矢樹純のレビュー一覧

  • 撮ってはいけない家

    Posted by ブクログ

    矢樹純さんの『撮ってはいけない家』を読んだ。先日読んだ『或る集落の⚫️』より個人的には好みで、最後まで怖さを楽しんだ。日本ならではの湿気感というかジメジメした気味の悪さを、ストーリーや雰囲気に活かすのがとても上手な方だと思う。よく怖いもの見たさというけれど次の作品も早く読めたい!

    0
    2026年07月12日
  • 血腐れ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    状況自体はホラーなんだけど、イヤミスの傾向が強いかなぁ。
    各話に「傍にいてほしくない身内」が配置されているような。基本的に被害者がやり返している話が多いので、読後感は悪くない。すでに取り返しのつかない状況もあるので、よくもないのだけれど。

    0
    2026年07月08日
  • 最恐ホラー 忌まわしい土地

    Posted by ブクログ

    福澤徹三さんのK氏の日記、矢樹純さんのP霊園そばの縦に長い土地の2編が収録されている。
    どっちもじわじわ怖くなっていく感じ。

    0
    2026年07月04日
  • それはそれはよく燃えた

    Posted by ブクログ

    私も積読チャンネルから
    ショートショートなので物足りなさがあったももの色んな伏線を回収していく作品もあり、お話の好みに差がありました。
    しかし、歴史人物や神の名前に関わるお話は個人的には珍しかったので、かなり楽しめました。

    0
    2026年06月23日
  • 或る集落の●

    Posted by ブクログ


    2026.06.22

    初版を購入していたにも関わらず積読に紛れてしまっていた。もったいない。

    正直言うと分かりにくかったなあ。方言ではなく人物相関とその背景が。1週目は頭を空っぽにして読んだので、2周目は人と場所を意識して読んでみた。

    小説で、フィクションで、モキュメンタリーと分かっていながらも、気持ち悪くて不愉快。因習については不快でしかない。人を、特に子どもを「供物」のごとく扱うのは読むに耐えなかった。

    ただ、あやかし(妖怪)、猿神、「日本に由来を持たない宗教」この3つが出会い、融合した場所がP集落だとしたら。どれも「【向こう側】のことばで伝え聞いて理解できない」ものばかり。人々は「そういうもの」として受け入れるしかなく、それが脈々と受け継がれてきたのでは。そうやって神格化されたものがいつの間にか本当に力を持ったのだとしたら。

    PとかQとかRとか、絶対に日本ではあり得ない頭文字が付されているのはそういう意味か。となると、かなりヤバい本だわ

    0
    2026年06月23日
  • 撮ってはいけない家

    Posted by ブクログ

    内容というか元凶というかは結構ありきたりなんですが、初めて行く店のチャーハンみたいな味わいがして良かったです

    0
    2026年06月23日
  • ●●にいたる病

    Posted by ブクログ

    短編集なのでサクサクと読み終わった。
    どんでん返しになるように話が進められているのだけど、1話ずつが短いので少し消化不良だなあ。
    しあわせにいたらぬ病は好きだった。

    0
    2026年06月20日
  • 或る集落の●

    Posted by ブクログ

    自分に知識があれば、分かって繋がってさらに面白かったと思う。

    解説とか考察見て補完して、ようやく全貌がしっかり見えた。
    グロ苦手なのでグロ系の時吐きそうになった。

    好みとしては、その伝承系の注釈入れる人物がいると優しいけど、それが居ないことでなんなんだ!?って不思議に対して怖がるのも一興

    0
    2026年06月18日
  • ●●にいたる病

    Posted by ブクログ

    我孫子さんあまり読んだことなく、グロさに引いた。ぞわぞわじめじめする作品の中、真梨さんの「コンコルドにいたる病」は様子が違って好み。

    0
    2026年06月18日
  • 残星を抱く

    Posted by ブクログ

    「彼を殺したのは誰か。」正解したら殺される-。

    ✎‎┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

    県警捜査一課の刑事を夫に持つ青沼柊子。幼い娘を連れドライブに出掛けた帰り道。トイレの為に寄った展望台の駐車場で、男性が二人組の男から暴行を受けている場を目撃してしまう。犯人と目が合い 急いで逃げる柊子。

    男の一人に追われ 山道でのカーチェイスの末、命からがら自宅へとたどり着く。しかし、警察官である夫には ある事情からこの出来事を話せずにいた。

    いつかあの二人組に自宅もバレてしまうのでは?と脅える柊子。その嫌な予感が的中したのか…。翌日 オートロックのマンション内、青沼家の部屋がある四階の外廊下で 首に「8」のタトゥーの入った不審な男とすれ違う。

    不安を覚える柊子が、郵便ポストから回収したチラシの中から見つけた1枚のコピー用紙。書かれていたのは一文だけ。

    【彼を殺したのは誰か。答え合わせは次に会う時に】

    ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

    こっわーーーーー!!
    最初の1ページ目から 柊子が拉致暴行犯に車で追われてるスリリングな描写。まだ小さいりおちゃんも乗ってるし心臓バクバク。その場は逃げきれたものの、次に何時どこで襲われるか…。

    何でもいいから早く旦那に相談して守ってもらえよ!読んでる私が怖すぎるから!!

    それでも「まだ夫には話さなくても大丈夫か」と様子見の柊子…。なんっっでやねん!!!

    しかし、「8」のタトゥー男の訪問(?)から3日後には 柊子が玄関に取り付けた防犯カメラに ジッとカメラを見つめる謎の女の姿が…。

    さらには謎の告発状の二通目がポストに…。
    【罰を受けるべきなのは誰?】

    とうとう夫に全てを話そうと決心した矢先、展望台で暴行を働いていた男二人組が警察に捕まったというニュースが飛び込んでくる。

    その数時間後、夫の哲司が 近くの公園で首を吊った状態で発見される。

    ?!?!

    哲司の首吊りは自殺に見せかけた誰かの仕業だと知った柊子。 また、哲司が狙われたのは、二十年前、タクシー運転手をしていた柊子の父が起こした事故が関係しているとわかり…

    誰も信じられない…
    警察も頼れない…
    柊子はなぜ命を狙われてるの?
    哲司は 二十年前の事故をなぜまた調べ始めたのか?
    「彼を殺した」の「彼」とは誰なの?

    あっちからも こっちからも追われる柊子。
    一瞬たりとも安心のできない読書でした笑

    てか 柊子めっちゃ強い!!笑
    全ての事件の真相を知るために、身体ひとつで殺し屋とやり合うんだから!

    アクション満載の連続ドラマにでもなりそうだ

    0
    2026年06月15日
  • 撮ってはいけない家

    Posted by ブクログ

    2026.06.15

    この小説はミステリなのか、ホラーなのか…何を書きたかったのかよくわからなかった。
    涙の夢、呪い、呪物、殺人、行方不明者…盛り込みすぎてぜんぶの要素が中途半端になり、途中で中だるみしてしまった印象。よく300ページ弱にここまで詰め込んだな。
    テーマは面白かったと思うので、もっと要素を削ぎ落とせばハラハラドキドキ系のサスペンス小説またはホラー小説になったと思うのに、風呂敷を広げすぎてうまく畳めなくなってしまっていて残念。結局なんで男子だけ12歳で命を落とすんだっけ?嬰児殺しのたたりだっけ?盛り込みすぎて主題がぼやけてしまった感じ。
    捧げる命をだんだん大きくしていかないと死ぬ…って何かでも読んだはずだけど思い出せない。澤村伊智あたりだったか…?
    クライマックス(鬼の鏡の発見から行方不明の子供の発見)もあまり盛り上がりもなくダダダっと終わってしまった感じ。ダラダラとしていた中盤をもっと削ぎ落として、ラストをじっくり書けばもっと面白くなりそうなのに非常にもったいない。
    ページ数はさほど多くは無いものの、テンポが悪くて読み終えるまでにだいぶ時間がかかってしまった。
    この作品がデビュー作なのか?次作も借りたけど…期待半分で読もう。

    0
    2026年06月15日
  • 彼女たちの牙と舌

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    イオリ、スミカ、トモエ、アンリの四人のママ友がそれぞれ背景を抱えながら、トクリュウに関わっていくお話。

    この母親たちの行動や心理が全く理解できない。受験を控えた子がいる普通の主婦が、こんな危ないことができるだろうか?特に全然関係ないイオリが率先して危険なことに足を突っ込む意味がわからない。たかがママ友に肩入れしすぎではないか?

    中学受験のお話を期待して読んだらちょっと肩透かしを食らう。あんまり関係ない。

    0
    2026年06月09日
  • ●●にいたる病

    Posted by ブクログ

    神永学さんの「欲動にいたる病」が一番好きだなー
    まさかそうくるとは。一番驚いた作品。
    「殺戮にいたる病」もかなりの衝撃だったのと、いつまでも語り継がれてる作品なのはすごい。

    0
    2026年06月07日
  • それはそれはよく燃えた

    Posted by ブクログ

    最初の一行が「それはそれはよく燃えた」から始まる25のストーリー。短編集はあまり好まないのですが読みたい作家さんがいたので手に取りました。好みや読みやすい読みにくいはあるものの全体的に面白く読めました。「ともしびの花」「ファンの鑑」「比翼」「全滅館の殺人」が印象に残った好きな作品です。

    0
    2026年06月06日
  • それはそれはよく燃えた

    Posted by ブクログ

    積読チャンネルにてオススメされていたので手に取った1冊。

    星新一のショートショートクラスの短編集となっており、かなり手に取りやすい一冊。
    数多の作家の方の作品に触れることができるのが良い点である一方、かなりの短編なので人によっては物足りなさを感じてしまうかもしれない。

    0
    2026年06月05日
  • ●●にいたる病

    Posted by ブクログ

    殺戮にいたる病のトリックにすっかりハマってしまい購入。
    切断にいたる病は前作による期待値があまりに高すぎて、なんだか強引さを感じるオチでした。
    叙述トリックとして1番驚かされたのは『怪談にいたる病』。進化した叙述トリックを読ませてもらって感心のひと言でした。
    最後の『しあわせにいたらぬ病』では「お前やったんかーい」というまさかのオチに思わずニヤッとしてしまったものの、生々しく現実的で恐ろしく憂鬱になる話でした。

    0
    2026年06月04日
  • 血腐れ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    小説新潮に2021年から2024年に掲載された
    短編、6篇

    魂疫
    血腐れ
    骨煤
    爪穢し
    声失せ
    影祓え

    それぞれ 全く別の短編ですが、家族であったり血縁であったりする事をベースとしています。文庫タイトルは 短編の一作「血腐れ」となっていますが、収録されている作品をカバーできるタイトルです。支え合うはずの家族の腐敗。

    心霊ホラーとしても楽しめますが、
    読後に残るのは怪異への恐怖よりも、
    人と人との切れない縁への怖さです。
    ですが 著者は その血の繋がりの中に情を残しているように思いました。

    0
    2026年06月04日
  • 不知火判事の比類なき被告人質問

    Posted by ブクログ

    有罪も無罪も超越した異次元の真実!公判資料と被告人の所作だけで、隠された真実を白日のもとにさらす不知火判事の質問。5つの衝撃的な裁判を収録した連作短編集。
    真実とは主観的な概念で見方により幾つも存在するが、事実は検証可能な客観的なものでひとつしかない。判事らしからぬ視点で真実を暴く不知火は、固定観念に縛られた法曹界に必要な存在かもしれない。

    0
    2026年06月01日
  • 血腐れ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    じっとりぬらぬらとしたホラー短編集。どれも刺激的な恐怖というよりは、静かに湿度を持って侵食してくるような怖さ。章ごとに家族が出てくるが、どこか普通な家族のようなのが日常と地続きな感じがしてまた怖い。ゆっくり読もうかなと他の作品と並走していたけどいつの間にか読み終わってしまった。

    0
    2026年05月17日
  • 妻は忘れない(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ



    『妻は忘れない』



    お久しぶりです♪ 矢樹 純さん( ´ ▽ ` )ノ



    GW…(ゴーリーウィークではなくってね)も無事に終わり、帰省していた娘も戻り、また普段の日常が戻りつつあります✨️娘ひとり戻っても…我が家にはまだ 娘ふたりが ٩( ᐛ )( ᐖ )۶ 元気いっぱいです♥
    さぁっ!読書をしましょう♪



    矢樹純さんは「不知火判事の──」以来二冊目です
    ( ͡ ͜ ͡ ) 今回、読みすすめていくうちに
    自分の中の違和感がどんどん大きくなっていきました。 フフフ(´^∀^`)フフフ…



    家族がテーマ…女性目線の内容が多くて登場人物も割とメインは女性……皆さん知っていましたか?
    矢樹純さんが女性だって!!
    「撮ってはいけない家」だったり「ある集落の●」
    などの単行本の装丁なんか見てて、てっきり男性と思い込んでいた私σ(・ω・`)。1回思っちゃったら…もうダメでしょ。思い込みって怖いね♪ってお話です
    (˙ ᗜ ˙)


    矢樹純さん 大変失礼致しましたm(_ _)m


    さて、こちらの 『妻は忘れない』は短篇五篇が収録された矢樹純さんの小説…日本推理作家協会賞 (短篇部門)を受賞した「夫の骨」に続く受賞後第一作目の短篇小説です( ͡ ͜ ͡ )


    ◎ 妻は忘れない
    ◎ 無垢なる手
    ◎ 裂けた繭
    ◎ 百舌鳥の家
    ◎ 戻り梅雨


    どれも 家族をテーマにした短篇。
    それぞれ 頭がこんがらがっちゃう様な…スーッと入ってくる内容ではなかったかな…
    それぞれ捻りすぎていて (*´艸`)
    サラ〜っと読むつもりが考えてしまいました。
    10日ぶりの読書だったからかしら(˙ ᗜ ˙)



    ただ…【百舌鳥の家】というお話のなかで



    「カッコウって鳥は、托卵(たくらん)といって、百舌鳥やホオジロの巣に卵を産むんだ。カッコウの雛は他の卵より先に孵る(かえる)と、まだ目も開いてないのに自分の背中に他の卵を乗せて、巣から落として殺してしまうんだよ。
    そうして親鳥が運んでくる餌を、独り占めするんだ」 というシーンがあるんだけど……



    (⚭⃙⃚⃘᷄⑅⚭⃙⃚⃘᷅)カッコウ…ヤバない…って、それが印象に残って…カッコウ嫌いになりそうです。



    それでも…久しぶりの読書♡
    楽しかったなぁ
    コーヒーでも飲みながら また ゆっくり読もうっと
    ( ͡ ͜ ͡ )


    0
    2026年05月10日