矢樹純のレビュー一覧

  • 或る集落の●

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    矢樹潤さんの文章は私にとっては読みやすくて好き。全体的に結末はふわっとしてて、こう解釈するのが正しいのか自信ないなって感じだけど、読み進めるのが早いし面白かったなと思う。

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    2025年09月09日
  • 彼女たちの牙と舌

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    ネタバレ

    普通の主婦4人が犯罪に巻き込まれるミステリー
    よくある金銭絡みで犯罪に手を染める主婦という単純なストーリーではなく、いくつもの裏切りと伏線がある読み応えのある作品だった
    闇バイトに手を出す若者たちはリアルなニュースでもよく出てくるが主婦にとっても身近な犯罪になってるのかもしれない
    そういった怖さも描きながら、主婦たちの痛快な行動力という2面を描き切った良作だった
    本作者の作品をまた手に取りたいと思った

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    2025年09月09日
  • 血腐れ(新潮文庫)

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    家族をテーマにしたホラー短編集。どれもとにかく厭な感じがいっぱい(褒めてます)。なのになぜ表紙はこんなに平和そうに見えるのか……と逆に怖くなりました。
    お気に入りは「骨煤」。これはもうラストにゾクッとしました。だけれども、主人公の気持ちが分からないではありません。こういう結末になってしまうのは仕方がないし、それほど後味悪くも思いませんでした。
    「声失せ」も好き。これはミステリとしても見事な展開でした。やられたなあ。
    「影祓え」も嫌だなあ。人間の邪悪さがとことん出ている印象です。だけれど少し救われるような部分も……。

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    2025年09月07日
  • 或る集落の●

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    ネタバレ

    前半はそれぞれP集落にまつわる不思議な話。
    それぞれ独立しているのかと思いきや、亀の入れ墨の川辺さんが中心人物。人柄も結構すきだった。

    お話は『がんべの兄弟』『密室の獣』『天神がえり』が好きでした。

    『うず山の猿』はかなり気持ち悪くて、情景を想像するほど吐き気がしてしまう。けど、別に悪い奴ではない……のかな?
    酒を飲まなくてよくなるのと、酒を幾ら飲んでも酔わなくなるのはどっちがいいんだ……?と考えてしまった。

    『密室の獣』では、川辺さんが川辺さんになった頃の事も分かったけど、外から来た流れ者の川辺さんがなんでその土地の「がんべ」になるんだろう?
    『P集落の話』の各話の中でも、がんべに対す

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    2025年09月07日
  • 或る集落の●

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    最終話を読んで、これまでの話とつながるのだと分かってはっとした。
    もやもやする読後感。
    どれも不気味な話ばかり。
    一番好みだったのは「天神がえり」

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    2025年09月06日
  • 或る集落の●

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    ある田舎で起こる別々な複数のはなし。
    亀のタトゥー男が色々な話しで登場し、主人公であると思う。
    ストーリー性や纏まりがある短編集。

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    2025年09月03日
  • 或る集落の●

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    青森…ぼっけえ、きょうてぇぇえ!!(これは岡山弁じゃ)

    納涼第2弾はこちら。青森のP集落を中心とした連作短編ホラーです。
    方言で怖い話を語られると標準語よりも怖くなるのは何故だろうか。
    方言女子が可愛いと言うアレと同じ効果か(ちなみに私はその辺に萌え要素は感じません。誰も聞いていない)

    さて例の如く今回も短編ごとに軽く感想など書いて行きます。8月も終わりだと言うのにこの気温は何事だという件が1番ホラーですが、果たして今回はアテントの出番は来るのか?!

    【べらの社】★★★☆☆アテントLv3
    ある山間の集落に、小さな「べらの社(やしろ)」と呼ばれる小さな社があります。
    そこでは古くから「べら

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    2025年08月31日
  • 新しい法律ができた

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    「新しい法律ができた」で始まる短編集。古今東西の人気作家さんが顔を揃える。好みに合う話、合わない話さまざまなのは仕方ない。

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    2025年08月29日
  • 新しい法律ができた

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    オムニバスで24人?が お題にそって
    一行目は ”新しい法律が出来た”です。
    それぞれに 面白かったのですが、最後の最後に シリアスな一遍が入ります。まあそうだろうと、法律は国民を守るための物でないとなりません。
     私的には "モう、デストピア”が、好きです。

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    2025年08月26日
  • 新しい法律ができた

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    話題作、人気の作家たちによる"新しい法律ができた"の一文から始まる短編集。同じような短編集の5冊目。めくる度にうわっ、今度はこの人か~とワクワクしながら読めます。個人的に一番良かったのは五十嵐律人さんの憲法のお話でした。
    殺人や男女関係のエピソードあり、中学校から。
    金子礼介「ルパちゃん」
    日野瑛太郎「推し活制限法」
    朱野帰子「日本国民に英語の勉強を義務づけへ」
    阿部智里「つるべを取られて」
    真下みこと「こんにちは、チャッテー」
    須藤古都離「虚法」
    嶋戸悠祐「国家殲滅フットボール法」
    多崎礼「復讐者は振り向かない」
    風森章羽「コロシヤとユキオンナ」
    名倉編「Touch la

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    2025年08月11日
  • 彼女たちの牙と舌

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    ドラマや映画になりそう。本当のことを言っているようでそれぞれが何かを隠している。ママ友ってそんな感じなのか? 勢いがある女性たちにスカッとした。

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    2025年08月07日
  • 彼女たちの牙と舌

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    おおお…どうなるんだ…と食い入るように一気読み。
    小説だからこそのラストかな。
    彼らが出てきた後が怖い…

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    2025年08月03日
  • 残星を抱く

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    専業主婦の柊子が幼稚園の娘とドライブで出掛けた先で拉致の現場を目撃し、そのあとから周囲を不審者がうろつき始めて、ついには夫に毒牙が…というお話
    前半と後半で主人公の印象ががらりと変わるお話でした

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    2025年08月01日
  • 彼女たちの牙と舌

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    ネタバレ

    伊織。澄佳。杏里。知絵。特殊詐欺。スズキ。ヤマギシ。スズキエイジ。鈴木瑛一。兄弟?
    転売。マネーロンダリング。
    中学受験。指。

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    2025年07月29日
  • 彼女たちの牙と舌

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    ネタバレ

    女性陣の裏事情が明らかになっていくところがヒリヒリしてとてもよかった

    犯人にもうひと工夫もらえれば、バッチリでした

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    2025年07月19日
  • 血腐れ(新潮文庫)

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    おもしろかった!『汚れた手で〜』みたいな嫌な感じありつつも、こっちの方が長編読みたくなった
    2025/7/10

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    2025年07月10日
  • 夫の骨

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    9編からなる全てがどんでん返しの短編集。
    どの作品も最後には家族の秘密が明らかになり、ああ知らなかったらよかった…とつくづく思わされる。
    可哀想だなと同情する一方、したたかだなと感心することも。
    内容が濃すぎるせいか、本の厚さと9編という数が合っていない感じがする。
    もっとたくさん読んだ気になる。
    どんでん返し好きの私としては、どんな返しで来るのか楽しみながら読むが、こういった作品だと思っていなくて読んだので、題名でもある夫の骨を読んだ時は衝撃を受けた。

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    2025年07月04日
  • 怪談ルゥプ(2)

    ネタバレ 購入済み

    2冊目

    ルゥプしているから、色々と新鮮味は無くなっている主人公。
    しかし、それは日常生活の部分だからである。
    そう、怪異に出会えばそりゃ訳分らんし怖いよね。
    夏場は怖い話でヒエッとなりたいところだが、そこまで後を引く話ではなさげ。

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    2025年07月01日
  • 新しい法律ができた

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    ネタバレ

     同じ書き出しで、25人の作家さんが25通りの物語を紡ぐ。1編が6ページほどのショートショートだからサクサク気軽に読めるし、様々なジャンルの物語を1冊で楽しめるためお得感がすごい読書時間を過ごした。

     現実の法から奇想天外な架空の法まで、ジャンルもミステリやディストピアものなど、物語の舞台も現代から近未来、果ては明治時代やアメリカの西部開拓時代まで、多種多様な設定の中でその法律が齎す思わぬ影響や人間模様が繰り広げられる。短いながらどの作品もとてつもない読み応えだった。

     法律というテーマ故か、ディストピアものとの相性が特に良かったように感じる。
     ハッとしたのは、今私たちの生きている世界は

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    2025年06月28日
  • 血腐れ(新潮文庫)

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    家族の不幸を軸に、ホラーとミステリが巧みに融合された闇深い短編集。
    日常に潜む怪異と、それに翻弄されながらも対処していく姿が描かれる。読み終えても真相にはたどり着けず、不穏な余韻だけが静かに残る。それでも妙に満たされたような感覚があり、不思議と心地よい読後感だった。

    全ての短編にどんでん返しが仕込まれており、伏線の回収も見事。構成が一作ごとに異なり、最後まで飽きさせない。全体を通して不穏さと引きの強さがあり、非常に読みやすい作品。辻村深月さんの『闇祓』を彷彿とさせる一冊だった。

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    2025年06月26日