血腐れ(新潮文庫)

血腐れ(新潮文庫)

小説・文芸
693円 (税込)

3pt

亡き夫に唇を触れられたと語り出した義妹(「魂疫」)。縁切り神社で行われる“儀式”(表題作)。忌まわしき伝承を持つ鐘が鳴るとき(「声失せ」)。原因不明の熱に苦しむ息子に付き添う私に近づいてきた女(「影祓え」)。身近な者の災難や死が切り裂いた日常。煉獄の扉を開くのは、無念を抱く冷たい死者か、あなたの傍らで熱を放つ家族か。禁忌を踏みこえた先に見える真相。戦慄のホラー・ミステリー短編集。(解説・杉江松恋)

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    血腐れ(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    1688593
  • 電子版発売日
    :
    2024年10月29日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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血腐れ(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ヘビーなホラーファンにはどうか分かりませんが、ライトな自分には、とても面白かったです。
    人外のものがどうこうというより、人間の怖さというものがヒシヒシと伝わってきます。
    田舎(人里離れた本当の田舎)には、作中のような習慣や考え方がまだ残っているのでしょうか。
    怖いという感情に加え、本当にその終わり方で良いの?とツッコミたくなるような短編もありました。
    でもそれは決して嫌なツッコミではなく、胸がスカッとするような終わり方、だけど想定外という締め方ということでツッコミたくなったという意味です。

    0
    2026年04月29日

    Posted by ブクログ

    疫、祓、穢、腐れ…等をテーマに6つの家族の短編集。どのお話も人の心にある忌まわしいものが発する怖さもありミステリーもあり面白く読めました✨

    0
    2025年12月03日

    Posted by ブクログ

    傑作「夫の骨」に続いて家族がテーマの短編集。

    今作もホラーとミステリーの融合が見事に決まった作品ばかりで、両方共に大好きな自分としては満足の一冊。

    粒ぞろいの作品ばかりの中では最後の逆転劇が小気味いい「影祓え」がベストかな。

    この作家さんはこれからも読んで行きたいと思わせる面白本でした。

    それにしても最近の本の高騰の中で、文庫オリジナルというのが嬉しい。

    0
    2026年10月08日

    Posted by ブクログ

    古今東西、家族を取り巻くホラーミステリ。
    呪い、金縛り、幽霊、呪詛、憑き物などなど背筋がぞぞーっとなる作品がこれでもか!と畳み掛けてくる。
    お泊まりのときは夜のトイレに行きたくない、シャワーしているときの背後が怖い…そんな気持ちを思い出させてくれる作品。

    0
    2026年08月31日

    Posted by ブクログ

    家族をテーマにしたホラー短編集。どれもとにかく厭な感じがいっぱい(褒めてます)。なのになぜ表紙はこんなに平和そうに見えるのか……と逆に怖くなりました。
    お気に入りは「骨煤」。これはもうラストにゾクッとしました。だけれども、主人公の気持ちが分からないではありません。こういう結末になってしまうのは仕方がないし、それほど後味悪くも思いませんでした。
    「声失せ」も好き。これはミステリとしても見事な展開でした。やられたなあ。
    「影祓え」も嫌だなあ。人間の邪悪さがとことん出ている印象です。だけれど少し救われるような部分も……。

    0
    2025年09月07日

    Posted by ブクログ

    おもしろかった!『汚れた手で〜』みたいな嫌な感じありつつも、こっちの方が長編読みたくなった
    2025/7/10

    0
    2025年07月10日

    Posted by ブクログ

    家族の不幸を軸に、ホラーとミステリが巧みに融合された闇深い短編集。
    日常に潜む怪異と、それに翻弄されながらも対処していく姿が描かれる。読み終えても真相にはたどり着けず、不穏な余韻だけが静かに残る。それでも妙に満たされたような感覚があり、不思議と心地よい読後感だった。

    全ての短編にどんでん返しが仕込まれており、伏線の回収も見事。構成が一作ごとに異なり、最後まで飽きさせない。全体を通して不穏さと引きの強さがあり、非常に読みやすい作品。辻村深月さんの『闇祓』を彷彿とさせる一冊だった。

    0
    2025年06月26日

    Posted by ブクログ

    初読み作家さんで、短編だし期待してなかったけど、それぞれの短編が異なる構成をしており、読みごたえがあった。テイストは芦沢央さんに似てるけど、今作品の矢樹さんのがより文章で細かく場面状況が想像できる(→なので、よりホラー感がある)

    来歴をみると、小説家・漫画原作者とあるからなるほどなと思った。この小説を漫画や映像化にされたら、より怖くできるだろうな…。

    それにしても、よくこんなに噂話や伝承的な呪い、まじない的な話が思い付くなぁ。
    私が特に良かったのは、血腐れと声失せかな。

     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

    魂疫(たまえやみ)
    血腐れ(ちぐされ)
    骨煤(ほねずす)
    爪穢し(つめけがし)
    声失せ(こわうせ)
    影祓え(かげはらえ)

    解説、杉江松恋

    0
    2025年03月29日

    Posted by ブクログ

    何気ない家族の日常だったはずが、ひたひたと何かが迫って… 家族をテーマにしたホラー短編集 #血腐れ

    ■きっと読みたくなるレビュー
    家族をテーマにしたホラー短編集。

    そっと物語が始まり、少しずつに奇妙な世界に誘われていく。何気ない日常的なシーンだったはずが、ひたひたと何かが迫ってくるという恐ろしさ。そして帰結するところは、もっとも人が寄り添う家族の関係性に及んでくるという…

    本作はミステリーとして読んでも十分に面白い。途中途中でノイズや違和感を感じつつ恐々読み進めていると、終盤、とつぜん提示される情報が読み手を楽しませてくれる。鋭角に驚かされるや、ニヤリとされられることも多かったですね。

    また文章も会話も卒がなくキレイです、日本語の美しさを堪能できます。いずれ大きな文学賞をとられる作家先生だと思いました。

    ○魂疫
    認知症の症状が出てきた夫の妹、世話をすることになったが彼女は変わり者で…

    穢れがまとわりついてくるような感触、生理的に受け付けないといった世界観に包まれる。終盤からラストにかけて、一気に生気が抜けていく。

    ○血腐れ
    弟とその子どもたちと一緒にキャンプにやってきた。その近くには縁切り神社があり、祀られている石には不思議な言い伝えがあって…

    人間の自分勝手な部分を綿密に描いた作品、救われない感じが鬼怖っすね。

    ○骨煤
    老いた父親と介護をする兄弟の物語、一時的に入院していた父が帰ってきてからというものどんどん老化が進んでしまって…

    きっと良くありがちな話ですよね、気の毒で心が痛む。最初から最後まで兄貴が腹立たしい、静かな報復にゾワリ。

    ○爪穢し
    NPO法人に勤める姉と、元アイドルの後、引きこもりになってしまった妹。妹からネット販売しているネイルを買ってほしいとねだられた姉は…

    人間が追い詰められたときの狂気を感じる、お話としては――ただただ悲しい。

    ○声失せ
    叔父と一緒に祖父の実家であるお寺に来ていた。そのお寺の鐘を鳴らすと、神隠しに合うと言われており…

    後半から急激に増す不穏さったら、そして読み終わるとさらに不気味さが爆増する。
    いっしょに、いこう… こわっ

    ○影祓え 【超おすすめ】
    幼い息子を持つ母親の物語。彼女はしばらく熱が下がらない息子と検査入院をしていたが、人間の形をした黒いものが迫ってくるという夢を見る。そして同じく難病で入院する息子をもつ里香と出会い、相談をするのだが…

    そのままホラー映画にしてもいいくらい完成度が高い、おもろい!序盤、中盤、クライマックスとどこを切り取っても、物語に引き込まれちゃう書きっぷり。特に終盤からの展開は想像以上、胃の奥にしくしく痛みがきました。

    ■ぜっさん推しポイント
    本作はどの話も家族がテーマになっています。入り口はホームドラマのような、ホンワカした中にも家族の問題があって… というところから始まる。その後ホラー的な展開があるのですが、最後まで影の部分が残り続けるという。イヤミスほど醜さや汚らわしさに積極性がないところにセンスを感じますね。

    ちなみに杉江松恋先生の解説で、ホラーとミステリーの技巧について説明があります。これが理解しやすく整理してくれてるんです、ぜひ読んでみて下さい。

    0
    2025年03月13日

    Posted by ブクログ

    それぞれ確立した物語が楽しめる短編集。
    オカルト要素もある人怖で、ホラー×イヤミス好きにはたまらん一冊。

    0
    2025年02月28日

血腐れ(新潮文庫) の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    血腐れ(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    1688593
  • 電子版発売日
    :
    2024年10月29日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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