矢樹純のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
5編のミステリー短編集。
日常にある思い込みやすれ違いがドラマになる。
相手の些細な言動から
「こういう意図なんだろう」
「相手は自分のことをこう思っているのだろう」
……と(勝手に)感じることは日常茶飯事。
かなり細かいことでも気になったりする。
しかも、確かめる術がなく、結果的に
結構な悩みやストレスにつながることもある。
この短編集には、上記のように
思い込んだり、悩みを持つ人物が複数登場し、
共感できる部分が多かった。
個人的には、最後の『戻り梅雨』が一番好き。
ミステリー度が高く、犯人捜しの楽しみもある。
ほかの作品も読んでみようと思う。 -
購入済み
話に引き込まれます
闇医者が、前金制で、お金を工面できないならどんな悲しい事情を抱えた患者だろうと絶対に手術はしない。慈悲は無い。
その徹底した考え方のもと、毎回それぞれ重たい事情を抱えた患者を闇医者は手術拒否、それがどういう展開を迎えて手術することに向かうのか、どんどん引き込まれて読み進めてしまいます。
手術を受け命は助かったものの、その人の今後の人生には一切関知しない。不幸な今後を送るのではと匂わせる、後味の悪さもあり、そこが話に一層深みを持たせているように感じます。 -
Posted by ブクログ
○○とは、色々な病を表す。
作家6人が、独自の○○の病を題材に物語をかいている!
見応えのある本だ!!
切断にいたる病 ★2
え、、ちょっと 、、え
⤴最後のオチが、、え
どこにも伏線?謎もなく、最後に打ち上げた、、なんだこれ( ㅎ.ㅎ)
欲動にいなる病 ★2
ん~何か変だなと思いながら読む、、短編だと伝わりにくいのかな、、。無理やり謎めく。
だから不謹慎なのか、、それがわかってからも、最後まで、、ん~だった。すみません。
怪談にいたる病 ★2
なるほど!
コンコルドにいたる病 ★2.8
コンコルドとはなにか、、
満足の行かない物語だらけ
ちょっと面白いストーリーだったが、薄い。
拡散にいたる病 ★3
短編のなかに、しっかりと内容とドキドキ感と、何なんだ?と疑問をもたらす物語で、読んでいて面白かった。最後はふわぁ~っとしちゃったような気がする。
もしかして、自分の綺麗な腸を見たかったのかな?
しあわせにいたらぬ病 ★3.8
やりきれないな その一言である 物語
現実世界でもこういうことあるんだろうな、、と思った。
短編で盛り込むのってきっととても大変なんだろうなとおもった、、。★2の作家さんの長編を読んでみたいと思った。
-
Posted by ブクログ
睡眠障害からくる寝不足のために張り込み中に居眠りしてしまい、犯人を取り逃がした月代杏果が神奈川県警本部捜査一課から異動した刑事総務課犯罪統計係に待っていたのは、超ショートスリーパーでうたた寝から目覚めると過去の犯罪捜査の矛盾点を指摘する特異能力を持つ警備部機動隊上がりの根津梗士郎巡査だった。
根津は親子心中事件、婦女暴行・傷害事件の偽装を相次いで見破って解決に導いた後、杏果の不眠症の原因となった2年前の女児春岡愛梨沙失踪事件と、30年前に発生した杏果の双子の姉桃果誘拐殺害事件を杏果と追い始める。
みらい共生農場という怪しげな団体が俎上に乗ってからは、あまり意外性はなく、一手一手詰めていっている感があった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ◆一点さん ★2
スタッフにストーカーの不気味な女性客だったが、対象の詐欺行為によるものであった
◆恨人さん ★2
未練が開眼や開口に現れるホラー要素はありつつ、離れて暮らす姉妹間に現れた関係性のほころびが発端になる行き違いの話
◆ノゾキさん ★4
巻き込まれ情報収集していくことで少しずつ事実が明らかになっている感覚が主人公目線あった。
その全てが誘導され利用されており、全てが明らかになったときのどんでん返し感が、他にはあまりないようで面白かった
◆三日月さん ★3
自作自演による炎上狙いの話
信念と深く冷静な分析力のある主人公
地頭の弱さや出生の不浄さにつけ込み、人生の難しさを八つ当たりするタチの悪いアーティスト
◆サトリ夫人 ★3
不快感凄まじい。小説とはいえカスハラは気分悪い。
自分の常識が通じない人間とは分かり合える気がしない