血腐れ(新潮文庫)

血腐れ(新潮文庫)

693円 (税込)

3pt

亡き夫に唇を触れられたと語り出した義妹(「魂疫」)。縁切り神社で行われる“儀式”(表題作)。忌まわしき伝承を持つ鐘が鳴るとき(「声失せ」)。原因不明の熱に苦しむ息子に付き添う私に近づいてきた女(「影祓え」)。身近な者の災難や死が切り裂いた日常。煉獄の扉を開くのは、無念を抱く冷たい死者か、あなたの傍らで熱を放つ家族か。禁忌を踏みこえた先に見える真相。戦慄のホラー・ミステリー短編集。(解説・杉江松恋)

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血腐れ(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    疫、祓、穢、腐れ…等をテーマに6つの家族の短編集。どのお話も人の心にある忌まわしいものが発する怖さもありミステリーもあり面白く読めました✨

    0
    2025年12月03日

    Posted by ブクログ

    家族をテーマにしたホラー短編集。どれもとにかく厭な感じがいっぱい(褒めてます)。なのになぜ表紙はこんなに平和そうに見えるのか……と逆に怖くなりました。
    お気に入りは「骨煤」。これはもうラストにゾクッとしました。だけれども、主人公の気持ちが分からないではありません。こういう結末になってしまうのは仕方が

    0
    2025年09月07日

    Posted by ブクログ

    おもしろかった!『汚れた手で〜』みたいな嫌な感じありつつも、こっちの方が長編読みたくなった
    2025/7/10

    0
    2025年07月10日

    Posted by ブクログ

    家族の不幸を軸に、ホラーとミステリが巧みに融合された闇深い短編集。
    日常に潜む怪異と、それに翻弄されながらも対処していく姿が描かれる。読み終えても真相にはたどり着けず、不穏な余韻だけが静かに残る。それでも妙に満たされたような感覚があり、不思議と心地よい読後感だった。

    全ての短編にどんでん返しが仕込

    0
    2025年06月26日

    Posted by ブクログ

    初読み作家さんで、短編だし期待してなかったけど、それぞれの短編が異なる構成をしており、読みごたえがあった。テイストは芦沢央さんに似てるけど、今作品の矢樹さんのがより文章で細かく場面状況が想像できる(→なので、よりホラー感がある)

    来歴をみると、小説家・漫画原作者とあるからなるほどなと思った。この小

    0
    2025年03月29日

    Posted by ブクログ

    何気ない家族の日常だったはずが、ひたひたと何かが迫って… 家族をテーマにしたホラー短編集 #血腐れ

    ■きっと読みたくなるレビュー
    家族をテーマにしたホラー短編集。

    そっと物語が始まり、少しずつに奇妙な世界に誘われていく。何気ない日常的なシーンだったはずが、ひたひたと何かが迫ってくるという恐ろしさ

    0
    2025年03月13日

    Posted by ブクログ

    それぞれ確立した物語が楽しめる短編集。
    オカルト要素もある人怖で、ホラー×イヤミス好きにはたまらん一冊。

    0
    2025年02月28日

    Posted by ブクログ

    2019年に刊行された『夫の骨』を読んで以来、一気にファンになり、追い続けている矢樹純さん。

    「魂疫」「血腐れ」「骨煤」
    「爪穢し」「声失せ」「影祓え」
    六話収録の短編集。

    不吉なタイトルから想像していた通り、ミステリーにホラー要素が盛り込まれ、どの物語も背筋がヒヤッとした。

    読み進めるうちに

    0
    2025年01月20日

    Posted by ブクログ

    よくできたホラーミステリ。ちゃんと怖くて、ちゃんとストーリーが筋道だっている。
    最近、設定重視で実験的な小説を読むことが多かったのもあって「この人小説が上手い…!」となりました。

    0
    2024年12月22日

    Posted by ブクログ

    杉江松恋さんの帯に誘われて 初めての矢樹純さん。
    ホラーもイヤミスも嫌いではないのに 矢樹さんを知らなかった自分を恥じた。読み終えたあとの ざわざわ感が独特すぎる。じわじわくる不穏さが クセになる。杉江さんの解説 わかってからのほうが怖い。わからないから怖いのに わかってからのほうが怖い、まさ

    0
    2024年11月24日

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