マザー・マーダー

マザー・マーダー

770円 (税込)

3pt

息子を溺愛するあまり学校や近隣でトラブルをくり返す母親・梶原美里と家から一歩も出ない引きこもりの息子・恭介。この親子と、梶原家の隣人、美里と同じ職場で働く女性、引きこもりの支援施設で働く男性、恭介と同級の女子中学生、恭介が起こした不可解な事件を取材する女性ジャーナリストとの係わりを描く。すべての作品に幾重にもどんでん返しが仕掛けられ、歪んだ母性の毒に慄然とするイヤミス系連作短編集。

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マザー・マーダー のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    イヤミスの頂点。しかも、短編なのが読みやすくて、ついつい夜更かししてしまう。読書の秋にもってこいです。

    0
    2025年10月05日

    Posted by ブクログ

    初読みの作家さん!
    そして、文庫化を待っていた作品でもありました。

    帯にある「母の本当の意味が分かるのだ。」と
    ラストの衝撃を受けた後に読むと鳥肌が止まらなかった…笑。

    連作短編集全てにひっくり返される事柄が重なり、
    それが最終的なひとつに繋がった瞬間がとてつもない恐怖が襲ってきました…!
    矢樹

    0
    2025年03月18日

    Posted by ブクログ

    面白かった!短編集だけど全部話が繋がっていて一気読みしてしまった。短編はそんなに好みでは無いけど「夫の骨」から好きな作家さん。

    0
    2025年10月17日

    Posted by ブクログ

    息子を溺愛する母親を中心につながりのある短編集。この人は家族の叙述トリックがうまい。母親殺しが、実は母ではなく祖母だったりと。

    0
    2025年04月29日

    Posted by ブクログ

    主人公家族と関わった人たちの目線が描かれていくオムニバス形式な物語。
    その目線からこの家族はなんなんだ?と予想するも結末は全く予想できないことだった…
    全部おもしろくてなかなかなスピードで読み終えた。

    0
    2025年02月02日

    Posted by ブクログ

    期待を裏切らない、矢樹純イメージそのままの、これこそイヤミスと言う感じのもの。梶原家にまつわる連作短編集で、4つの短編と、最終まとめの構成。4話はそれぞれ趣向の異なるミステリーで、本筋に特に影響はないものの叙述を混ぜてきたり、トリックの種明かしがあったり、飽きさせない工夫が面白い。最終話ではそれまで

    0
    2025年01月25日

    Posted by ブクログ

    矢樹純『マザー・マダー』光文社文庫。

    5話収録のイヤミス短編連作集。息子の恭介を溺愛する梶原里美に関わる5人の登場人物が語り手となり、少しずつ梶原家の秘密が明らかするというストーリーの作品。

    『第一話 永い眠り』。以前読んだ矢樹純の『夫の骨』のようなテイストの短編。全くの予想外の結末で、タイトル

    0
    2025年01月25日

    Posted by ブクログ

    母性の毒が次々と引き起こす戦慄の事件とは?すべての作品に幾重にも仕掛けられたどんでん返しに驚き、歪んだ母性の毒に慄然とする連作短編集。
    不気味な母子家庭に巡り合わざるえなかった人々の恐怖。現実にも起こりそうな出来事だから余計に気味が悪い。

    0
    2025年03月21日

    Posted by ブクログ

    もう少し親子の確執?のような
    リアリティのある物語かと期待していたが、
    気の狂いすぎた母親の話で少し残念。

    0
    2025年02月21日

    Posted by ブクログ

    母と子がテーマの怖い短編集。それぞれお話が独立しているのかと思ったら実は繋がっている。梶原美里と息子の恭介。この2人の秘密が分かっていくにつれ恐怖も増していく。おもしろかった。

    0
    2025年01月31日

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