あらすじ
行方不明になった小学四年生の娘。交友関係を知ろうと、部屋を調べ始めた母親が見つけたものは……(「裏山」)。写真サークルで出会った女性に近づくわけは……(「運命の天使たち」)など、各世代の女性を主人公に繰り広げられるミステリ短編集。
感情タグBEST3
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最後の「罪の棲家」は意外な顛末で、スッと胸がすくような感じもして、よかった。
この方の文体、私にはとても好ましくて、でもなかなか見かけないように思うのだけど、積極的に読みたい。
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矢樹純作品には、独特の闇が垣間見えるような気がして好きです。
短編集ですが、結末はそれぞれ不穏な形で終わるもの、そして明るい未来を予想できるものなど様々で、最後まで楽しめるものばかりでした。
裏山という作品では、我が子を想う母親の悲しみや苦しみが伝わってきて、引き込まれてしまいました。
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不穏さが漂う中、意外な結末が待ち受ける短編集。バリエーションに富んでいて、短いながらも満足度は高め。
「ずっと欲しかった女の子」の最後にゾゾッ‼︎
「嘘つきと犬」「運命の天使たち」が好みだった。
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★約束されたドンデン返し★ホラーやスリラー調で、生活の裏にある思わぬ現実を最後に示してストンと落とす短編集。手練れなのは確かで、短編集でもあり読み出すと止まらない。ただ、イヤミスっぽい終わり方をするものはあまり自分の趣味でないと分かり、最後に逆転のオチが必ずくると思って読むのもさほど好みでなかった。自分は謎解きをしながら読み進めて答え合わせをするタイプではなかった。
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どの短編もオチがしっかりあって満足感高
子どもが仲間外れになる、行方不明になる、登校拒否で家庭内暴力、ネグレクト気味の子と仲良くなってしまう、ゲーム内チャットでのトラブル、姉嫁との確執、三姉妹の遺産をめぐる確執
母親としては前半ハラハラする内容が多かった…
息子のちょん切ったらそりゃおかしくなるよ
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「ずっと、欲しかった女の子」
一番短い話だけど、一番(めちゃくちゃ)怖かった
神津凛子のスイートマイホームのラストぐらいゾっとした
「運命の天使たち」
うまいなー
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「裏山」
「ずっと、欲しかった女の子」
「噓つきと犬」
「吸血鬼の■し方」
「三年目の帰還」
「運命の天使たち」
「罪の棲家」
7話収録の独立短編集。
2019年に刊行された『夫の骨』以来、追い続けている矢樹純さん。
お得意のイヤミスとあってリーダビリティ抜群。
まず、一行目のインパクトで心を鷲掴みにされる。
嫌な予感しかしない物語を追っていくと、想像していた結末とは全く違う真相が待っている。
とてつもなく恐ろしい話から、読後ホッとするものまで、7話それぞれに意外性があり面白かった。
見ていた景色がラストで一変するブラック短編集。
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胸に秘めたたった一つの隠し事は…。各世代の女性を取り巻くミステリー短編集。
不穏な空気が漂う中で、何かが起こる何かが隠されているといろいろ想像するが、それを超越する真実に驚愕する。なかなか評価されない作者だが、そろそろブレイクしそう。
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矢樹さん初読みです
以前から 気になっていたのですが、ようやく1作目。
そして 勘違いしていてホラー系の男性作家だと思っていました。
今までに違う媒体で発表していた連作でない
7編収録
共通項は、女性が事件、トラブルの主人公という事。
なかなかしゅっとして イヤミスになりそうで
着地は 少しずれて そのズレが“面白さ”や“納得”に変わります。
書き下ろしは「罪の棲家」で、こちらもそういう罪なのね、と感心しました。
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※
裏山
ずっと、欲しかった女の子
嘘つきと犬
吸血鬼の▪️し方
三年目の帰還
運命の天使たち
罪の棲家
各話、どれもページ数は多くないのに
きっちり楽しませてくれるので満足度高。
読後の苦味やあたたかさ、
なんとも表現しようがない嫌な感じ、
なるほどねと納得させられる回収具合。
短編だから中弛みや読みあぐねも長く続かず、
程よい頃合いで結末に至る点も個人的に好み。
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矢樹さん2冊目。
この方の作品、無理矢理なのもあるけど基本的にどれも楽しめます。好き。
ずっと欲しかった女の子の話、予想したラストが当たってちょっと嬉しい!でもちょっと残念な気もする。
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ごく短めの短編集。全七編。
個人的に好きだったのは『嘘つきと犬』とタイトルにもなっている『罪の棲家』。
『嘘つきと犬』
中学受験に失敗した私は住んでいる地域とは別の学区の公立中学に入学した。一から新しい友達を作らなければならないという緊張感の中、本当は友達になりたくはなかった前の席の逢坂さんと話すようになる。
彼女は昔から嘘つきで有名だったらしい。特徴的なのはその嘘がいつも中途半端なことだった──。
逢坂さんの刹那的な行動や嘘のつき方が なんとも気持ち悪くまた少し不憫でもあった。
『罪の棲家』
三人姉妹が亡くなった父の遺品整理で実家に集まった。そこに三女がいきなり不動産屋を連れてきた。財産分与にあたり家屋の査定をしてもらうという。三十年前に離婚して実家に戻ったあと両親と暮らし老後の面倒もみてきた長女は家を手放すことを反対し三女が帰った後
「もしもこの家が人手に渡ったら、お父さんの過去の罪が暴かれることになる」
と次女に涙声でそう告げた──。
犯罪のにおいしかしなかったのだが結末は……
師走の気忙しいなか 大掃除の呪縛に苛まれながら読むには適当な短編集。