矢樹純のレビュー一覧

  • 怖い客

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    ミステリーで短編だった。読み応えありの最後に真相が分かる瞬間が自分が好きな脳がパァーと解放されるような謎が解けた刺激?みたいなのがひろがりまた再読したい話だった

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    2026年10月04日
  • 妻は忘れない(新潮文庫)

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    推し作家の矢樹純さんの中でも、読んだ中では一番好きなミステリ短編集かもしれない。どの話も身近に感じて全部面白かった!

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    2026年09月26日
  • 撮ってはいけない家

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    最後の最後まで気が抜けずハラハラしました。緻密に物語が作られていると感じました。不気味でよかったです。

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    2026年08月29日
  • 新しい法律ができた

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    ネタバレ

    推し活制限法
    日本国民に英語の勉強を義務付けへ
    つるべを取られて
    コロシヤとユキオンナ
    魔法罪
    もう、ディストピア
    自転車武装条例
    ありがとう、虎太郎
    ショートケーキの夜

    が好き

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    2026年08月23日
  • 血腐れ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    短編ホラーに星5はつけないことが多いけど、本作はとっても面白かった!
    日本のホラーなので呪いとか、祟りとか、儀式とか、湿度が高くてじっとりじわじわ恐怖で追い詰めてくる…んだけと最後に一捻りの真相があることで一気にミステリーの様相に。
    全編面白かったけど、個人的に好みの話は
    『爪穢し』…何度捨てても戻ってくる気持ち悪い付け爪。引きこもりの妹。どこから狂っていたのか。
    『影祓え』…憑物。愛息子に付き纏う黒い影(外道)。夫に取り憑く因果。私の白い影。逆転劇、かっこよし!

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    2026年08月09日
  • 怖い客

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    意味が分かると怖い話。
    何も分からないまま読み進めていくのもゾクゾクしますし、夏に持ってこいの怖さがあります。

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    2026年08月08日
  • 怖い客

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    人怖カスハラミステリー。
    客の不可解な行動やトラブルの真相を解いていき、最後の結末が気になるのでするする読めた。



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    2026年08月03日
  • ●●にいたる病

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    どの作品も面白かった。叙述トリック作品がある意味約束される結末になるのはわかっていたのだが、よい意味で裏切られて全部楽しめた。

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    2026年08月02日
  • 或る集落の●

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    ネタバレ

    歴史ある丁寧な因習村の話。
    因習村の奇妙な掟に振り回される人々の話をそれぞれの目線から書いた話。
    因習村の掟の説明の時、ずっと「お前は何言ってるんだ?」状態。けど村人は真面目だしでなんかそのズレが怖い。
    所々に繋がってるんだか繋がってないんだかの情報が混ざってるのもまた怖い。
    じわっとした怖さ。因習村こわい。

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    2026年06月17日
  • 或る集落の●

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    大好きなタイプの小説です。
    一話ずつ話が分かれている様ですが
    実は亀の刺青の男に係る人々の話。
    時代が違ったり、主観が変わったりしていますが
    話の中に亀の刺青の男に関わるちょっとしたヒントがあります。
    何度も読み直してしまいました。
    はっきりとした答えが無いため最後は想像に
    なってしまいますが、読み終えた後相関図を
    書きたくなるそんな小説です。

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    2026年06月16日
  • 血腐れ(新潮文庫)

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    ヘビーなホラーファンにはどうか分かりませんが、ライトな自分には、とても面白かったです。
    人外のものがどうこうというより、人間の怖さというものがヒシヒシと伝わってきます。
    田舎(人里離れた本当の田舎)には、作中のような習慣や考え方がまだ残っているのでしょうか。
    怖いという感情に加え、本当にその終わり方で良いの?とツッコミたくなるような短編もありました。
    でもそれは決して嫌なツッコミではなく、胸がスカッとするような終わり方、だけど想定外という締め方ということでツッコミたくなったという意味です。

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    2026年04月29日
  • ●●にいたる病

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     豪華作家陣が集った不朽の名作『殺戮にいたる病』のアンソロジーで、グロテスクだったり人怖だったり社会問題を風刺したものだったりとバラエティーに富んでいて、特に『欲動にいたる病』『怪談にいたる病』が自分好みだった。

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    2026年04月23日
  • 或る集落の●

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    私が大好きな因習ホラー
    正直大して期待していなかったのだが、とても面白かった。
    一見バラバラに見える各話だが注意深く読んでいると、繋がりが少しずつ見えてきて楽しかった。
    最後の拡散だけはよくわからなかったけれど、想像力が掻き立てられてよかった。

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    2026年04月19日
  • 或る集落の●

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    悪い男に引っ掛かったせいで事件を起こして、田舎の親戚に引き取られた姉と数年振りに会うけど、姉がなんかヤバイものに取り憑かれていた「べらの杜」
    アル中の男がチンピラの男に連れられて彼の故郷で療養という名前の飼い殺しにあってるんだけど、男が言うには猿が来ると病気が治るらしい…という「うず山の猿」
    『がんべ』と地元で呼ばれていたというサイコパスな兄弟分とのややグロテスクなロードムービー的な話の「がんべの兄弟」
    嫁ぎ先の田舎の因習に振り回される女と『がんべ』という存在と●『まる』と呼ばれる存在の後味が悪過ぎる「まるの童子」
    の四篇から構成される、いわゆる村ホラー小説。
    怪談や人怖的な怖さ、しかも読んだ後もずっと残る嫌な感じ(良い意味で、ホラーってこういう後味の悪さも魅力の一つだよね)
    田舎の、植物に虫に獣に…原始的な生き物の命に溢れた、暗くてじめっとしている感じ。
    『因習村』って言葉が流行ったけど、因習なんて近代の言葉と価値観ではかれないような、もっと古くて土地と住人に深く根付いた信仰や存在。
    それも自然の中で腐って虫のわいてる死体や果物みたいなにおいのする世界観。
    田舎のじめっと感……

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    2026年03月15日
  • それはそれはよく燃えた

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    たくさんの作家さんの作品が一度に楽しめる1冊
    最初の1行は全員一緒なのに、ゾッとしたり、考えさせられたり、驚いたり、意外な結末だったり…次は何が燃えてしまうんだろうと気になるし、短編集なのでサクサク読めた

    私が好きなのは『黄金の森の神様』『燃えろ恋ごころ』『怪物どもの棲家』『レヴナント』『人形供養』

    『忌物を燃やす』は鳥肌たったなぁ…

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    2026年02月21日
  • 不知火判事の比類なき被告人質問

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    法曹界の異端児不知火判事が誰も予想しないような質問をするとそれまで見えていた事件の構図が丸ごとひっくり返るような真実が浮かび上がってくる…リーガルミステリーと同時に名探偵による推理を堪能できる謎解きミステリーの要素も備えた傑作でした!

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    2026年01月11日
  • 撮ってはいけない家

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    地方の集落にある曰くありげな屋敷、何かを知っていそうな住人、不気味な蔵、不可解な写真、ビデオに入った謎の声、子どもが見る不思議な夢、過去に発生したいくつかの事件…。序盤から意味深な描写がこれでもかと出現し、早くもワクワクが抑えられなくなる。
    中盤からはホラーだけでなく、殺人事件の真相解明や行方不明の子どもの捜索など、ミステリー部分も過熱してくる。
    ラストにはタイトルの意味が明らかにされるとともにさらなる悪夢が暗示される…。
    提示される謎が多いうえ、探偵役が優秀すぎるために読者が置いていかれる部分がある。また「鏡」や「鬼眼」が持つ力とその代償が何なのか、軽く説明があるだけで正直よくわからない。それでも終始飽きずにハラハラと読み進めることができる。

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    2026年01月03日
  • それはそれはよく燃えた

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    タイトル『それはそれはよく燃えた』の1文から始まるショートショート集。

    ネットの炎上、恋心、火事など、こんなものまで「燃える」のかと思える作家25人の25作を1冊の本で読めるのはとても贅沢。

    でも後味は25作25様で、ほっこり甘いものもあれば苦々しいもの、ざらっと心地悪いものなど本当にさまざま。

    クイズノックのファンなので河村拓哉さん目当てでこのシリーズを読み始めたが、矢樹純さん、三津田信三さんなど、このシリーズは毎回新しい作家さんと出会えて、読書の幅が広がって嬉しい

    私は総じてホラーが好きなので、今回の『それはそれはよく燃えた』はぞくっとする話が多くて、とても好み。不穏で悲しくて残酷。年末年始たっぷり楽しめた

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    2026年01月02日
  • 新しい法律ができた

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    ネタバレ

    かなり面白かった
    「新しい法律ができた」と言う話を軸に
    ・AIに絡んだ近未来
    ・全く関係ない未来
    ・過去から法律ができたことにより、現代になる
    ・新しくできた法律の内容が分からない
    といった様々な進め方を楽しめた

    舞台装置としてのAIの便利さ(我々に身近だが未知のもの)と、法律はルールの為それによって話の土台を作れる万能さに驚いた

    〜特にお気に入り〜
    矢野帰子先生→おとなも英語を学ばせる話。「英語介護」という考え方が面白かった
    潮谷験先生→人々は、作品を楽しむときに作品の裏にいる作者と交流している。AIが作った作品だとその交流ができなくて孤独を感じる。新しい視点だな。オチも良かった。
    大沼紀子先生→一番好きだった。人を殺したらokな国(=SFちっく)が、人を殺しちゃ駄目になる(=現代)という逆転の流れ。斬新な視点から、現代を揶揄してて面白すぎた。
    五十嵐律人先生→過去から現代に。当たり前だけど憲法も作られたときがあったんだよなぁと。

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    2025年12月26日
  • 不知火判事の比類なき被告人質問

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    ネタバレ




    『不知火判事の比類なき被告人質問』




    はじめまして!! 矢樹純さん!


    面白かった〜♪
    すごく引き込まれました〜⸜(*ˊᗜˋ*)⸝



    帯にね…
    「有罪も無罪も超越した異次元の真実」
    元裁判官『ひるおび』コメンテーター
    八代英輝氏も絶賛!
    ……ですって(*´艸`)


    みなさんは…帯って気にします?
    私は結構 気にする方なんですよね
    帯で左右されることもあります( •̀ᴗ•́ )و ̑̑
    単純ですもん♪



    さてさて…
    こちらのお話は五章からなる連作短編集



    読んですぐに…法廷もののドラマを見ているような
    気分になる程入りんでしまいました
    これ、裁判になるよね!( •̀ᴗ•́ )و ̑̑みたいな…
    事件が起こります


    裁判ものって、意外と好きなんです♥
    裁判官、検察官、弁護士、被告人が登場して
    難しいことを ワチャワチャっとやるでしょう?
    難しい専門用語だったりも…
    わんさか出てきたりして
    ちょっと敬遠しがちでした…正直言うとね
    小説よりも 「リーガル・ハイ」見て、
    我慢すっか みたいにね 思ってたんです(๑•̀ㅂ•́)و✧

    が、しかしであります。

    「ちよっと 難しいな」 …って思う
    私みたいなんでも、置いていかずに
    寄り添ってくれる感じがGood!!(´▽`)


    難しい裁判を傍聴するのが
    「刑事事件のルポルタージュ」なんて初めての
    フリーライターの【湯川和花】です
    和花ちゃんとお勉強するかのように…
    丁寧に裁判を教えてくれます♪

    傍聴マニアも出てくるんですよ(*´艸`)
    野球帽を被った大野さん と
    ウエストポーチに半ズボンの坂上さん。
    最初は警戒していた和花ちゃんも
    だんだん2人と友好的に裁判の情報交換等で
    お茶したりと 何かと楽しそう⸜(*ˊᗜˋ*)⸝

    優雅な響きとよく通る声の
    スリーピースの弁護士 【尾崎篤彦】

    そして、忘れてはいけないのが…
    法曹界でも《他に類を見ない》
    被告人質問をする【不知火判事】…で

    この…

    「二人分の殺意」
    「生きている理由」
    「燃えさしの花弁」
    「沈黙と欺瞞」
    「書けなかった名前」

    五つの事件を収まるところに収めてくれるんです!

    読みやすくって……
    できれば シリーズで読みたいなぁ ( •̀ᴗ•́ )و ̑̑

    皆さんも気になったら是非読んでみてね♡♥♡

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    2025年12月19日