5人の男子学生にフォーカスを置いて書いてありました。
    看護学部はA,Bクラスに分かれて、主人公はBクラスで女子学生35人、男子学生が5人という内訳です。
     内容の構成が素晴らしかったです。まず各男子学生がなぜ看護師を目指してこの大学に入ってきたのかが書かれておりました。それと同時に現在の日本の看護体制の問題点がなんとなく読者にわかるように書いてありました。看護師が就職して一年目で看護師を辞めてしまう現状や、男性看護師が少ないという実情が書いてありました。
     各男子学生の看護師を目指す理由を読んで、読む前に自分が思っていた以上に衝撃が大きかったです。

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    2026年05月17日
  • リラの花咲くけものみち

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    この作家さんの描く物語は泣ける。この作品も例に漏れず。
    あっという間に読み切りました。
    大好きな一冊になりました☺︎

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    2026年05月17日
  • 青のナースシューズ

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    看護師を目指す、男子学生の成長物語。

    本著者の作品は初読みですが、現役ナースの方ということで、医療現場のリアルや看護師になるまでの過酷さの解像度がとても高い。

    看護師全体における男性の割合は1割以下という環境の中、男性というだけで看護させてもらえないケースもあることを知りました。

    また、「頑張らなくてもいいって言葉を慰めに使う人は、本気で相手のことを考えていない」という言葉が印象深い。

    自分の人生に責任を取るのは他の誰でもない自分自身であり、小さな目標でもすぐに諦めがちな自分を省みるきっかけにもなりました。
    そして、自分の子やこれから社会に出る学生さん達にも是非読んでほしいと感じた良作

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    2026年05月12日
  • 青のナースシューズ

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    看護師だった父を早くに事故で亡くした成道は、懸命に働く母を助けて、車椅子の弟の世話をしながら、自分も看護師になろうと大学に進学する。ほとんど女子の看護学部には、クラスに男子は5人だけ。男子ならではの苦労もあり、弟の世話やバイトとも両立しながら、懸命に頑張る成道の姿に感動した。5人の仲間もそれぞれに事情や悩みを抱えながら、講義や実習をこなしていく。「あなたたち男子学生はただでさえ目立つんです。白ウサギの中に黒ウサギが混じっているようなものでどうしても目立つんです。」という教官の言葉は、インパクトが強かった。医療現場という特殊な環境では、男子であることは思いの外ハードルがある。でも卒業の時には、一

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    2026年05月12日
  • 金の角持つ子どもたち

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    中受系の小説は他にも読んだけど、
    このストーリーがいちばんしっくりきた。
    (中受経験はないけど笑)
    子どもがストーリーの中心にいつつ、
    ストーリーの中心がズレへんから
    読みやすかったんかも?

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    2026年05月11日
  • 青のナースシューズ

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    大好きな作家さん。甘い言葉ではなく、きちんと頑張る、努力する人の強さを讃える言葉に励まされる。背筋が伸びる一冊。

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    2026年05月10日
  • 青のナースシューズ

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    「青のナースシューズ」にたどり着いた時 
    人生捨てたもんじゃないなと 泣きそうになりました。
    成道は優しいし、晴道も一生懸命前を向いて歩み出す。
    目指す職種に向けて頑張る姿を優しい気持ちで応援できる本だとおもいました。

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    2026年05月09日