矢樹純のレビュー一覧

  • 或る集落の●

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    短編集なんだけどコンセプトというか特定のテーマ、ひとつの世界観を描いた物語の集まりで、しっかりと1冊の本という感じ。
    装丁がけっこうかっこいい。
    映画『感染』みたいなイメージで映像化したらすごく気持ち悪くて良さそうだな、というような感想。単に因習村というだけでなくて、割といろんなJホラー要素が盛り込まれている。

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    2026年02月01日
  • ●●にいたる病

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    本家殺戮にいたる病は読んだ事ないのに
    アンソロジーから読んでしまいました!
    (読みたいとは思ってる、、、!)

    グロいと有名の我孫子さんの作品は初でしたが
    今回は優しめ?だったのか?無事読めました

    個人的には背筋さんのが面白かったです
    背筋さんの文章がやはり好きです〜!!

    あと、歌野昌午さんのお話は最近読んだ
    今日未明に近しいどうにも虚しいお話でした。

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    2026年01月28日
  • 不知火判事の比類なき被告人質問

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    刑事事件のルポルタージュを書くために裁判を傍聴するフリーライターの湯川和花を語り手とし、横浜地裁の左陪席・不知火春希裁判官が公判を振り出しに戻す驚きの推論を披露する法廷ミステリであり謎解きミステリでもある。
    おっちょこちょいでぱっと見風采の上がらない不知火判事が“他に類を見ない”質問によって事件の真相を明らかにしていく過程にワクワク。
    次第にちょっとした引っ掛かりから結論が読めてくるものの、それでも面白く読めたのは少ないながら登場人物が個性的だからかな。
    傍聴マニアの二人組と和花のやり取りとか、不知火の空気の読めなさとかね。

    シリーズ化するのかな〜っと思ったら、不知火転勤間近?異動してからも

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    2026年01月28日
  • 夫の骨

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    9編からなる短編集。
    文庫本裏のあらすじに書かれている通り「家族の軋みを鋭くとらえた」短編集でした。
    1編1編が短いのに上手くまとめられていて、大いにゾゾッとしました。

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    2026年01月26日
  • それはそれはよく燃えた

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    「それはそれはよく燃えた」という同じ書き出し始まるアンソロジー。1作につき5ページ程度なのでサクッと読めて、作風も全然違うので飽きなかった。
    たくさんの作家さんが参加しているため、ページをめくりながら宝探しをしているようで楽しかった。
    アンソロジーなので当然だが、「とにかく何でも読んでみたい」「多様性を楽しみたい」人向け。
    好みの話だけ大量に読みたい人には少し物足りないかもしれない。

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    2026年01月18日
  • 撮ってはいけない家

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    本筋に関係ない場面や登場人物の描写が冗長で読み進めづらかった。後半からはテンポよく読めた。モキュメンタリーを期待していたが、オカルトホラーという印象。

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    2026年01月16日
  • 撮ってはいけない家

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    ネタバレ

    その家の男児は、12歳で命を落とす。
    見えないものが見える「鬼眼」の能力を使って繁栄してきた一族。その代償として課せられた呪いなのか。曰く付きの家で、映画スタッフが撮影を始めるが――。
    モキュメンタリー撮影中に起こる霊障。
    立ち入りを禁じられた蔵に幽閉された、光を奪われた少女。
    鬼の姿を写すという鏡。代々伝わる写経された経典。それらをフォトモザイクのように組み合わせると浮かび上がる女の姿。
    生きたまま皮を剥がれた動物の皮に封印された呪具。少年が見る予知夢。嬰児大量殺人を犯した看護婦と、死体を投げ込んだ古井戸。生贄を捧げなければ悪化する病。そして、人間の顔の皮を裏返しに被った鬼の姿。
    とにかくホ

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    2026年01月15日
  • 新しい法律ができた

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    作品紹介・あらすじ

    何がどうしてそうなった? 1行目は全員一緒、できた新法25本!

    『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』『これが最後の仕事になる』『だから捨ててと言ったのに』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第五弾。

    *****

    25編からなるショートショート集。
    Mephisto Readers Club(MRC)シリーズ第5弾。
    最初の一文は必ず「新しい法律ができた」で始めなければならない、という括りがある。
    このシリーズを読むのも本作で5冊目。いつものように玉石混交。

    以下が

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    2026年01月14日
  • 或る集落の●

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    タイトルでわかるように流行りの「村の因習」ものと言っていいかと。怪異はあるけれどうっすら人怖の雰囲気もある。これも最近よく見るけれど、全貌は謎のままで考察有りきの作品なので、読み終わったあとに「あれはなんだ?」「あの人は誰だ?」という疑問が残る。連作なので登場人物に繋がりはあるのだが、読み返してみても辻褄が合うような合わないようなでスッキリしない。かなりグロテスクな内容で雰囲気は好きなのだけど、謎が明かされずに終わるのは最近お腹いっぱいなので私の中でちょっと評価が下がった。

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    2026年01月13日
  • 彼女たちの牙と舌

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    一見仲良しグループのようだけど、腹の中の探り合いをしているママ友の描写が細かくて怖かった。
    受験生の子供を持つ母がこんなことあるー?と半笑いで読んだけど、展開が早くテンポが良かったので映画のようで面白かった。

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    2026年01月09日
  • 新しい法律ができた

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    作家さんによって、いろんな新しい法律が考えられていて面白かった!
    自分が考えたらどんな法律かなーと考えるのもオツ。

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    2026年01月06日
  • 血腐れ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    表題作は読んだことがあった短編集。全体的に静かな恐怖と嫌悪感が生まれる。
    ・魂疫
    たまえやみ、って読めない……。誰にも悪意がなくても(ないからこそ?)こんなに禍々しい話になるんだな。
    ・骨煤
    良かれと思って地獄への道を舗装して、最後にはそれを利用する転換が怖かった。
    ・爪穢し
    急に見えないものが見えて、見えていたものが見えなくなる。好きなオチだけどありがちではある。
    ・声失せ
    なんでそんな関係のない描写が?と思っていたら関係があった。珍しく悪意が強い。
    ・影祓え
    思い込むことは大事。本当はだめじゃなくても、だめだと思い込んだ時点でだめになるっていうのはなるほど……。この作者はいつも短編集のラス

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    2026年01月06日
  • それはそれはよく燃えた

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    「それはそれはよく燃えた」
    からはじまる25編
    いろんな方の燃えるがありおもしろい
    他にも同じ一文から始めるシリーズがあるみたいなので読んでみたい

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    2026年01月03日
  • 罪の棲家

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    裏山
    ずっと、欲しかった女の子
    嘘つきと犬
    吸血鬼の▪️し方
    三年目の帰還
    運命の天使たち
    罪の棲家

    各話、どれもページ数は多くないのに
    きっちり楽しませてくれるので満足度高。

    読後の苦味やあたたかさ、
    なんとも表現しようがない嫌な感じ、
    なるほどねと納得させられる回収具合。

    短編だから中弛みや読みあぐねも長く続かず、
    程よい頃合いで結末に至る点も個人的に好み。

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    2026年01月02日
  • それはそれはよく燃えた

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    『黒猫を飼い始めた』
    『嘘をついたのは、初めてだった』
    『これが最後の仕事になる』
    『だから捨ててと言ったのに』
    『新しい法律ができた』に続くシリーズ第六弾。

    会員制読書クラブ「メフィストリーダーズクラブ」のSS企画の作品を加筆修正したもの。

    今回のお題は「それはそれはよく燃えた」の1行から始まる物語。

    1行目は同じでもその後の展開は千差万別だが、今回は特に不穏な作品が多かった。

    印象に残ったのは
    「家族を守るためだった/宮西真冬」
    「燃えろ恋ごころ/米澤穂信」
    「やなやつを燃やす遊び/黒澤いづみ」
    「ファンの鑑/秋吉理香子」

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    2026年01月01日
  • それはそれはよく燃えた

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    作品紹介・あらすじ

    書物、人形、恋ごころ。人の噂も燃え盛る。炎ゆらめく25編!
    『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』『これが最後の仕事になる』『だから捨ててと言ったのに』『新しい法律ができた』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第六弾!

    *****

    25編からなるショートショート集。
    Mephisto Readers Club(MRC)が贈る大好評シリーズ第6弾とのこと。第1~5弾までは未読。とりあえず最新作から読んでみようと思い手に取った。
    最初の一文は必ず「それはそれはよく燃えた」で

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    2026年01月02日
  • 撮ってはいけない家

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    あんまりやった。

    長い。修験道はなんでそんな呪具ばっかり作ってんねん。
    もっとさくさく話進めてほしい。

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    2025年12月29日
  • 夫の骨

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    作者が一貫して目指すテーマはよくわかりました。
    少し狙いすぎている感が強過ぎたかなと思ってしまいました。好みの問題かなとも思います。
    短編集なので読みやすく、女性である私は共感する事も多かったので面白かったです。

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    2025年12月29日
  • 撮ってはいけない家

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    ネタバレ

    息子が失踪するまでは設定の説明と単調なドラマ撮影の描写が続くので、テンポが悪くもたつく。
    事件が起こってからはサクサク読めたものの、「呪われた一族が祀っていた呪物」という、作品の要があまり怖くなかった。
    「鬼の鏡」や「鬼眼」、「天眼」などといったそれっぽいワードは出るしミステリ要素もあるしで、盛りだくさん。しかし全体がとっ散らかった印象を受ける。

    (ここから心のツッコミ)
    それにしても昴太くん、可哀想な赤子を1人で探しに行くなんて小6男子とは思えない行動力と推理力、そして良心を持っている。夢の人物をこいつ園長やんけ!と特定して即本人に電話確認するの、しごできビジネスマンすぎない??霊感設定も

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    2025年12月19日
  • 罪の棲家

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    矢樹さん2冊目。
    この方の作品、無理矢理なのもあるけど基本的にどれも楽しめます。好き。
    ずっと欲しかった女の子の話、予想したラストが当たってちょっと嬉しい!でもちょっと残念な気もする。

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    2025年12月18日