矢樹純のレビュー一覧

  • 或る集落の●

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    ネタバレ

    前々から読もうと思っていたけど、そのままになっていて、先日ようやく読み終えた一冊。ホラー小説の短編集なんだけど、幽霊や怪奇現象といった方向性ではなくて、得体のしれないものとの共存や、得体のしれないものがすぐそばにいる恐怖みたいなものが主。読んでいて怖いという感覚はなくて、不可解というかなんというか。めっちゃ面白い!って手放しで喜ぶ感じの小説でもないんですよね……。この作者さんの本は以前からちょくちょく読んでいたので読んでみたけど、感想の書きづらい本だと思う。

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    2026年05月19日
  • 罪の棲家

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    不穏さが漂う中、意外な結末が待ち受ける短編集。バリエーションに富んでいて、短いながらも満足度は高め。
    「ずっと欲しかった女の子」の最後にゾゾッ‼︎
    「嘘つきと犬」「運命の天使たち」が好みだった。

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    2026年05月07日
  • 或る集落の●

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    連作短編集。久しぶりに読んだホラーもの。けっこう人間の持つ禍々しさと人ではないものの存在の不気味さが文章からずっと漂ってきて、世界観への没入感があって、ひー!と思いながらもするするっと読んだ。連作短編集なので、話がじわっとつながっていて共通する人物が別の話にも出てきて、それが活かされた展開でさらに強さを増す構成になっていた

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    2026年05月05日
  • 罪の棲家

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    ★約束されたドンデン返し★ホラーやスリラー調で、生活の裏にある思わぬ現実を最後に示してストンと落とす短編集。手練れなのは確かで、短編集でもあり読み出すと止まらない。ただ、イヤミスっぽい終わり方をするものはあまり自分の趣味でないと分かり、最後に逆転のオチが必ずくると思って読むのもさほど好みでなかった。自分は謎解きをしながら読み進めて答え合わせをするタイプではなかった。

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    2026年04月29日
  • ●●にいたる病

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    思った以上にホラーだった、、、
    1作目の凄惨で残虐で陰惨で猟奇的で、いきなりくじけそうになった。
    執筆陣を見て、ミステリ多めと思っていたので、油断したというか。
    でも、イヤミスのイメージの強い真梨幸子さんの『コンコルド』はかなり好きだし、最終話の
    歌野晶午さん『いたらぬ』のタイトルからしてすごく好み。

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    2026年04月14日
  • ●●にいたる病

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    殺戮いたる病ほどはグロさも叙述トリックも刺激不足ではあったけれど面白かった。我孫子さんのあれはミステリーとしてはよいのか?と思ったけれど、さすが1番グロさがあってよかった。背筋は他の作品イマイチできたいしていなかったけど、オチの感じが好みで見直した笑

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    2026年04月13日
  • 新しい法律ができた

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    ネタバレ

    おなじみの一行目一緒ショートショートのシリーズ。今回は初読みの作家さんが多かった気がする。特に最初の方、ロボットとかAIとかが続いて、大丈夫かいな、と思ったけど、真梨幸子さんや東川篤哉さんはちゃんと違うテイストで来ててさすがと思った。殺人が罪ではないという世界から、死刑等の罪になるという法律ができた、という大沼紀子「もう、ディストピアじゃん」は皮肉が効いてて特に印象的。面白かった。五十嵐律人「革命夜話」も違う切り口でとても良かった。敗戦後の混乱の中、食うにも困っている頃に、理想を夢見て日本国憲法を作った人がいたんだ、ということに改めて気付かされたわ。ありがたいことだ。

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    2026年04月06日
  • 撮ってはいけない家

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    ホラー小説として、とても面白かった。
    特に中盤以降は続きが気になりすぎて、夢中で読んでしまった。
    話の内容は結構怖い。怖いものの描写がいい。不気味で、あまり頭の中で想像したくないなと思える。
    ミステリ要素も盛りだくさんで、序盤から伏線だらけ。不可解な謎もたくさん盛り込まれている。
    或る集落の●よりもエンタメ要素が強く、分かりやすく面白いと思う。
    ただ、オカルトマニアで本作の探偵役の阿南が、驚きの事実を告げる時の描写や、主人公で語り手の佑季がおぞましいものに気づいてしまった時の描写などがどれも同じで、後半それらのリアクションが増える場面ではちょっと、またこの描写かーと思ってしまうところはあった。

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    2026年04月03日
  • マザー・マーダー

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    5話の連作短編集です。あらすじをしっかり見てなくて、連作だと知らず、2話か3話でようやく連作だと気付いた間抜けです。
    各話どんでん返しを味わえます。しかも全話ハッピーエンドではない。
    個人的に一番騙されたのは3話です。唯一即読み返しました。思い込みって怖い。ぼんやり読んではいけません。
    最後の5話ですべて繋がります。こういったタイプのお話が好みなので、楽しく読めました。

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    2026年04月02日
  • ●●にいたる病

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    うまいのはやはり背筋さんのですね。どれも面白かった!

    切断にいたる病/我孫子武丸
    欲動にいたる病/神永学
    怪談にいたる病/背筋
    コンコルドにいたる病/真梨幸子
    拡散にいたる病/矢樹純
    しあわせにいたらぬ病/歌野晶午

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    2026年03月23日
  • 撮ってはいけない家

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    ページをめくる度に漂い続ける不気味さと、各章末に現れる意味深な一文に恐怖をかきたてられる。ミステリーの雰囲気もありつつ、真相を見たいようで見たくない怖さに生唾飲みまくり。

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    2026年03月20日
  • 不知火判事の比類なき被告人質問

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    フリーライターの湯川 和花を語り手に、裁判記録をつづる。
    そこで気になるのが、左陪席の不知火裁判官の最後の質問。
    誰も予想しない驚きの質問をすることで、これまで見えていた景色がガラリと変わる。
    公判資料と被告人の証言だけで、隠された意外な真実を明らかにする。

    ・二人分の殺意
    ・生きている意味
    ・燃えさしの花弁
    ・沈黙と欺瞞
    ・書けなかった名前

    なぜ、被告人しか知り得ない真実を明らかに出来るのか、凄いですね。

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    2026年03月20日
  • 或る集落の●

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    青森のとある集落の神様(?)怪異(?)にまつわる短編集。ずっと描写が気持ち悪い、とのレビューを拝見し、身構えて読み進めました。ぼちぼち気持ち悪いです。ですが、夜思い出して眠れなくて怖いような感じではないかも。都会育ちの私には現実離れしているからかしら。表紙の写真の方が夢に出そうです笑
    時系列がバラバラで、語り手も変わりますので、2周3周して新たな気づきを得るような作品だと思いますが、残念ながらその時間もないため一読のみ。
    作者様の解説か、映画化されたら観たいなぁ。
    時間ができたらもう一度読みたいと思います。

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    2026年03月14日
  • ●●にいたる病

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    ネタバレ

    矢樹純さんの短編は読んだことあったな。
    背筋さんのは落語のようにオチがついてた。悲しくてゾワッとする。
    真梨幸子さんのお話は、作中作がほんとにイマイチでむしろ面白かった。
    歌野晶午さんのお話は、短いけど濃厚な内容でとてもよかった。

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    2026年02月24日
  • 彼女たちの牙と舌

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    短編の名手と言われる矢樹純。

    ママ友たちの複雑な人間関係。
    それぞれが抱えている闇が段々と明らかになっていくのが面白い。

    次作も期待してます。

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    2026年02月22日
  • 彼女たちの牙と舌

    購入済み

    想像と違った⁈

    中学受験を控える子供を持った4人のママ友。
    ママ友同士のいざこざ的な話かと思いきや、全く想像できなかった展開。

    それぞれの視点から話が進んでいく。
    それぞれの家庭に人には言えない事情があり、私的にはなかなか面白かった!
    今は一人一台持つスマホ。
    子供だけでなく大人も詐欺や闇バイトには注意しないといけないなと実感した。
    知らないうちに加担してるかもしれない…

    #深い #怖い

    0
    2026年02月22日
  • 彼女たちの牙と舌

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    中学受験を控える子供を持った4人のママ友。
    ママ友同士のいざこざ的な話かと思いきや、全く想像できなかった展開。

    それぞれの視点から話が進んでいく。
    それぞれの家庭に人には言えない事情があり、私的にはなかなか面白かった!
    今は一人一台持つスマホ。
    子供だけでなく大人も詐欺や闇バイトには注意しないといけないなと実感した。
    知らないうちに加担してるかもしれない…

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    2026年02月22日
  • ●●にいたる病

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    いやもう何と豪華な作者陣!それだけでも読む価値ありなんじゃないでしょうか。
    『殺戮にいたる病』をオマージュしているだけあって様々な叙述トリックが読めます。それぞれの話も短くてとても読みやすかったです。
    背筋さんと真梨幸子さんのお話が個人的には好きだけど、どのお話も面白かったです!

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    2026年02月21日
  • 夫の骨

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    家族に纏わる9つのお話。
    守るものがあるからこその秘密や企みが家族の軋みとして描れていてなかなか怖い。うまくまとまっていて読みやすかったです。

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    2026年02月21日
  • ●●にいたる病

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    叙述トリックものは氾濫しているのでさすがにどこかで読んだようなネタがでてくる。でも売れっ子の作家さんらしくどれも面白かった。とくにコンコルドほ楽しくて笑いが止まらなかった。

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    2026年02月17日