矢樹純のレビュー一覧

  • 妻は忘れない(新潮文庫)

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    ネタバレ

    “妻は忘れない”というか“女は忘れない”が集まった短編集。
    どこにでもいる普通の人々が主人公だけれど、いったいどうなるんだとドキドキさせる展開と予想できない着地点に落ち着く意外性がおもしろかった。
    「無垢なる手」のママ友のズレた感覚、「裂けた繭」の母親の正常な感情の麻痺、どれも真正面からくる直球の怖さではないが、胸のざわつきがいつまでも残るイヤな感触の怖さ。
    平穏な母と息子の日常が脆く崩壊する苦さを味わい、その分ラストの安堵感が倍増する「戻り梅雨」を終わりに持ってくる構成が巧み。

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    2021年01月07日
  • 妻は忘れない(新潮文庫)

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    5編のミステリー短編集。

    日常にある思い込みやすれ違いがドラマになる。
    相手の些細な言動から
    「こういう意図なんだろう」
    「相手は自分のことをこう思っているのだろう」
    ……と(勝手に)感じることは日常茶飯事。
    かなり細かいことでも気になったりする。
    しかも、確かめる術がなく、結果的に
    結構な悩みやストレスにつながることもある。

    この短編集には、上記のように
    思い込んだり、悩みを持つ人物が複数登場し、
    共感できる部分が多かった。

    個人的には、最後の『戻り梅雨』が一番好き。
    ミステリー度が高く、犯人捜しの楽しみもある。

    ほかの作品も読んでみようと思う。

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    2020年12月21日
  • バカレイドッグス(1)

    xfh

    購入済み

    話に引き込まれます

    闇医者が、前金制で、お金を工面できないならどんな悲しい事情を抱えた患者だろうと絶対に手術はしない。慈悲は無い。
    その徹底した考え方のもと、毎回それぞれ重たい事情を抱えた患者を闇医者は手術拒否、それがどういう展開を迎えて手術することに向かうのか、どんどん引き込まれて読み進めてしまいます。

    手術を受け命は助かったものの、その人の今後の人生には一切関知しない。不幸な今後を送るのではと匂わせる、後味の悪さもあり、そこが話に一層深みを持たせているように感じます。

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    2020年02月29日
  • バカレイドッグス(3)

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    感情の揺り幅が少ない人間は「人間味に欠け悪人に見えたりする」が、闇の世界に在りながら自分たちのルールを守り通した兄弟の姿が描かれていた。

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    2018年07月16日
  • あいの結婚相談所 1

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    あいのさん、不気味すぎですが、ところどころおちゃめな所が見え隠れしていて、だんだん気になる存在になってきました(笑)ネタ考えるの大変そうですが、次も楽しみです。

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    2014年02月18日
  • 怖い客

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    怖いというか怪しい客が出てくる短編集。
    表紙の写真からしてホラー満載かと思ったら、軽いミステリーのような感じ。
    書店に勤める主人公が出会ったサトリ夫人が一番嫌だったなあ。

    0
    2026年11月01日
  • 最恐ホラー 忌まわしい土地

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    なんとなく矢樹純さんのホラー作品は手に取ってしまう。表紙からしてとても怖そう。
    題名の通り「どことなく不吉なことが続く土地」に関する話。
    さらっと読めてほどよく怖くてよかった。

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    2026年11月01日
  • 残星を抱く

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    ネタバレ

    最初の事件は
    どこに行ったのか

    その事件のことがどこか続いてるのかと思って読んでいた

    過去のいろんなことが出てきて
    なんか少し怖くなった
    自分の知らないところで、実はすごく傷ついてる人や、人生を狂わされてる人がいるかもしれないんだね

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    2026年10月30日
  • 怖い客

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    タイトルから客の人怖ホラーかと思いきや……単純にそのような話でなく、予想外の展開も迎えるものも…とても面白い作品でした。短編集なのでとても読みやすかったです。

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    2026年10月28日
  • それはそれはよく燃えた

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    【説明】「それはそれはよく燃えた」という同一の1行目から始まる25人の著者による物語。
    【内容】なんでもよく燃えます。家が、手が、死体が、宿が、村が、黒歴史が、恋心が、蠟燭が、雪だるまが、怪物たちが、何かが、医学書が、ジンが、レヴナントが、紙の写真が、藁人形が、山が、燃えやすいアレが、とある干物が、日本人形が、忌物が、無罪判決が、館が、異教の書が、庭が。
    【感想】スルスル読めます。その分コスパは悪いのかも。

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    2026年10月27日
  • マザー・マーダー

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    ラストまではすごく面白かったのですが‥‥‥伏線回収が多く、繋がった時に(なるほど!)と感心しました。ゆっくりまた読み返したいかな。

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    2026年10月27日
  • 怖い客

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    短編で読みやすくサラッと読んでしまいました。最後にどんでん返しの結末があるので自分なりに推理して読み進めるのが楽しかったです。表紙を見て怖いのかなぁと思ったのですがそんなに怖い要素は無かったように感じます。

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    2026年10月25日
  • 刑事総務課は眠らない

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    ※
    二人の警察官、過去と事件のトラウマから
    不眠症になった杏果と職務中で脳に障害を
    負い1日に数十分しか眠れなくなった根津。

    データ分析室に所属する二人の事件解決物語。

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    2026年10月25日
  • ●●にいたる病

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    ○○とは、色々な病を表す。
    作家6人が、独自の○○の病を題材に物語をかいている!

    見応えのある本だ!!

    切断にいたる病 ★2
    え、、ちょっと 、、え
    ⤴最後のオチが、、え
    どこにも伏線?謎もなく、最後に打ち上げた、、なんだこれ( ㅎ.ㅎ)

    欲動にいなる病 ★2
    ん~何か変だなと思いながら読む、、短編だと伝わりにくいのかな、、。無理やり謎めく。
    だから不謹慎なのか、、それがわかってからも、最後まで、、ん~だった。すみません。

    怪談にいたる病 ★2
    なるほど!

    コンコルドにいたる病 ★2.8
    コンコルドとはなにか、、
    満足の行かない物語だらけ
    ちょっと面白いストーリーだったが、薄い。

    拡散にいたる病 ★3
    短編のなかに、しっかりと内容とドキドキ感と、何なんだ?と疑問をもたらす物語で、読んでいて面白かった。最後はふわぁ~っとしちゃったような気がする。
    もしかして、自分の綺麗な腸を見たかったのかな?


    しあわせにいたらぬ病 ★3.8
    やりきれないな その一言である 物語
    現実世界でもこういうことあるんだろうな、、と思った。

    短編で盛り込むのってきっととても大変なんだろうなとおもった、、。★2の作家さんの長編を読んでみたいと思った。

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    2026年10月24日
  • 怖い客

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    読む前からワクワクしすぎたかも…
    どのお話もみんな自分が、自分だけが可愛くて仕方ないんだよなあって思ってしまった。
    短編集なのでサクッと読めるのは良かったです!

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    2026年10月19日
  • 刑事総務課は眠らない

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    睡眠障害からくる寝不足のために張り込み中に居眠りしてしまい、犯人を取り逃がした月代杏果が神奈川県警本部捜査一課から異動した刑事総務課犯罪統計係に待っていたのは、超ショートスリーパーでうたた寝から目覚めると過去の犯罪捜査の矛盾点を指摘する特異能力を持つ警備部機動隊上がりの根津梗士郎巡査だった。

    根津は親子心中事件、婦女暴行・傷害事件の偽装を相次いで見破って解決に導いた後、杏果の不眠症の原因となった2年前の女児春岡愛梨沙失踪事件と、30年前に発生した杏果の双子の姉桃果誘拐殺害事件を杏果と追い始める。

    みらい共生農場という怪しげな団体が俎上に乗ってからは、あまり意外性はなく、一手一手詰めていっている感があった。

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    2026年10月17日
  • 撮ってはいけない家

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    不吉な因縁がある山梨県の旧家でホラー映像作品を撮影することになったが、撮影していくうちに過去の因縁に関係するかのように怪異が…
    ミステリ風味もあるホラー作品。不穏な雰囲気を醸しつつも怪異はそこまで現れないのだが、終盤は畳み掛ける様な展開に!要素がゴチャついている様にも感じるがリーダビリティの高い作品。

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    2026年10月12日
  • 怖い客

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    表紙を見てホラーだと思って購入しましたが、
    ヒトコワ系のミステリーでした。

    短編集で、
    タイトルどおりに
    ヤバめのお客さんが出てきます。

    対応する店員/社員さん側が
    背景や動機などの謎を解明していく
    ミステリーです。

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    2026年10月10日
  • 怖い客

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    短編集みたいな感じだから、軽いミステリーとして読めるのが良い。
    展開も「そうきたか!」という感じで、飽きることなく読めた。

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    2026年10月07日
  • 怖い客

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    ネタバレ

    ◆一点さん ★2
    スタッフにストーカーの不気味な女性客だったが、対象の詐欺行為によるものであった

    ◆恨人さん ★2
    未練が開眼や開口に現れるホラー要素はありつつ、離れて暮らす姉妹間に現れた関係性のほころびが発端になる行き違いの話

    ◆ノゾキさん ★4
    巻き込まれ情報収集していくことで少しずつ事実が明らかになっている感覚が主人公目線あった。
    その全てが誘導され利用されており、全てが明らかになったときのどんでん返し感が、他にはあまりないようで面白かった

    ◆三日月さん ★3
    自作自演による炎上狙いの話
    信念と深く冷静な分析力のある主人公
    地頭の弱さや出生の不浄さにつけ込み、人生の難しさを八つ当たりするタチの悪いアーティスト

    ◆サトリ夫人 ★3
    不快感凄まじい。小説とはいえカスハラは気分悪い。
    自分の常識が通じない人間とは分かり合える気がしない

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    2026年10月04日