矢樹純のレビュー一覧

  • 撮ってはいけない家

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    ネタバレ

    結構じんわり怖くなるゾワゾワ系だけど、
    しっかり謎の解明もあってハピエン感あるし、
    かといってホラーなのでエンドで
    紘乃さんが呪われている?という
    恐ろしいことが判明して…
    ちょいちょいグロくてショッキングだが
    どこまでもハラハラする作品だった!

    あと、阿南君がめちゃくちゃ頼りになるし、
    彼がいると割と安心して読み進められるので 
    (まぁ彼がいないと背後気になって怖いけどw)
    こういう探偵役みたいな人がいると
    断然読みやすいっ!!!

    この作家さんの別作品もあれば
    改めて読んでみたいと思った!




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    2025年12月08日
  • 或る集落の●

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    ネタバレ

    ホラー小説はそれほど読む方ではないが、近年比較的よく見るようになった気がする。
    『このホラーがすごい』とかも出るようになったし、雨穴さんや背筋さんなどの活躍で世間への浸透度が増しているような気がする。

    ということで、普段読まないジャンルだけれど気になった作品。
    全体としては一つの長編という訳ではなく、それぞれ別の視点、背景を据えた幾編かの物語を編んだ形になる。

    青森県のP集落、亀の刺青の男。
    この2つが全編をゆるーく繋ぎ止める感じが何とも不気味で薄気味悪い。
    各編それぞれにもえぐさや怖さはあるのだけれど、それよりもやはり裏でうっすら糸引く何かの方がぞくぞくする。
    文字面では同じ場所、同じ人

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    2025年12月07日
  • 新しい法律ができた

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    隙間時間に読みやすい短編だけど、しっかり読み応えのある話ばかり
    突拍子もない法律と思いきや、腑に落ちるものがよかった。

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    2025年11月21日
  • 罪の棲家

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    「ずっと、欲しかった女の子」
    一番短い話だけど、一番(めちゃくちゃ)怖かった
    神津凛子のスイートマイホームのラストぐらいゾっとした

    「運命の天使たち」
    うまいなー

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    2025年11月17日
  • 或る集落の●

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    おぞましいと先ず思うホラーの短編集。
    次の話に行くたびに、前の話の登場人物だったり、謎だったりを、明言はしていないが想像できる作りになっている。
    土俗の風習が好奇心を遠ざける為にできたのか、風習が形骸化したから綻びに好奇心が刺激されたのか、ちょっとした好奇心や心の緩みが転げる様な底へつながっている。
    単語としては気味の悪いものが多いのに、読後の感想としてはちっともそうは感じない。
    がんべと呼ばれる人に似た人ではないもの、心の働きや善悪の元?点?になるのが他の人とはずれている存在。と思ったらこの母親の心自体も読者とは違う点から始まっている。もしくは閉鎖的な村だからその点から始まったのだろうか。

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    2025年11月17日
  • 罪の棲家

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    「裏山」
    「ずっと、欲しかった女の子」
    「噓つきと犬」
    「吸血鬼の■し方」
    「三年目の帰還」
    「運命の天使たち」
    「罪の棲家」
    7話収録の独立短編集。

    2019年に刊行された『夫の骨』以来、追い続けている矢樹純さん。
    お得意のイヤミスとあってリーダビリティ抜群。

    まず、一行目のインパクトで心を鷲掴みにされる。

    嫌な予感しかしない物語を追っていくと、想像していた結末とは全く違う真相が待っている。

    とてつもなく恐ろしい話から、読後ホッとするものまで、7話それぞれに意外性があり面白かった。

    見ていた景色がラストで一変するブラック短編集。

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    2025年11月11日
  • 罪の棲家

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    胸に秘めたたった一つの隠し事は…。各世代の女性を取り巻くミステリー短編集。
    不穏な空気が漂う中で、何かが起こる何かが隠されているといろいろ想像するが、それを超越する真実に驚愕する。なかなか評価されない作者だが、そろそろブレイクしそう。

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    2025年11月02日
  • 或る集落の●

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    総じてキモくて良かった、って言おうと思ったけど「がんべの兄弟」だけ龍が如くのムービーで流れる泣ける話みたいな読後感だったな

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    2025年10月30日
  • 彼女たちの牙と舌

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    四人のママ友たちの悲劇… 嫉妬、嘘、プライドが絡み合う無類のサスペンススリラー #彼女たちの牙と舌

    ■あらすじ
    子どもの中学受験をきっかけに知り合った四人の女性。定期的に集まり情報交換をするママ友の関係であった。ある日Webマーケティングの仕事をしている衣織は、知絵から相談を受ける。ネットでのトラブルに巻き込まれてしまったらしい。どうやら、知絵は怪しい仕事を請け負っているらしいのだが…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    子ども達の学習塾から繋がったママ友たち。本来は楽しい集いだったはずが、いつの間にか嫉妬と業にまみれていく。さらには、小遣い稼ぎで始めた副業が図らずも犯罪組織ともつながってしま

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    2025年10月27日
  • 或る集落の●

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    因習村ものなど好きなのでこの作品も割と好き
    ガンべと呼ばれる人たちの扱いというか設定がなんとも言えない
    先生という人物も後からちょっと効いてくる感じ
    面白かった

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    2025年10月18日
  • マザー・マーダー

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    面白かった!短編集だけど全部話が繋がっていて一気読みしてしまった。短編はそんなに好みでは無いけど「夫の骨」から好きな作家さん。

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    2025年10月17日
  • 彼女たちの牙と舌

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    ネタバレ

    お受験ママ友の間でのドロドロとしたやり取りを楽しむ小説かな、と思っていたらかなりミステリー風味の強い犯罪小説だったというオチに気持ちが追いつかなかったというのが素直な感想です。

    それまでお互いに不信感を抱いていた四人が最終盤の詐欺集団をやり込める辺りの一体感はなかなか爽快で良かったです。

    続編を匂わせる終わり方をしたのですがどうなるんですかね。杏里のお腹の子も気になりました。

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    2025年10月13日
  • 妻は忘れない(新潮文庫)

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    日常に潜む不穏な空気や秘密をテーマにした短編集
    お話はどれも一筋縄ではいかず、どんでん返しとまでは言わなくても、見事に予想と違う展開が待ち受けています
    満足度の高い短編集でした

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    2025年10月06日
  • 彼女たちの牙と舌

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    とても丁寧なミステリーという感じ!
    中学受験という設定は必要だっただろうか…って感じなのと、1番なんの関係もない衣織がIQ150くらいありそうな頭のキレのおかげでうまく最後までまとめた。
    知らない!ご勝手に!で突っぱねて良い関係性と性格なのに、よく自分から…という感じが
    弱いかなぁ? 
    でも本当に丁寧にまとめられたミステリーです。
    とっ散らかったものを回収することタイプじゃなくて、ひとつひと次丁寧にクリアしていく系。
    ハッピーエンドなのは予想できた!

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    2025年09月23日
  • 新しい法律ができた

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    この書き出しも好き。架空の法律が多い中、締めの五十嵐さんはさすが。このシリーズたぶん初登場のくどうれいんさんも良かった。

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    2025年09月18日
  • Jミステリー2024~FALL~

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    ネタバレ

    2025/9/12
    アンソロジー。
    お目当ては川瀬七緒。
    めちゃくちゃ後味悪いの書いてきた。
    がんばれよ、それひっくり返せよ、とも思うけど主人公も愛すべき人ではないので「うん、まあ…」みたいな読後感。
    実際にとんでもない暴言書いてる人ってこういう人なのかもな。
    正義の味方ヅラして憂さ晴らししてるだけ。
    怖いなぁ、気をつけよ。
    我こそが正義だと思っても1回立ち止まろ。
    とは言え、物語には救いが欲しいのですよ。
    なのでこの中では『神通力』とかちょっとは救いがあってよかったよね。と思いました。

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    2025年09月18日
  • 彼女たちの牙と舌

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    特殊詐欺グループの追い込みがヌルイところが難だが、主婦4人がそれぞれの境遇を抱えながら最終的にハッピーエンドに至るピカレスクもの。主婦それぞれの心理描写がまあまあ確りしているので最後まで楽しめる。

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    2025年09月18日
  • 彼女たちの牙と舌

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    ネタバレ

    子どもの中学受験を控えた母親4人がとある事件に巻き込まれていくクライム・サスペンス小説。
    主要な4人の登場人物(+1名)の間で視点が順次入れ替わっていく構成で、そのたびに隠されていた新たな事実が明らかになり話が二転三転していく展開で、途中までかなりはまりこんで夢中で読んだ。ただ、読み終わって全体像を把握してみたら、ちょっと粗も見受けられ、期待したほどではなかったかなという読後感だった。(伊織にもっと裏があるのかと思っていたし、それがないのなら、なぜあんなに積極的に事件に関わろうとしたのか腑に落ちなかった。また、犯罪組織側が安易に接触してきすぎと思うし、4人に捜査機関の手がまったく伸びないのも不

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    2025年09月14日
  • 彼女たちの牙と舌

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    読み始めた時は、まさかこういう話とは思っていなかった。
    私立中学を受験させるため、子どもを塾に通わせるママ友4人の会話から始まる。4人の母たちの家庭環境やそれぞれの事情をその立場から語らせ、次第に真相へと近づいていく。
    いったい誰が本当のことを語っているのか、それぞれの思惑もからみ、真相に近づいているのかわからず、一気読みした。
    人も死ぬし、小指の切断もあったが、4人の母たちは身を守るため、それぞれの得意な事を活かして、とある企みを実行する。
    最後は痛快で、この作者の作品をまた読みたくなった。

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    2025年09月11日
  • 彼女たちの牙と舌

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    ネタバレ

    普通の主婦4人が犯罪に巻き込まれるミステリー
    よくある金銭絡みで犯罪に手を染める主婦という単純なストーリーではなく、いくつもの裏切りと伏線がある読み応えのある作品だった
    闇バイトに手を出す若者たちはリアルなニュースでもよく出てくるが主婦にとっても身近な犯罪になってるのかもしれない
    そういった怖さも描きながら、主婦たちの痛快な行動力という2面を描き切った良作だった
    本作者の作品をまた手に取りたいと思った

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    2025年09月09日