矢樹純のレビュー一覧

  • 彼女たちの牙と舌

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    おおお…どうなるんだ…と食い入るように一気読み。
    小説だからこそのラストかな。
    彼らが出てきた後が怖い…

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    2025年08月03日
  • 残星を抱く

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    専業主婦の柊子が幼稚園の娘とドライブで出掛けた先で拉致の現場を目撃し、そのあとから周囲を不審者がうろつき始めて、ついには夫に毒牙が…というお話
    前半と後半で主人公の印象ががらりと変わるお話でした

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    2025年08月01日
  • 撮ってはいけない家

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    そそるような帯を見て読むことに、

    ドラマ撮影の舞台に、ある旧家の屋敷を使うことになったが、そこには…とんでもねぇモノがあった。
    なんとなくだが、映画リングを彷彿とさせるよう感じがあった。次々に起こる怪異、途中、あるスタッフに降りかかる障りが中々ゾッとしてめちゃ良かった。
    全体的にミステリー色が強めな為、しっかりとした伏線回収がされていてスッキリする。
    最後も匂わせ系の終わり方で自分好みで良かったと思う。が、もう少しパンチの効いたホラー描写が
    欲しかった。

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    2026年04月15日
  • 彼女たちの牙と舌

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    ネタバレ

    伊織。澄佳。杏里。知絵。特殊詐欺。スズキ。ヤマギシ。スズキエイジ。鈴木瑛一。兄弟?
    転売。マネーロンダリング。
    中学受験。指。

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    2025年07月29日
  • 彼女たちの牙と舌

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    ネタバレ

    女性陣の裏事情が明らかになっていくところがヒリヒリしてとてもよかった

    犯人にもうひと工夫もらえれば、バッチリでした

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    2025年07月19日
  • 血腐れ(新潮文庫)

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    おもしろかった!『汚れた手で〜』みたいな嫌な感じありつつも、こっちの方が長編読みたくなった
    2025/7/10

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    2025年07月10日
  • 夫の骨

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    9編からなる全てがどんでん返しの短編集。
    どの作品も最後には家族の秘密が明らかになり、ああ知らなかったらよかった…とつくづく思わされる。
    可哀想だなと同情する一方、したたかだなと感心することも。
    内容が濃すぎるせいか、本の厚さと9編という数が合っていない感じがする。
    もっとたくさん読んだ気になる。
    どんでん返し好きの私としては、どんな返しで来るのか楽しみながら読むが、こういった作品だと思っていなくて読んだので、題名でもある夫の骨を読んだ時は衝撃を受けた。

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    2025年07月04日
  • 怪談ルゥプ(2)

    ネタバレ 購入済み

    2冊目

    ルゥプしているから、色々と新鮮味は無くなっている主人公。
    しかし、それは日常生活の部分だからである。
    そう、怪異に出会えばそりゃ訳分らんし怖いよね。
    夏場は怖い話でヒエッとなりたいところだが、そこまで後を引く話ではなさげ。

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    2025年07月01日
  • 血腐れ(新潮文庫)

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    家族の不幸を軸に、ホラーとミステリが巧みに融合された闇深い短編集。
    日常に潜む怪異と、それに翻弄されながらも対処していく姿が描かれる。読み終えても真相にはたどり着けず、不穏な余韻だけが静かに残る。それでも妙に満たされたような感覚があり、不思議と心地よい読後感だった。

    全ての短編にどんでん返しが仕込まれており、伏線の回収も見事。構成が一作ごとに異なり、最後まで飽きさせない。全体を通して不穏さと引きの強さがあり、非常に読みやすい作品。辻村深月さんの『闇祓』を彷彿とさせる一冊だった。

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    2025年06月26日
  • Jミステリー2024~FALL~

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    刑事の食レポ 誉田哲也
    展開の仕方が好みだったので、ストロベリーナイトを読んでみたくなった!

    あなたは知る由もありませんが 辻堂ゆめ
    ファミレスでのあれこれが凄い結末を呼ぶのが面白い!

    Black Beady Eyes 黒きつぶらな君の瞳 矢樹純
    まさかの結末!ミスリードが上手い!

    沼の底、さらに底 川瀬七緒
    最低は最悪に繋がる…関わりたくない世界。

    神通力 秋吉理香子
    詐欺事件がテーマなのにハートウォーミング。おばあちゃんの神通力かぁ…

    いじめっ子を殺しに 平山夢明
    これだけは胸糞で苦手だった。グロ多すぎて。。誰が誰に何してるのかとかも絶妙に混乱する。

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    2025年06月02日
  • マザー・マーダー

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    息子を溺愛する母親を中心につながりのある短編集。この人は家族の叙述トリックがうまい。母親殺しが、実は母ではなく祖母だったりと。

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    2025年04月29日
  • 夫の骨

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    まだ読んでる途中ですけど感想を言いたい!

    『撮ってはいけない家』ですっかりファンになった矢樹純さんの短編集です。

    表題作『夫の骨』の主人公の想像を超える真相、『朽ちない花』のガッツリミステリーで「信頼できない語り手」(ちょっと違う)な感じがヤバかったです。

    自分にとって矢樹さんの文章から受ける恐怖とは、基本となる風景や心情を淡い色味で描写されていて、とても読みやすいなーと油断しているといつの間にやら無酸素状態の場に取り込まれてて窒息しそうになる感じで、これは他では体験したことの無い種類のもので大変嬉しく、また病みつきになります。

    という訳でこの先も楽しみに読ませていただきます!

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    2025年04月15日
  • 血腐れ(新潮文庫)

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    初読み作家さんで、短編だし期待してなかったけど、それぞれの短編が異なる構成をしており、読みごたえがあった。テイストは芦沢央さんに似てるけど、今作品の矢樹さんのがより文章で細かく場面状況が想像できる(→なので、よりホラー感がある)

    来歴をみると、小説家・漫画原作者とあるからなるほどなと思った。この小説を漫画や映像化にされたら、より怖くできるだろうな…。

    それにしても、よくこんなに噂話や伝承的な呪い、まじない的な話が思い付くなぁ。
    私が特に良かったのは、血腐れと声失せかな。

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    魂疫(たまえやみ)
    血腐れ(ちぐされ)
    骨煤(ほねずす)
    爪穢し(つめけがし)
    声失せ(こわうせ)
    影祓え(かげはらえ)

    解説、杉江松恋

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    2025年03月29日
  • 血腐れ(新潮文庫)

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    何気ない家族の日常だったはずが、ひたひたと何かが迫って… 家族をテーマにしたホラー短編集 #血腐れ

    ■きっと読みたくなるレビュー
    家族をテーマにしたホラー短編集。

    そっと物語が始まり、少しずつに奇妙な世界に誘われていく。何気ない日常的なシーンだったはずが、ひたひたと何かが迫ってくるという恐ろしさ。そして帰結するところは、もっとも人が寄り添う家族の関係性に及んでくるという…

    本作はミステリーとして読んでも十分に面白い。途中途中でノイズや違和感を感じつつ恐々読み進めていると、終盤、とつぜん提示される情報が読み手を楽しませてくれる。鋭角に驚かされるや、ニヤリとされられることも多かったですね。

    また文章も会話も卒がなくキレイです、日本語の美しさを堪能できます。いずれ大きな文学賞をとられる作家先生だと思いました。

    ○魂疫
    認知症の症状が出てきた夫の妹、世話をすることになったが彼女は変わり者で…

    穢れがまとわりついてくるような感触、生理的に受け付けないといった世界観に包まれる。終盤からラストにかけて、一気に生気が抜けていく。

    ○血腐れ
    弟とその子どもたちと一緒にキャンプにやってきた。その近くには縁切り神社があり、祀られている石には不思議な言い伝えがあって…

    人間の自分勝手な部分を綿密に描いた作品、救われない感じが鬼怖っすね。

    ○骨煤
    老いた父親と介護をする兄弟の物語、一時的に入院していた父が帰ってきてからというものどんどん老化が進んでしまって…

    きっと良くありがちな話ですよね、気の毒で心が痛む。最初から最後まで兄貴が腹立たしい、静かな報復にゾワリ。

    ○爪穢し
    NPO法人に勤める姉と、元アイドルの後、引きこもりになってしまった妹。妹からネット販売しているネイルを買ってほしいとねだられた姉は…

    人間が追い詰められたときの狂気を感じる、お話としては――ただただ悲しい。

    ○声失せ
    叔父と一緒に祖父の実家であるお寺に来ていた。そのお寺の鐘を鳴らすと、神隠しに合うと言われており…

    後半から急激に増す不穏さったら、そして読み終わるとさらに不気味さが爆増する。
    いっしょに、いこう… こわっ

    ○影祓え 【超おすすめ】
    幼い息子を持つ母親の物語。彼女はしばらく熱が下がらない息子と検査入院をしていたが、人間の形をした黒いものが迫ってくるという夢を見る。そして同じく難病で入院する息子をもつ里香と出会い、相談をするのだが…

    そのままホラー映画にしてもいいくらい完成度が高い、おもろい!序盤、中盤、クライマックスとどこを切り取っても、物語に引き込まれちゃう書きっぷり。特に終盤からの展開は想像以上、胃の奥にしくしく痛みがきました。

    ■ぜっさん推しポイント
    本作はどの話も家族がテーマになっています。入り口はホームドラマのような、ホンワカした中にも家族の問題があって… というところから始まる。その後ホラー的な展開があるのですが、最後まで影の部分が残り続けるという。イヤミスほど醜さや汚らわしさに積極性がないところにセンスを感じますね。

    ちなみに杉江松恋先生の解説で、ホラーとミステリーの技巧について説明があります。これが理解しやすく整理してくれてるんです、ぜひ読んでみて下さい。

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    2025年03月13日
  • 血腐れ(新潮文庫)

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    それぞれ確立した物語が楽しめる短編集。
    オカルト要素もある人怖で、ホラー×イヤミス好きにはたまらん一冊。

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    2025年02月28日
  • バカレイドッグス(3)

    ネタバレ 購入済み

    打ち切りかな…?

    後半がかなり駆け足になり、あっという間に終わります。
    患者はもういいけど、兄弟や母親のことに関しては、もう少しだけゆっくり話を進めて欲しかったです。
    内容的には現代版ブラックジャックのような感じがして好きです。

    #ドキドキハラハラ #ダーク

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    2025年02月04日
  • 夫の骨

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    初めての作家さん、まずは短編集から。
    短編なのですぐ読み終えたが、読み応えあるミステリー。

    家族内の軋みを捉えた作品だけあって、登場人物や背景は少し似通っている。
    それでも最後まで読むと、なるほど、、、と感心せざるを得ない結末。私にはとても面白かった。
    中でも「柔らかな背」が好き。

    表題作の「夫の骨」、、表紙のイラストを見るに、いわゆる不倫ドロドロの昔の昼ドラを想像してしまったが、読むと全く違う。
    これ、題名とイラストで損してないかな?と思ってしまった。

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    2025年02月04日
  • マザー・マーダー

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    主人公家族と関わった人たちの目線が描かれていくオムニバス形式な物語。
    その目線からこの家族はなんなんだ?と予想するも結末は全く予想できないことだった…
    全部おもしろくてなかなかなスピードで読み終えた。

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    2025年02月02日
  • 夫の骨

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    ネタバレ

    日本推理作家協会賞短編部門を受賞していると知り、気になったため読んでみました。
    表題作の「夫の骨」をはじめ、9つの収録作全てが”家族”にまつわるどんでん返し系短編でした。
    これはすげぇ…みたいなどんでん返しはありませんでしたが、うわっこんな真実があったのか…と薄ら寒くなるような話が多かったです。
    “家族”という1番身近な存在であるが故に、つい傲慢な態度をとってしまったり、上下関係ができてしまったりと、家族間の人間関係の難しさがよく描かれていました。
    真相への辿り着き方が少々ワンパターンかな?と思う部分もありますが、今一度身近な存在に対しての言動や振る舞いを見直すきっかけとなる本だなと思いました。

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    2025年02月02日
  • マザー・マーダー

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    期待を裏切らない、矢樹純イメージそのままの、これこそイヤミスと言う感じのもの。梶原家にまつわる連作短編集で、4つの短編と、最終まとめの構成。4話はそれぞれ趣向の異なるミステリーで、本筋に特に影響はないものの叙述を混ぜてきたり、トリックの種明かしがあったり、飽きさせない工夫が面白い。最終話ではそれまでの4話の登場人物が出て来た末の大ネタ明かしはもうとてもキモい。そして読後感もまあ悪かった。

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    2025年01月25日