矢樹純のレビュー一覧
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ネタバレ前半はそれぞれP集落にまつわる不思議な話。
それぞれ独立しているのかと思いきや、亀の入れ墨の川辺さんが中心人物。人柄も結構すきだった。
お話は『がんべの兄弟』『密室の獣』『天神がえり』が好きでした。
『うず山の猿』はかなり気持ち悪くて、情景を想像するほど吐き気がしてしまう。けど、別に悪い奴ではない……のかな?
酒を飲まなくてよくなるのと、酒を幾ら飲んでも酔わなくなるのはどっちがいいんだ……?と考えてしまった。
『密室の獣』では、川辺さんが川辺さんになった頃の事も分かったけど、外から来た流れ者の川辺さんがなんでその土地の「がんべ」になるんだろう?
『P集落の話』の各話の中でも、がんべに対す -
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青森…ぼっけえ、きょうてぇぇえ!!(これは岡山弁じゃ)
納涼第2弾はこちら。青森のP集落を中心とした連作短編ホラーです。
方言で怖い話を語られると標準語よりも怖くなるのは何故だろうか。
方言女子が可愛いと言うアレと同じ効果か(ちなみに私はその辺に萌え要素は感じません。誰も聞いていない)
さて例の如く今回も短編ごとに軽く感想など書いて行きます。8月も終わりだと言うのにこの気温は何事だという件が1番ホラーですが、果たして今回はアテントの出番は来るのか?!
【べらの社】★★★☆☆アテントLv3
ある山間の集落に、小さな「べらの社(やしろ)」と呼ばれる小さな社があります。
そこでは古くから「べら -
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話題作、人気の作家たちによる"新しい法律ができた"の一文から始まる短編集。同じような短編集の5冊目。めくる度にうわっ、今度はこの人か~とワクワクしながら読めます。個人的に一番良かったのは五十嵐律人さんの憲法のお話でした。
殺人や男女関係のエピソードあり、中学校から。
金子礼介「ルパちゃん」
日野瑛太郎「推し活制限法」
朱野帰子「日本国民に英語の勉強を義務づけへ」
阿部智里「つるべを取られて」
真下みこと「こんにちは、チャッテー」
須藤古都離「虚法」
嶋戸悠祐「国家殲滅フットボール法」
多崎礼「復讐者は振り向かない」
風森章羽「コロシヤとユキオンナ」
名倉編「Touch la -
ネタバレ 購入済み
2冊目
ルゥプしているから、色々と新鮮味は無くなっている主人公。
しかし、それは日常生活の部分だからである。
そう、怪異に出会えばそりゃ訳分らんし怖いよね。
夏場は怖い話でヒエッとなりたいところだが、そこまで後を引く話ではなさげ。 -
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ネタバレ同じ書き出しで、25人の作家さんが25通りの物語を紡ぐ。1編が6ページほどのショートショートだからサクサク気軽に読めるし、様々なジャンルの物語を1冊で楽しめるためお得感がすごい読書時間を過ごした。
現実の法から奇想天外な架空の法まで、ジャンルもミステリやディストピアものなど、物語の舞台も現代から近未来、果ては明治時代やアメリカの西部開拓時代まで、多種多様な設定の中でその法律が齎す思わぬ影響や人間模様が繰り広げられる。短いながらどの作品もとてつもない読み応えだった。
法律というテーマ故か、ディストピアものとの相性が特に良かったように感じる。
ハッとしたのは、今私たちの生きている世界は