矢樹純のレビュー一覧

  • 罪の棲家

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    「裏山」
    「ずっと、欲しかった女の子」
    「噓つきと犬」
    「吸血鬼の■し方」
    「三年目の帰還」
    「運命の天使たち」
    「罪の棲家」
    7話収録の独立短編集。

    2019年に刊行された『夫の骨』以来、追い続けている矢樹純さん。
    お得意のイヤミスとあってリーダビリティ抜群。

    まず、一行目のインパクトで心を鷲掴みにされる。

    嫌な予感しかしない物語を追っていくと、想像していた結末とは全く違う真相が待っている。

    とてつもなく恐ろしい話から、読後ホッとするものまで、7話それぞれに意外性があり面白かった。

    見ていた景色がラストで一変するブラック短編集。

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    2025年11月11日
  • 罪の棲家

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    胸に秘めたたった一つの隠し事は…。各世代の女性を取り巻くミステリー短編集。
    不穏な空気が漂う中で、何かが起こる何かが隠されているといろいろ想像するが、それを超越する真実に驚愕する。なかなか評価されない作者だが、そろそろブレイクしそう。

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    2025年11月02日
  • 或る集落の●

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    総じてキモくて良かった、って言おうと思ったけど「がんべの兄弟」だけ龍が如くのムービーで流れる泣ける話みたいな読後感だったな

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    2025年10月30日
  • ●●にいたる病

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    我孫子武丸さんデビュー35周年記念のアンソロジーです。
    作家陣も錚々たるメンバーで、私に割とトラウマを植え付けた『殺戮にいたる病』に因んだテーマ。
    我孫子さんご本人がヘンテコなテーマで作家さん方に申し訳ないし、自身も書かれるとは思って無かったので苦労したと仰っていましたが、そこは流石の力量を持った作家さん方!見事にテーマに沿った短編集となっております。
    それでいて、それぞれの作家さんの個性がキラリ。
    ではでは、いつもの如くさらっと短編毎の感想をば。
    (なるべく短く…)

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    【切断にいたる病】我孫子武丸さ

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    2025年11月03日
  • 彼女たちの牙と舌

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    四人のママ友たちの悲劇… 嫉妬、嘘、プライドが絡み合う無類のサスペンススリラー #彼女たちの牙と舌

    ■あらすじ
    子どもの中学受験をきっかけに知り合った四人の女性。定期的に集まり情報交換をするママ友の関係であった。ある日Webマーケティングの仕事をしている衣織は、知絵から相談を受ける。ネットでのトラブルに巻き込まれてしまったらしい。どうやら、知絵は怪しい仕事を請け負っているらしいのだが…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    子ども達の学習塾から繋がったママ友たち。本来は楽しい集いだったはずが、いつの間にか嫉妬と業にまみれていく。さらには、小遣い稼ぎで始めた副業が図らずも犯罪組織ともつながってしま

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    2025年10月27日
  • ●●にいたる病

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    おもしろかった
    しあわせにいたらぬ病が1番お気に入り
    拡散にいたる病はなんか怖いけど好き

    人の感想見ててもかなり好み分かれてて、人の感想見るのも楽しい

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    2025年10月27日
  • 撮ってはいけない家

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    モキュメンタリーホラーの撮影のため田舎の旧家を訪れる一行。その家には古くからの言い伝えがあって……
    いくつもの事件が繋がっていく様子はミステリーでもあり、背景に流れる情景はホラーでもあり、素敵なマリアージュでしたね。
    伏線回収も綺麗で、思わず惚れ惚れしました。

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    2025年10月26日
  • 或る集落の●

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    因習村ものなど好きなのでこの作品も割と好き
    ガンべと呼ばれる人たちの扱いというか設定がなんとも言えない
    先生という人物も後からちょっと効いてくる感じ
    面白かった

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    2025年10月18日
  • マザー・マーダー

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    面白かった!短編集だけど全部話が繋がっていて一気読みしてしまった。短編はそんなに好みでは無いけど「夫の骨」から好きな作家さん。

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    2025年10月17日
  • 彼女たちの牙と舌

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    ネタバレ

    お受験ママ友の間でのドロドロとしたやり取りを楽しむ小説かな、と思っていたらかなりミステリー風味の強い犯罪小説だったというオチに気持ちが追いつかなかったというのが素直な感想です。

    それまでお互いに不信感を抱いていた四人が最終盤の詐欺集団をやり込める辺りの一体感はなかなか爽快で良かったです。

    続編を匂わせる終わり方をしたのですがどうなるんですかね。杏里のお腹の子も気になりました。

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    2025年10月13日
  • ●●にいたる病

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    あの「殺戮にいたる病」のような様々な衝撃を抱え込んだ6作のアンソロジー
    個人的には「欲動にいたる病」が一番驚かされた
    背筋さんのはホラー苦手でも読めたので良かった
    本家はやっぱり安定だなぁと…最後まで騙されてた

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    2025年10月13日
  • ●●にいたる病

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    殺戮にいたる病に衝撃を受け、ずっとお勧めしたい本No. 1なのだが、この本が出ると知って真っ先に買わねばと思った。まさにファンブックのよう。様々な作家が色々なテーマで描いているのだが個性的でどれも面白かった。これからも益々、本の可能性は広がりそうとワクワクもさせられた。

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    2025年10月11日
  • ●●にいたる病

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    豪華な作家さん達の短編集。それぞれ良さがあって満足。歌野先生の作品は現代の様々な社会問題を盛り込んでいて良かった。

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    2025年10月09日
  • ●●にいたる病

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    「殺戮にいたる病」のアンソロジー。どの編もちゃんとミスリードされた。特に「巧い」の意味がガラッと変わる背筋さんの「怪談にいたる病」が面白かった。
    でも、やっぱ本家の「殺戮にいたる病」が一番だわ(∩˘ω˘∩ )

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    2025年10月06日
  • ●●にいたる病

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    個性と魅力あふれる作家陣によるアンソロジー、ミステリー読みすぎにいたる病にご注意 #●●にいたる病

    ■きっと読みたくなるレビュー
    我孫子武丸先生の名作『殺戮にいたる病』のインスパイア企画。著名なミステリー作家により『●●にいたる病』と題し、アンソロジーとしてまとめられた作品です。

    『殺戮にいたる病』を初めて読んだのは、もう30年くらい前になる。時間が経過するのは何故こんなにも早いのか、もはや最大のミステリーですな。

    ずらりと並んだ作家陣は、今もっとも脂がのってる先生から大ベテランの先生まで全6名。皆さん個性が出ていて、らしいなぁ~と思いながら読ませていただきました。どの作品もゾワゾワっと

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    2025年10月06日
  • 妻は忘れない(新潮文庫)

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    日常に潜む不穏な空気や秘密をテーマにした短編集
    お話はどれも一筋縄ではいかず、どんでん返しとまでは言わなくても、見事に予想と違う展開が待ち受けています
    満足度の高い短編集でした

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    2025年10月06日
  • ●●にいたる病

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    一つ一つの話が短いので、さらっと読みやすかったです。切断にいたる病と、しあわせにいたらぬ病がとても好きでした!

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    2025年10月05日
  • 撮ってはいけない家

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    読み終わって、一拍遅れて背筋を悪寒が走る…
    ぞわりと…

    何が起きているのか、正体がつかめない恐ろしさで読み進めて、ラストが本当に恐ろしかった。

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    2025年09月28日
  • ●●にいたる病

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    個性あふれる6作品。我孫子武丸さんのはスカッと。神永学さんのはぞわっと。背筋さんのは怖!真梨幸子さんのは面白かったです。1つ1つの作品が短いので読みやすかったです。

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    2025年09月25日
  • ●●にいたる病

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    豪華メンバーによる我孫子武丸氏デビュー35周年記念企画

    「●●にいたる病」というテーマで書かれた作品はどれもおもしろかったです
    先生方それぞれの色が出ていてさすがの一言
    めちゃくちゃ気持ち悪くて最高
    不快なのにまた読み返したくなる、そんな魅力溢れるアンソロジーでした

    #我孫子武丸

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    2025年09月24日