矢樹純のレビュー一覧
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購入済み
優れたホラー短編集です。
ホラー漫画の短編集です。静かな雰囲気から始まる作品群で中々の恐ろしさを醸し出しています。出来の良い話ばかりで、他のエピソードも読みたくなります。
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Posted by ブクログ
5編のミステリー短編集。
日常にある思い込みやすれ違いがドラマになる。
相手の些細な言動から
「こういう意図なんだろう」
「相手は自分のことをこう思っているのだろう」
……と(勝手に)感じることは日常茶飯事。
かなり細かいことでも気になったりする。
しかも、確かめる術がなく、結果的に
結構な悩みやストレスにつながることもある。
この短編集には、上記のように
思い込んだり、悩みを持つ人物が複数登場し、
共感できる部分が多かった。
個人的には、最後の『戻り梅雨』が一番好き。
ミステリー度が高く、犯人捜しの楽しみもある。
ほかの作品も読んでみようと思う。 -
購入済み
話に引き込まれます
闇医者が、前金制で、お金を工面できないならどんな悲しい事情を抱えた患者だろうと絶対に手術はしない。慈悲は無い。
その徹底した考え方のもと、毎回それぞれ重たい事情を抱えた患者を闇医者は手術拒否、それがどういう展開を迎えて手術することに向かうのか、どんどん引き込まれて読み進めてしまいます。
手術を受け命は助かったものの、その人の今後の人生には一切関知しない。不幸な今後を送るのではと匂わせる、後味の悪さもあり、そこが話に一層深みを持たせているように感じます。 -
Posted by ブクログ
8月はホラー。人怖モノはさらなり、てことで手に取った一冊。
カスハラ、粘着、クレーマーなど、昨今何かと話題になりがちな「問題のあるお客様」にまつわる短編集。
いい意味で期待を裏切られたのは、単に変な客に振り回されて終わる話ではなかったこと。
「うわ、この客キモ」とか思いつつ読んでいると、その先でもう一段、ゾッとする真相が待っている。
有田さんの『世界で一番怖い答え』のように、「この後判明したゾッとする真相とは?」を見抜くつもりで読むと楽しいかも。
目の前の“怖い客”に気を取られているうちに、別の怖さを見落としていたことに気づかされる一冊。 -
Posted by ブクログ
映像制作会社でディレクターとして働く杉田佑季は「赤夜家の凶夢」というモキュメンタリードラマの撮影で後輩のAD阿南と山梨の旧家を訪れる。そこはプロデューサー小隈の妻の実家で、撮影が進むに従い、奇妙な出来事が起こり始める。そんな中、プロデューサの息子、昴太が行方不明になってしまう。
モキュメンタリードラマの設定と現実が重なって、さらに過去の恐ろしい犯罪や旧家に伝わる怪しげな呪物に繋がっていくところ、グイグイ読まされた。
しかし終盤オカルトマニア阿南の謎の伝手からの有益情報がどしどしもたらされてとんとん拍子に解決するところはちょっと急展開すぎて置いてけぼりを食らった。
最初に挟まれてる集合写真みた