矢樹純のレビュー一覧

  • 妻は忘れない(新潮文庫)

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    ネタバレ

    スッキリ3割
    イヤミス7割

    …ってところでしょうか。
    特に『裂けた繭』はグロテスクな描写があるので
    苦手な方は要注意。
    (殺人鬼フジコの衝動みたいな)

    読後感が良かったのは
    表題作の『妻は忘れない』と『戻り梅雨』だけど
    全体的に最初に勘違いさせるような描写のあと
    ひっくり返される所謂どんでん返しの趣向があり
    読んでいて楽しかった。

    0
    2021年07月22日
  • 妻は忘れない(新潮文庫)

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    家族をテーマとしたどんでん返しミステリー、ノンシリーズの5作品の短編集。
    よくありがちな家族設定からはじまり、彼らが抱える悩みや疑念が除々に大きくなり、あれよあれよという間に小気味良いオチが待っている。『私の骨』で、してやられた感があったが今回もたっぷりやられて楽しめた。

    0
    2021年06月13日
  • イミガタリ―忌み語り― 分冊版 1巻

    購入済み

    優れたホラー短編集です。

    ホラー漫画の短編集です。静かな雰囲気から始まる作品群で中々の恐ろしさを醸し出しています。出来の良い話ばかりで、他のエピソードも読みたくなります。

    0
    2021年02月28日
  • 妻は忘れない(新潮文庫)

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    ネタバレ

    “妻は忘れない”というか“女は忘れない”が集まった短編集。
    どこにでもいる普通の人々が主人公だけれど、いったいどうなるんだとドキドキさせる展開と予想できない着地点に落ち着く意外性がおもしろかった。
    「無垢なる手」のママ友のズレた感覚、「裂けた繭」の母親の正常な感情の麻痺、どれも真正面からくる直球の怖さではないが、胸のざわつきがいつまでも残るイヤな感触の怖さ。
    平穏な母と息子の日常が脆く崩壊する苦さを味わい、その分ラストの安堵感が倍増する「戻り梅雨」を終わりに持ってくる構成が巧み。

    0
    2021年01月07日
  • 妻は忘れない(新潮文庫)

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    5編のミステリー短編集。

    日常にある思い込みやすれ違いがドラマになる。
    相手の些細な言動から
    「こういう意図なんだろう」
    「相手は自分のことをこう思っているのだろう」
    ……と(勝手に)感じることは日常茶飯事。
    かなり細かいことでも気になったりする。
    しかも、確かめる術がなく、結果的に
    結構な悩みやストレスにつながることもある。

    この短編集には、上記のように
    思い込んだり、悩みを持つ人物が複数登場し、
    共感できる部分が多かった。

    個人的には、最後の『戻り梅雨』が一番好き。
    ミステリー度が高く、犯人捜しの楽しみもある。

    ほかの作品も読んでみようと思う。

    0
    2020年12月21日
  • バカレイドッグス(1)

    xfh

    購入済み

    話に引き込まれます

    闇医者が、前金制で、お金を工面できないならどんな悲しい事情を抱えた患者だろうと絶対に手術はしない。慈悲は無い。
    その徹底した考え方のもと、毎回それぞれ重たい事情を抱えた患者を闇医者は手術拒否、それがどういう展開を迎えて手術することに向かうのか、どんどん引き込まれて読み進めてしまいます。

    手術を受け命は助かったものの、その人の今後の人生には一切関知しない。不幸な今後を送るのではと匂わせる、後味の悪さもあり、そこが話に一層深みを持たせているように感じます。

    0
    2020年02月29日
  • バカレイドッグス(3)

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    感情の揺り幅が少ない人間は「人間味に欠け悪人に見えたりする」が、闇の世界に在りながら自分たちのルールを守り通した兄弟の姿が描かれていた。

    0
    2018年07月16日
  • あいの結婚相談所 1

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    あいのさん、不気味すぎですが、ところどころおちゃめな所が見え隠れしていて、だんだん気になる存在になってきました(笑)ネタ考えるの大変そうですが、次も楽しみです。

    0
    2014年02月18日
  • 怖い客

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    表紙を見てホラーだと思って購入しましたが、
    ヒトコワ系のミステリーでした。

    短編集で、
    タイトルどおりに
    ヤバめのお客さんが出てきます。

    対応する店員/社員さん側が
    背景や動機などの謎を解明していく
    ミステリーです。

    0
    2026年10月10日
  • 怖い客

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    短編集みたいな感じだから、軽いミステリーとして読めるのが良い。
    展開も「そうきたか!」という感じで、飽きることなく読めた。

    0
    2026年10月07日
  • 怖い客

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    ネタバレ

    ◆一点さん ★2
    スタッフにストーカーの不気味な女性客だったが、対象の詐欺行為によるものであった

    ◆恨人さん ★2
    未練が開眼や開口に現れるホラー要素はありつつ、離れて暮らす姉妹間に現れた関係性のほころびが発端になる行き違いの話

    ◆ノゾキさん ★4
    巻き込まれ情報収集していくことで少しずつ事実が明らかになっている感覚が主人公目線あった。
    その全てが誘導され利用されており、全てが明らかになったときのどんでん返し感が、他にはあまりないようで面白かった

    ◆三日月さん ★3
    自作自演による炎上狙いの話
    信念と深く冷静な分析力のある主人公
    地頭の弱さや出生の不浄さにつけ込み、人生の難しさを八つ当たりするタチの悪いアーティスト

    ◆サトリ夫人 ★3
    不快感凄まじい。小説とはいえカスハラは気分悪い。
    自分の常識が通じない人間とは分かり合える気がしない

    0
    2026年10月04日
  • 撮ってはいけない家

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    ・ホラー作品ではあるものの後半は少しミステリー要素もあります。
    ・個人的には、少し現実と乖離した作品であったので
    物足りない感はあります。
    ・呪物や祟りなどの描写が多いのでそういった作品が好きな人には刺さるのではないかと思います。
    ・後半になるにつれて真相が解明していくシーンは
    面白かったです。

    0
    2026年10月03日
  • 怖い客

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    町のケーキ屋さん、葬儀会社、損保会社のコルセン、脱毛サロン、そして書店。いつも一点しか買わず、従業員に執着を見せたり、スクリプト通りの対応しかできないとクレームをつけたり、退勤間際に要領を得ない問い合わせで何十分も居座ったり、する、かなり困った、また不気味でもある客たち。状況とか心情とか、非常にわかりやすくて読みやすい。すべての短編に、その印象が覆るどんでん返しが仕込まれていて、だから、それを予想して読んではいたけれども、なかなか難しかった。

    0
    2026年10月02日
  • 撮ってはいけない家

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    ネタバレ

    怖かった…

    色々な謎があって、
    少しずつ分かっていくけれど
    次々にまた怖いことが分かっていく。
    でも呪いや、鬼眼や、涙の夢や…
    ごちゃごちゃし過ぎていたような…

    終わりの方で、ホッとしたけど
    でも根本的には解決してないから
    これは続くってこと?
    と思いながら読んでいたら…
    ぞわぞわ。

    0
    2026年10月01日
  • 妻は忘れない(新潮文庫)

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    短編5作

    「妻は忘れない」
    女友達と旦那の愚痴を肴に飲む
    バツイチ旦那の最近の行動に不信感を抱くものの
    意外な結末に

    「無垢なる手」
    保護者会でのクラス委員決め…
    たいして仲も良くない保護者と役を引き受けたものの自分の旦那との距離感がおかしい…
    これまた、あら?そっち?という結末

    「裂けた繭」
    引きこもりの息子が部屋でしていた事は…
    二転三転するグロい話

    「百舌鳥の家」
    姉と田舎に住んでいる母親が入院…
    姉妹の腹の探り合い…
    カッコウの托卵…

    「戻り梅雨」
    真面目で大人しい大学生の息子が好きになったのは
    バツイチ子持ちのシングルマザー
    ある事件に巻き込まれるのだが真実は…
    いやいや〜お母さんちょっと推理力ありすぎ笑


    どの話も予想外の結末で面白いんだけどね!

    矢樹純さんは女性なのね♪
    かなり女の嫌らしい部分をわかってらっしゃる笑
    嫌な女をとことん描いて欲しい(●︎´艸`)
    ちょっと他も読んでみましょ♡



    あ!あの怖い人形が表紙の作家さんだった!!笑
    撮ってはいけない家?読んでたわ!!

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    2026年09月30日
  • 怖い客

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    初めての作家さん。カスハラ短編集。それぞれ隠された謎があり、面白かった。それぞれの職業の知らない話が読めて軽いお仕事小説の面でも楽しめました。

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    2026年09月26日
  • 刑事総務課は眠らない

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    事件の内容を整理する刑事総務課犯罪統計係という部署で、不眠症の月代とショートスリーパーの根津が事件の真相を明かす正に寝かさない警察物語
    推理の鍵は根津の「短い時間」での「長い夢」
    状況整理故の考察が多く、警察ものの雰囲気としては珍しいと思った

    0
    2026年09月24日
  • 血腐れ(新潮文庫)

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    やっぱり人間が1番怖い。どの短編も構成が統一されているので後半は先読みが出来そうになるけど、陰湿なずらし方で予想を裏切られる。

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    2026年09月24日
  • 怖い客

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    そんな客いるんだっていう驚き。
    人間vs人間の恐怖やから話が入ってきやすかった。
    ざまあみろって思う場面もあった。

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    2026年09月19日
  • 夫の骨

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    ミステリー短編集でさくさくと読めた。
    家族の歪みを描いていて、どの作品も最後ゾワッとする感じ、芦沢央さんの作品に近いものを感じた。
    短編集だけど長編にしてもう少しじっくり読んでみたさもある。

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    2026年09月17日