矢樹純のレビュー一覧
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積読チャンネルで紹介されていて手に取った一冊です。
ショートショート集なので、少しずつ細切れに読めるのがよかったです。どの作品もそれぞれ面白かったのですが、なかでも米澤穂信さんの「燃えろ恋心」が圧倒的に好きでした。
リズムもテンポもよく、一気に駆け抜けていくように読めて、最後のオチまできれいに決まっています。これはできれば、内容を何も知らずに読んでほしい作品です。
特によかったのが、青春時代の「大人は自分たちのことをわかってくれない」「なんとなくこちらの味方ではない」という感覚の描き方でした。
ラブレターを買ってから、実際に書くまでの過程もいいです。誰かに恋をしているというより、恋をし -
Posted by ブクログ
ネタバレ主人公は4人の女性です。この女性たちにはそれぞれ子供がいます。そしてその子どもたちは小学6年生で、私立の中学受験合格を目指しています。主人公たちは塾でお互い知り合い、ママ友になってときどきランチ会というのを開いて集まります。
あるとき、主人公たちの一人が闇バイトに引っかかってしまいます。他の主人公たちに相談するのですが他の主人公たちもズルズルと巻き込まれてしまいます。そこから主人公たちが結託してどう立ち直るのかを描いたストーリーです。
最後の最後までドロドロしてました。「目には目を、犯罪には犯罪を」という感じで、こういう後味が悪いミステリーは好きです。
面白かった作品でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ我孫子武丸『切断』
もはや十八番。犯人の男が渦中の女の子自身(もう一つの人格)。ちゃんとどんでん返しとして成立しているし、トップバッターとして良かった。
神永学『欲動』
タナトスに魅入られる人、というのはよくあるテーマ。挿入部分が玲子ってことには気づいたけど、担任教師か…ありがちな罠に何度もしてやられる…よくできた話!
背筋『怪談』
最後の台詞にゾクッ…!怪談すぎる!
途中であ〜そんなもんか〜と思わせときつつ、ちゃんとオチてオモロくて狡い!一番◎
真梨幸子『コンコルド』
う、うーん暫定最下位かも
矢樹純『拡散』
叙述トリックではない…だと…。まあ全部そうでもね、うん、おもんないからさ。