矢樹純のレビュー一覧

  • 夫の骨

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    家族の軋みをテーマにした短編集。
    現実にあり得そうな内容がよりイヤ〜な気分にさせてくれる。
    表題作「夫の骨」をはじめ「柔らかな背」「かけがえのないあなた」なぜかちょっとホッコリの「虚ろの檻」が良し!

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    2025年03月15日
  • 夫の骨

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     この作品も以前から読みたくって、気づけば「積読」になっていた作品です。読みたかったわりに、9つもの短編集だったことは知らなかったんですけどね!

     特に印象的な作品は…と、考えてみても、どの作品も同じくらいだとに感じてしまう…。だけど、9作品もあるとそれぞれをレビューしておくのも躊躇してしまいます。そして何より、読んですぐにレビューを作れなかったからか、ちょっと内容が曖昧になっています。どの作品も、家族をテーマにしているある意味イヤミス系です。そして、エンディングで、そうだったのかぁ~と思わせてくれる作品でした。

     でもこの作品を読む前に「撮ってはいけない家」を読んでるからか、矢樹純さんの

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    2025年03月13日
  • Jミステリー2024~FALL~

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    『Jミステリー2024』は、豪華作家陣による書き下ろし短編ミステリーのアンソロジー。誉田哲也先生の『刑事の食レポ』が読みたくて手に取ったけど、ほかの作品もめちゃくちゃ面白かったです!

    なかでも、川瀬七緒先生の『沼の底、さらに沼』は衝撃的。タイトル通り、自業自得なまるで蟻地獄に引きずり込まれるような、逃れられない展開が続き、読んでいて恐怖と驚きでいっぱいになった。短編ながらも強烈な余韻を残す作品でした。

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    2025年03月08日
  • Jミステリー2024~FALL~

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    ちょっといい話系、ややホラー味系、
    一回りしてファミリー系など、
    多彩なアンソロジー・ミステリー

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    2025年03月08日
  • マザー・マーダー

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    ネタバレ

    第一話では引きこもりの息子可愛さに隣家のクレーマーと化す母親、第二話では同僚相手に息子愛を滔々と語る母親、第三話では溺愛する息子のために監禁まで手を染める母親…と梶原美里の母としての過激な一面が徐々に顕になっていく。
    美里もヤバいが、各話の登場人物も普通の顔して暮らす一癖ある人物ばかり。
    戌亥と野崎の経験から9歳息子の漢字の勉強の必要性を再確認w
    終盤は“梶原家の秘密”で頭の中がごたついたが、第三話の美里の狂った願望が伏線となって回収されたラストは全て塗り潰されるお先真っ暗の奈落…おぞましさしか残らへん…。

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    2025年03月02日
  • 血腐れ(新潮文庫)

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    『妻は忘れない』を最初に読んで矢樹純さんのイヤミス✕ホラーの短編集にハマり『夫の骨』『マザー・マーダー』なども既読。本書で6冊目となりました。

    こちらは6編のホラー・ミステリーでしたが、ここ最近日中に読書する時間がなく、寝る前が唯一の読書タイム。しかしこの本は寝しなに読んではいけない本でした〜。

    部屋の電気を消したくない〜。夜中にトイレ起きたくない〜。だって思い出しちゃうんだもの….⁠(⁠T⁠T⁠)

    表題作の「血腐れ」を始め、「魂疫」「骨煤」など6編のタイトルだけでもただならぬ雰囲気があってザ・日本のホラー・ミステリーを堪能したい人にはおすすめの1冊です。

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    2025年02月26日
  • 幸せの国殺人事件

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    結構危険を犯しているけどそこまで大きな被害にはあっていない印象。程よいハラハラでよかった。

    犯人はあの人かな被害者はあの人かなと予想がコロコロしました。読みやすかったです。

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    2025年02月23日
  • マザー・マーダー

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    もう少し親子の確執?のような
    リアリティのある物語かと期待していたが、
    気の狂いすぎた母親の話で少し残念。

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    2025年02月21日
  • 血腐れ(新潮文庫)

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    ホラー短編集。どの話も家族にまつわる怖い話。「声失せ」が一番良かった。どんでん返しもあってミステリー要素もある作品。ラストで全て納得できる。おもしろかった。

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    2025年02月10日
  • マザー・マーダー

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    母と子がテーマの怖い短編集。それぞれお話が独立しているのかと思ったら実は繋がっている。梶原美里と息子の恭介。この2人の秘密が分かっていくにつれ恐怖も増していく。おもしろかった。

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    2025年01月31日
  • マザー・マーダー

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    矢樹純沼にハマってる。イヤミス連作短編集で、これでもか これでもか のどんでん返しと 罠にやられる。どれも 母目線で 濃くてねっとり感が 進むうちに 快感になるような感じ。あっ 第3話は バイオレンス的でちょっと違うかもだけど 母はちゃんと登場する。えっ、どうなっちゃうの?ってところで 次の話が始まって ページはどんどん進む。最後の最後、あ〜そうきちゃうか!で スッキリはしないけど そこがクセになっております。

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    2025年01月21日
  • 残星を抱く

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    静かに進むミステリーなのかな?と思ったら 意外とアクション満載で、映画的で、好みは分かれそう。追い詰められていく主人公が 前半と後半じゃ 別人のようで ちょっとなぁ〜だったのが残念。散りばめられた人々のドラマが 「やっぱ そうだよね」で片付いてしまうし、犯人がわかってしまう(笑)でも 先へ先へとページをめくってしまうのは 筆力のなせるワザだと思う。「血腐れ」「夫の骨」「残星を抱く」…「血腐れ」がチャンプ本かな。

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    2025年01月17日
  • バカレイドッグス Loser(1)

    無料版購入済み

    続編はうれしい

    キャラが魅力的です。
    反社版ブラックジャックというか。
    すごく印象的だった前作がわずか3巻で終わってしまい、
    なんで~って感じだったんですよね。

    続編が読めるのはうれしいんですが、
    なんか絵が下手になったような…?


    #カッコいい #怖い #ダーク

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    2025年01月16日
  • 夫の骨

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    矢樹純さん2作目。9つのどんでん返し、これでもかこれでもか〜と攻めてくる。どれも 突き進んだ先の結末に そうきたか!と あれ?が交互にあって ちょっとなー的になってしまった。個人的には「柔らかな背」と表題作が好きかな。もう少し 矢樹純さんを読んでみたい。

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    2025年01月15日
  • Jミステリー2024~FALL~

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    ネタバレ

    【収録作品】
    「刑事(デカ)の食レポ」誉田 哲也
    「あなたは知る由もありませんが」辻堂 ゆめ
    「Black Beady Eyes 黒きつぶらな君の瞳」矢樹純
    「沼の底、さらに底」川瀬七緒
    「神通力」秋吉理香子
    「いじめの子を殺しに」平山夢明

    「刑事の食レポ」は、姫川玲子シリーズ。といっても、魚住久江が過去に関わった事件の話。
    「あなたは知る由も……」は、だから何? と思ってしまった。
    「黒きつぶらな君の瞳」は、この中では最もミステリらしい話だと思った。
    「沼の底……」は、どっちもどっち。不愉快でしかない。
    「神通力」は、イヤミスではなく温かい結末。
    「いじめの子を……」は、テーマはともかく

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    2025年01月09日
  • Jミステリー2024~FALL~

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    「刑事の食レポ・誉田哲也」
    「あなたは知る由もありませんが・辻堂ゆめ」
    「Black Beady Eyes黒きつぶらな君の瞳・矢樹純」
    「沼の底、さらに底・川瀬七緒」
    「神通力・秋吉理香子」
    「いじめっ子を殺しに・平山夢明」
    全編書き下ろしが嬉しいJミステリーシリーズ第6弾。

    お目当てにしていた、辻堂さん、矢樹さん、川瀬さん、秋吉さん、どれも面白かった。

    短編ならではの切れ味が秀逸だったのは矢樹さんと川瀬さん。
    この二作は完全にやられた感。

    心拍数を上げながら読み進め最後に待ち受けるどんでん返しに驚愕。

    これぞ短編の醍醐味。

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    2024年12月21日
  • 血腐れ(新潮文庫)

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    初めての作家だし、評価高いし。
    で思いっきり期待したのがよくなかっかな?普通には面白い。憑き物系の話はよく見ますね。やはり、人を呪わば穴二つ。
    よほどの怨と覚悟がないとね。
    理系のライターと鐘の話はよかったな。

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    2024年12月21日
  • 夫の骨

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    帯に書かれている通り、どんでん返しの短編小説。
    短編をあまり読まないので若干物足りなさも感じたが、ちゃんとミステリー!怖かった。星3.5かな⭐︎

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    2024年10月28日
  • 残星を抱く

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    刑事の妻である主人公柊子、すごいわ~。
    峠での煽り運転を振り切ろうとする運転技術、山中でプロを捲こうと走る脚力、、
    誰が味方で誰が敵なのか、ハラハラしっぱなし。

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    2024年07月21日
  • 本格王2023

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    好きな作者さんばっかり。短編が故にまだ足りない、もっとこの人の書く話を読ませて!となるので販促効果は絶大。

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    2024年07月04日