スマホでそこそこ細かいネタバレを書いていたらデータが飛びました。メモ使って書かないとこんなことになります。PC使わないとダメだな。
本自体は面白かったけど、もう気力がないのでざっくり。12月に読んで途中で止めて今は4月。もう話の内容が思い出せません。
「べらの祠」
主人公の姉は、亀の刺青をした男と付き合い、覚せい剤使用で逮捕される。
姉は初犯だったため、執行猶予がつき、叔父の住む青森のP集落で暮らすことになった。
主人公と姉は電話でやりとりしていたが、姉が電話に出なくなる。伯父によると姉は「べら様の祠」に日参しており、べら様に取られてしまったという。
主人公は美大に合格したこともあり、姉を訪ねて青森県へ行き、「べら様の祠」で姉と会う。姉は「あの家のわらしは、膨れで死ぬぞ。」と予言する。4日後、その家の子どもが水死体で発見される。
姉の予言を伯父に話すと、伯父は姉を閉じ込める。姉は「めはしぇは」になったという。
以前、この集落にめはしぇはになった者がいたため、伯父はその親族「佐藤さん」の元を訪ねる。
めはしぇはになった姉を訪ねて、標準語を話し、仕立てのいい背広を着た男がやってくる。
姉はまた予言をし、「嫁が割けて死ぬ」「主人公は縊って死ぬ」と告げる。
地元の郷土史家によると、P集落にはもともと「名前を言ってはいけない神である創造神のヤハウェ」が祀られたため、ヤハウェの神社を⚫️神社、まる神社と呼んだ。それを恐れた者が「べら様」を祀る祠を作ったという。べら様とは悪魔ベリアルのことで、めはしぇはは呪いをかける魔女だという。魔女の呪いは気にしなければよいが、気になるなら殺すしかないという。
主人公は庭のトリカブトを潰し、その汁を西瓜に塗る。
部屋に入ると、姉は目隠しされていたが、姉の眉のあったあたりから別の頭が生えていて主人公を見ていた。姉は「結婚するので明日家を出ていく」と話す。主人公は姉に西瓜を渡す。目隠しされたままの姉は涙声で「ありがとう。美味しいよ」と言いながら西瓜を食べる。それを見届けて主人公が立ち去ろうとすると立ち上がれない。主人公は這って逃げ出すが、その耳に姉の慟哭と嘲笑う別の声が聞こえていた。
次の日、姉は毛布でぐるぐる巻きにされ、担架に乗せられてワゴン車に運ばれた。迎えに来たのは以前にもやってきた、仕立てのいい背広を着た男だった。
男は「当代も喜んでおります。家に迎えられるのは20年ぶりのことですので」と笑う。
伯父は「姉っちゃは嫁入りする」「嫁入り先は立派な家だから心配いらない」と言った。
以来、主人公は姉を見ていない。
その後、姉から女の子が生まれたことを知らせるハガキが届くが、ワープロ印字で姉が書いたものかわからなかった。
数年後、主人公は病気で視力を失い、絵を描く道は潰えた。美大を中退したが、まだ死にたいとは思わない。
「うず山の猿」
子が死産で生まれたことをきっかけにアルコール依存症になった「先生」と呼ばれる男「私」は、治療のためにP集落の山奥でひとり暮らしている。外界との繋がりは、食料を運んできてくれる、亀の入れ墨をした男、川辺だけ。
川辺は、この山にはどんな病気も治してくれる猿がいると話す。
祠にひょうたんに入った酒があるのを見つけた私は、家に持ち帰る。明け方、猿がやってきた。猿はひょうたんを追ってきたらしい。
猿は酒を含んで、私の唇に舌を入れてきた。その酒の旨さに、私は猿の舌を吸った。
川辺は人を殺したので逃げることになったといい、立ち去る。
数日後、再びあの猿が現れた。猿は自分が産んだらしい子猿の死体を置いていく。その子猿は私と同じ、特徴のある耳をしていた。
私は子猿の死体を隠そうとするが、川辺を追う人間に家探しされるのを恐れ、子猿の毛を剃り、全部を鍋で煮て食べた。子猿の耳も脳も。とてつもなく美味だった。
どうやら私は妻に保険金目当てで殺されるところだったらしい。
あれからどんな酒も飲めなくなった。
ここから感想
猿との関わりに、妻と重なる描写があって意味深(死んだ子を抱く 耳をさわる 突き飛ばした時と同じ悲鳴)だが、最後まで読んでも子猿の頭に何があったのかがわからない。
河童の皿かと思ったけど、悲鳴をあげるならもう一つの頭か?
「がんべの兄弟」
ここだけ毛色が違い、なんだかいい話。
※※※
もううろ覚え。タイトルもわからない。中身も信頼できない。
女性が神社に登っていく途中で小学生くらいの女の子が話しかけてきて、犬とか自分の妹の欠点についての話をし、その神社に返したら欠点のない状態の異形(口がないとかだった?)であるべきところに戻ってきたと話す
そして女性に、女性堕胎した子がお腹に戻ってくることを暗示させる話をして終わり。