或る集落の●

或る集落の●

1,771円 (税込)

8pt

あの家のわらしは、膨れで死ぬぞ。
――P集落に暮らす姉を訪ねた「私」が、土地神《べら》を祀る小さな社に毎日お参りをする姉の様子がおかしいことに気づく「べらの社」。山から集落におりてくる”人ならざるもの”を描いた「うず山の猿」「がんべの兄弟」。尊い《まる》の声を聞くためだけに、幼い子供が山の社にひとり閉じ込められる奇妙な因習「まるの童子」。さらに「密室の獣」「天神がえり」「拡散にいたる病」を加えた7編からなる連作短編集。

話題の伏線回収ホラー『撮ってはいけない家』著者の最新作。

今、振り向いてはいけない。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    すっごい気持ち悪い本でした。
    ヒトコワとかそういう次元じゃない話で、スプラッター表現がめちゃくちゃ嫌でした。

    それなのにページをめくってしまう。文字を読んでしまう。ハイテンションキモ文学(褒め言葉)のパイオニアです。

    0
    2025年10月27日

    Posted by ブクログ

    おぞましいと先ず思うホラーの短編集。
    次の話に行くたびに、前の話の登場人物だったり、謎だったりを、明言はしていないが想像できる作りになっている。
    土俗の風習が好奇心を遠ざける為にできたのか、風習が形骸化したから綻びに好奇心が刺激されたのか、ちょっとした好奇心や心の緩みが転げる様な底へつながっている。

    0
    2025年11月17日

    Posted by ブクログ

    総じてキモくて良かった、って言おうと思ったけど「がんべの兄弟」だけ龍が如くのムービーで流れる泣ける話みたいな読後感だったな

    0
    2025年10月30日

    Posted by ブクログ

    因習村ものなど好きなのでこの作品も割と好き
    ガンべと呼ばれる人たちの扱いというか設定がなんとも言えない
    先生という人物も後からちょっと効いてくる感じ
    面白かった

    0
    2025年10月18日

    Posted by ブクログ

    どれも薄暗い雰囲気が漂っていて、面白かったです。
    個人的には「天神かえり」が一番ホラーらしくて分かりやすく、好きです。
    しかし「うず山の猿」が、どーしてもわからない。先生は子猿の頭の何をみて、あんなに錯乱したの?
    わからない……あまりこの謎に触れてる人がいないので、みんな気にならないのかな。

    0
    2025年09月24日

    Posted by ブクログ

    矢樹潤さんの文章は私にとっては読みやすくて好き。全体的に結末はふわっとしてて、こう解釈するのが正しいのか自信ないなって感じだけど、読み進めるのが早いし面白かったなと思う。

    0
    2025年09月09日

    Posted by ブクログ

    最終話を読んで、これまでの話とつながるのだと分かってはっとした。
    もやもやする読後感。
    どれも不気味な話ばかり。
    一番好みだったのは「天神がえり」

    0
    2025年09月06日

    Posted by ブクログ

    ある田舎で起こる別々な複数のはなし。
    亀のタトゥー男が色々な話しで登場し、主人公であると思う。
    ストーリー性や纏まりがある短編集。

    0
    2025年09月03日

    Posted by ブクログ

    青森…ぼっけえ、きょうてぇぇえ!!(これは岡山弁じゃ)

    納涼第2弾はこちら。青森のP集落を中心とした連作短編ホラーです。
    方言で怖い話を語られると標準語よりも怖くなるのは何故だろうか。
    方言女子が可愛いと言うアレと同じ効果か(ちなみに私はその辺に萌え要素は感じません。誰も聞いていない)

    さて例の

    0
    2025年08月31日

    Posted by ブクログ

     青森県P集落に纏わる不気味な話が七編収録された因習ホラー短編集で、どれもじっとりと体に纏わりついてくる恐怖でありながら徐々に浮かび上がる繋がりを考察するのが面白く、夏にぴったりの作品だった。

    0
    2025年08月19日

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