偶像作品一覧

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  • 苦節四年、理想の聖女を演じるのに疲れました ~便利屋扱いする国は捨て“白魔導士”となり旅に出る~
    3.8
    大聖女メイフィートは、育ての恩師に報いるため「献身、慈愛を美徳とし、他者のために尽くす」という本来の自分の性格とはかけ離れた聖女の偶像を何年も演じ続けていた。しかし、王子に見知らぬ聖女の暗殺未遂などの罪を着せられたことで、彼女の我慢はとうとう限界を迎えることになる。メイフィートは神殿で暴れた後、正体を隠ぺいして旅に出るのだが、彼女がいなくなった王国には大聖女を失ったことで様々な災厄が降りかかることとなり……。猫を被っていた元大聖女による冒険漫喫ファンタジー、ここに開幕!
  • 偶像エスケープ 上
    完結
    5.0
    愛之助(あいのすけ)は日々鬱々とした感情を抱えながら過ごしていた。 そんな彼の前に憧れのアイドルである花恋(かれん)が現れて……。 儚くも刺激的な愛の逃避行が幕を上げる。 フォロワー数11万超えの著者が描く、サスペンス・ラブ、上下巻同時発売!
  • とある偶像の一方通行さま(1)
    値引きあり
    4.9
    超能力開発に勤しむ学園都市で生まれた新たな計画。それは一方通行(アクセラレータ)や垣根帝督、御坂美琴ら超能力者(レベル5)をアイドルとしてデビューさせるというものだった!? 「とある科学の一方通行」スピンオフ4コマ!! 一方通行のデビューにまつわる描き下ろしコミックも掲載!
  • 学戦都市アスタリスク 01. 姫焔邂逅
    完結
    4.2
    水上学園都市“六花”。通称アスタリスクと呼ばれるこの都市は、学生たちが覇を競う世界最大のバトルエンターテイメント《星武祭》の舞台として名を馳せている。星導館学園の生徒会長クローディアの誘いを受けて六花を訪れた綾斗は、転校早々《華焔の魔女》ユリスの怒りを買ってしまい――? 最高峰の学園バトルエンタメ!
  • 絶対服従コマンド 〜俺だけが使える選択肢〜【タテヨミ】第1話 どん底の人生
    無料あり
    4.0
    全54巻0~70円 (税込)
    俺は、ずっといじめられてきた。『殺人犯の息子』だからだ。でも、俺は今でも信じてる。親父は冤罪で、真犯人は別にいるってな。だけど、周りはそう思っちゃくれねえ。 今日も喧嘩に巻き込まれ、気づけば病院のベッドにいた俺は、視界に奇妙なウィンドウが浮かんでいることに気づく。 『はなす しらべる とる つかう』 おい、なんだよこれ……? まるでアドベンチャーゲームのコマンド表示じゃねえか……。 なんと俺はゲームの主人公の如く「絶対に相手に服従を強いることができる選択肢」が使えるようになっていた!? 夢のような能力を得た俺は、心に誓った。父親を罠に嵌めた真犯人をこの手で探し出し、必ず復讐するってな――。 でっでもその前に、目の前のエロいナースちゃんで『コマンド』を試しちゃおっかなぁ~~~!! ……お、おいマジかよ!? 本当にナースちゃんが何でもいうことを聞き始めてるぜ……!? 胸のカップ数を『はなす』し、下着を『とる』までしてくれちゃてよぉ~~~~~!!!!

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  • 新・霊能者緒方克巳シリーズ1 想いの逝く道
    完結
    4.3
    全13巻330~475円 (税込)
    大学生になった霊能者・緒方克巳の周囲で、愛憎の故の心霊事件が起こる!! 恋人に裏切られた憎悪の対象になったのは、裏切った彼氏ではなく、新しい彼女だった……! 新シリーズ突入で、ますます見逃せない、山本まゆりの心霊サスペンス!
  • 奈落の偶像 警視庁殺人分析班
    3.2
    銀座のショーウィンドーに吊るされた奇妙な遺体。謎の遺留品に悩む警察をよそに、第二の被害者が拉致される。殺人分析班の見立ては。
  • 魔人執行官 インスタント・ウィッチ
    -
    赤い翼が羽ばたく時。今夜も、人の命が失われる――。天使の姿をした『天敵』が『救済』を届けるために舞い降りる。『大量殺人による人口過剰の解消』という『救済』を。そんな無差別で傲慢な『天使』に死の執行を以て反逆する異端者がいた。『人』は彼らを『魔人』と呼ぶ。ある日。『魔人』の青年が『天使』に襲われた『人』の少女を救い、『賢者』に引き合わせる。少女は『賢者』に与えられた目映い偶像(アイドル)の衣によって『魔女』の力を手にする。『賢者』は『魔人』と『魔女』を助け、『魔人』は『魔女』を守護し、『魔女』は『魔人』に手を差し伸べる。これは『魔人』と『魔女』と『賢者』と『天使』、そして『人』の物語。
  • 闇んドル☆光ちゃん 1
    完結
    -
    国民的トップアイドル・音羽光。ノースキャンダルを徹底し清純派で知られていた彼女が殺された。その死は、彼女の売春疑惑とともに世に知らされる。彼女はなぜ素性を隠し、体を売ったのか、そしてなぜ死んだのかーー。偶像娼婦ヒューマンドラマ!!
  • 屑 ~Male~
    完結

    1.0
    「屑だとわかっているのに、どうして惹かれてしまうのだろう」。“偶像しか愛せないストーカー”“女を餌としか見ない男”……『屑』男ばかり集めた、全ページ描き下ろしのアンソロジー。
  • 【電子復刻版】アメリカの神話と現実――パリントン再考
    -
    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ジェファソン主義を理想とし、エマソンやホイットマンを偶像視した文学史家パリントンの主張を通して、アメリカ人の原型、現実のアメリカを探る。 待望の電子復刻版。
  • アラビアのマリア・テレジア銀貨
    -
    1巻3,300円 (税込)
    本書は、マリア・テレジア女帝とヴィクトリア女王を戴いた通貨の流通 という視点からみた、日本ではあまり馴染みのないアラビア半島の近代史 かつ国際関係史である。 貿易通貨のマリア・テレジア銀貨が内陸部、法貨のインド・ルピーが英国の 勢力圏で流通したのは国際政治の反映であった。「偶像禁止」のイスラム教義 に反するマリア・テレジア銀貨がなぜアラブ人に選好されたのか、 また、統治者がイスラム君主の条件を満たさずに外国の君主の肖像入り通貨を 認めるという、通常では考えられない現象の理由が何であったかを解き明かす。 「イスラムの教えの理解なくして中東は理解できない」との主張に反し、 外国の元首であるマリア・テレジアを戴く銀貨を使い続けたアラブ人が、 イスラム以前からの銀の純度と重さを重視する慣習に従っていたこと、及び、 インド洋とペルシャ湾での覇権を求めた英国とフランスの外交戦が与えた、 アラブ人の英仏に対する感情の違いから、反英感情の裏返しとしての マリア・テレジア銀貨への「リヤル・ファランシ(仏リヤル)」呼称使用が 生まれたことなどを、当時のアラビアで活躍した欧州商人、インド商人の 具体的な活動と共に描いていく。 【目次】(第1章)マリア・テレジア銀貨(第2章)レヴァント(東地中海) 貿易 (第3章)モカコーヒー(第4章)「リヤル・ファランシ(仏リヤル)」の呼称 (第5章)インド洋経済圏のオマーン(第6章)独立尚武の国イエメン (第7章)マリア・テレジア銀貨の廃止(第8章)英領インドの「飛び地」アデン (第9章)英国の湾岸進出とネジド(サウド家) への関与 (第10章)法貨でない通貨の流通理由 (第11章)イエメンとオマーンにマリア・テレジア銀貨が残った理由
  • アンコール王朝興亡史
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    密林に栄えた古代都市。その繁栄を支えたエネルギーは何か。碑文、発掘成果から迫る アンコール王朝は、9世紀にカンボジアの密林の中に生まれた26代続くクメール人による王朝であった。歴代の王は、バライと呼ばれる灌漑用環濠、王都、寺院の3点セットを建設。高さ65メートルの尖塔をもつアンコールワットはじめ巨大伽藍を建設。寺院は王朝の宗教が変わるたびにシヴァ神、ヴィシュヌ神、仏教の偶像が挿げ替えられ、大規模な偶像破壊もあった。著者の率いる調査団が地下に埋納された大量の仏像を発掘し、世界に衝撃をもって報じられた。その後も、アンコール王朝史を書き換えるような調査が続けられている。各地に残された碑文の解析や新発見史料の解説を加筆し、アンコール王朝の興亡史を通観する。
  • 石原莞爾 その虚飾
    3.0
    ずばぬけた頭脳を持ち、日本陸軍史上最大の知謀と評された石原莞爾。いわく時代を先読みしていた、東条英機を批判したなど、平和主義者のように偶像視され、「石原讃歌」は今なお続く。しかし、この風潮に対して、真っ向からその欺瞞性を批判し、石原の行為は「放火犯の消火作業」と喝破する、野心的力作評論。満洲国の夢を煽った「名参謀」を撃つ! 「英雄伝説」を剥ぐ!
  • イスラームとの講和 文明の共存をめざして
    3.7
    イスラームへの無理解と差別に根ざした欧米社会における軋轢。混迷を深める中東情勢。「文明の衝突」への憂慮から、これまで諸宗教や世俗主義者間の対話が様々な所で行なわれてきたが、現状を見る限り「対話」は残念ながら現実の紛争を止める力にはなりえなかった。イスラームと欧米の原理は、もはや「お互いを理解し合い、共約することは不可能である」という前提に立ち、これ以上の犠牲を避け、共存をめざすために「講和」を考える段階に来ているのではないか。中東研究の第一人者とイスラーム学者が、イスラーム法をふまえ、その理路と道筋を世界に先駆けて語り合う。【目次】はじめに 「文明の衝突」を超えるために 内藤正典/序章 世俗主義とイスラームの衝突/第一章 難民/第二章 新覇権主義時代の到来/第三章 講和という方法/第四章 日本がイスラーム世界と向き合うために/補遺 イスラーム法の講和規定について 中田 考/おわりに 西欧の「普遍理念」という偶像の時代の終焉 中田 考
  • 【SS付き】異世界をスキルブックと共に生きていく
    4.0
    不慮の死を遂げて異世界に転生させられたサラリーマン、佐藤健吾。気楽な第二の人生を送れると思いきや……人里離れた魔物の森でたった一人のハードなサバイバル生活が始まった。手元にあるのは一冊の『スキルブック』のみ。しかし、この本が優れ物で、ピンチな時に役立つスキルが満載。『土魔法』で寝床を作り、『召喚』や『従属化』で魔物を従え、ヤバい奴は『隠密』でやり過ごす。無我夢中で自給自足生活をしているうちに、彼の拠点には人や魔物が集まって、いつの間にか一大勢力に!? 電子版には「偶像崇拝」のショートストーリー付き!
  • イメージファイト プチキス(1)
    完結
    3.0
    全6巻143円 (税込)
    虚像?偶像?それとも実像? アニメの美少女キャラ・ピュアミントを愛する気持ち悪いオタク男子としている生きている茅野。かわいいといわれる女子として生きている繭。同じ「教室」という空間にはいるけれど「世界」の違う2人だったが、ピュアミントをきっかけに「距離」が近づいて…。
  • 岡本太郎の宇宙1 対極と爆発
    4.7
    20世紀を疾走し、屹立した芸術家、岡本太郎。その多面的な活躍は大きなセンセーションを巻き起こした。しかし彼の活動の軌跡は、さまざまな断片として人々の記憶にしまわれ、全体像を捉えるのは難しくなってしまった。はたして、岡本太郎とは何者だったのか―。遺された著作によって伝説と偶像を解体し、その存在の全貌に迫る、決定版著作集。1巻では「対極」と「爆発」というキーワードを手がかりに、若き日の詩文から、大阪万博参加への決意を記したテクストまで、生涯を貫く思想を掴みだす。
  • 海賊の文化史
    -
    1巻1,799円 (税込)
    黒ひげ、キッド、モーガン、ドレークなど、伝説の「海賊」。文学、映画、アニメに影響を与えた偶像の「海賊」。現代のカルチャーに垣間見る、現象としての「海賊」。博覧強記の著者による、中世から現代までに及ぶ海賊の全史。
  • カミュとヴェイユ 信仰と愛をめぐって
    -
    1巻2,420円 (税込)
    過激な原理主義、ポピュリズム等が溢れる現代社会に、二人が抱いた思想はどんな希望の光を指し示すのか。 ヴェイユとカミュの関係は微妙で難しい、だから面白い。ヴェイユの死後、彼女が書き残していた原稿をカミュが読みその意義を認めて、ヴェイユを世に紹介する労をとったのである。我々はカミュのヴェイユ理解と評価を知ることができる。しかし、ヴェイユはカミュを知らないし、彼女のカミュ理解・カミュ評価を直接に知ることはできない。それでも、我々はヴェイユの事績・ヴェイユのテストの中に彼女のカミュ評価を推測することはできるであろう。 【目次】 第1部第1章人間のいない自然-カミュの原点- 第2章不条理の倫理と神の拒否 第3章レジスタンスとヒューマニズム 第4章ニヒリズムとの闘い 第5章罪と裁き 第6章芸術家の使命 第2部第1章「小さきもの」への献身 第2章社会集団と偶像崇拝 第3章キリスト教と偶像崇拝 第4章真の神 歳5章霊的結婚と遡創造 第6章真実の信仰と救い 第7章ヴェイユ最期の日々 【著者】 林裕之 西南学院大学文学部卒業 西南学院大学大学院文学研究科修士課程終了、博士後期課程単位取得満期退学(フランス現代思想・文学、宗教哲学専攻) 元西南学院大学、西日本工業大学非常勤講師(フランス語担当) 現在山口県立長府高等学校教諭(倫理、政治・経済担当) 主要論文 『アルベール・カミュにおける超越の問題について』 『シモーヌ・ヴェイユにおける摂理と必然性の問題について』 『シモーヌ・ヴェイユにおける死の意味について』
  • 彼の植物は美しい
    完結
    4.6
    全1巻660円 (税込)
    目が覚めると、ツギハギだらけの体で生まれ変わっていたハンス。どうやら一度死んで、目の前にいる男・ヤンによって蘇させられたようだ。ありえなさすぎる状況の中、別人の名前で呼ばれ、別人の人生をなぞるように過ごしていくユアン(ハンス)。身も心も馴染んできたかに見えたのだが…?松山おに初単行本となる今作は、表題作『彼の植物は美しい』を中心に、OPERAで人気投票上位を獲得した『21時45分の偶像』『松下くんと宮下くん』を掲載。さらにデビュー作となる『6日目きみとココで』は、全38ページを全面改稿して完全収録!
  • 菅野直は文学青年を夢見る。太平洋戦争最後の撃墜王は、どんな男であったのか?なぜ空に散ったのか?10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 シリーズ まえがき 昭和20年8月1日。終戦の僅か2週間前、一人の戦闘機パイロットが戦死した。そのパイロットの名は「菅野直(かんのなおし)」 時は太平洋戦争末期、怒涛のように日本本土に押し寄せていた米軍に一矢報いるべく編成された第343海軍航空隊、通称「剣(つるぎ)部隊」の301飛行隊長であった。 菅野(かんの)は勇猛であり、優れた戦闘機パイロットであった。「剣部隊」着任前、南洋の島「ヤップ島」にて零戦隊を率いていた時には、連日ヤップ島を空襲する米軍の大型爆撃機「B24」を多数撃墜し、大きな戦果を挙げていた。 菅野の操縦する零戦の胴体に描かれた隊長機を示す黄色の帯線から「イエローファイター」と呼ばれ、米軍パイロット達からも恐れられる存在であり、太平洋戦争開戦時のベテランパイロット達が次々と戦死していった太平洋戦争末期において、 菅野の勇猛果敢な撃墜劇は、日本海軍航空隊では知らぬ者無しの存在であった。 「君のように、大学の研究所で研究をやっていられるのが羨ましい。戦争でも終わったら、俺もそんな静かな生活に入ってみたい」これは菅野が戦時中、友人に宛てた手紙の一文である。 「吸という字を書きければ、啄木の啄という字ににてしまうかも」これは昭和12年10月、菅野が中学4年の2学期、16歳の時に菅野自身が書いた短歌である。菅野の生前の遺言により、彼の戦死後、遺品はほとんど焼却されてしまったが、 昭和12年1月1日から昭和13年11月まで、中学3年から海軍の海兵に合格した時点までの「彼の日記」が残っていた。先の彼自身が書いた短歌にもあるように、菅野は「石川啄木」を愛していた。 昭和13年1月に記した日記にはこうも記されていた。「いずれにしても、啄木に対する愛着は偶像的ではなく自分のものという感じが深くなった」この他にも彼の残した日記には、「啄木」に関する記述が随所に見られている。 米軍から「イエローファイター」と呼ばれ、恐れられる存在であった「菅野直」。石川啄木をこよなく愛し、「戦争でも終わったら、俺もそんな静かな生活に入ってみたい」と友人に告白した「菅野直」。 文学を、そして「啄木」をこよなく愛した青年は、なぜ戦闘機パイロットとなって空に散って行ったのか?菅野直とはどんな男であったのだろうか?
  • 旧約聖書の思想 24の断章
    -
    昏迷きわまる現代に、旧約聖書は3000年の時を超えて何を語りかけるか。ニヒリズム、愛、終末等の主題のもとに旧約から24の断章を選び、ニーチェ、キルケゴールら数多の解釈、思想史を渉猟しつつ、新たな読みを提示。時に芸術の内に旧約を見、時に旧約からエイズや援助交際等、現代が抱える諸問題をも考究する。碩学が現代に甦らせる旧約の思想世界。 【目次より】 1.隠れた神 イザヤ書四五章15節 2.ニヒリズム コーヘレス書一章2節 3.偶像禁止の根拠 出エジプト記二○章4節、申命記五章8節 4.創造 創世記一章26―27節 5.愛児の献供(1)哲学者の解釈 創世記二二章1―2節 6.愛児の献供(2)地平の融合 創世記二二章14節 7.沈黙 イザヤ書六二章6―7節 8.知恵 創世記三章4―5節 9.他宗教との関係 出エジプト記二○章2―3節、申命記五章6―7節 10.「宗教」批判 サムエル記下一二章24―25節 11.罪と赦し 詩篇五一篇5―6節 12.頑迷預言 イザヤ書六章9―10節 13.西洋精神史との関係(1)文学・絵画の場合 士師記一六章17節 14.西洋精神史との関係(2)彫刻・音楽・思想の場合 出エジプト記三四章29節 15.西洋精神史との関係(3)アモラリズム ヨブ記三一章35―37節 16.愛(1)愛の3つの形 申命記一○章17b―19節 17.愛(2)新約における愛敵 箴言二五章21―22節 18.愛(3)旧約における愛敵 レビ記一九章18節 19.愛の秩序(1)愛の7つの形 申命記六章5節 20.愛の秩序(2)統合論と代贖論 ミカ書六章8節 21.終末(1)終末論の三類型 アモス書五章18節 22.終末(2)終末論の胡散臭さ アモス書五章24節 23.終末(3)義と愛 アモス書九章14―15節 24.終末(4)苦難の神義論 イザヤ書五三章4―5節
  • 共同討議 ドストエフスキーの哲学
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 19世紀ロシアの大文豪にして思想家ドストエフスキーの哲学的な意味を、和辻、高坂、唐木、西谷、森の5人が徹底的に読み解いた快著。 【目次】 第一章 ドストエフスキーとその時代  唐木順三 ドストエフスキーの哲学的意味 将来の哲学への示唆 ドストエフスキーの思想的境位 ドストエフスキーの生涯 ドストエフスキーの芸術 ドストエフスキーの思想 『おとなしい女』 ドストエフスキーにおける芸術と哲学の葛藤 リアリティの問題 ドストエフスキーにおける主体的リアリズム 第二章 ドストエフスキーにおける「人間」の問題  西谷啓治 ドストエフスキーの人間観 ドストエフスキーの人間観と人間としてのドストエフスキー ドストエフスキーの人間理念 ドストエフスキーにおける美の問題 ドストエフスキーの自由観 美と愛の問題 ニーチェとドストエフスキー 悪魔の問題 スタヴローギンの解釈 自由と自殺について ドストエフスキーと哲学者たち 第三章 ドストエフスキーにおける「革命」の問題  高坂正顕 人間とロシア的なるもの ロシアと西欧 社会主義と革命 ドストエフスキーと西欧精神 ドストエフスキーと社会主義 スラヴォフィールとインテリゲンチャ 予言者ドストエフスキー 第四章 ドストエフスキーにおける「神」の問題  森 有正 神の問題 罪悪の問題 キリストの問題 信仰の基礎としての共同存在 罪と共同存在 世界悪と復活 ロシア的宗教性の特質 第五章 ドストエフスキーと現代  和辻哲郎 ドストエフスキーの残した問題 倫理の世界と合理主義 倫理と宗教 知性と宗教 絶対の立場と相対の立場 ドストエフスキー受容の問題 ドストエフスキーと新しき哲学 参考文献 和辻 哲郎 1889-1960年。哲学者、倫理学者、文化史家。 東京帝国大学文科大学哲学科卒業。法政大学教授、京都帝国大学教授、東京帝国大学教授を歴任。日本倫理学会会員。文化勲章受章。 著書に、『ニイチェ研究』『ゼエレン・キエルケゴオル』『偶像再興』『古寺巡礼』『日本古代文化』『日本精神史研究』『原始基督教の文化史的意義』改版『原始キリスト教の文化史的意義』『原始仏教の実践哲学』『人間の学としての倫理学』『続 日本精神史研究』『風土 人間学的考察』『カント 実践理性批判』『面とペルソナ』『倫理学』『人格と人類性』『孔子』『尊皇思想とその傳統』『日本の臣道 アメリカの國民性』『ホメーロス批判』『國民統合の象徴』『ポリス的人間の倫理学』『ギリシア倫理学史』『ケーベル先生』『イタリア古寺巡礼』『鎖國 日本の悲劇』『近代歴史哲学の先駆者』『埋もれた日本』『日本倫理思想史』『日本芸術史研究』『桂離宮』『自叙傳の試み』『故国の妻へ』『妻 和辻照への手紙』『黄道』『初旅の記』『仏教倫理思想史』『沙門道元』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 恐竜と巨人(ネフィリム)は堕天使のハイブリッド!
    -
    かつて起こったことは、これから起こる! 衝撃の異種交配生物の未来とは? 化石調査によって次々と発見される巨人の骨。「巨人の書」 (聖書外典/クムラン洞窟にて発掘)は、その驚天動地のルーツを明かしていた!「堕天使」そのもののルーツ(正体)とともに―― 3.11人工地震説をいち早く告げた著者が 沈黙を破って伝えるのは「ノアの大洪水の再来が迫る!」 ・今知らされている歴史の全て(隠蔽工作の極致)を手放すことで これから地球に起こる直近の未来が見えてくる! ・堕天使たちは元、「第五天」という天国内のある部署で、「天使エグリゴリ」と呼ばれた「巨大天使」だった! ・「天使エグリゴリ」と呼ばれた堕天使200人が天国(第五天)で「巨大天使」だったから、その子であるネフィリムも巨人になった! ・「巨大天使」×人間=「ネフィリム巨人」 ・進化論がくつがえされ、聖書と創造論が主流となり、人類史に介入された神様の存在が公けになる時、利権を損なう団体があるのでしょうか? それは悪魔とその従者たちの闇組織、サタニスト、陰謀の力だけです。彼ら闇組織は聖書を信じています。 ・天国では元々巨人エグリゴリ天使だった堕天使と人間が異種交配するとき、見た目は人間サイズで地上に来て娘たちを騙しました。しかし巨人天使本来のDNAは隠せません。 ・結果、巨人のネフィリムが生まれました。その後、堕天使と動物が異種交配した。すると何が生まれたでしょうか? それが巨人エグリゴリ天使のDNAを受け継いだ巨大な獣、凶暴な恐竜たちだったのです! ・ビッグブラザー計画では人々は知性を失い、ゾンビ化される! ・知性消滅機は獣666に帰属する 「私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。」(エペソ6:12) 【外典聖書「巨人の書」から導かれる分析】 ・ノアの大洪水当時は40万9000人の巨人ネフィリムが徘徊、共食いし、剣で殺し合った。巨人が人の食料を食い尽くして食糧難となっていた! ・堕天使直伝のブラック情報で古代文明が繁栄したのだ。 ・この頃、世界の大陸は一つで、温暖であり、人も巨人も肌が綺麗だった。 ・堕天使の妻となった女が全員、魔女になったのだ。彼女たちは厚化粧で宝石と貴金属で身を飾った。麻薬、魔法、偶像崇拝、殺人などの犯罪が酷かった。 ・堕天使に女を奪われ、結婚できない男は失望し、巨人ネフィリム同様、全裸で外出していた。 ・堕天使と動物のハイブリッド、巨大キメラ動物、キメラ鳥、凶暴な巨大恐竜も多くいた。 ・好色な堕天使が女を追いかける驚異の中でも、ノアと家族の8人以外は、誰も神を信じなかった! ・巨人滅亡後に大洪水が起こった。巨大ロボット後、火の裁き! <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/OrmWdiSnTsM" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe>

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  • キリストの顔 ――イメージ人類学序説
    -
    キリスト教において、神の顔は、死後の救済の瞬間まで見ることは叶わないとされる。偶像禁止と、ひと目その姿を拝みたいという欲望との狭間で、「人の手によらない」という奇跡の像は生み落とされた。そのイメージは反復・伝播し、東西キリスト教世界で独自の変容を遂げていく。表象不可能なものの表象――ここに紛れもなく西洋のイメージの源流がある。有名無名の芸術家たちはいかにしてこの逆説を乗り越えたのか。神秘のヴェールを取り払い、西洋世界2000年にわたる壮大なイメージの歴史をたどり直す。イメージ人類学、期待の新鋭による新たな挑戦。
  • キリング・ビータ
    -
    1~4巻565円 (税込)
    おれの居場所はもうどこにもないのだろうか……同僚を殺されたシンユー・ナカノ巡査の心に刻まれた傷は深かった…。一年後――シンは月面都市へと派遣される。新しくペアを組むのは、金髪碧眼の美貌を持つイーサン・ジャッド。過去の恐怖にとらわれたシンの心を、イーサンは癒すことができるのか? 衝撃の近未来サスペンス・ロマン第一弾!!

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  • 近世日本国民史 松平定信時代
    -
    時艱にして偉人を憶う。田沼時代の悪政改革の気運が、松平定信を推薦し、老中主座に就かしめ、彼を刺戟し、旧来の陋習を一新せしめた。が、彼は眇乎たる時代の一偶像にあらず。ひとたび相位に坐るや、かかる時勢を促進し、壊廃せんとする幕政を緊粛し、世にいう「寛政改革」を断行。次いで異学禁制を発し国内の思想統一を図る一方、尊号問題において、朝幕勢力の権衡を賭け、崩壊寸前の幕威を維持し、徳川政権中興の業を達成した。(講談社学術文庫)※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • クラシック100バカ
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ここにもあそこにも、あんなバカこんなバカ、クラシックの世界にはバカがいっぱい!偶像崇拝、唯我独尊、一知半解、付和雷同、玉石混淆、羊頭狗肉、頑迷固陋、先入僻見、不協和音、迷惑千万…クラシック批評の鬼が、一刀両断、100バカを斬る!

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  • 偶像事変~鳩に悲鳴は聞こえない~(1)
    完結
    3.5
    日本一のアイドル・柊せらが、とあるライブ中に、何者かが仕掛けた爆発物によって片脚を失う重傷を負った。 その報せに日本中が嘆き悲しんだ。事件の手口や残忍性から、犯人として皆が真っ先に脳裏に浮かべたのは、日谷一鷹――数年前に死者数百人を超える連続爆破事件を起こして捕まった、当時13歳の少年であった。ファンのせらに対する「愛」が「憎しみ」へと変わり、徐々に日本全体が変わっていく……。果たして真相は!?
  • 偶像に就ての雑感
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 偶像の黄昏
    4.5
    ニーチェの最後の著作が流麗で明晰な新訳でよみがえる。近代の偶像を破壊しながら、その思考を決算したニーチェ哲学の究極的な到達であると同時に自身によるニーチェ入門でもある名著。
  • 偶像は愛する人のために(1)
    3.7
    1~4巻550~880円 (税込)
    ※本作はあむぱかの個人誌作品の電子書籍版となります。【59ページ】 アイドル恋愛、解禁!! アイドルは恋人のために歌って輝く!! 「可愛い少女から恋を奪うなんて勿体無い」なんて言葉でアイドルの恋愛が自由化された社会。 彼氏のために歌うアイドルにサイリウムを振るうファンたち。そんな世の中、俺は認めない! 20年前に活動し、急逝したアイドル「胡桃野桃音」通称もものん。俺の推しはアイドルがアイドルらしい時代の記録に残された彼女ただひとり。 アイドルショップでもものんグッズを漁っていたある日のこと、推しかぶりの謎の女子中学生と遭遇し、どういうわけか家までつきまとわれることに―― 新時代のアイドル像を描くオムニバスシリーズ第1弾。
  • 偶像本部
    -
    巨大メーカー・ホウトク自動車の労連会長・大宮英樹は、社長の人事を左右するほどの絶大な権力と、大邸宅や大型ヨットまで持つ労働貴族であった。若き労連書記・山脇徹夫はある日、大宮からシンガポール新婚旅行をプレゼントされたが、ハネムーン中に東京で殺人事件が!……ここには恐るべき陰謀が隠されていた。巨大労組の実態に鋭く迫った企業推理小説の傑作。
  • グランドクロス・ベイビー
    5.0
    1巻638円 (税込)
    「どうでもいい。何もかんもどうでもいい。世紀末、どうせ世界は滅びるんだ」。アイドルの追っかけ、その資金かせぎに何気なく売春を始めた女子高生サッチは、「ショバ荒らし」をきっかけにヤクザの阿久津と出会う。阿久津の半ば強制的なSEXに自棄的に応じていくサッチ、その体はしだいに快楽におぼれ、心は流されてゆく。そして、サッチのあまりにも小さく脆い世界は、偶像(アイドル)が消失したとき、崩れ去った。爛れた世紀末を暴走する衝撃のポルノグラフィ。
  • この人を見よ
    3.0
    「私の言葉に耳を傾けてくれ! 私はこれこれの者であるのだから。どうか、私のことを勘違いしないでもらいたい!」。「すべての価値の価値転換」「超人」「ディオニュソス的」「偶像」「ツァラトゥストラ」など、キリスト教の道徳と西洋の近代哲学を批判し、新しい思考を提案したニーチェが、自らの著作と思考について精神を病む直前に語った、ニーチェ自身による最高の公式ガイドブック!
  • シュタイナー入門
    3.8
    「シュタイナー教育」や「人智学」で広くその名が知られるルドルフ・シュタイナー。だが、アカデミズムからは「胡散臭いオカルト」の烙印を押され、一方の受容する側にも、その思想への盲目的な追従、偶像化が見られる。本書は、彼が立脚した第一次大戦下ドイツの時代状況やドイツ精神史における思想系譜、歴史経維に広範な省察を加え、その生を内側から活写することで、「みずから考え、みずから生きること」への意志を貫いた「理念の闘士」の思想的核心を浮き彫りにする。
  • シュメールの宇宙から飛来した神々(5) 神々アヌンナキと文明の共同創造の謎
    -
    高度な知と科学による「機械的宇宙文明」と「聖書の物語」が遂にリンク! 神話の神々の実在が明らかとなった今、 人類は神々/宇宙人との新しい遭遇、交流の時代に突入する! 人類創造と進化の系譜、モーゼの十戒からUFOに乗った天使までを最先端科学で解明、 壮大なる宇宙・人類史、シッチン・ワールドのエッセンスが凝縮された瞠目の科学書!! 神々の実像をリアルにとらえた世界的ベストセラ―「Divine Encounters」を完全邦訳! 科学・歴史考古学・言語学等のアカデミズムから宗教界に至るまで、各分野を超越して大論争(称賛、嫌悪、無視…)を巻き起こした禁断の世界的大ベストセラー群6作品が「シュメールの宇宙から飛来した神々」シリーズで完全復刻!本書はその記念すべき第5弾(2011年2月、徳間書店5次元文庫で刊行された『12番惑星ニビルからやって来た宇宙人』の完全新装版です)。シリーズ第1弾『地球人類を誕生させた遺伝子超実験』The 12th Planet、第2弾『宇宙船基地はこうして地球に作られた』Stairway to Heaven、第3弾『マヤ・アステカ・インカ 神々の起源と宇宙人』The Lost Realm、第4弾『彼らはなぜ時間の始まりを設定したのか』When Time Beganも好評発売中――。 人類史上、重要な転機となる出来事にはいつも必ずアヌンナキがいた! 約45万年前、太陽系第12惑星ニビルから地球に飛来した巨神/宇宙人アヌンナキ。彼らの遺伝子操作によりエデンの園で人類(アダムとイブ)は誕生する。以後、ノアの大洪水、半神半人の時代、シュメール・メソポタミア・エジプト文明という時代の変遷とともに、宇宙人と人類との関係性にも大きな変化が。巨神の言葉を受け継ぐ神の子たちも活躍し始め、神ヤハウエと天使(天空の神々)、契約の櫃やモーゼの十戒に至るまで、宇宙人と人類の遭遇や交流も頻繁に行われていくことに。この文明の共同創造・進化の次元変換はすべて「神の永遠の計画」によるもの。人類も近未来、アヌンナキと同じ役割を担い、宇宙へ旅立つ日がやって来る――。 第5弾の主な内容:有史以前の失われた超科学文明の全貌がここに明らかとなる! アダムとイブは紀元前何年頃に誕生したのか?/アダムとイブを創った神はどこから来たのか?/ネアンデルタール人やクロマニョン人は、聖書のアダムやエノシュと関係があるのか?/古代シュメールのエディンと聖書のエデンとの関係は?/古代神話の巨神伝説と不老不死伝説の関係は?/不老不死を追い求めた英雄ギルガメシュが見たものは?/歴代ファラオやマケドニアのアレキサンダー大王はなぜ神の子とされるのか?/死海文書で何が明らかになったか?/なぜ蛇は医学の神なのか?医学のシンボル「蛇の二重らせん」の起源は?/ソドムトゴモラはなぜ滅ぼされたのか?/エジプトやバビロニアの神々、とくにアヌ神とユダヤ・キリスト教の唯一神ヤハウエとの関係は?/神ヤハウエの姿が見えないこと、偶像崇拝が禁じられている理由/天使になぜ羽根が生えているのか?/マラキム、ケルビムら天使たちの役割とその正体/堕天使はどのような罪を冒したのか?/契約の櫃に秘められた謎…etc. 人類を創成したシュメール宇宙の神々――父天神アン(アヌ)、息子の地神エンリルと水神・智神エンキ、そして女神ニンフルサグ、さらに月神ナンナル、太陽神ウツ、バビロニア主神マルドゥク、金星神・愛の女神イナンナと続く……。これら神々の集団を総称して「ネフィリムまたはアヌンナキ」と呼称される。

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  • 職業としての地下アイドル
    3.9
    AKB、ももクロ、Perfumeを夢見て増殖するテレビに出ないアイドル=地下アイドル。彼女たちを取り巻く経済や人間関係は、日本の社会問題の「縮図」である。現役地下アイドルでもある著者が赤裸々に明かす「身近な偶像」に群がるヒトとカネ。
  • J.M.シング戯曲集
    -
    1巻1,100円 (税込)
    この戯曲集は、アイルランド劇作家のジョン・ミリングトン・シングの『峡谷の陰で』(In the Shadow of the Glen, 1903)、『海に騎(の)りゆく者たち』(Riders to the Sea, 1904)、『鋳掛け屋の婚礼』(The Tinker’s Wedding, 1908)、さらには『聖者の泉』(The Well of the Saints, 1905)、彼の最高傑作だと評価を受けている『西の国のプレイボーイ』(The Playboy of the Western World, 1907)の五作品から成り立っています。 これらの作品はすべてアイルランドの民衆劇です。それぞれ、アラン島の漁師の家族、山間の寒村の人たち、放浪者である鋳掛け屋、盲目の乞食の夫婦、アイルランド西部の平凡な毎日の暮らしの中に突如として現れた「(父親を殺したと言う)ヒーロー」に対する村人の反応などを扱っています。 シングの功績は、アイルランドの土着の庶民を描いた戯曲を書いたことだけでなく、イェイツ、グレゴリー夫人と共にアイルランドにアビー劇場を創設し、劇場の運営にも積極的に関わった点です。アイルランド演劇の源流はシングから流れていると言っても過言ではありません。 『西の国のプレイボーイ』の初演の際には、父親を殺した男を偶像視するなどけしからんと、保守的で敬虔なカトリック教徒の人たちが劇場内外で暴動を起こすほどでしたが、今はシング・バッシングなどは全くありません。 人間の営みと周囲の自然、幻覚、狂気、生きることと死、宗教と民衆、盲目と現実世界などをテーマとして書かれたシングの作品を読んでいただき、時代も場所も異なる人たちの生き方が日本の人たちにどう映るのかわかりませんが、また違ったひとつの道を示してくれるのではないかと翻訳を手がけました。
  • 実像 広島の「ばっちゃん」中本忠子の真実
    4.0
    聖人(マザーテレサ)にされた母は、「人間」でいたかった。  圧倒的な善行を施す一人の女性。だが、その原点は一切謎に包まれていた。  秘してきた情と業に迫り、偶像を求め、作り、弄ぶ時代を撃つ。 ●「ただいま」「おかえり」を知らずに育った子 ●小学生で覚せい剤を親からうたれた子 ●モヤシを盗んで飢えをしのいだ子 etc. 彼らを救ったマザーテレサと呼ばれる人がいる。 本名よりも「ばっちゃん」の通称で知られる女性、中本忠子。 彼女は広島市にあるアパートを拠点に約四〇年にわたり、非行少年をはじめ、 生きづらさを抱える人たちに無償で手料理を提供し、生活の立て直しを支援し続けてきた。 その圧倒的な善行はメディアに取り上げられ、意に反して急速に聖人化される。 ところが、肝心の活動の動機は一切謎のままだった。 本人、親族、そして「家」に集う人々へ取材を重ね、秘してきた情と業に初めて迫る。 それは、偶像を求め、作り、持ち上げては貶める時代の闇を払うことでもあった! 称賛か嘲笑か。二極化する時代、偶像化された者は、その虚像に囚われ続けなければならないのか!? 渾身のルポルタージュ! 【目次】 序 章 「ばっちゃん」と「中本忠子」――二十五秒のスピーチを聞いて 第一章 基町の家――卵焼きを囲んで 第二章 孤独と空腹――立ち直りのために「立て直す」 第三章 「木に登ったが下りられず」――ドーナツの穴を埋め続けて 第四章 平和都市ヒロシマの足下――人々は見捨てられてきた 第五章 母の背中――息子も里親になった 第六章 ルーツ――お嬢様から母に 第七章 遠いところで――祈りは皿に込められた 終 章 家族――よその子であれ、わが子であれ  あとがき  主要参考文献
  • 狭き門
    5.0
    ジェロームのアリサへの愛は、「頭脳の恋」であった。相手のなかに自己の理想の反映を見出し、偶像として祭り上げてしまったとき、それを知った相手は「あるべき姿」を負担に思うようになる。アリサの死後、ジェロームに贈られた遺書「アリサの日記」はその心の葛藤を生々しく語る。「この作品はまことに平易な文章で綴られている。それなのに、その行間がもたらす緊張感とこの作品を読みながら促される思索の一貫性については、まったく類がないほどの質になっている。まさにアンドレ・ジッドの彫琢だ」…松岡正剛。

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  • ソウルの中心で真実を叫ぶ
    3.0
    40万部超の大ベストセラー『反日種族主義』の共著者が「徴用工」問題の通説を完膚なきまでに覆す! 「行動する憂国の学者」が「日本の国益」と「韓国の発展」のために命をかける! 大ベストセラー『反日種族主義』の共著者、李宇衍(イ・ウヨン)。本書著者である彼は毎週水曜日、街頭で慰安婦像撤去と水曜集会の中止を訴えて一人デモを続けている、“行動する”経済学者だ。 デモの現場で、彼は何度も暴力沙汰に巻き込まれ、繰り返し嫌がらせを受け続ける。それでもなお、彼は闘うことをやめない――。 著者がなぜ韓国に蔓延する歴史歪曲と闘い続けるのか。それは、正しい歴史認識こそが韓国の真の発展に寄与すると信じるからだ。「殴られても『売国奴』と呼ばれても、反日種族主義の軛(くびき)から逃れる日まで、私たちの闘いに終わりはない」。 著者は専門分野である朝鮮人労務者、いわゆる「徴用工」の問題で、独自の着眼と画期的な史料の分析に基づき、これまで韓国で唱えられてきた通説を、つぎつぎと根底から覆してきた。 「私は今後も実証をすべての研究の第一歩とするつもりだ。経済学者であるからには数字で語ろうと思う」。気鋭の経済学者が理知的なアプローチで暴き出す、反日種族主義の虚妄とは。衝撃の一書の登場! 韓国に蔓延する歴史の歪曲を許さない! ●私が毎週水曜日に「一人デモ」で辻立ちする理由 ●「徴用工」判決は歪曲された歴史認識に基づく大誤審 ●「強制動員」と「強制労働」は歴史的ば虚構だ ●朝鮮人労働者は「差別」されていなかった ●「偶像崇拝」される「慰安婦像」を撤去せよ! ●「韓日葛藤」で日本はけっして譲歩するな
  • その淑女は偶像となる 1
    完結
    4.7
    全4巻658~679円 (税込)
    トップアイドル――それは、年に一度の“最強決定戦(アイドルリーグ)”で優勝したアイドルのこと――。 かつて、ずば抜けた人気を誇ったもののアイドルを挫折した少女・姫宮桜子と、フリーランスで地道にライブをこなす新人アイドルの若菜あるみ。淑女が通うお嬢様学校で出会った二人がトップアイドルを目指す時、歌・ダンス・ビジュアル・カリスマ…全てを懸けた熱き戦いが始まる――!!
  • 断罪のレガリア ―ソロモンの継承者―
    3.0
    十年前の『大召喚』により悪魔が介入し、密かに異郷化する現代。そんな世界の人知及ばぬ怪異あるところに彼は現れる。賢者の遺産(レガリア)「ソロモンの指輪」を継承し、魔をもって魔を滅するソロモン72柱の魔技「外典七十二(ゲーティア)式」の使い手・シオン。黒装退魔師団(ホーリーオーダー)に所属する彼は、邪眼公(サリエル)の力を持つ少女・古都城八慧と共にある怪異の調査に乗り出すことに。だが、それは大悪魔たちとの戦いの始まりに過ぎなかった……。
  • ツァラトゥストラはこう言った
    5.0
    本書『ツァラトゥストラはこう言った』がニーチェ畢生の書にして、ドイツ文学史上屈指の作品であることは言を俟たない。故郷を捨てて山に入ったツァラトゥストラは「私は惜しみなくあげたいし、頒かち与えたい。人間たちのあいだで賢者がもう一度愚かさを愉しみ、貧者がもう一度豊かさを愉しむようになるまで」という言葉とともに山から下り、人間たちの世界に入っていく。「神の死」を告げ、しかし人類は現状に甘んじることなく高みを目指して進んでいくべきだとする「超人」の思想を伝えるツァラトゥストラは、生きとし生けるものは現状以上を目指すという原理、すなわち「力への意志」の原理に「超人」が基づいていることを説く。しかし、没落を始めるツァラトゥストラは、この世に新しいものなど起こらず、すべては同じことの繰り返しであるという「永遠回帰」の思想にたどりつく――。 生田長江による最初の邦訳(1911年)以来、すでに本書の日本語訳は15種類を数える。そのすべてに目を通した上で作られた本訳書は、21世紀にふさわしい日本語で「声に出して読める翻訳」を実現するものである。学術文庫『愉しい学問』の訳者が満を持して送り出す、渾身の訳業! [本書の内容]  第一部 ツァラトゥストラの序説 ツァラトゥストラは語る 三段階の変身/徳の講座/背後世界論者/肉体の軽蔑者/情熱にひそむ喜びと苦しみ/青ざめた犯罪者/読むことと書くこと/山に立つ樹/死の説教者/戦争と戦士/新しい偶像/市場のハエ/純 潔/友/千の目標と一つの目標/隣人愛/創造者の道/老いた女と若い女/毒ヘビにかまれる/子どもと結婚/自由な死/惜しみなく与える徳  第二部 鏡をもった子ども/至福の島にて/同情者たち/司祭たち/有徳者たち/汚い奴ら/毒ぐもタランチュラ/有名な識者たち/夜の歌/舞踏の歌/墓の歌/自己克服/崇高な人/教養の国/純粋無垢の認識/学 者/詩 人/大いなる出来事/占い師/救 い/賢い世渡り法/最も静かな時  第三部 放浪者/幻影と謎/不本意な幸福/日の出前/卑小にする徳/オリーブ山にて/通り過ぎるということ/離反した者たち/帰 郷/三つの悪/重さの地霊/新旧の石板/快復しつつある人/大いなるあこがれ/もう一つの舞踏の歌/七つの封印  第四部・最終部 蜜の捧げ物/助けを求めて叫ぶ声/王たちとの対話/ヒ ル/魔術師/失 業/最も醜い人間/進んで乞食になった人/影/正 午/歓迎のあいさつ/晩 餐/高等な人間/憂鬱の歌/学 問/砂漠の娘たちのもとで/目覚め/ロバ祭り/夜の放浪者の歌/しるし 訳 注 訳者あとがき 索 引
  • 2D☆STAR Vol.5
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※電子版に紙版の付録はございません。 ※応募者全員プレゼントなど、一部の企画は紙版を購入しないとお楽しみいただけません。 ついに第5弾! 2次元アイドルたちのインタビュー&グラビアマガジン。 今号は「仲良し」をテーマに、アイドルたちがグループの仲の良さを語り合います。 仲良しの秘訣は? メンバー間の約束事とは? グループを越えた意外な交遊関係なども明らかに。 この際だから言っておきたい、ぶっちゃけトークも必読です! 【目次】 【アイドリッシュセブン】 ・Re:vale/TRIGGER/IDOLiSH7 SPECIAL TALK SESSION ・〈未成年〉天くん&陸くん&一織くん&環くん&ナギくん座談会 ・〈成人〉龍之介くん&楽くん&大和くん&三月くん&壮五くん座談会 【B-PROJECT】 ・キタコレ/MooNs ・THRIVE/KiLLER KiNG 【ツキウタ。/ツキノ芸能プロダクション】 ・Six Gravity/Procellarum ・QUELL ・劇団アルタイル 【うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレジェンドスター】 ・ST☆RISH/HE★VENS 【スタミュ】 ・チーム鳳 【ピタゴラスプロダクション】 ・MARGINAL#4 ・UNICORN Jr. ・LAGRANGE POINT 【KING OF PRISM -PRIDE the HERO-】 ・Over The Rainbow/エーデルローズスタァ候補生 【夢王国と眠れる100人の王子様】 ・チェシャ猫/マーチア/クロノ/Over The Rainbow 【アイ★チュウ】 ・Alchemist ・F∞F/POP'N STAR/ArS/RE:BERSERK/Twinkle Bell/Lancelot/I B/天上天下 【夢色キャスト】 ・夢色カンパニー 【FORBIDDEN★STAR】 ・SYRUP ・Epicurean ・XYZ ・BLACK VERRY 【アイドルマスター SideM】 ・もふもふえん ・F-LAGS ・Legenders 【ディア ボーカリスト】 ・レオード/ジュダ/エーダッシュ/モモチ/ユゥ/シエル 【ボーイフレンド(仮)きらめき☆ノート】 ・神凪統 ・戌亥幸太朗 ・城戸戦治 【偶像スペシャル】 ・なむあみだ仏っ! ・一血卍傑-ON LINE- 特別書き下ろしショートストーリー (1)KING OF PRISM by PrettyRhythm × 夢王国と眠れる100人の王子様『本番前の楽屋にて…』 (2)KING OF PRISM by PrettyRhythm『エーデルローズ生が行く心霊ロケ』 (3)ピタゴラスプロダクション『本気の!?卓球対決 in 温泉旅館』 (4)FORBIDDEN★STAR『13人のクリスマスLIVE』 (5)なむあみだ仏っ!『仏たちの甘い秘密』 ポスター 【アイドリッシュセブン】 【なむあみだ仏っ!】 【スタミュ】 【FORBIDDEN★STAR】 【うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEレジェンドスター】 【QUELL(ツキプロ)】
  • 天皇家はユダ族直系!
    3.0
    1巻3,025円 (税込)
    隠れユダ族なる日本と世界の将来は風前の灯です! 天皇制度こそは世界の終わりを告げる「終末時計」であり、 天皇は世の終わりの鍵を持たされている特別な王族なのです! ・日本の万世一系皇室が滅びるとき、世界も終わる! 聖書が明かす人類最後のどんでん返し! ・聖書に預言されていることは、徹頭徹尾、皇室と日本が世界の救いとなるということ! ・ユダ族の象徴は獅子=ライオン!狛犬、シーサーは、なぜかくも多くこの国に存在するのか? ・イエス・キリストもユダ族から出た獅子=ダビデのひこばえだった! ・獅子舞とは何か?祇園祭りとは何か?聖書にはその答えが全て載っていた! ・『瑞穂の国』の『みずほ』というのもヘブライ語で「東に向かったユダヤ人」という意味です。日本に多くのユダヤ人たちが移住して来たことが、これらのことからもうかがい知れます! ・渡来した南ユダ族のインマヌエル王子こそ、ダビデ王族の血を引くのちの神武天皇です! ・最初の上陸は沖縄の久高島であったと考えられます! ・沖縄には、建物の門や屋根、村落の高台などに据え付けられるシーサーという犬のような偶像があり、あれは本当はライオンです! ・イザヤはすぐにエルサレムに帰ったけれど、その妻ツィポラが代々女系の王様として沖縄を統治し続け、その末裔、すなわち琉球王国の王族たちが建てたのが首里城です。 ・ユダ族の「万世一系」はイスラエル国内でユダ族21代(約400年)、日本国内で皇室126代(約2600年)、合計147代、約3000年来も奇蹟的に保たれているのです!

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  • 『とある科学の一方通行』×『とある科学の超電磁砲』 とあるマガジン
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「とある」シリーズのすべてを楽しみ尽くすための専門誌が誕生!! 好評放送中のTVアニメ『とある科学の一方通行』総力特集はもちろん、『とある科学の超電磁砲』第3期先取り特集や、気になる周辺情報も徹底フォロー! 新たなるスピンオフコミック『とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の未元物質(ダークマター)』や、『とある偶像の一方通行さま』番外編ほか、描き下ろしコミックも多数掲載。 【本書は、「『とある科学の一方通行』×『とある科学の超電磁砲』 とあるマガジン」を電子配信用に再構築したものです。電子化に伴い、一部省略・変更されたページがございます。紙の本についている付録「『とある科学の一方通行』アクセラレータ ほぼ等身大ポスター」は付属しません。 本文中に掲載されている情報、価格は、2019年8月現在のものです。掲載されているキャンペーン、商品の予約受付、イベントなどは終了している場合がございます。内容につきましては、変更される可能性があります。この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照などの機能が使用できません】
  • ドイツ その起源と前史
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 前著『ドイツ史の始まり――中世ローマ帝国とドイツ人のエトノス生成』で割愛した、第一部と二部の間に位置する歴史的・言語史的考察。deutschという語の起源をめぐるグリム以来の学説史の整理、「ドイツ(語)」の前段階の「フォルクの言葉」という普通名詞に留まっていた初期の語法の網羅的検討を通じて、「三つの神聖言語」を頂点とする多言語国家としての大フランク帝国の実相に迫る。 【目次より】 はじめに 第一章 ドイツ(deutsch)の起源 研究の現況と課題 一 問題の所在 二 語源、語義 三 語形成 四 theudisk / theodiscus / diutisk 語形成をめぐる言語史的・歴史学的議論 五 「起源の偶像」 第二章 ドイツ(deutsch)の前史 七八六年~九二〇年 一 問題の所在 二 theodiscus:七八六~八七六年(1):アルプス以北の語法 三 theodiscus:七八六~八七六年(2):イタリアの語法 四 theodiscusからteutonicusへ:八七六年 五 theodiscusとteutonicus:八七六~九二〇年(1):西フランクとアングロ=サクソン 六 theodiscusとteutonicus:八七六~九二〇年(2):東フランク 七 ドイツ(deutsch)の前史 第三章 『ザルツブルク大編年誌』九二〇年の項の「ドイツ人の王国」 中世盛期における「ドイツ王国成立論争」の始まり 一 政治史の経過と各種史料の証言 二 問題の所在 三 研究史の批判的検証と同時代性の否定 四 オットー『年代記』、『ザルツブルク大編年誌』、「オーストリア編年誌」(AGS) 五 「アルヌルフの国王計画」と「ドイツ人の王国」 あとがき 付録(図表、地図、系図) 注 主要参考文献一覧 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 三佐川 亮宏 1961年生まれ。西洋史学者。東海大学文学部歴史学科西洋史専攻教授。専門は、ドイツ中世史。北海道大学文学部史学科西洋史専攻卒業、同大学院文学研究科西洋史学専攻修士課程修了、同大学院文学研究科西洋史学専攻博士課程中途退学。文学博士。 著書に、『ドイツ史の始まり』(日本学士院賞)『ドイツ その起源と前史』『紀元千年の皇帝―オットー三世とその時代』など、 訳書に、コルヴァイのヴィドゥキント『ザクセン人の事績』などがある。
  • 洞窟の偶像
    -
    文化の深層を鋭く見抜き、古今東西の歴史と芸術を自由奔放に逍遙した澁澤盛期の珠玉の評論とエッセイ集。三島由紀夫や稲垣足穂、ネルヴァルやコクトー、ナボコフなどに捧げたエッセイや同時代の書評の数々、地獄絵をはじめビアズレーやシュルレアリスムについての美術評から、ニーチェやフーコー論に至るまで収録した、選りすぐりの傑作批評集。

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  • ナポレオン大いに語る
    5.0
    本書は、皇帝ナポレンが、様々なジャンルの人たちと語り合った、生々しい対話集である。ともすればナポレオンは、英雄として、また独裁者として、実に多様に語られてきたゆえに、「偶像的な存在」になりかねない面がある。しかし、この対話集からは、彼の人間性、哲学、性格といったものが、如実に現れている。その点、ナポレンオンに興味を持つ読者にとっては、とても貴重な資料といえる一冊である。本書の中でナポレオンが対話をしているのは、主に彼の絶頂期直前から、没落、そして最期までの期間であるが、その相手は実に多様である。詩人・アルノー、秘書・ブリエンヌ、外交官・コレンクール、文豪・ゲーテ、若き女優・ジョルジュ、弟・ルシアン、オーストリア宰相・メッテルニヒ、外科医・ワーデン……。したがって、対話の内容は戦争、政治、マスコミ、結婚、芸術、医学に至るまで、実に幅ひろい。

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  • 日本神話の迷宮 続・幾千年の時空の彼方へ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「神様あなたはどこにいる?」と問いかけながら車中泊を続け、1年の過半をフィールドで過ごす旅行作家が、10年以上の取材行で感得した「神々の諸相」。 神話の彼方に史実を追い求めてきた筆者の待望の新刊が誕生! 訪ねた寺社は1千社、地元で暮らす人々に伝承を聞き、地域の資料館で裏付けをとる。 その結果、わかったことは......「日本の神様は偶像ではない! 神話は空想ではない!」。 『日本神話の「謎」を歩く 幾千年の時空の彼方へ』(天夢人刊)に続く、神様探求本第2弾は、教科書や解説本には書かれていない、神様のドラマツルギーに満ち満ちている! 本書は第1章で天地創造と生命起源に関わった高天原ゆかりの「天津神」。 第2章で地上に追放された素戔嗚尊の系譜に連なる「国津神」。 第3章で神武天皇以降の人代の人が後に神々として祀られた「人物神」について持論を展開。 日本全国津々浦々の約250社の神社に祀られた神々の謎に迫る。 さらには地域社会に根付いた民俗神や、神話に登場する神々以前の精霊や自然神などにも言及するなど、読後には読者が「神様はここにいた!」と納得できる仕掛けとなっている。 ライブな感覚で書かれた本書を読むと、神話の彼方に「今」が見える!
  • 日本人のこころの言葉 二宮金次郎
    -
    二宮金次郎は「柴を背負って歩きながら本を読んでいる像」で有名です。彼が学ぶことに熱心であったことは確かですが、それは明治以降の「修身教科書」で取り上げられた偶像です。江戸時代後期、諸藩の財政再建や、農村の復興に率先垂範で取り組んだ指導者としての活躍がないがしろにされています。本書は、「報徳思想」として現在に継承されている「勤労」「倹約」「推譲」の改革方針を、著作・日記・書簡などから明らかにしました。
  • 人魚はクールにグッドバイ
    完結
    -
    全1巻275円 (税込)
    アイドルだって、勝手にやってます。 アメリカのショービズの世界ならいざしらず 日本の芸能界、という所はいささか特殊で まさに偶像としてのアイドルがいまだに健在だ。 彼女(たち)とファンのあいだには 通常、メディアを通じてコントロールされたイメージしか共有されない。 しかし、アイドルも人間である以上、綻びはある。 その綻びは、片岡義男の小説なら、 路上と、エンジンの着いた乗り物の中に見つかるだろう。 世間が見れば事件になりそうな出来事も クールな18歳が係われば、楽しい寄り道になるはずだ。 【著者】 片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。79年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • 狭間にある空音
    完結
    3.0
    全1巻660円 (税込)
    傷付くのが怖いのに、君のことが気になって仕方ない--芸能プロダクション社長の姉の策略で、人気アイドル・八木橋光樹(やぎはしこうじゅ)のマネージャーをすることになった、子持ち、バツイチ、無職の天城久弥(あまぎひさや)は、世間ではクールで寡黙と評される光樹の、素直で子供らしい一面に自分の娘を重ね合わせ、つい世話を焼く。イメージが独り歩きし、理想体でなければ非難される偶像の辛さを抱えていた光樹は、本当の自分を認めてくれる久弥に拠りどころを見出し、やがて、その感情は、親愛以上のものへ……光樹から向けられる、一途で激しい感情に心乱れながらも、過去の人間関係から裏切りに敏感になっている久弥は、戸惑いを隠せないが……?2人の想いが切なく交差する、極上のラブロマンス!!
  • 芭蕉という修羅(新潮文庫)
    4.5
    「古池や蛙飛こむ水の音」の句を詠んで華やかな江戸文化人サロン注目の俳諧師となった松尾芭蕉。遂には「風雅の正道」と喧伝され、没後は朝廷から「飛音明神」の号を賜り、偶像化され神となった。しかし、その芭蕉にはもう一つの顔があった。水道工事監督、幕府隠密、イベントプロデューサー。それぞれに危うい博打を打ち、欲望の修羅を生きた「俳聖」の生々しい人間像を描き出す決定版評伝。(解説・小澤實)
  • パラダイムとは何か  クーンの科学史革命
    3.7
    トーマス・クーンという名前を知らない人でも、また科学史や科学哲学などの分野に縁のない人でも、「パラダイム」という言葉なら聞いたことがあるに違いありません。 いまや日常語として「物の見方」「考え方の枠組み」の意味で使われているこの言葉は、もともと1962年刊『科学革命の構造』というクーンの著書の中で語られたもので、「一定の期間、研究者の共同体にモデルとなる問題や解法を提供する一般的に認められた科学的業績」を意味していました。 この概念は、それまでの「科学革命は17世紀に起きた1回きりの大事件」という科学史の常識を覆す衝撃的なもので、「<科学>を殺した」といわれたほど、大きな影響を及ぼしました。 パラダイム・シフトは歴史上何回も起こり、それは社会・文化の歴史と密接な関係があるとするクーンの見方は、フーコーが人文科学的知の布置の変化を考古学的方法によって解き明かしたと同じスタンスで、「知」の連続的進歩という通念を痛撃しています。 本書は二十世紀終盤の最大のキーワードとも言うべき「パラダイム」の考え方を面白く、わかりやすく説くものです。 ●主な内容 第1章 <科学>殺人事件 第2章 科学のアイデンティティ 第3章 偶像破壊者クーンの登場 第4章 『科学革命の構造』の構造 第5章 パラダイム論争 第6章 パラダイム論争の行方 【原本】 『現代思想の冒険者たち クーン パラダイム』1998年 講談社
  • 美術は宗教を超えるか
    4.0
    【複数色を使用したコンテンツです。モノクロ端末では一部読みづらい場合がございます】聖画に神は宿るのか――。西洋美術作品はもともと「読む聖書」として普及された。その後、偶像崇拝が禁止される歴史がある一方で、美術作品として広く鑑賞されるものに変わった面もある。作品を理解することは信仰や祈りに通じるだろうか。美術と宗教のあいだにある本質を歴史と信仰から探究する対談。「宗教は信仰する人にとって絶対的なものであり、美術よりも強力だといえるが、言葉によらない美術は個々の宗教を超えた普遍性を持っており、より広く開かれている。美術は誰にでも親しめるものだが、それを支えているのが宗教である。」(はじめに――宮下規久朗より)「イコンそのものを崇拝する、聖書のテキスト、あるいはそこから派生した理論的に精緻な神学を崇拝することは、キリスト教が厳しく禁じる偶像崇拝だ。美術や神学を通して、その背後に確実に存在する神を想うことが、キリスト教的に正しいアプローチなのだ。」(おわりに――佐藤優より)
  • ビッチな動物たち 雌の恐るべき性戦略
    4.5
     女性(雌)とは弱い性なのだろうか?  動物学も文化の影響は受けてきた。ダーウィンが進化論を唱えたのは150年以上前のヴィクトリア朝の時代。画期的な理論を発表したものの、当然、彼の考えにも当時の女性観が反映されていた。その結果、調べる対象となった動物はすべて雄だったのだ。誰ももう一方の雌を調べようとはしてこなかった。そのため両性を見比べた科学的で正確な検証がなされず、たまたま雄に見られるものを動物のすべてにはめ込んだ歪んだ見方がまかりとおってきたのだ。当時は女性の役割は結婚して出産し、夫の興味関心や仕事を支えることだ。そもそも雌は小さく、ひ弱で、色も地味なものとされた。雄のエネルギーが成長に費やされるなら、雌のエネルギーは卵子に栄養を与え、赤ちゃんを育てるのに必要とされた。雄は一般的により体が大きいため、雌より複雑で変化に富み、精神面のキャパシティも上回るとされた。要するに雄は雌に比べてより進化しているとみなされたのだ。  これまで動物の雌雄の役割については、人間での男女の役割を基準にその行動や社会的地位が調べられてきた。つまり雄は雌より優位であり、一夫一婦制が動物にも見られれば、これは倫理的な行動だなどと決めつけてきた。本当だろうか。実はこられはジェンダーバイアスによって男性優位の社会や文化が生み出した歪んだ見方なのだ。動物が種の保存のために遺伝子(子孫)を残そうとするなら、それは雄だけに限ったものではないはず。アザラシがハーレムを作ると、動物の雄にはそうした志向が強いなどと安直に結論づけるが本当だろうか。もし互いの性が子孫を残しつつ遺伝的多様性を獲得するなら、雄だけでなく雄雌ともに熾烈な生存競争をしていると考えるべきだ。だから雄と同様雌も積極的に子孫を残す(浮気する)のだ。  本書は、ジェンダー政策が表だって社会的な問題として認識されるようになった時代に、私たち以外の動物界は女性であることの本質について何を教えてくれるかということを述べている。性別のステレオタイプの犠牲者は人間だけではない。動物種の雌の一般的なイメージは、他の動物を認識する方法にもなぜか組み込まれている。溺愛する母親もいるが、自分では卵を捨てて、寝取られたオスの集団に任せて育てさせる鳥のレンカクもいる。種の7%だけが性的に一夫一婦制であり、多くの浮気性の雌は子孫の遺伝的多様性を高めるために複数のパートナーと狡猾なセックスをしたり(ほとんどの鳥類)、あるいはチンパンジーの場合には父親をわからなくさせるために複数のパートナーとセックスをしたりしている。さらに驚くのは同性愛でも異性愛でもなくバイセクシュアルなボノボ、アホウドリは雌同士で卵をかえしているという事実などなど。すべての動物社会が男性に支配されたり、雄雌の役割を果たしたり、さらには雄を必要とする生活をしているわけではない。  雌の世界でもアンテロープのトピは最高の雄を奪い合うためにその巨大な角で血みどろの戦いを繰り広げ、ミーアキャットの女家長は地球上で最も殺人的な動物であり、競争相手の赤ちゃんを殺して繁殖を抑制する。恋人を食料とする共食いのメスのクモや、雄を完全に排除してクローンのみで繁殖する「レズビアン」のヤモリなどもいる。何世紀にもわたって、動物の女性性の自然なスペクトルの多くは無視されてきた。文化的な偏見に目を奪われた科学者たちは、動物をその時代の社会に見られる役割のなかに投げ込んだのだ。ダーウィンは、男性は支配的で活動的で「情熱的」であるのに対し、女性は受動的で「臆病」で一夫一婦制を求めるという見方をした。これらの考えは、その正味期限をはるかに超えて、科学の世界に残存している。その後の生物学者たちは、確証バイアス(都合にいい例だけを集めること)に苦しみ、これらのレッテルを裏づける証拠を探し、ライオンの淫乱な性癖や雌のキツネザルの攻撃的な優位性など、ふさわしくない例外を一生懸命無視するようになった。このように雌の役割については男性目線での都合のいい偶像作りが行われた結果、雌の本来の意味が研究されてこなかったのだ。本書は、本当の雌とはどういうものか、Bitch(ビッチ)というタイトルで、男目線の幻想をひっくり返すべく、挑発的かつ面白く事例をあげ証明していく。男性が求める女性像を破壊しつつ、本当の女性(雌)とは何かを明らかにする。

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  • ビートルズは眠らない
    3.0
    解散後のビートルズの物語! 1990年ポール・マッカートニー来日に始まり、2003年のポール三度目の来日、そして『レット・イット・ビー ……ネイキッド』の発表までを語りつくす感動の一冊。 この年月は、伝説として語られるビートルズというバンドが、若い世代にもリアルな存在として再度出現し、新しいファンを獲得していった時期と重なる。松村は、自ら経験した60年代と新しい形で姿を現した2000年前後をつなぎつつ、しっかりとかつゆるやかにかつての時代を活写し、新しい時代(現在そして未来)に彼らを聴くことの意味を提示する。 「偶像崇拝したって、何も見えはしない。ジョンもポールもジョージもリンゴも、僕達と同じように悩みを持ったひとりの人間としてとらえなければ、なんの意味もない。」 1970年に解散したバンドが、四十年以上たつのになぜこんなにも世代を越えて人の心を惹きつけるのか――その答も本書の中にある。
  • 仏像でわかる仏教入門
    4.0
    仏像に手を合わせると、ほとけさまの声が聞こえてくる――如来像、菩薩像、明王像などの仏像を、どう拝めば祈りは通じるのか。さまざまな「仏像の約束事」を知り、仏像を拝むことから、仏教の教えに入っていけるようになる! ●野球で監督やコーチ、選手たちがさまざまなサインを出しているように、仏像もまた、さまざまなサインを出しています。仏像の手の指を見れば、「(略)説法をしておられるのだ」「坐禅をしておられる」(略)というようなことがわかります。手の指だけではありません。着ておられるもの、身につけておられる装身具のある・なしによって、そのほとけさまが出家された方であるか、在家の人間なのかがわかります。そうなんです、仏像にはさまざまな約束事があります。(略)仏像に手を合わせて拝むときにも、わたしたちは仏像の約束事を知っておいたほうがよいのです。仏像の約束事を知って仏像を拝んでいると、「仏像が語りかける声」が聞こえてきます。そしてその声を手がかり・足がかりにして、わたしたちは仏教の教えに入っていけるのです。 ●仏像に関する1つの伝説 ●原始仏教と大乗仏教の仏陀観 ●偶像崇拝の禁止と仏像との関係 ●仏像はほとけの最高の美を凍結 ●請求書の祈り、領収書の祈り ●立体曼荼羅が持つエネルギー ●お寺が持っている3つの機能 ●仏像の5分類 ●お釈迦さまの3つの基本印相 ●あなたのために語りかける説法
  • 水戸黄門の素顔 漫遊記の虚と実
    -
    1巻500円 (税込)
    テレビでおなじみ、天下の副将軍「水戸黄門」。しかし助さん格さんと悪を懲らしめて全国を漫遊した話は完全な創作。人生最大の旅は、鎌倉までの往復のみ。では、全国漫遊伝説はいかに生まれたのか? 本書では、資料が語る光圀の人生を追いながら、その思想と行動が後世に与えた影響を大胆に考察する。出生の秘密、グレた少年期、藩主としての光と影、隠居後の優雅な生活まで、偶像ではない「人間くさい水戸黄門像」をあぶりだす。
  • ミャンマー権力闘争 アウンサンスーチー、新政権の攻防 (角川ebook nf)
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    東南アジア「最後のフロンティア」、ミャンマー。 その実権を握る者は、いったいどういう人物なのか? 民主化、市場開放の行方は?? ミャンマー、ノーベル平和賞受賞者のアウンサンスーチーが実権を握る新政権が誕生した国。長きにわたる軍事政権からの転換により、 民主化だけでなく、東南アジア「最後のフロンティア」として経済の伸張にも目が注がれている。 軍事政権の度重なる弾圧に耐え続けたアウンサンスーチーの人気は、もはや宗教的な崇拝に近い。だが、外交関係者からは「頑固」との声も漏れる。 その力量は、まだベールに包まれている。 日本、英国、ミャンマーで彼女の知人や友人を訪ね、知られざる素顔に迫り、四半世紀に及ぶ国軍との「権力闘争」の行方を占う!! 一人の女性は、偶像(アイドル)を経て国家の頂点に立った。 新たな独裁者か、偉大な改革者か!? 元駐ミャンマー大使も称賛するジャーナリストの取材力で迫る!! 【目次】 序章 英雄か、独裁者か 第一章 闘争の幕開け 第二章 日本軍が育てた英雄 第三章 英国とミャンマーの狭間で 第四章 NLD結党秘話 第五章 自宅軟禁 第六章 解放 終章 最後の闘い あとがき ※本書は2017年2月2日に配信を開始した単行本「ミャンマー権力闘争 アウンサンスーチー、新政権の攻防」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)
  • ムハンマドの幸福論
    5.0
    「一夫多妻」「ジハード」「ラマダン」「偶像否定」「メッカへの礼拝」「黒いベールの女性」 西洋文明の価値観とは異なる「イスラム世界」――― 十六億人といわれるイスラム教徒たちをムハンマドは、いかなる「幸福」へと導くのか。 その「信仰」から「国家観」「幸福論」まで。 天上界にいるイスラム教の開祖に、現在ただいまの考えを訊く。
  • 目の見えない私がヘレン・ケラーにつづる怒りと愛をこめた一方的な手紙
    3.7
    特別解説:伊藤亜紗 (東京工業大学科学技術創成研究院 未来の人類研究センター准教授) 「怒りから、そして愛へ。これほどまでに激しく、かつ綿密に練られた本が、他にあるだろうか。それは単に美しいだけではなくて、私たちの目を覚ます重要な指摘を含んでいる。」 「どうしてヘレン・ケラーのようにできないの?」 常にヘレン・ケラーと比較されて育った視覚障害をもつ著者が、「奇跡の人」という偶像へ、怒りと異議申し立ての手紙をつづり、架空の対話を試みる! 「偉人」ではない、一人の盲目の女性としてのヘレンの姿を鮮やかによみがえらせ、抑圧から魂を解き放つ、和解と再生の創造的ノンフィクション 親愛なるヘレン・ケラー、 あなたは本当のことを語っていますか? ヘレン・ケラーについてのあらゆる本、インタビュー、記事、その他の資料にあたってヘレンの実人生を研究しつくしてきた著者が、ときに視覚障害当事者としての自らの境遇や思いと重ね合わせながら、ヘレン・ケラーの人生の様々な局面を浮き彫りにしていく。これまで公に考えられてこなかった一人の女性としてのヘレンの喜び、苦しみ、悩み、挫折、野心、さらにはある「疑惑」や性の問題、秘めた恋愛、恩師サリヴァン先生との関係性などのセンセーショナルな側面、そして誰もが避け得ない喪失と老いと死について……ヘレンと著者が二人でたどる道行きとその果てに見えた光景は、苛烈で痛快、魂ゆさぶる再生の物語であった……。 本書は奇跡の人「ヘレン・ケラー」伝説に切り込み、けっして語られなかった彼女の内心に肉迫しようとする、著者渾身の試みである。著者から休む間もなく語りかけられる読者は、ヘレンになりきったかのような、新しい読書体験をすることだろう。
  • 問題としての神(長崎純心レクチャーズ04) 経験・存在・神
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 神とは何か? 哲学、現代思想、スコラ学、近代経験主義、神秘主義、人間中心主義、形而上学などのさまざまな視点から、検討する。 【目次より】 「長崎純心レクチャーズ」について  片岡千鶴子 まえがき 第一日 経験と神 はじめに 神は「問題」となりうるか 哲学と神 現代思想と神 「反哲学」 「少数派」の見解? 「経験」と「存在」 神を問題とすることへの異論 「神について考える暇はない」 スコラ学的「討論」 異論 「反対異論」 「神の死」 「神の死」は自明のことであるか 哲学と神学の分離? 「神の死」をひきおこしたもの 近代は人間を解放したのか? 「経験」の意味 「存在」の意味 経験と「経験主義」 経験の「経験的」理解 「開かれた」経験 質疑応答 第二日 神と存在 「存在」の捉えにくさ 経験は神の探求を排除しない 神の探求と存在論 「否定神学」 「神秘主義」 「不可知」と「測り尽くしえない」 「人間中心主義」 「存在」をめぐる通念的理解 「存在忘却」 「存在」にたいする問い 「存在」への問いと「人間的」思考 「西洋的」思考? 人間の認識における「神的」要素 神的創造の視点 形而上学と偶像礼拝 「存在の類比」の問題 「存在」と「愛」 ペルソナの存在論 質疑応答 第三日 理性と信仰 はじめに 理性と信仰の問題 自由 真理 信仰 「哲学者の神」 パスカルと「哲学者の神」 デカルトと「哲学者の神」 パスカルにおける理性と信仰 理性と信仰 総合の試みとその破綻 トマスにおける理性と信仰の総合 「学」としての神学の問題 「存在」の神と「愛」の神 『神学大全』の構造 近代における理性と信仰との分離 回勅「信仰と理性」 神を「問題」にすることは可能か 神を「問題」にすることは人間にとってふさわしいことか 「神のかたどり」としての人間 質疑応答 資料 第一日 第二日 第三日 注 あとがき 稲垣 良典 1928年生まれ。東京大学文学部卒業。アメリカ・カトリック大学大学院哲学研究科にてPh.D.を取得。文学博士(東京大学)。九州大学名誉教授。専門は中世スコラ哲学。『神学大全』翻訳で第67回毎日出版文化賞、『トマス・アクィナスの神学』および『トマス・アクィナス 「存在」の形而上学』で第27回和辻哲郎文化賞をそれぞれ受賞。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 勇気をもらえる 日向坂46の言葉
    5.0
    【勇気をもらえるフレーズ】 ★『アイドルには英語で“偶像”の意味があるように、そこで夢を見せてくれたり、希望を配ってくれることが“仕事”だと考えています。 私は、私たちメンバーが元気に楽しんでいる姿を見て、皆さんに明るい気持ちになって欲しいんです。 本当は涙の一筋も、皆さんには見せたくないんです』<潮紗理菜> ★『途中でやめる人には絶対に勝ちは来ないし、自分がやめることで他人に“勝ちを譲る”ことに何で気づかないのかな? 誰かが降りれば他の者が楽になる。 当たり前じゃん』<齊藤京子> ★『何もしてあげられなかったら、そばにいて一緒に泣いてあげたい。 少しでも支えになるなら私はそうする。 本当に辛い時、言葉はいらないから』<佐々木美玲> など <プロローグより> 『“仲の良い、アットホームな雰囲気のメンバーが醸し出すハッピーなオーラ”―― そんな彼女たちにピッタリなグループ名として名付けられた『日向坂46』。 本書はそんな、ハッピーオーラに満ちた彼女たちのエピソードと彼女たちが語ったフレーズを、TVの現場を中心に拾い集め、皆さんによりハッピーになって頂くために製作された。 しかしそこには彼女たちのハッピーな素顔のみならず、人知れぬ努力や苦悩、メンバー同士の絆といった“知られざる素顔”もご紹介させていただいている。 そんな彼女たちだからこそ、彼女たちが発した言葉は読む者に“勇気”と“力”を与えてくれるのだ。 本書を最初から最後まで読んで頂ければ、日向坂46メンバーの放つ“ポジティブなハッピーオーラ”で、誰もが勇気と希望をもらえるはずだ。 “すぐそばで彼女たちが力を与えてくれる”――そんな気持ちになっていただければ幸いだ。』
  • 横から見た赤穂義士
    -
    1巻770円 (税込)
    「忠臣蔵」で知られる赤穂義士ほど有名な伝説はない。だが、「その真相は?」となると、「伝説」の言葉どおり、これほど五里霧中の闇の中に沈んでいるものはない。つまり、謎が多く、いろいろな解釈ができ、自由自在に料理できる素材ともいえる。そうしたなかにあって、三田村氏のこの本は、あくまで実証・考証に立場を置きながら、自在に観察した一件の顛末を記した貴重なもの。章立ては「義士に仕立てたのは誰か」と問う「四十六人の偶像化」にはじまり、「浅野の殿様かたぎ」「粋を通す内蔵助」「百二十五人から四十六人」「二月四日 の切腹」「講談の根本資料」「女の子のゆくえ」「後室瑤泉院」「義士ぎらい」まで。義士の切腹時のようすなど、興味深い話もいっぱい。

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  • 汚れた偶像
    -
    1巻495円 (税込)
    あらゆる手段を使って金あつめに狂奔する聖護道会員 「まだ二百名近くも足らんじゃないか」  大瀬副部長は唇の端をゆがめた。弱者をいたぶる嗜虐のたのしみさえ感じられるゆがめ方だった。 「はっ、あと一日、死んだ気でがんばるつもりです」 「つもり、だと」  大瀬副部長は柔道選手のようなごっつい手で自分のひざ頭をたたいた。あぐらをかいているのは彼だけで、私たち総ブロック長はみな正座である。 「聖護道会に、つもり、などというあやふやなことばはないっ!」 「はっ、かならず百パーセント参加をなしとげます」  二日間で全国約三千ヵ所の受付所に数百万人の人間が流れていき、数百億円の金を落としていく。人間の数といい、金額といい、人あつめ金あつめの規模、手段といい、まさに空前絶後の行事があすからはじまろうとしていた…。(「大寄進」より)  実在する宗教団体をモデルにした『折伏鬼』関連作品、ついに復刊!  謀略が謀略をうむ伏魔殿を舞台に描いた三篇、「大寄進」「偶像の護衛者」「俗物教祖」を収録。そのほか、単行本『俗物教祖』のみに収録された「あとがき」を再録。 ●志茂田景樹(しもだ・かげき) 静岡県生まれ。おひつじ座のA型。中央大学法学部卒。塾講師、新聞記者などを経て、1976年秋に『やっとこ探偵』で第二七回小説現代新人賞を、1980年には『黄色い牙』で第八三回直木賞を受賞。
  • 偶像崇拝殺人事件
    4.0
    警視庁きっての"怪物"大貫警部。何があろうと自分のやりたいことを、やりたいようにやる。人気絶頂アイドルグループのコンサート会場で、女子高生が刺殺された。被害者の手にはメンバーの携帯番号が。事件を担当することになった大貫警部だが……?空気を読まず直感で捜査。無理を通せば道理が引っ込む!?破天荒すぎる大貫が周囲を翻弄する、ユーモア・ミステリーシリーズの最新刊が登場。
  • ヨーロッパの乳房 新装版
    -
    ボマルツォの怪物庭園、プラハの怪しい幻影、ノイシュヴァンシュタイン城、骸骨寺、パリの奇怪な偶像、イランのモスクなど、初めての欧州旅行で収穫したエッセイ。没後30年を機に新装版で再登場。
  • レオナルド・ダ・ヴィンチ ミラノ宮廷のエンターテイナー
    -
    ルネサンス期の天才、レオナルド・ダ・ヴィンチ。芸術家、科学者として有名な彼だが、その素顔は人嫌いで、生涯、鏡文字を使い、若いころは未完作品ばかりで、実力はあるけれども「画家失格」の烙印を押されるほどであった。そのレオナルドが、軍事技術者として自らを売り込み、君主の権謀術数の手先として壮大な宮廷イベントの総合演出を取り仕切り、さらに『白貂を抱く貴婦人』『美しき姫君』『最後の晩餐』などの名画を作った約20年間のミラノ時代の活躍を検証する。同時に彼の残した手稿から、天才の秘めた闇の部分も描き出す。(本書より抜粋)「彼は多くの点で異常な人間であると思う。天才的な直観力、豊かな想像力、卓越したアイデア、頭脳の明敏さ、驚くべき集中力など、褒め言葉はいくらでも思い浮かぶ。だが、それと同時に暗い面での彼の異常さも目につく。社会との奇妙な隔離意識と、善悪の彼岸に立ってこの世を眺めているような態度、密かな孤独癖と、愛想のよさに隠された厭人癖などである。本書の狙いは、ある意味でレオナルドという偉大な偶像を破壊することであり、彼を「万能人」とか「時代を超越した天才」としてではなく、われわれと同じ弱点、いや、われわれよりはるかに大きな人間的弱点を持つ人間として捉え直すことであった。
  • レーガン いかにして「アメリカの偶像」となったか
    3.5
    「最も偉大なアメリカ人」に選ばれるほど、人々から敬愛されるレーガン。だが、家族の絆を説いた彼は「離婚歴を持つ唯一の大統領」であり、「保守派の希望の星」ながらソ連との和解、冷戦の終焉に貢献した。アナウンサー・俳優として、大統領として、二〇世紀アメリカの大衆文化と政治をともに体現したレーガンに潜む矛盾は、現代のアメリカが抱える矛盾でもある。その複雑な生涯を描き出す、本邦初の本格評伝。
  • ぼくの哲学(新潮文庫)
    NEW
    -
    その男、偶像か、トリックスターか。NYを舞台に世界を熱狂させ続けたアーティストの稀有なる証言。シャイで神経質だった幼少期から、孤独を受け入れた途端に取り巻きができ、夜な夜なパーティに繰り出した狂騒の時代まで。「芸術家は英雄(HERO)ではなく無(ZERO)」「芸術なんて作ればもう新しくない」と豪語し、ひとところに留まらなかった時代の寵児は何を見、何を語ったか。唯一無二の決定的自伝。

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