矢樹純のレビュー一覧

  • 妻は忘れない(新潮文庫)

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    夫婦や親子、姉妹など家族関係からなるミステリ短編集、どれも面白かった!
    どの話も心理描写とか、(主人公の視点での)人に対する見方とか、すごく分かる感じ。

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    2025年06月24日
  • 新しい法律ができた

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    新しい法律ができた、から始まる物語を色んな書き手が描く1冊。

    新しい法律ができているわけだから、世界設定がSFっぽかったりディストピア感を感じるものがあったりして、楽しく読めた。
    その他にも、ぞっとする物語、切なくなる物語、短い中でミステリーのような作りになっている物語…
    叙述トリックが含まれているものや、ばかばかしいと思ってしまうような内容の法律が大真面目に取り扱われる物語など、本当に色んな味がする1冊。

    なかでも殺人を罰する法律が"新しい"法律として制定される「もう、ディストピア」が特に良かった。
    有り得ないはずの世界に説得力があって冷たい汗をかく。


    「ルパちゃ

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    2025年06月19日
  • 彼女たちの牙と舌

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    同じ進学塾に子供が通う、母親4人。
    最初は、環境も年齢も立場も違うただ、子供が中学受験をするということだけが共通点という感じで物語が進んでいたのに…
    えっ…えーっ‼︎
    まずくないですか、すごい団結力で後戻りできないことになりすぎてて怖かった。

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    2025年06月15日
  • 新しい法律ができた

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    「新しい法律ができた。」で始まるショートショート集。全部で25作。一行目は全員一緒というシリーズの五作目です。作家によって同じ言葉から広がるイメージが様々で、おもしろかったです。

    金子玲介「ルパちゃん」、矢野帰子「日本国民に英語の勉強を義務づけへ」、くどうれいん「ショートケーキの夜」、五十嵐律人「革命夜話」が私のお気に入りです。特に「革命夜話」の最後の一文には、重みを感じました。

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    2025年06月14日
  • 夫の骨

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    直近でこの作者のホラーを読んで興味を持ったのだが、この短編はヒトコワ集でホラー要素は少なめの為、若干見当が外れてしまった。

    それでも冒頭の表題作品からして、なかなかの破壊力。

    いつもいつでも最恐最悪なのは人さまを慮れない人間なのだ。

    私ら爺さん達が夢に見た21世紀も四半世紀が過ぎた今日でも世界の至る所でジェノサイドが厚顔にも横行している。

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    2025年06月08日
  • 彼女たちの牙と舌

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    ネタバレ

    読み始めは、受験戦争のお話か…
    母親同士のマウントバトル………?と思い、
    読み始めましたが進めば進むほど不穏な事件へと発展していく。
    母親たちはそれぞれ異なる悩みをもっており、それにつけ込まれるかのように詐欺事件に巻き込まれて…!
    どんどん血生臭くもなっていき、最初の予想とは全く異なる展開で驚きの連続でした。
    驚きっぱなしなのに最後にはスズキとヤマギシは兄弟ではないか、ということだ。
    え〜?!?!と仰天してしまった。
    それを踏まえてもう一度読み直したいです。

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    2025年06月02日
  • 撮ってはいけない家

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    映像制作会社で働く主人公がとある家でホラーモキュメンタリ―を撮影中事件に巻き込まれる。


    話は概ねホラーとして進んでいくが、阿南というキャラクターが不快で集中できなかった。好奇心旺盛でオカルトに詳しいというキャラクターなのだろうが、探偵でも警察でもないのに、人んちのアレコレを触ったり失礼な言動をしたり。社会人として無能に感じてしまい残念に思った。

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    2025年05月11日
  • 血腐れ(新潮文庫)

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    [こんな人におすすめ]
    *じわじわ怖くなるタイプの話が好きな人
     水が浸透するようにスロースピードで怖さがやってきます。夜道を歩けなくなったり眠れなくなったりする怖さというより、読み始めはなんとなく気味が悪く、いつのまにか恐怖が加速していて、気づいてしまった瞬間に急激に体温が下がるタイプの本です。
    ※ホラー小説があまり得意でない人間の感想です。

    [こんな人は次の機会に]
    *人に話すことで怖かった経験を消化するタイプの人
     あらすじを説明しても相手にはいまいち伝わらないタイプの本です。小説ゆえの面白さというか、一対一で向かい合って読むことで言語化できない怖さが遠くからやってくるので、ホラーミス

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    2025年05月10日
  • 撮ってはいけない家

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    先が気になる ところどころにホラーな小ネタを盛り込みながらリアリティのある作品で、先の展開が気になってスイスイ読めてしまう。

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    2026年01月12日
  • 夫の骨

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    9つの短編ミステリーを収録。9つの家族の話。帯に『全作どんでんがえし』とあるが、短編でもあり、あっと驚くということはなかった。ドロドロした話が多く、読後感は良くないが、イヤミス的には成功なのか。読みやすかった。

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    2025年04月23日
  • 血腐れ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    【収録作品】魂疫(タマヤミ)/血腐れ/骨煤(ホネズス)/爪穢し/声失せ/影祓え

    超常現象や霊的な存在はあるが、構成としてはミステリで、腑に落ちる結末になっている。

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    2025年04月04日
  • 血腐れ(新潮文庫)

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    ネタバレ

     石に相手の血を捧げると縁切りが叶うという神社。姉は弟の行動にある疑惑を抱くーという表題作他、家族や家庭に潜む不穏さと闇(時に疎ましさ)を描き出したホラー・ミステリ全6編。

    ・一周忌を終えた夫が「枕元に立って何か訴えて唇に触れてくる」と語る義妹。だがこの義妹は色々難ありの人物の上、軽い認知障害に罹っていた(魂疫【たまえやみ】)。ラスト、本当に《鬼》から逃れられていたのか―。
    ・弟家族とキャンプに来た幸菜。弟はその朝早くに近くの縁切り神社へ行ったようだった。仕事で来れないという義妹に連絡が付かないことから、彼女の中に恐ろしい疑念が膨らむ(血腐れ)。弟夫婦の未来は何れにしても……。
    ・老いた父親

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    2025年03月25日
  • マザー・マーダー

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    母性の毒が次々と引き起こす戦慄の事件とは?すべての作品に幾重にも仕掛けられたどんでん返しに驚き、歪んだ母性の毒に慄然とする連作短編集。
    不気味な母子家庭に巡り合わざるえなかった人々の恐怖。現実にも起こりそうな出来事だから余計に気味が悪い。

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    2025年03月21日
  • 夫の骨

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    家族の軋みをテーマにした短編集。
    現実にあり得そうな内容がよりイヤ〜な気分にさせてくれる。
    表題作「夫の骨」をはじめ「柔らかな背」「かけがえのないあなた」なぜかちょっとホッコリの「虚ろの檻」が良し!

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    2025年03月15日
  • 夫の骨

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     この作品も以前から読みたくって、気づけば「積読」になっていた作品です。読みたかったわりに、9つもの短編集だったことは知らなかったんですけどね!

     特に印象的な作品は…と、考えてみても、どの作品も同じくらいだとに感じてしまう…。だけど、9作品もあるとそれぞれをレビューしておくのも躊躇してしまいます。そして何より、読んですぐにレビューを作れなかったからか、ちょっと内容が曖昧になっています。どの作品も、家族をテーマにしているある意味イヤミス系です。そして、エンディングで、そうだったのかぁ~と思わせてくれる作品でした。

     でもこの作品を読む前に「撮ってはいけない家」を読んでるからか、矢樹純さんの

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    2025年03月13日
  • Jミステリー2024~FALL~

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    『Jミステリー2024』は、豪華作家陣による書き下ろし短編ミステリーのアンソロジー。誉田哲也先生の『刑事の食レポ』が読みたくて手に取ったけど、ほかの作品もめちゃくちゃ面白かったです!

    なかでも、川瀬七緒先生の『沼の底、さらに沼』は衝撃的。タイトル通り、自業自得なまるで蟻地獄に引きずり込まれるような、逃れられない展開が続き、読んでいて恐怖と驚きでいっぱいになった。短編ながらも強烈な余韻を残す作品でした。

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    2025年03月08日
  • Jミステリー2024~FALL~

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    ちょっといい話系、ややホラー味系、
    一回りしてファミリー系など、
    多彩なアンソロジー・ミステリー

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    2025年03月08日
  • マザー・マーダー

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    ネタバレ

    第一話では引きこもりの息子可愛さに隣家のクレーマーと化す母親、第二話では同僚相手に息子愛を滔々と語る母親、第三話では溺愛する息子のために監禁まで手を染める母親…と梶原美里の母としての過激な一面が徐々に顕になっていく。
    美里もヤバいが、各話の登場人物も普通の顔して暮らす一癖ある人物ばかり。
    戌亥と野崎の経験から9歳息子の漢字の勉強の必要性を再確認w
    終盤は“梶原家の秘密”で頭の中がごたついたが、第三話の美里の狂った願望が伏線となって回収されたラストは全て塗り潰されるお先真っ暗の奈落…おぞましさしか残らへん…。

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    2025年03月02日
  • 血腐れ(新潮文庫)

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    『妻は忘れない』を最初に読んで矢樹純さんのイヤミス✕ホラーの短編集にハマり『夫の骨』『マザー・マーダー』なども既読。本書で6冊目となりました。

    こちらは6編のホラー・ミステリーでしたが、ここ最近日中に読書する時間がなく、寝る前が唯一の読書タイム。しかしこの本は寝しなに読んではいけない本でした〜。

    部屋の電気を消したくない〜。夜中にトイレ起きたくない〜。だって思い出しちゃうんだもの….⁠(⁠T⁠T⁠)

    表題作の「血腐れ」を始め、「魂疫」「骨煤」など6編のタイトルだけでもただならぬ雰囲気があってザ・日本のホラー・ミステリーを堪能したい人にはおすすめの1冊です。

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    2025年02月26日
  • 幸せの国殺人事件

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    結構危険を犯しているけどそこまで大きな被害にはあっていない印象。程よいハラハラでよかった。

    犯人はあの人かな被害者はあの人かなと予想がコロコロしました。読みやすかったです。

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    2025年02月23日